上 下
41 / 613

告白

しおりを挟む
オレと瀬来さんは、遂にこのダンジョンのラスボスの間へと足を踏み入れた。

ここに辿り着くまでには瀬来さんの5分遅刻。その胸に秘められていた真実の告白。そして意外に混んでて座れなかったバスでの移動など、数々の艱難辛苦かんなんしんくを乗り越えねばならない、とても苦しい旅路だった。

しかし遂に、オレと瀬来さんはラスボスと対峙したのだ。

しかもこのダンジョンのラスボスは、糧品瑠羽かてしな るう。そう、それは瀬来さんにとっては因縁深き相手。なぜならば糧品さんは、瀬来さんに裏切られたと思い込んでダークサイドに堕ちてしまった親友なのだから。。。

するとラスボスの糧品さんは可愛らしいぬいぐるみの置かれた大きなベッドの縁に腰かけ、辺りを睥睨…はしてはおらず、顔を背けるようして女の子の部屋らしいピンクのカーテンの閉められた窓の方を向いていた。

そんな緊迫した状況のなか、パジャマを着た糧品さんに瀬来さんは声をかけた。

「ルウ…」

そしてその間、オレは年頃の女の子の部屋に入ってちょっとドキドキしていた。

「…なんで、来たの?」

糧品さんは窓の方に顔を向けたまま振り返らず、瀬来さんにそう問うた。

「え、それはルウに謝ろうと思って…」
「嘘ッ!じゃあどうして私に嘘なんてついたのッ!!秘密だってお願いしたことも守ってくれないでッ!!」

怒声を上げながら振りかえった糧品さん。その顔は涙に濡れ、目を泣き腫らした実に痛々しい姿。

うん、糧品さんは瀬来さんの事が大好きだった。それはオレが見ていた僅かな間でも、充分に理解できた。糧品さんは少しでも瀬来さんのそばにいて、常に軽いスキンシップで瀬来さんに触れていようとしていた。

気弱な糧品さんが明るく快活な瀬来さんに、精神的に依存していたようにもみえた。

そんな糧品さんが大好きな瀬来さんを信用し、くれぐれも秘密でと頼んで相談した恋愛話。それが嘘で事実を捻じ曲げられ、その秘密すら守られなかったことで糧品さんは心に深い傷を負ってしまったのだ…。

「何とか言ったらどうなのッ!!」

糧品さんがまなじりを吊り上げて叫ぶ。

「それはルウの事を考え―」
「言い訳なんて聞きたくないッ!!」

「………」

うん…。糧品さんが今、とても理不尽なことを言った。

何とか言えと言われたから事情を説明をしようとした瀬来さんに対し、言い訳なんて聞きたくないとその言葉を遮ったのだ。これにはさすがの瀬来さんも、唇を硬く結んで閉口。

今の瀬来さんの気持ちを代弁するならば、「じゃあ、いったいどうしろっていうのよ?」だろう。

しかし会話のイニシアチブを取ったことで、若干機嫌を良くしたような気配をみせる糧品さん。鬼女のように吊り上がった眦だけでなく、今度は口の端も嫌味な感じに吊り上げて語り出した。

「フンッ!どうせ言えないんでしょう!?なら私が代わりに言ってあげるッ!万智はコーチが好きだから、コーチを好きになった私が邪魔なんでしょ?だから私に嘘やイジワルまでしてッ!…なんてズルイ女なのッ!!」

怒りに声を荒らげ、叫びに似た甲高い声で瀬来さんを罵倒。そして泣きすぎて酷く腫れた目で瀬来さんを睨みつけた。

「そ、そんな…ッ!」

親しい友人からの言葉とはとても思えない厳しい罵倒を浴び、動揺を隠せない瀬来さん。まさに修羅場真っ只中。

しかしここに到り、オレはなぜ怒っていた糧品さんがオレと瀬来さんを部屋に招き入れたのか?その意図を明確に理解した。

糧品さんはオレの見ている前で瀬来さんの悪行を暴くことで、その恋路を妨害しようと考えたのだ。だが当然それは糧品さんにとっても大きなマイナス。そんな悪しざまに友人を罵倒する姿を好意を持っている男性に見られる事は、糧品さんにとっても堪らないことだろう。

