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ダンジョンスタンピード第二波 炊出
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「そうか、今のは【突撃】ってスキルなのか」
「はい」
「大猪っちゅうようなモンスターがおってなぁ。酸で目潰ししたら、壁に激突して気絶したんよ。せやから瑠羽ちゃんに『今なら簒奪使う絶好のチャンスやでぇ!』って、なぁ」
「はい、わたしもコーチみたいに『お命頂戴!』って、しました!」
あ、いや、それじゃ時代劇だから。まぁ似てるっちゃ~似てるけど。
「なるほど。それじゃスキル【突撃】は、突撃攻撃に補正の乗るスキルなんだな」
「そやね。見てた感じやと+10%くらいやろか。今、瑠羽ちゃん2やったっけ?」
「はい、【突撃】のスキルが2レベルです」
「ほう!とすると自己習熟でスキルレベルまで上がった訳か。それは頑張ったなぁ瑠羽、すごいぞ!」
うむ、頑張った実績はきちんと評価してあげる。そうして褒めながら頭を撫ぜてやると、瑠羽は嬉しそうに肩をすくめている。
「えへへ…。でも最初は、静ちゃんにあげようと思ったんです」
「ええんよ瑠羽ちゃんが使うて。ウチはどっちかってゆうと、前に出るより待ち構える方が得意やし」
「え~、てことは攻撃力が+20%なの?いいな~。さっきのルウ、めちゃくちゃカッコよかったよ~」
ふむ、そうだな。仁菜さんは相手の動きを良く視てのカウンターが得意だもんな。
そして瀬来さんはなんでも欲しがらないの。突撃攻撃にしか補正の乗らないスキル【突撃】よりも、腕を使えばどんな攻撃にも補正のつくスキル【剛腕】の方がよっぽど良スキルでしょが。
「なるほど、ふたりともかなり頑張ったようだね。でもそうすると、もしかしてレベルも上がった?」
「「はい、あがりました!」」
あらま、教えて教えて~。
瀬来万智
レベル: 22
種族: 人間
職業: 鳴人特待生
能力 ALL300前後
技能:
【酸】・【敏捷】・【剛腕】・【粘液】
【飛行】?(スーツ効果によるもの)
仁菜静絵
レベル: 21
種族: 人間
職業: 鳴人特待生
能力値: ALL290前後
技能:
【酸】・【敏捷】・【健脚】・【複利】・【粘液】
糧品瑠羽
レベル: 21
種族: 人間
職業: 鳴人特待生
能力値: ALL290前後
技能:
【酸】・【簒奪】・【俊敏】・【防塞】・【粘液】・【突撃】2
うぅむ…。てか、つえぇ~。
女の子のその細腕に、およそ30人力を秘めてるって計算になるジャン。どういうことよ?うん、でもオレだって50人力だしぃ~、まだまだ負けるわけにはいかんぜよ。
…。
さて、近隣のパトロールの後は、瑠羽ママを手伝ってエントランスでの炊き出し。
ふふふ…なんとワタクシ、先の反省を活かしカニダンジョンを持ってきております!イェ~イ!どんどんパフゥ!ヒュ~ヒュ~!
通常時のダンジョンは、真っ黒を境界線としてモンスターが階層の移動は出来ない模様。しかしダンジョンが飽和状態になったりスタンピード状態になると、その制限が取り払われてモンスターは階層を遮る真っ黒を自由に移動できる。
コレを利用してオレ達は飽和状態の『カニ食べ放題』していた訳だが、スタンピード継続中の現在もその制限は解放中らしく、『今なおカニ食べ放題』でございます!
