ギャルゲーの悪役子息に転生しましたが、主人公の邪魔をする気はないです。 それよりも領地に引きこもってのんびり魔道具開発を行いたいです。

みゅう

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1章 ギャルゲーの悪役子息に転生しました。

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「これが、世界樹の杖か?」

『はい、そうです。この杖で空間を開けて世界樹の島に行くのですわ』

なるほど、ジエイドの素ってお嬢様口調なのかな?無理に敬語にする必要ないと思うから、世界樹の島に行った後に話そう。

「それじゃあ、今から世界樹の島に行こうか」

アリス様へのお見舞いの薔薇がほしい。できればだけど・・・・・・

『待ってください、神子様、ジエイド。わたくしも世界樹の島へ行きたいのですが、一緒に言っても構いませんか?』

『僕も連れて行ってください』

ジエイドとエンもつれていけるのかな?連れていけるなら連れて行ってあげたい。ん?連れていく流れじゃなかったけ?

『お二人も当然世界樹の島に行きますわよ。それではゲートを開けますわよ』

普通に連れて行ってくれる流れだったらしい。

「『『おねがいします』』」

世界樹の島、楽しみだなあ。

『世界樹の杖よ その一端の力を振るい 世界樹が住まう島への扉を開け』

ジエイドがゆっくりとした声で呪文を唱えると黄金色の光が杖をまとい始め、直径2メートルくらいの穴が開いて、穴から緑豊かな美しい森が見えた。

『神子様、スピネルさん、エンさん、この穴を通り抜けたら世界樹の島につきます』

これが、世界樹の杖(転移)の効果なのか。俺もほしいな、馬車ってお尻がめっちゃ痛くなるから。

『ジエイドさん、私の事はスピネルで構いません』

『僕もです、エンでいいですよ』

『わかりましたわ。スピネル、エン』

なんか仲良くなってる、嬉しいなあ。俺もあんな感じで接して欲しい。
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