しかし、それすらも承知のこと。

感情を爆発させた糧品さんは、もはや死なば諸共。その心境で、恐らく気持ちの上ではダイナマイトを身体中に巻きつけ、敵めがけ玉砕覚悟の特攻をしかけているのだ。

うん、だいたい解った。でも、これならばなんとか出来るかもしれない。


……。


ヒステリーを起こし自棄になった糧品さんは、瀬来さんの恋路を潰すため捨て身の攻撃を敢行。その意気や良し。

うん。完全な修羅場なんだけど、意外にもオレはスンて感じで冷静だった。

なぜならばダンジョンでモンスターと戦い過ぎたせいか、感覚の度合いがだいぶ壊れてしまったようだ。なので女の子がひどく怒ったり騒いでいても、それを全く脅威に感じない。

いうなれば怪鳥のオレからしたら、糧品さんのエキサイトも雀が庭先でチュンチュン騒いで突っつき合っている程度にしか、感じられないのだ。

だがまぁそれもそのはず。いまのオレの精神力は240。推定だが常人の精神力を10前後とするならば、約24倍。うん、まさに異常な精神力。ある意味で精神異常タフネスといえるかもしれない。

ただ、だからといって面倒だから殴って気絶させてしまえとか、そんな風には思わない。感覚は壊れてきてるけれど、そこまで人間性を失ってはいない。なのでここは、対話による解決策を模索してみよう。

という訳でオレは糧品さんに向け、問うようにして手を上げた。

「なぁに…、コーチ?」

剣呑けんのんな目つきをして、糧品さんがオレを睨む。

ここでもし瀬来さんを援護するような事を言ったら、絶対に許さないとその目が語っている。うむ、だが応じてくれたという事は、一応ながら発言は許されたのだ。

「糧品さんは今、瀬来さんから何を言われても信じられないだろう?嘘をつかれた訳だからね」

そう言うと隣に立っている瀬来さんが、居心地悪そうに小さく肩を揺すった。そして糧品さんは、オレがいったい何を言い出すのかと不審気に睨んでいる。

「だからオレの口から事の経緯を話そうと思うけど、どうだい?どうしてこんな事になったのか。糧品さんもちゃんとその理由(わけ)を知りたいだろう?」
「………」

「勿論全てを知っている訳ではないから、合間は瀬来さんから聞いた言葉で繋げる。けど事実関係を確かめるのに、糧品さんにもその都度確認を取る。だからひとまず怒りを収めて、オレの話を聞いてみない?」
「…コーチがそう言うなら」

良かった。話を聞いてくれるようだ。では改めて、オレは当事者三人がいる場で事の経緯を説明した。

まずは瀬来さんから、糧品さんがオレと付き合いたいと言っていると聞いた事。そして吊り橋効果で糧品さんがオレの事を好きになったのでは?と瀬来さんが糧品さんのことを心配していた事。さらに時間が経てばその勘違いが治まるのではと、交際の返事を待つよう瀬来さんからオレが言われた事。でさらに糧品さんにはうまく話すと言っていた瀬来さんがそれに失敗し、誤解が生じてしまった事。

そして最後に誤解の解けぬまま現在に至り、オレと瀬来さんはその誤解を解くため今日ここへやってきたのだと説明した。

「…じゃあ、コーチも万智に嘘つかれたんですか?」
「う~んまぁ嘘というか、知らぬ間に離婚調停中の妻帯者にはされてたね。それと、糧品さんは疑っているようだけど、オレはいままで一度も瀬来さんから交際を求められるような事を言われた事はないよ。だから糧品さんが気にしていたような事は、なにも無かったんだ。ほら、オレの通信端末の…この通信記録をみてごらん」

通信端末を取り出すと、糧品さんに向け瀬来さんとのメッセージのやり取りを表示してみせた。

そこには非常に事務的なやりとりで指導の日を決める文章と、時折お礼の文章が並んでいる。お礼の文章は最初にダンジョンで指導した時と、女子大生三人をダンジョンで指導した時のモノ。

そしてそこには、四人でスーパー銭湯で食事をした時のとても愉しげな写真と、その後に『江月さん。ルウから江月さんと付き合いたいって相談受けたんだけど、どうする???』という瀬来さんからのメッセージがしっかりと存在していた。

「そんな…ッ!?」

どこにも証拠はなく、事実無根で完全に自分の思い込みだった。

そう理解した糧品さんが顔を青くして震えだす。でもまだ、納得はできていない。拳をにぎり、震わせている…。胸の怒りがおさまらず、振り上げた拳の落とし場所に困っているようだ。

そしてそのまま抑えきれずに、独り百面相を始めてしまった。

(おっといかん。このまま精神が乱れすぎて、分裂症にでもなったら大変だ)

