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1章 ギャルゲーの悪役子息に転生しました。
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台座づくりは、薔薇の花の2倍の60回。薔薇の花は、なんとなくイメージがあるけど、ブローチの台座とか見たことないせいで、めっちゃ作るのに時間がかかった。
『頑張りましたね、神子様』
「あぁ。後は、これをくっつけるだけだな」
どっと疲れた。
『はい、改変してください』
『精霊神の神子フェルディナンドが命ずる 世界よ 我が望む姿へ 改変せよ
改変 接合 薔薇魔法石+ミスリルのブローチの台座』
俺が作ったとは思えないできだ・・・・・。真っ白な魔法石と、柔らかなミスリルの銀色が生える、綺麗なブローチができた。これなら、アリス様に上げても問題ないな。
『見事な出来ですね』
うんうん、なんというか、ここまでの道のりを思うと感慨深いな。最初は、アリス様と一緒に怪しげな男たちに襲われ、その時、スピネルとジエイドと契約して、その夜に、世界樹の杖を作るために、ジエイドと、エンと、スピネルと、世界樹の島に行って、杖を作って、お見舞いのブローチを作って、激動の一日だった。
「いろいろたすかった、ありがとう」
色々説明し忘れていることが、多かったけど、助かった。
『いえいえ、そろそろ神子様はお帰りになられますよね?お土産?宿題?をお渡ししますね』
「何を渡すんだ?」
めっちゃ気になる。
『こちらです』
木でできた重厚なトランクだ。結構大きくて、俺が、2人位なら余裕で、入りそうなくらいでかい。
「何だ?」
『これは、世界樹で作ったトランクで、無限に様々なものが入ります。この中には、魔法石や、金属などの魔道具作りの材料を入れています。この中の材料を使って、神具づくりの練習のために、魔道具作りを頑張ってください』
あー、神具づくりの練習か。魔道具作り、楽しかったから、またできるのは嬉しい。
「頑張る」
どんな材料が入ってるか楽しみ。
『フェルディナンド様、フェルディナンド様』
「エン、どこ行ってたんだ?」
3人とも、いつの間にか、消えてたんだよ。
『世界樹の島の、精霊たちに挨拶してきました』
精霊にも、あいさつとかいろいろあるんだな。
『『神子様』』
「どうした、ジエイド、スピネル?」
ハモッてる。二人もあいさつ回りかな?
『そろそろ帰ったほうがよろしいのではないでしょうか?』
『そうですの、もう午前9時ですの』
え?
「もう一回行っていくれ、ジエイド、今何時だ?」
『9時ですの。この島は、精霊神の名残がのせいで、霊力があふれてますの。なので、神子様はほとんど疲れを感じておられないと思いますが、空を見てください、真っ青ですよ?』
マジだ。
「本当だ、今すぐ帰ろう」
なんか、寒気がする。
『今すぐ、世界樹の杖を用意しますの』
「頼んだ、植物の精霊王、色々助かった、ありがとう」
『お気になさらず、また来てくださいね』
「あぁ」
『神子様、開きました』
「今行く」
すっごくいやの予感がするのは、なぜだろう。
『頑張りましたね、神子様』
「あぁ。後は、これをくっつけるだけだな」
どっと疲れた。
『はい、改変してください』
『精霊神の神子フェルディナンドが命ずる 世界よ 我が望む姿へ 改変せよ
改変 接合 薔薇魔法石+ミスリルのブローチの台座』
俺が作ったとは思えないできだ・・・・・。真っ白な魔法石と、柔らかなミスリルの銀色が生える、綺麗なブローチができた。これなら、アリス様に上げても問題ないな。
『見事な出来ですね』
うんうん、なんというか、ここまでの道のりを思うと感慨深いな。最初は、アリス様と一緒に怪しげな男たちに襲われ、その時、スピネルとジエイドと契約して、その夜に、世界樹の杖を作るために、ジエイドと、エンと、スピネルと、世界樹の島に行って、杖を作って、お見舞いのブローチを作って、激動の一日だった。
「いろいろたすかった、ありがとう」
色々説明し忘れていることが、多かったけど、助かった。
『いえいえ、そろそろ神子様はお帰りになられますよね?お土産?宿題?をお渡ししますね』
「何を渡すんだ?」
めっちゃ気になる。
『こちらです』
木でできた重厚なトランクだ。結構大きくて、俺が、2人位なら余裕で、入りそうなくらいでかい。
「何だ?」
『これは、世界樹で作ったトランクで、無限に様々なものが入ります。この中には、魔法石や、金属などの魔道具作りの材料を入れています。この中の材料を使って、神具づくりの練習のために、魔道具作りを頑張ってください』
あー、神具づくりの練習か。魔道具作り、楽しかったから、またできるのは嬉しい。
「頑張る」
どんな材料が入ってるか楽しみ。
『フェルディナンド様、フェルディナンド様』
「エン、どこ行ってたんだ?」
3人とも、いつの間にか、消えてたんだよ。
『世界樹の島の、精霊たちに挨拶してきました』
精霊にも、あいさつとかいろいろあるんだな。
『『神子様』』
「どうした、ジエイド、スピネル?」
ハモッてる。二人もあいさつ回りかな?
『そろそろ帰ったほうがよろしいのではないでしょうか?』
『そうですの、もう午前9時ですの』
え?
「もう一回行っていくれ、ジエイド、今何時だ?」
『9時ですの。この島は、精霊神の名残がのせいで、霊力があふれてますの。なので、神子様はほとんど疲れを感じておられないと思いますが、空を見てください、真っ青ですよ?』
マジだ。
「本当だ、今すぐ帰ろう」
なんか、寒気がする。
『今すぐ、世界樹の杖を用意しますの』
「頼んだ、植物の精霊王、色々助かった、ありがとう」
『お気になさらず、また来てくださいね』
「あぁ」
『神子様、開きました』
「今行く」
すっごくいやの予感がするのは、なぜだろう。
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