317 / 627
大物
しおりを挟む
また知らない電話番号から電話がかかってきたと思ったら、電話の主は大将の親友でヤクザ風味のタケちゃんさんからだった。
『おお江月か?あのなよく聞け、マサが捕まったぞ』
「え、大将が?タケちゃんさんじゃなくて?」
『なんで俺が捕まるんだ!失礼な奴だな!』
「あ、いやどっちかっていうと問題起こしそうなのって、タケちゃんさんの方かなって?」
『この…ズケズケと物を言うヤツだ。まぁいい、ともかくだ。アイツの捕まった理由ってのが、お前の卸していたブツのせいだぞ』
「えぇオレの!?ってことはモンスター食材が問題に…??」
『そうだ。アイツ、こんな時だからって料理もだいぶ安く提供してただろ?だがそれが評判になったことで噂が広がり、保健所に眼ェつけられて監査が入ったんだよ』
う~む、そうだったのか。これはオレも見立てが甘かった。大将もこんな時だから多少は大目に見てもらえるって言ってたから、ついそれを鵜呑みにしてしまった。
『こと化け物に関しちゃ、今は上も相当神経質になってるからな。ブツの出所を吐かなかったせいで、アイツ警察にしょっぴかれちまったぞ』
「むむむ、それは不味い。じゃああの食材は江戸川で獲れたモンだってオレが証言しますよ。大将の連れてかれた警察署ってどこですか?」
『なら俺がすぐ迎えに行くからお前は待ってろ。場所何処だ?』
こうして、オレとタケちゃんさんは大将を救うたために動き出したのだった。
…。
そして今、オレは蟲王スーツ姿で江戸川の川辺に立っている。
警察に出頭し虚偽の説明をすると、じゃあ証拠をみせてみろと言われてしまったのだ。
むぅ、ダンジョンスタンピードなんてとんでもない災害を齎すダンジョンを隠匿していた場合、その罪は非常に重く懲役18年とか喰らうらしい。それってオレだとふたつも隠してるから、懲役36年ジャン。
うむ、これはもう絶対に言えない。
そこでこれからすぐ証拠を見せてやると強談し、警察官と保健所職員の見守るなか、江戸川からみごと巨大カニを捕まえてみせるデモンストレーションをすることになったのだった。
まぁ実際には、自分で食べる用に確保しておいた空間庫保存の死んだ巨大カニを川の中で取り出し、さも捕まえている態で水中大決戦を演じてみせる所存。
なので完全なる出来レースだ。
「では行ってきます。すぐに捕まえられることもあれば二時間くらいかかることもありますから、それくらいは待ってくださいね」
立会いの警察官と保健所職員にそんな事を言ってみせ、自身の食材ハンターぶりをアピール。手には漁につかう巨大カマドウマの肉がついたロープを握っている。
「ガンバってね江月ちゃん!」
「おぅ!気張れよ江月!」
そして応援してくれる大将とタケちゃんさんにはガッツポーズで応え、川へと入水。
「ふむ、まぁこんなもんかな…」
さぶさぶと深緑の水を蹴って腰の高さくらいまで進むと、ポイと川面に餌を投げ込む。
仕掛けは簡単、ザリガニ釣りとおんなじだ。あとはさも熟練の食材ハンターらしくジッと獲物が喰いつくのを窺っている態で時間を潰し、観客が焦れてきた頃にヒットを華麗に演出して見せればいい。
そう思って腰をかがめ姿勢を低くすると、なぜか投げ込んだ餌目掛け水中から巨大な影が近づいて来るのが視えた。
(え…?)
そしてなにかに食いつかれたと思った瞬間、激しくロープが引かれる。
「グゥッ!?」
ロープが濡れていなければ、引かれた摩擦熱で煙がたったことだろう。
しかし腰を落としていたことでなんとかその衝撃に耐えロープをきつく握り直すと、今度はフッと軽くなってしまった。ロープが切れたのだ。
しかし次いで水中から飛び出してきたのは、巨大な口。
大きくて尖った歯の並んだまるでワニみたいな口が…って、コイツ鰐か!?