そこでそっと近づき、ダンジョンでもしたようにベッドに座っている糧品さんの頭を優しく撫でてみた。

「自分の気持ちを素直に話せたね…。えらいよ」

受け取り方によっては、ひどい嫌味になってしまう。

が、今糧品さんに必要なのはきっと心を追い詰めてしまう拒絶や心の壁ではなく、心をのびのびと広げられる全肯定に近い労わりと優しさのはず。その読みは当たっていたらしく、糧品さんはオレに頭を撫でられても、抵抗することなく受け入れている。

そこでさらに腰を屈めて膝をつくと、見せていた通信端末を受けとりそのまま糧品さんの手をとった。

うん。泣き怒りしていた糧品さんをみているうちに、オレもキュンときてしまった。彼女の見せたやぶれかぶれ。だがそこには、しつこく挑発を重ねてくるいじめっ子連中に単身挑みかかっていった過去の自分と、同じにおいを感じたのだ。

「つらかったね。でも、もう大丈夫だよ。それでもまだ…心に怒りやわだかまりが残っているというのなら、それはオレが貰おう。糧品さん、いや瑠羽。オレからキミに、交際を申し込む。今度は瑠羽が選べる立場だ。受けるも良し。断るも良し。瑠羽の好きなように決めるといい。但しお願いがひとつだけある。それは『瀬来さんときちんと仲直りすること』、これがこの交際を申し込む条件だ」
「…ぅッ…ッ…うぅ…ッ!」

そう交際の申し込みを告げると、感極まった糧品さんが顔を両手で覆い震えるようにして泣きだしてしまった。

しかし泣いてはいるが、それはもう悲しみや恨みの涙ではない。あたりに漂っていた剣呑な空気が散り、部屋におだやかな空気が流れ込んできたように感じられるから…。

そこで手を伸ばして瀬来さんの手も握ると、顔を覆って泣く糧品さんの手に添えた。

「ふたりとも、仲直りできるよね?」

そう尋ねると、ふたりは涙を流しながらもコクコクと頷いてくれたのだった。
しおりを挟む
感想 11

あなたにおすすめの小説

勇者召喚に巻き込まれ、異世界転移・貰えたスキルも鑑定だけ・・・・だけど、何かあるはず!

よっしぃ
ファンタジー
9月11日、12日、ファンタジー部門2位達成中です! 僕はもうすぐ25歳になる常山 順平 24歳。 つねやま  じゅんぺいと読む。 何処にでもいる普通のサラリーマン。 仕事帰りの電車で、吊革に捕まりうつらうつらしていると・・・・ 突然気分が悪くなり、倒れそうになる。 周りを見ると、周りの人々もどんどん倒れている。明らかな異常事態。 何が起こったか分からないまま、気を失う。 気が付けば電車ではなく、どこかの建物。 周りにも人が倒れている。 僕と同じようなリーマンから、数人の女子高生や男子学生、仕事帰りの若い女性や、定年近いおっさんとか。 気が付けば誰かがしゃべってる。 どうやらよくある勇者召喚とやらが行われ、たまたま僕は異世界転移に巻き込まれたようだ。 そして・・・・帰るには、魔王を倒してもらう必要がある・・・・と。 想定外の人数がやって来たらしく、渡すギフト・・・・スキルらしいけど、それも数が限られていて、勇者として召喚した人以外、つまり巻き込まれて転移したその他大勢は、1人1つのギフト?スキルを。あとは支度金と装備一式を渡されるらしい。 どうしても無理な人は、戻ってきたら面倒を見ると。 一方的だが、日本に戻るには、勇者が魔王を倒すしかなく、それを待つのもよし、自ら勇者に協力するもよし・・・・ ですが、ここで問題が。 スキルやギフトにはそれぞれランク、格、強さがバラバラで・・・・ より良いスキルは早い者勝ち。 我も我もと群がる人々。 そんな中突き飛ばされて倒れる1人の女性が。 僕はその女性を助け・・・同じように突き飛ばされ、またもや気を失う。 気が付けば2人だけになっていて・・・・ スキルも2つしか残っていない。 一つは鑑定。 もう一つは家事全般。 両方とも微妙だ・・・・ 彼女の名は才村 友郁 さいむら ゆか。 23歳。 今年社会人になりたて。 取り残された2人が、すったもんだで生き残り、最終的には成り上がるお話。

クラス転移、異世界に召喚された俺の特典が外れスキル『危険察知』だったけどあらゆる危険を回避して成り上がります

まるせい
ファンタジー
クラスごと集団転移させられた主人公の鈴木は、クラスメイトと違い訓練をしてもスキルが発現しなかった。 そんな中、召喚されたサントブルム王国で【召喚者】と【王候補】が協力をし、王選を戦う儀式が始まる。 選定の儀にて王候補を選ぶ鈴木だったがここで初めてスキルが発動し、数合わせの王族を選んでしまうことになる。 あらゆる危険を『危険察知』で切り抜けツンデレ王女やメイドとイチャイチャ生活。 鈴木のハーレム生活が始まる!

