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第五十八話 純白のスケープゴート
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「いいか、作戦はこうだ」
コンパニマル科のC棟が見える物陰で、ステ娘教師が救出作戦の概要を伝えてくる。
「前にも言ったが、この世界での我々はプログラミングされた情報にすぎん。つまり、プログラミング言語を改変すれば視覚情報も変わって……」
ステ娘教師が左腕のノートパソコンをパチンと叩くと、その姿がみるみる透けていき、
「おおっ! 見えなくなった」
修子が目を丸くして驚いている。
僕の目の前にいたステ娘教師が、まるで消しゴムで消したように見えなくなったのだ。
「イツキ、いるのか?」
「いるよ、ここに」
どうやら僕も透明人間になってしまったようで、一人取り残された修子は手探りをしている。
「この感触は……エロ教師のお腹か?」
「そこは僕の胸だよ!」
修子、本当は見えてるんじゃないだろうね。
「いや、見えてはいない。私たちは本当に見えなくなったのだ」
見えないところからステ娘教師の声がする。
「これで誰にも見つからずに侵入できる。が、るり子を救出するにはもうひと手間が必要だ」
と言って再びパソコンを叩く音がすると、今度は修子の姿が、
「る、るり子さん!?」
アプリコットカラーのカールした髪、白いブラウスに黄色のリボン、茜色のスカート。いいところのお嬢様学校の制服を着たるり子さんの姿に変わった。
「だから視覚情報を改変しただけだと言っただろう。見た目はるり子だが、中身は仮面修子だ」
まるで本物のるり子さんがそこにいるかのように、本物のるり子さんだった。ピーチのように甘くて、レモンのように爽やかな香りまでもが漂ってきそうなほど似ている。背丈も、雰囲気も。
「見ろ、イツキ。おっぱいボインだぞ!」
修子が両手で自分の胸の膨らみを抱える。仕草はまったくるり子さんに似ていなかった。
「やめなさい、他人のおっぱいで遊ぶのは」
「まあ、それは他人のではないがな」
見えないところから見えないツッコミを入れてから、ステ娘教師は僕らの役割を告げる。
「いいか、私とモモイロがるり子を助けに行く。だが資料室には見張りがいるはずだ。それをお前が囮になって資料室から遠ざけるのだ」
なるほど。るり子さんに化けた修子を見つけた見張りは、必ず追いかけてくる。その隙に僕らが本物のるり子さんを助け出す算段だ。
「資料室を開けてから、私のプログラム改変でるり子の姿を消してしまえば見つかる心配はない。お前は適当に姿をくらましてメディカルセンターに来い」
「うん、うん、分かった」
修子はステ娘教師の説明を聞きながら、自分のブラウスを引っ張って胸の中を覗いていた。
「何やってんの!」
「いや、ブラジャーは何色かなと思って」
「やめなさい、他人の下着を覗くのは」
「うむ。それは他人の下着だな」
ここはステ娘教師も同意の様子。
「で、何色なんだ?」
しかし、色は気になる様子。
「じゅんぱく!」
「そうか、つまらんな」
頭を抱える僕がいた。
「では行くが――いいかお前ら。今回はるり子の救出が優先だ。るり子は怪我をしている可能性が高い。この場は連れて逃げるだけだ」
「わかりました!」
「ブ・ラジャー!」
姿を消した僕らと、るり子さんに化けた修子がそっとC棟に近づく。
裏手に回り薄暗い通路を進むと、地下に降りる階段があった。階段の先には資料室と思われる扉、その前に男子生徒が一人。
「あれが見張りだな。しかし男か……仮面修子は逃げられるか?」
「大丈夫です。修子は足が速いですから」
ステ娘教師が辺りを見回し、
「よし、今だ!」
小声で合図する。
修子がわざと足音を立てて階段に近づき、
「あらやだ、アタシったらパンツを穿いてくるの忘れてましたわ~。お気に入りの黒のTバック、取りにお戻りあそばせ~」
どこのお嬢様がそんなことを言うんだ。
「あ、あれ!? アンタ閉じ込められてたはずじゃ……!」
見張りの生徒がすぐに気付いた。もちろん、相手が修子だとは思いもしない。
