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第33話 御堂宗一
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「なぜ一番になれないんだ? どれだけ金を使ってると思っているんだこの馬鹿が……」
容赦のない罵声が小学4年生の御堂宗一に浴びせられ、 父の拳が宗一の胃にめり込んだ。
顔を殴らないのは、児童虐待と思われると面倒と、父自身が言っていたのを、宗一は思い出した。
父は優秀な大手ゼネコンの課長だった。そして何よりも家族について厳しい人間だった。職場では愛想が良く、有能で優しい人間だったが、家に帰るとまるで違った。
宗一だけでなく、母も宗一の妹も、父の基準に合わなければ、罵声と暴力に晒されるのが日常だった。
宗一はそれでも頑張った。父の期待に応えようとした。
しかし父の期待は何でも一番になれという無茶なものであり、二番は許されなかった。
母は父の言いなりであり、ロボットの様に命令を聞くしか、母の生き方というものは許されていなかった。
努力したって報われない。どんなに努力してもダメな事もあるのに分かってくれない。
そんな中で、自分が自殺せずに、どうにか生きるために宗一が選んだ方法は、妹を虐待することだった。
人間は追い詰められた場合、2つの方法を取る。
反撃するか、より弱い者をいたぶって自分の自尊心を保つか。
宗一が選んだのは後者だった。宗一は自分の欲望のはけ口として妹を虐待した。
そして妹は、小学6年生の時に、自殺してしまった。宗一が中学3年生の時だった。
この時の宗一は、妹が自殺したことについて、自責の念はまるで無かった。
ただ自分のおもちゃが壊れたという感覚しか、彼の中には残っていなかった。
そして中学3年生になっていた宗一は、知恵も回るようになり、父の車に細工をした。
父は原因不明の交通事故を起こし、帰らぬ人となり、死亡保険金が入った。
もう宗一には何も無かった。心の中に風が吹くように、空虚な人生を送って死んでいく。そんなビジョンしかなかった。
成績は優秀だったので、それでも生きるための目的を探そうと、宗教系の大学に入った。
宗一は顔も美形だったため、女子からも好かれる事も多かった。
しかし同年代の女子を見ても、ロボットの様な母のイメージがちらつき、どうにも好きになれなかった。
そんな彼が、たまたまの事だった。サークルで奉仕活動の一環として児童保護施設にいった時の事だった。
小学5、6年生ぐらいの女子が「こんにちは」とあいさつをしてくれた。
宗一にとっては、挨拶をしてくれた女子の笑顔が、まるで太陽の様に見えたのだ。
それがまさにトリガーだった。
宗一が忘れていた、妹に何を自分がしていた記憶を思い出させた。
そして宗一は、頻繁に児童保護施設に、奉仕という名目で通うようになった。
彼に「生きる目標」が出来たのはこの時だった。
御堂宗一は、水月に殺された後、自宅の庭に埋められた。
その後、神聖千年王国の部隊が派遣され、遺体を大阪市の本部に回収された。
なぜこのような迅速な対応が出来たのかというと、御堂宗一は神聖千年王国の中の極めて暗い仕事の中心人物だったからである。
それは神聖千年王国の中のペドフィリアオンラインコミュニティの運営者という仕事だった。彼がオンラインコミュニティにログインしなくなり、連絡も取れないため、最悪の事態を考えた神聖千年王国の部隊が、御堂宗一の腕時計のGPSの場所を調べて、彼の遺体を発見した。
そして御堂宗一の遺体と、御堂宗一の自宅の地下室の機材とデータは、本部に運ばれた。
御堂宗一がこれほど特別扱いを受けてきたのは、彼がそのオンラインコミュニティを、巧妙に運営し、信者を増やすのに貢献して来たからであった。
ペドフィリアは子どもと触れ合うところ、いたる所に存在する。
学校、保育所、学童、学校外のスポーツや格闘技サークル、野外活動サークル、音楽サークル……御堂宗一は彼らのやっていること、それは小児性加害以外のなにものでもないのを、正当化し、励まして来た。
彼らの成果物や行為を評価し、肯定し、称賛して来た。
そして信者の拡大に貢献して来た、功労者だった。
それは御堂宗一のカリスマ性、弁舌のうまさ。人の罪悪感を上手く正当化することが出来る説得力。そして彼自身が小児性加害者ということが要因だった。
元々、神聖千年王国という新興宗教団体自体が、女性信者への性加害を目的に作られたものだった。御堂宗一はその一部を担当し、優秀な成果を残していたのだ。
教祖は御堂宗一のことを高く評価しており、以前から交流があった。
そして御堂宗一の死体を『暁の明星』と取引し、リターナーにしてもらう交渉を行った。『暁の明星』は、下記の条件を出した。
・若くする事は出来るがその場合は別料金が掛かる事。
・現在の御堂宗一の立場を考えると、年齢はまだ変更しないようにした方が良いだろうという事。
・『異能力』については、御堂宗一の望むべき力や形態をひとつプレゼントする事。
・現段階の『暁の明星』のリターナー化の技術は、1年で切れるために、1年ごとに手術する必要があり、それをしない場合は死ぬ事。
・手術料として2,000万円が掛かる事。
御堂宗一は、教祖から特別扱いを受けていたので、今回の手術代は教団が負担をし、そして手術は成功した。
そして今、御堂宗一は、本部でオンラインコミュニティを運営する傍ら、教祖のボディーガードとして活動している。
『暁の明星』から神聖千年王国を狙っている連中がいると聞いた時、宗一は嬉しかった。
そこには水月がいるに違いないからだ。
宗一は、水月の事を愛している。
彼の考える愛とは、支配であり、加害であり、洗脳である。
自殺した妹の面影と、水月の顔が重なる。妹と似た顔をしているのも、水月の事が好きな理由の1つだった。
「愛し合おう。水月。本当の愛をお前に教えてやろう」
御堂宗一は、心底から湧いてくる悦びに打ち震えていた。
容赦のない罵声が小学4年生の御堂宗一に浴びせられ、 父の拳が宗一の胃にめり込んだ。
顔を殴らないのは、児童虐待と思われると面倒と、父自身が言っていたのを、宗一は思い出した。
父は優秀な大手ゼネコンの課長だった。そして何よりも家族について厳しい人間だった。職場では愛想が良く、有能で優しい人間だったが、家に帰るとまるで違った。
宗一だけでなく、母も宗一の妹も、父の基準に合わなければ、罵声と暴力に晒されるのが日常だった。
宗一はそれでも頑張った。父の期待に応えようとした。
しかし父の期待は何でも一番になれという無茶なものであり、二番は許されなかった。
母は父の言いなりであり、ロボットの様に命令を聞くしか、母の生き方というものは許されていなかった。
努力したって報われない。どんなに努力してもダメな事もあるのに分かってくれない。
そんな中で、自分が自殺せずに、どうにか生きるために宗一が選んだ方法は、妹を虐待することだった。
人間は追い詰められた場合、2つの方法を取る。
反撃するか、より弱い者をいたぶって自分の自尊心を保つか。
宗一が選んだのは後者だった。宗一は自分の欲望のはけ口として妹を虐待した。
そして妹は、小学6年生の時に、自殺してしまった。宗一が中学3年生の時だった。
この時の宗一は、妹が自殺したことについて、自責の念はまるで無かった。
ただ自分のおもちゃが壊れたという感覚しか、彼の中には残っていなかった。
そして中学3年生になっていた宗一は、知恵も回るようになり、父の車に細工をした。
父は原因不明の交通事故を起こし、帰らぬ人となり、死亡保険金が入った。
もう宗一には何も無かった。心の中に風が吹くように、空虚な人生を送って死んでいく。そんなビジョンしかなかった。
成績は優秀だったので、それでも生きるための目的を探そうと、宗教系の大学に入った。