「どわぁ~!?」
オレにまで食いつかんと大きく開かれた顎が、眼前に迫る。
(ハッ、ここは逃げちゃダメだ!無理にでも前に出ろ!!)
バックステップで逃げるには、足場が悪すぎる。
ダンジョン能力者のパワーを一度にヘドロのような悪い足場に放ったりしたら、足が埋まるかスリップするかのどちらかしかない。そこで大顎の横スレスレをすり抜ける形で川へと飛び込んだ。
(ウブッ!?)
だが飛び込んだ先にはこれまた太い丸太のようなモノが在って、激しく衝突。しかたなくそれによじ登ると、なんとか襲いかかってきた化け物の首根っこに跨った。
(げげ、コイツ…恐竜かよ!)
なんと。オレが偶然にも釣り上げてしまったのは、恐竜と見紛うばかりの巨大鰐。
黒光りする硬そうな外皮は岩の様で、並みの攻撃が通じるとはとても思えない。サイズもデタラメで、10メートルはあろうか。なんというか、恐竜図鑑でワニの祖先とかいって載ってそうなモンスターだった。
と、視界の端では猛ダッシュで土手の上へと避難する面々。
いや他の人間はともかく、警官くらい残れよ!こんなの相手するのにオレひとりかい!
「クッ…!こんなことなら靴箆持ってくりゃ良かった!双岩塩杭ッ!!」
ともかく釣り上げてしまった獲物を何とかする為に、岩塩杭を両目に突き刺す。
「シャーーッ!!」
「どわぁあ!あばれるなぁ!繋がれ双岩塩杭っ!」
岩塩杭で両目を刺された巨大鰐が、激しく暴れ水中に逃れようとする。
しかし突き刺した岩塩杭をステアリングのように捻り、頭を陸地へと向けそれを阻止。すると狂ったようにドッタンバッタン大騒ぎのロデオ状態。たまらず腰が浮いてしまい、掴まっているのがやっとという有様に…。
そしてそれからはもう、目の潰れた巨大鰐が地を穿ち葦やススキを蹴散らしての大暴走。オレはどうにかこうにか川の中や土手を越えないようコントロールするので精一杯。
ウゥッ…もう乗り物酔いしそう…、だ、だれか替わってチョンマゲ。
『おお江月か?あのなよく聞け、マサが捕まったぞ』
「え、大将が?タケちゃんさんじゃなくて?」
『なんで俺が捕まるんだ!失礼な奴だな!』
「あ、いやどっちかっていうと問題起こしそうなのって、タケちゃんさんの方かなって?」
『この…ズケズケと物を言うヤツだ。まぁいい、ともかくだ。アイツの捕まった理由ってのが、お前の卸していたブツのせいだぞ』
「えぇオレの!?ってことはモンスター食材が問題に…??」
『そうだ。アイツ、こんな時だからって料理もだいぶ安く提供してただろ?だがそれが評判になったことで噂が広がり、保健所に眼ェつけられて監査が入ったんだよ』
う~む、そうだったのか。これはオレも見立てが甘かった。大将もこんな時だから多少は大目に見てもらえるって言ってたから、ついそれを鵜呑みにしてしまった。
『こと化け物に関しちゃ、今は上も相当神経質になってるからな。ブツの出所を吐かなかったせいで、アイツ警察にしょっぴかれちまったぞ』
「むむむ、それは不味い。じゃああの食材は江戸川で獲れたモンだってオレが証言しますよ。大将の連れてかれた警察署ってどこですか?」
『なら俺がすぐ迎えに行くからお前は待ってろ。場所何処だ?』
こうして、オレとタケちゃんさんは大将を救うたために動き出したのだった。
…。
そして今、オレは蟲王スーツ姿で江戸川の川辺に立っている。