「パンツを忘れたので帰らせていただきますのよ。それではご免あそばせ~」
るり子さんのイメージをぶち壊しながら、修子が駆け出した。
「待て……待てテメー!」
見張りの生徒が後を追う。
僕とステ娘教師を素通りして追いかける。
逃げる修子が追い付かれそうになるが、修子が一気に加速してグンと引き離した。
「なっ……速え!」
尻をポリポリと掻きながら余裕面で走り去る修子を、見張りの生徒は必死で追っていった。
尻を掻くな、尻を。
修子が隣のD棟の裏手に回り、見張り生徒の姿が見えなくなったところで、
「よし、私たちも行くぞ」
ステ娘教師が声を上げ、カッカッカッと階段を下りる足音だけが聞こえてくる。
資料室の電子ロックが作動し、赤色の点灯で「ロック解除」が示された。
すぐに扉が開き、暗がりの中に数台のデスクトップパソコンといくつかのキャビネットが見えてくる。明かりは無いが、表から入ってくる陽の光で足元が照らされた。
その奥に――
両手両足を縛られ、無造作に横たわるるり子さんの姿があった。所々が破けた服、腕にはノートパソコン、気を失っているのかピクリとも動かない。
僕は慌てて駆け寄り身体を揺すってみたが、反応はない。
「るり子さん!」
「慌てるな」
後ろから声。
「このまま連れて行く。お前は足を抱えて持て」
「は、はい!」
黒いテープでグルグル巻きにされた両足を抱えると、膝から太ももにかけて焼けただれているのが見えた。これは、電撃の痕――?
るり子さんの上半身が起き上がる。姿は見えないが、ステ娘教師が持ち上げたのだろう。目隠しをされたるり子さんの顔は血の気が引いていた。
「いいか。姿が見えなくなると逃げるのに都合がいいが、万が一手を離してしまうと見つけられなくなる。はぐれるなよ?」
るり子さんの両脇に、ステ娘教師の腕が入った……ぽい。すぐにパソコンのキーボードを叩く音がして、るり子さんの姿が見えなくなった。
るり子さんを担いで狭い階段を上る。周囲に人影はない。
修子はうまく撒いただろうか。追い詰められてバズリティーを出してなきゃいいんだけど。
気を失っている人を運ぶのは意外と重たくて、僕とステ娘教師の二人がかりでやっと、といった感じだった。
コンパニマル科のC棟が見える物陰で、ステ娘教師が救出作戦の概要を伝えてくる。
「前にも言ったが、この世界での我々はプログラミングされた情報にすぎん。つまり、プログラミング言語を改変すれば視覚情報も変わって……」
ステ娘教師が左腕のノートパソコンをパチンと叩くと、その姿がみるみる透けていき、
「おおっ! 見えなくなった」
修子が目を丸くして驚いている。
僕の目の前にいたステ娘教師が、まるで消しゴムで消したように見えなくなったのだ。
「イツキ、いるのか?」
「いるよ、ここに」
どうやら僕も透明人間になってしまったようで、一人取り残された修子は手探りをしている。
「この感触は……エロ教師のお腹か?」
「そこは僕の胸だよ!」
修子、本当は見えてるんじゃないだろうね。
「いや、見えてはいない。私たちは本当に見えなくなったのだ」
見えないところからステ娘教師の声がする。
「これで誰にも見つからずに侵入できる。が、るり子を救出するにはもうひと手間が必要だ」
と言って再びパソコンを叩く音がすると、今度は修子の姿が、
「る、るり子さん!?」
アプリコットカラーのカールした髪、白いブラウスに黄色のリボン、茜色のスカート。いいところのお嬢様学校の制服を着たるり子さんの姿に変わった。
「だから視覚情報を改変しただけだと言っただろう。見た目はるり子だが、中身は仮面修子だ」
まるで本物のるり子さんがそこにいるかのように、本物のるり子さんだった。ピーチのように甘くて、レモンのように爽やかな香りまでもが漂ってきそうなほど似ている。背丈も、雰囲気も。
「見ろ、イツキ。おっぱいボインだぞ!」
修子が両手で自分の胸の膨らみを抱える。仕草はまったくるり子さんに似ていなかった。
「やめなさい、他人のおっぱいで遊ぶのは」
「まあ、それは他人のではないがな」
見えないところから見えないツッコミを入れてから、ステ娘教師は僕らの役割を告げる。
