ギャルゲーの悪役子息に転生しましたが、主人公の邪魔をする気はないです。 それよりも領地に引きこもってのんびり魔道具開発を行いたいです。

1章 ギャルゲーの悪役子息に転生しました。

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「聖女様を手荒に扱いはしないのでご心配なく」

俺とアリス様を土地囲んでる黒ずくめの男５人か６人くらいいるなじゃなくて手荒に扱わなくても心配するわ！というかなにアリス様を攫おうとしてるんだ。アリス様にけがなんてさせない。

「エン、アリス様を助けられる？」

『できます』

「じゃあ頼んだ」

エンって結構強かったはずだよね。でも心配だなそれに俺だってアリス様助けたいし・・・・よし俺も魔法使ってみよう。ゲームでの魔法を再現すればいいし、魔力の流れってやつはさっき体感したし、クエストで魔法の授業ってやつがあったから魔力をどうやったら魔術に変えられるかもわかるし・・・よしレッツチャレンジ。フェルディナンドがゲームの中で使った精霊魔法以外の魔術はえっと・・・・そうあれだ。

『風の神よ　我に力を貸せ。我が振るう力は強大なる龍の力。　－荒れ狂え　巨大なる竜巻－』

フェルディナンドは精霊神の神子だから精霊に力を借りることは精霊が恐れ多くて遠慮するから神々に力を借りないと魔術が使えない。普通の加護持ちは自分に加護を与えている神様にしか借りられないけれど俺に加護を与えている精霊神は三大神だからどんな神々の力も借りることができる。そして神々に力を借りるとどうしても威力が強くなって・・・・・ってやべえ。


ゴオオオオオオ


俺、アリス様、黒服×５.６人、エン、その他精霊の目の前に１０メートルは軽く超えた巨大な竜巻が目の間に迫ってきていた。