警察に出頭し虚偽の説明をすると、じゃあ証拠をみせてみろと言われてしまったのだ。
むぅ、ダンジョンスタンピードなんてとんでもない災害を齎すダンジョンを隠匿していた場合、その罪は非常に重く懲役18年とか喰らうらしい。それってオレだとふたつも隠してるから、懲役36年ジャン。
うむ、これはもう絶対に言えない。
そこでこれからすぐ証拠を見せてやると強談し、警察官と保健所職員の見守るなか、江戸川からみごと巨大カニを捕まえてみせるデモンストレーションをすることになったのだった。
まぁ実際には、自分で食べる用に確保しておいた空間庫保存の死んだ巨大カニを川の中で取り出し、さも捕まえている態で水中大決戦を演じてみせる所存。
なので完全なる出来レースだ。
「では行ってきます。すぐに捕まえられることもあれば二時間くらいかかることもありますから、それくらいは待ってくださいね」
立会いの警察官と保健所職員にそんな事を言ってみせ、自身の食材ハンターぶりをアピール。手には漁につかう巨大カマドウマの肉がついたロープを握っている。
「ガンバってね江月ちゃん!」
「おぅ!気張れよ江月!」
そして応援してくれる大将とタケちゃんさんにはガッツポーズで応え、川へと入水。
「ふむ、まぁこんなもんかな…」
さぶさぶと深緑の水を蹴って腰の高さくらいまで進むと、ポイと川面に餌を投げ込む。
仕掛けは簡単、ザリガニ釣りとおんなじだ。あとはさも熟練の食材ハンターらしくジッと獲物が喰いつくのを窺っている態で時間を潰し、観客が焦れてきた頃にヒットを華麗に演出して見せればいい。
そう思って腰をかがめ姿勢を低くすると、なぜか投げ込んだ餌目掛け水中から巨大な影が近づいて来るのが視えた。
(え…?)
そしてなにかに食いつかれたと思った瞬間、激しくロープが引かれる。
「グゥッ!?」
ロープが濡れていなければ、引かれた摩擦熱で煙がたったことだろう。
しかし腰を落としていたことでなんとかその衝撃に耐えロープをきつく握り直すと、今度はフッと軽くなってしまった。ロープが切れたのだ。
しかし次いで水中から飛び出してきたのは、巨大な口。
大きくて尖った歯の並んだまるでワニみたいな口が…って、コイツ鰐か!?
「どわぁ~!?」
オレにまで食いつかんと大きく開かれた顎が、眼前に迫る。
(ハッ、ここは逃げちゃダメだ!無理にでも前に出ろ!!)
バックステップで逃げるには、足場が悪すぎる。
ダンジョン能力者のパワーを一度にヘドロのような悪い足場に放ったりしたら、足が埋まるかスリップするかのどちらかしかない。そこで大顎の横スレスレをすり抜ける形で川へと飛び込んだ。
(ウブッ!?)
だが飛び込んだ先にはこれまた太い丸太のようなモノが在って、激しく衝突。しかたなくそれによじ登ると、なんとか襲いかかってきた化け物の首根っこに跨った。
(げげ、コイツ…恐竜かよ!)
なんと。オレが偶然にも釣り上げてしまったのは、恐竜と見紛うばかりの巨大鰐。
黒光りする硬そうな外皮は岩の様で、並みの攻撃が通じるとはとても思えない。サイズもデタラメで、10メートルはあろうか。なんというか、恐竜図鑑でワニの祖先とかいって載ってそうなモンスターだった。
と、視界の端では猛ダッシュで土手の上へと避難する面々。
いや他の人間はともかく、警官くらい残れよ!こんなの相手するのにオレひとりかい!