ただまぁこれにはスキル【空間】で生み出した空間庫にカニダンジョンであるポリバケツの蓋を入れているので、魔力消費的な負荷は高い。ちょっと前なら、こんな長時間は維持出来なかったねきっと。
まぁどういう理屈かは未だ不明ながら、『空間IN空間』みたいなのは結構たいへんみたい。
しかしカニダンジョンがあれば食いっぱぐれる心配はないので、そのメリットは十二分にあるといえよう。
な訳でカニダンジョンの食材を用いて炊き出しをするのだが、巨大カニ食べ放題などの大盤振る舞いをして、それを当然みたいに思われても困ってしまう。
そこで無難に、巨大ムール貝を用いた炊き出しにしてみました。はい、本日のメニューは二種類。こちら、巨大ムール貝のリゾットとアヒージョでございます。
まぁ巨大ムール貝と呼ぶだけあって、その貝殻も巨大。
なので貝殻も長期海外旅行に持っていくカバンみたいな大きさだ。アレね、空港で途方に暮れた映画の主人公なんかがその上に座り込んだりできちゃう大きさっていえば、解るかな。
な感じなので、炊き出しの鍋として使うにも十分な大きさ。
で、リゾットてのは要はおじやだから、作り方は雑炊とそう変わらない。イタリア語で『米最高!』てな意味合いらしいし。なので刻んだムール貝の身と米と塩、それに土手で採ってきたノビルなんかを入れて後は火にかけるだけ。
アヒージョはスペイン語で『ニンニク風味』という意味だから、ニンニクとオリーブオイルがあればOK。
そういった食材は瑠羽ママが炊き出しのお礼にとたくさん頂いていたので、巨大ムール貝の鍋にオリーブオイルとニンニク入れてそこに大ぶりに切った巨大ムール貝の身をぶち込んでフツフツと煮てしてしまえば完成だ。
「わぁ~ええ匂い、美味しそうやねぇ~」
「まぁまぁ仁菜さん、オレ達は味見くらいにしておこう」
普段は瑠羽ママがエントランスに鍋を置いておくだけだが、今日は特別。屋台スタイルでお送りしております。
というのも対価として、『おうちにお酒とか余ってないですかね?』と炊き出しを貰いに来た人達に訊きたいから。うん、オレが飲みたいんじゃなくてね。頑張ってくれた3人をねぎらう為に、一席設けたいのよ。
だって瀬来さんは危険な冒険にも付き合ってくれたし、瑠羽と仁菜さんは最高のプレゼントをくれた。
だからオレとしても、そのお礼がしたいのだ。
「はい」
「大猪っちゅうようなモンスターがおってなぁ。酸で目潰ししたら、壁に激突して気絶したんよ。せやから瑠羽ちゃんに『今なら簒奪使う絶好のチャンスやでぇ!』って、なぁ」
「はい、わたしもコーチみたいに『お命頂戴!』って、しました!」
あ、いや、それじゃ時代劇だから。まぁ似てるっちゃ~似てるけど。
「なるほど。それじゃスキル【突撃】は、突撃攻撃に補正の乗るスキルなんだな」
「そやね。見てた感じやと+10%くらいやろか。今、瑠羽ちゃん2やったっけ?」
「はい、【突撃】のスキルが2レベルです」
「ほう!とすると自己習熟でスキルレベルまで上がった訳か。それは頑張ったなぁ瑠羽、すごいぞ!」
うむ、頑張った実績はきちんと評価してあげる。そうして褒めながら頭を撫ぜてやると、瑠羽は嬉しそうに肩をすくめている。
「えへへ…。でも最初は、静ちゃんにあげようと思ったんです」
「ええんよ瑠羽ちゃんが使うて。ウチはどっちかってゆうと、前に出るより待ち構える方が得意やし」
「え~、てことは攻撃力が+20%なの?いいな~。さっきのルウ、めちゃくちゃカッコよかったよ~」
ふむ、そうだな。仁菜さんは相手の動きを良く視てのカウンターが得意だもんな。
そして瀬来さんはなんでも欲しがらないの。突撃攻撃にしか補正の乗らないスキル【突撃】よりも、腕を使えばどんな攻撃にも補正のつくスキル【剛腕】の方がよっぽど良スキルでしょが。
「なるほど、ふたりともかなり頑張ったようだね。でもそうすると、もしかしてレベルも上がった?」
「「はい、あがりました!」」
あらま、教えて教えて~。
瀬来万智
レベル: 22
種族: 人間
職業: 鳴人特待生
能力 ALL300前後
技能:
【酸】・【敏捷】・【剛腕】・【粘液】
【飛行】?(スーツ効果によるもの)
仁菜静絵
レベル: 21
種族: 人間
職業: 鳴人特待生
能力値: ALL290前後
技能:
【酸】・【敏捷】・【健脚】・【複利】・【粘液】
糧品瑠羽
レベル: 21
種族: 人間
職業: 鳴人特待生
能力値: ALL290前後
技能:
【酸】・【簒奪】・【俊敏】・【防塞】・【粘液】・【突撃】2
うぅむ…。てか、つえぇ~。
女の子のその細腕に、およそ30人力を秘めてるって計算になるジャン。どういうことよ?うん、でもオレだって50人力だしぃ~、まだまだ負けるわけにはいかんぜよ。
…。
さて、近隣のパトロールの後は、瑠羽ママを手伝ってエントランスでの炊き出し。
ふふふ…なんとワタクシ、先の反省を活かしカニダンジョンを持ってきております!イェ~イ!どんどんパフゥ!ヒュ~ヒュ~!