宗一は顔も美形だったため、女子からも好かれる事も多かった。
しかし同年代の女子を見ても、ロボットの様な母のイメージがちらつき、どうにも好きになれなかった。
そんな彼が、たまたまの事だった。サークルで奉仕活動の一環として児童保護施設にいった時の事だった。
小学5、6年生ぐらいの女子が「こんにちは」とあいさつをしてくれた。
宗一にとっては、挨拶をしてくれた女子の笑顔が、まるで太陽の様に見えたのだ。
それがまさにトリガーだった。
宗一が忘れていた、妹に何を自分がしていた記憶を思い出させた。
そして宗一は、頻繁に児童保護施設に、奉仕という名目で通うようになった。
彼に「生きる目標」が出来たのはこの時だった。
御堂宗一は、水月に殺された後、自宅の庭に埋められた。
その後、神聖千年王国の部隊が派遣され、遺体を大阪市の本部に回収された。
なぜこのような迅速な対応が出来たのかというと、御堂宗一は神聖千年王国の中の極めて暗い仕事の中心人物だったからである。
それは神聖千年王国の中のペドフィリアオンラインコミュニティの運営者という仕事だった。彼がオンラインコミュニティにログインしなくなり、連絡も取れないため、最悪の事態を考えた神聖千年王国の部隊が、御堂宗一の腕時計のGPSの場所を調べて、彼の遺体を発見した。
そして御堂宗一の遺体と、御堂宗一の自宅の地下室の機材とデータは、本部に運ばれた。
御堂宗一がこれほど特別扱いを受けてきたのは、彼がそのオンラインコミュニティを、巧妙に運営し、信者を増やすのに貢献して来たからであった。
ペドフィリアは子どもと触れ合うところ、いたる所に存在する。
学校、保育所、学童、学校外のスポーツや格闘技サークル、野外活動サークル、音楽サークル……御堂宗一は彼らのやっていること、それは小児性加害以外のなにものでもないのを、正当化し、励まして来た。
彼らの成果物や行為を評価し、肯定し、称賛して来た。
そして信者の拡大に貢献して来た、功労者だった。
それは御堂宗一のカリスマ性、弁舌のうまさ。人の罪悪感を上手く正当化することが出来る説得力。そして彼自身が小児性加害者ということが要因だった。
元々、神聖千年王国という新興宗教団体自体が、女性信者への性加害を目的に作られたものだった。御堂宗一はその一部を担当し、優秀な成果を残していたのだ。
教祖は御堂宗一のことを高く評価しており、以前から交流があった。
そして御堂宗一の死体を『暁の明星』と取引し、リターナーにしてもらう交渉を行った。『暁の明星』は、下記の条件を出した。
・若くする事は出来るがその場合は別料金が掛かる事。
・現在の御堂宗一の立場を考えると、年齢はまだ変更しないようにした方が良いだろうという事。
・『異能力』については、御堂宗一の望むべき力や形態をひとつプレゼントする事。
・現段階の『暁の明星』のリターナー化の技術は、1年で切れるために、1年ごとに手術する必要があり、それをしない場合は死ぬ事。
・手術料として2,000万円が掛かる事。
御堂宗一は、教祖から特別扱いを受けていたので、今回の手術代は教団が負担をし、そして手術は成功した。
そして今、御堂宗一は、本部でオンラインコミュニティを運営する傍ら、教祖のボディーガードとして活動している。
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そこには水月がいるに違いないからだ。
宗一は、水月の事を愛している。
彼の考える愛とは、支配であり、加害であり、洗脳である。
自殺した妹の面影と、水月の顔が重なる。妹と似た顔をしているのも、水月の事が好きな理由の1つだった。
「愛し合おう。水月。本当の愛をお前に教えてやろう」
御堂宗一は、心底から湧いてくる悦びに打ち震えていた。
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