「クッ…!こんなことなら靴箆持ってくりゃ良かった!双岩塩杭ッ!!」
ともかく釣り上げてしまった獲物を何とかする為に、岩塩杭を両目に突き刺す。
「シャーーッ!!」
「どわぁあ!あばれるなぁ!繋がれ双岩塩杭っ!」
岩塩杭で両目を刺された巨大鰐が、激しく暴れ水中に逃れようとする。
しかし突き刺した岩塩杭をステアリングのように捻り、頭を陸地へと向けそれを阻止。すると狂ったようにドッタンバッタン大騒ぎのロデオ状態。たまらず腰が浮いてしまい、掴まっているのがやっとという有様に…。
そしてそれからはもう、目の潰れた巨大鰐が地を穿ち葦やススキを蹴散らしての大暴走。オレはどうにかこうにか川の中や土手を越えないようコントロールするので精一杯。
ウゥッ…もう乗り物酔いしそう…、だ、だれか替わってチョンマゲ。
11
お気に入りに追加
176
あなたにおすすめの小説

少し冷めた村人少年の冒険記
mizuno sei
ファンタジー
辺境の村に生まれた少年トーマ。実は日本でシステムエンジニアとして働き、過労死した三十前の男の生まれ変わりだった。
トーマの家は貧しい農家で、神から授かった能力も、村の人たちからは「はずれギフト」とさげすまれるわけの分からないものだった。
優しい家族のために、自分の食い扶持を減らそうと家を出る決心をしたトーマは、唯一無二の相棒、「心の声」である〈ナビ〉とともに、未知の世界へと旅立つのであった。

備蓄スキルで異世界転移もナンノソノ
ちかず
ファンタジー
久しぶりの早帰りの金曜日の夜(但し、矢作基準)ラッキーの連続に浮かれた矢作の行った先は。
見た事のない空き地に1人。異世界だと気づかない矢作のした事は?
異世界アニメも見た事のない矢作が、自分のスキルに気づく日はいつ来るのだろうか。スキル【備蓄】で異世界に騒動を起こすもちょっぴりズレた矢作はそれに気づかずマイペースに頑張るお話。
鈍感な主人公が降り注ぐ困難もナンノソノとクリアしながら仲間を増やして居場所を作るまで。

Sランク昇進を記念して追放された俺は、追放サイドの令嬢を助けたことがきっかけで、彼女が押しかけ女房のようになって困る!
仁徳
ファンタジー
シロウ・オルダーは、Sランク昇進をきっかけに赤いバラという冒険者チームから『スキル非所持の無能』とを侮蔑され、パーティーから追放される。
しかし彼は、異世界の知識を利用して新な魔法を生み出すスキル【魔学者】を使用できるが、彼はそのスキルを隠し、無能を演じていただけだった。
そうとは知らずに、彼を追放した赤いバラは、今までシロウのサポートのお陰で強くなっていたことを知らずに、ダンジョンに挑む。だが、初めての敗北を経験したり、その後借金を背負ったり地位と名声を失っていく。
一方自由になったシロウは、新な町での冒険者活動で活躍し、一目置かれる存在となりながら、追放したマリーを助けたことで惚れられてしまう。手料理を振る舞ったり、背中を流したり、それはまるで押しかけ女房だった!
これは、チート能力を手に入れてしまったことで、無能を演じたシロウがパーティーを追放され、その後ソロとして活躍して無双すると、他のパーティーから追放されたエルフや魔族といった様々な追放少女が集まり、いつの間にかハーレムパーティーを結成している物語!