通常時のダンジョンは、真っ黒を境界線としてモンスターが階層の移動は出来ない模様。しかしダンジョンが飽和状態になったりスタンピード状態になると、その制限が取り払われてモンスターは階層を遮る真っ黒を自由に移動できる。
コレを利用してオレ達は飽和状態の『カニ食べ放題』していた訳だが、スタンピード継続中の現在もその制限は解放中らしく、『今なおカニ食べ放題』でございます!
ただまぁこれにはスキル【空間】で生み出した空間庫にカニダンジョンであるポリバケツの蓋を入れているので、魔力消費的な負荷は高い。ちょっと前なら、こんな長時間は維持出来なかったねきっと。
まぁどういう理屈かは未だ不明ながら、『空間IN空間』みたいなのは結構たいへんみたい。
しかしカニダンジョンがあれば食いっぱぐれる心配はないので、そのメリットは十二分にあるといえよう。
な訳でカニダンジョンの食材を用いて炊き出しをするのだが、巨大カニ食べ放題などの大盤振る舞いをして、それを当然みたいに思われても困ってしまう。
そこで無難に、巨大ムール貝を用いた炊き出しにしてみました。はい、本日のメニューは二種類。こちら、巨大ムール貝のリゾットとアヒージョでございます。
まぁ巨大ムール貝と呼ぶだけあって、その貝殻も巨大。
なので貝殻も長期海外旅行に持っていくカバンみたいな大きさだ。アレね、空港で途方に暮れた映画の主人公なんかがその上に座り込んだりできちゃう大きさっていえば、解るかな。
な感じなので、炊き出しの鍋として使うにも十分な大きさ。
で、リゾットてのは要はおじやだから、作り方は雑炊とそう変わらない。イタリア語で『米最高!』てな意味合いらしいし。なので刻んだムール貝の身と米と塩、それに土手で採ってきたノビルなんかを入れて後は火にかけるだけ。
アヒージョはスペイン語で『ニンニク風味』という意味だから、ニンニクとオリーブオイルがあればOK。
そういった食材は瑠羽ママが炊き出しのお礼にとたくさん頂いていたので、巨大ムール貝の鍋にオリーブオイルとニンニク入れてそこに大ぶりに切った巨大ムール貝の身をぶち込んでフツフツと煮てしてしまえば完成だ。
「わぁ~ええ匂い、美味しそうやねぇ~」
「まぁまぁ仁菜さん、オレ達は味見くらいにしておこう」
普段は瑠羽ママがエントランスに鍋を置いておくだけだが、今日は特別。屋台スタイルでお送りしております。
というのも対価として、『おうちにお酒とか余ってないですかね?』と炊き出しを貰いに来た人達に訊きたいから。うん、オレが飲みたいんじゃなくてね。頑張ってくれた3人をねぎらう為に、一席設けたいのよ。
だって瀬来さんは危険な冒険にも付き合ってくれたし、瑠羽と仁菜さんは最高のプレゼントをくれた。
だからオレとしても、そのお礼がしたいのだ。
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