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2章 領地での暮らし
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『破壊神の眷属は一応私たち、精霊で太刀打ちできないように、神を中に入れているようです。なので、もう一つの不味い事をどうにかしないと、眷属を追い出すことは、出来ないでしょう』
そういえばまだあったんだ……。
「もう一つとは?」
『神子様へ、創造神様から課題を送られたのです』
なんか、ヤバそうな気配しかしない。創造神様って俺の事を快く思っていない、神様だったはず。
「課題とは?」
いやな予感しかしない。
『古代文明を滅亡させて、創造神様の怒りにふれ神格を取り上げられ妖精落ちした盗賊の元女神ロキを御せ、という課題です』
……どこから突っ込もうかな?
「古代文明とはなんだ?」
まず最初から突っ込もう。
『古代文明とは、今よりも遥かに優れた文明だったのですが、そのロキが古代文明時代の権力者を様々な手段を使って、疑心暗鬼にさせ戦争を引き起こし、古代文明は滅び去りました。古代文明の魔法は、古代魔法と呼ばれ失われた技術。古代文明の道具は、その時代子供のお小遣いで買えたようなものが、貴族の年収レベルで取引されています』
へぇ。ゲームの中ではてきたかな?……覚えてないな。
「なるほど。妖精落ちとは?」
そっちも気になる。
『妖精落ちとは、神石の管理を怠ったり悪用したりして、人間世界に、大きな災害を引き起こした神が悠久の時を、絶対弱者である妖精となって、過ごすという神界最大の罰です。人間の世界で言うと、死刑ですね』
死刑レベルの神じゃなかった、元神を俺に押し付けるの?創造神様は。どんな鬼畜プレイだよ。
「その神を、3歳児が御すことなど、不可能だと思うが?」
『はい、なので、このように封印されています』
そういえばまだあったんだ……。
「もう一つとは?」
『神子様へ、創造神様から課題を送られたのです』
なんか、ヤバそうな気配しかしない。創造神様って俺の事を快く思っていない、神様だったはず。
「課題とは?」
いやな予感しかしない。
『古代文明を滅亡させて、創造神様の怒りにふれ神格を取り上げられ妖精落ちした盗賊の元女神ロキを御せ、という課題です』
……どこから突っ込もうかな?
「古代文明とはなんだ?」
まず最初から突っ込もう。
『古代文明とは、今よりも遥かに優れた文明だったのですが、そのロキが古代文明時代の権力者を様々な手段を使って、疑心暗鬼にさせ戦争を引き起こし、古代文明は滅び去りました。古代文明の魔法は、古代魔法と呼ばれ失われた技術。古代文明の道具は、その時代子供のお小遣いで買えたようなものが、貴族の年収レベルで取引されています』
へぇ。ゲームの中ではてきたかな?……覚えてないな。
「なるほど。妖精落ちとは?」
そっちも気になる。
『妖精落ちとは、神石の管理を怠ったり悪用したりして、人間世界に、大きな災害を引き起こした神が悠久の時を、絶対弱者である妖精となって、過ごすという神界最大の罰です。人間の世界で言うと、死刑ですね』
死刑レベルの神じゃなかった、元神を俺に押し付けるの?創造神様は。どんな鬼畜プレイだよ。
「その神を、3歳児が御すことなど、不可能だと思うが?」
『はい、なので、このように封印されています』
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