勇者一行から追放された二刀流使い~仲間から捜索願いを出されるが、もう遅い!~新たな仲間と共に魔王を討伐ス
R666
ファンタジー
アマチュアニートの【二龍隆史】こと36歳のおっさんは、ある日を境に実の両親達の手によって包丁で腹部を何度も刺されて地獄のような痛みを味わい死亡。
そして彼の魂はそのまま天界へ向かう筈であったが女神を自称する危ない女に呼び止められると、ギフトと呼ばれる最強の特典を一つだけ選んで、異世界で勇者達が魔王を討伐できるように手助けをして欲しいと頼み込まれた。
最初こそ余り乗り気ではない隆史ではあったが第二の人生を始めるのも悪くないとして、ギフトを一つ選び女神に言われた通りに勇者一行の手助けをするべく異世界へと乗り込む。
そして異世界にて真面目に勇者達の手助けをしていたらチキン野郎の役立たずという烙印を押されてしまい隆史は勇者一行から追放されてしまう。
※これは勇者一行から追放された最凶の二刀流使いの隆史が新たな仲間を自ら探して、自分達が新たな勇者一行となり魔王を討伐するまでの物語である※

美人四天王の妹とシテいるけど、僕は学校を卒業するまでモブに徹する、はずだった
ぐうのすけ
恋愛
【カクヨムでラブコメ週間2位】ありがとうございます!
僕【山田集】は高校3年生のモブとして何事もなく高校を卒業するはずだった。でも、義理の妹である【山田芽以】とシテいる現場をお母さんに目撃され、家族会議が開かれた。家族会議の結果隠蔽し、何事も無く高校を卒業する事が決まる。ある時学校の美人四天王の一角である【夏空日葵】に僕と芽以がベッドでシテいる所を目撃されたところからドタバタが始まる。僕の完璧なモブメッキは剥がれ、ヒマリに観察され、他の美人四天王にもメッキを剥され、何かを嗅ぎつけられていく。僕は、平穏無事に学校を卒業できるのだろうか?
『この物語は、法律・法令に反する行為を容認・推奨するものではありません』

元おっさんの俺、公爵家嫡男に転生~普通にしてるだけなのに、次々と問題が降りかかってくる~
おとら@ 書籍発売中
ファンタジー
アルカディア王国の公爵家嫡男であるアレク(十六歳)はある日突然、前触れもなく前世の記憶を蘇らせる。
どうやら、それまでの自分はグータラ生活を送っていて、ろくでもない評判のようだ。
そんな中、アラフォー社畜だった前世の記憶が蘇り混乱しつつも、今の生活に慣れようとするが……。
その行動は以前とは違く見え、色々と勘違いをされる羽目に。
その結果、様々な女性に迫られることになる。
元婚約者にしてツンデレ王女、専属メイドのお調子者エルフ、決闘を仕掛けてくるクーデレ竜人姫、世話をすることなったドジっ子犬耳娘など……。
「ハーレムは嫌だァァァァ! どうしてこうなった!?」
今日も、そんな彼の悲鳴が響き渡る。
月が導く異世界道中
あずみ 圭
ファンタジー
月読尊とある女神の手によって癖のある異世界に送られた高校生、深澄真。
真は商売をしながら少しずつ世界を見聞していく。
彼の他に召喚された二人の勇者、竜や亜人、そしてヒューマンと魔族の戦争、次々に真は事件に関わっていく。
これはそんな真と、彼を慕う(基本人外の)者達の異世界道中物語。
漫遊編始めました。
外伝的何かとして「月が導く異世界道中extra」も投稿しています。
転生無双の金属支配者《メタルマスター》
芍薬甘草湯
ファンタジー
異世界【エウロパ】の少年アウルムは辺境の村の少年だったが、とある事件をきっかけに前世の記憶が蘇る。蘇った記憶とは現代日本の記憶。それと共に新しいスキル【金属支配】に目覚める。
成長したアウルムは冒険の旅へ。
そこで巻き起こる田舎者特有の非常識な勘違いと現代日本の記憶とスキルで多方面に無双するテンプレファンタジーです。
(ハーレム展開はありません、と以前は記載しましたがご指摘があり様々なご意見を伺ったところ当作品はハーレムに該当するようです。申し訳ありませんでした)
お時間ありましたら読んでやってください。
感想や誤字報告なんかも気軽に送っていただけるとありがたいです。
同作者の完結作品「転生の水神様〜使える魔法は水属性のみだが最強です〜」
https://www.alphapolis.co.jp/novel/743079207/901553269
も良かったら読んでみてくださいませ。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる