ギャルゲーの悪役子息に転生しましたが、主人公の邪魔をする気はないです。 それよりも領地に引きこもってのんびり魔道具開発を行いたいです。

1章 ギャルゲーの悪役子息に転生しました。

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『フェルディナンド様、竜巻が大きくなっています』

え？まっまじやんめっちゃでっかくなっとる。
なんで急に大阪弁になったのだろうか・・・・・どうでもよし。それよりもなんで急に大きくなったんだこの竜巻？なんかすごい勢いになっているんだけど。

「なんで急に大きくなっているんだ？」

謎だ。じゃなくてアリス様のほうに行ったら大変な事になる。これが直撃したら大変な事になりそうだ。

『フェルディナンド様のお力ですよ。感情が高ぶって暴走してしまったのだと思います』

あーもしかしてあのときかぁ。

「ってまずくない？」

なんかのんびりエンと相談している状況じゃないと思う。

『物凄く不味いです。このままだと王城くらいは吹っ飛ばしてしまうかもしれません』

オウジョウクライハフットバシテシマウカモシレマセン？王城を吹っ飛ばしてしまうかもしれません？いやいやいやそれめっちゃ困りますけど。それ俺犯罪者になると思うんだけど。しかもただの犯罪者じゃすまされなくなりそうなんだけど。おい原作のフェルディナンドどうやってこれを自由に操っていたんだ？

「どうしよう」

『そういわれましても・・・・・』

デスヨネー。あっ制御の仕方とかエン分からないかな？

「どうやったら制御できるかわかる？」

『イメージです』

イメージか。もうちょっとなんかないか？うーん。
あっそれなら・・・

小さくなーれ　小さくなーれ　そして消えろ

『フェルディナンド様、消えましたよ竜巻』

「やったー。だけど何も解決してないよ」