「いいか、私とモモイロがるり子を助けに行く。だが資料室には見張りがいるはずだ。それをお前が囮になって資料室から遠ざけるのだ」
なるほど。るり子さんに化けた修子を見つけた見張りは、必ず追いかけてくる。その隙に僕らが本物のるり子さんを助け出す算段だ。
「資料室を開けてから、私のプログラム改変でるり子の姿を消してしまえば見つかる心配はない。お前は適当に姿をくらましてメディカルセンターに来い」
「うん、うん、分かった」
修子はステ娘教師の説明を聞きながら、自分のブラウスを引っ張って胸の中を覗いていた。
「何やってんの!」
「いや、ブラジャーは何色かなと思って」
「やめなさい、他人の下着を覗くのは」
「うむ。それは他人の下着だな」
ここはステ娘教師も同意の様子。
「で、何色なんだ?」
しかし、色は気になる様子。
「じゅんぱく!」
「そうか、つまらんな」
頭を抱える僕がいた。
「では行くが――いいかお前ら。今回はるり子の救出が優先だ。るり子は怪我をしている可能性が高い。この場は連れて逃げるだけだ」
「わかりました!」
「ブ・ラジャー!」
姿を消した僕らと、るり子さんに化けた修子がそっとC棟に近づく。
裏手に回り薄暗い通路を進むと、地下に降りる階段があった。階段の先には資料室と思われる扉、その前に男子生徒が一人。
「あれが見張りだな。しかし男か……仮面修子は逃げられるか?」
「大丈夫です。修子は足が速いですから」
ステ娘教師が辺りを見回し、
「よし、今だ!」
小声で合図する。
修子がわざと足音を立てて階段に近づき、
「あらやだ、アタシったらパンツを穿いてくるの忘れてましたわ~。お気に入りの黒のTバック、取りにお戻りあそばせ~」
どこのお嬢様がそんなことを言うんだ。
「あ、あれ!? アンタ閉じ込められてたはずじゃ……!」
見張りの生徒がすぐに気付いた。もちろん、相手が修子だとは思いもしない。
「パンツを忘れたので帰らせていただきますのよ。それではご免あそばせ~」
るり子さんのイメージをぶち壊しながら、修子が駆け出した。
「待て……待てテメー!」
見張りの生徒が後を追う。
僕とステ娘教師を素通りして追いかける。
逃げる修子が追い付かれそうになるが、修子が一気に加速してグンと引き離した。
「なっ……速え!」
尻をポリポリと掻きながら余裕面で走り去る修子を、見張りの生徒は必死で追っていった。
尻を掻くな、尻を。
修子が隣のD棟の裏手に回り、見張り生徒の姿が見えなくなったところで、
「よし、私たちも行くぞ」
ステ娘教師が声を上げ、カッカッカッと階段を下りる足音だけが聞こえてくる。
資料室の電子ロックが作動し、赤色の点灯で「ロック解除」が示された。
すぐに扉が開き、暗がりの中に数台のデスクトップパソコンといくつかのキャビネットが見えてくる。明かりは無いが、表から入ってくる陽の光で足元が照らされた。
その奥に――
両手両足を縛られ、無造作に横たわるるり子さんの姿があった。所々が破けた服、腕にはノートパソコン、気を失っているのかピクリとも動かない。
僕は慌てて駆け寄り身体を揺すってみたが、反応はない。
「るり子さん!」
「慌てるな」
後ろから声。
「このまま連れて行く。お前は足を抱えて持て」
「は、はい!」
黒いテープでグルグル巻きにされた両足を抱えると、膝から太ももにかけて焼けただれているのが見えた。これは、電撃の痕――?
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「いいか。姿が見えなくなると逃げるのに都合がいいが、万が一手を離してしまうと見つけられなくなる。はぐれるなよ?」
るり子さんの両脇に、ステ娘教師の腕が入った……ぽい。すぐにパソコンのキーボードを叩く音がして、るり子さんの姿が見えなくなった。
るり子さんを担いで狭い階段を上る。周囲に人影はない。
修子はうまく撒いただろうか。追い詰められてバズリティーを出してなきゃいいんだけど。
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