クラス転移から逃げ出したイジメられっ子、女神に頼まれ渋々異世界転移するが職業[逃亡者]が無能だと処刑される

こたろう文庫
ファンタジー
日頃からいじめにあっていた影宮 灰人は授業中に突如現れた転移陣によってクラスごと転移されそうになるが、咄嗟の機転により転移を一人だけ回避することに成功する。しかし女神の説得?により結局異世界転移するが、転移先の国王から職業[逃亡者]が無能という理由にて処刑されることになる 初執筆作品になりますので日本語などおかしい部分があるかと思いますが、温かい目で読んで頂き、少しでも面白いと思って頂ければ幸いです。 なろう・カクヨム・アルファポリスにて公開しています こちらの作品も宜しければお願いします [イラついた俺は強奪スキルで神からスキルを奪うことにしました。神の力で学園最強に・・・]

性的に襲われそうだったので、男であることを隠していたのに、女性の本能か男であることがバレたんですが。

狼狼3
ファンタジー
男女比1:1000という男が極端に少ない魔物や魔法のある異世界に、彼は転生してしまう。 街中を歩くのは女性、女性、女性、女性。街中を歩く男は滅多に居ない。森へ冒険に行こうとしても、襲われるのは魔物ではなく女性。女性は男が居ないか、いつも目を光らせている。 彼はそんな世界な為、男であることを隠して女として生きる。(フラグ)

【完結】幼馴染にフラれて異世界ハーレム風呂で優しく癒されてますが、好感度アップに未練タラタラなのが役立ってるとは気付かず、世界を救いました。

三矢さくら
ファンタジー
【本編完結】⭐︎気分どん底スタート、あとはアガるだけの異世界純情ハーレム&バトルファンタジー⭐︎ 長年思い続けた幼馴染にフラれたショックで目の前が全部真っ白になったと思ったら、これ異世界召喚ですか!? しかも、フラれたばかりのダダ凹みなのに、まさかのハーレム展開。まったくそんな気分じゃないのに、それが『シキタリ』と言われては断りにくい。毎日混浴ですか。そうですか。赤面しますよ。 ただ、召喚されたお城は、落城寸前の風前の灯火。伝説の『マレビト』として召喚された俺、百海勇吾(18)は、城主代行を任されて、城に襲い掛かる謎のバケモノたちに立ち向かうことに。 といっても、発現するらしいチートは使えないし、お城に唯一いた呪術師の第4王女様は召喚の呪術の影響で、眠りっ放し。 とにかく、俺を取り囲んでる女子たちと、お城の皆さんの気持ちをまとめて闘うしかない! フラれたばかりで、そんな気分じゃないんだけどなぁ!

スマートシステムで異世界革命

小川悟
ファンタジー
/// 毎日19時に投稿する予定です。 /// ★☆★ システム開発の天才!異世界転移して魔法陣構築で生産チート! ★☆★ 新道亘《シンドウアタル》は、自分でも気が付かないうちにボッチ人生を歩み始めていた。 それならボッチ卒業の為に、現実世界のしがらみを全て捨て、新たな人生を歩もうとしたら、異世界女神と事故で現実世界のすべてを捨て、やり直すことになってしまった。 異世界に行くために、新たなスキルを神々と作ったら、とんでもなく生産チートなスキルが出来上がる。 スマフォのような便利なスキルで異世界に生産革命を起こします! 序章(全5話)異世界転移までの神々とのお話しです 第1章(全12話+1話)転生した場所での検証と訓練 第2章(全13話+1話)滞在先の街と出会い 第3章(全44話+4話)遺産活用と結婚 第4章(全17話)ダンジョン探索 第5章(執筆中)公的ギルド? ※第3章以降は少し内容が過激になってきます。 上記はあくまで予定です。 カクヨムでも投稿しています。

S級クラフトスキルを盗られた上にパーティから追放されたけど、実はスキルがなくても生産力最強なので追放仲間の美少女たちと工房やります

内田ヨシキ
ファンタジー
[第5回ドラゴンノベルス小説コンテスト 最終選考作品] 冒険者シオンは、なんでも作れる【クラフト】スキルを奪われた上に、S級パーティから追放された。しかしシオンには【クラフト】のために培った知識や技術がまだ残されていた! 物作りを通して、新たな仲間を得た彼は、世界初の技術の開発へ着手していく。 職人ギルドから追放された美少女ソフィア。 逃亡中の魔法使いノエル。 騎士職を剥奪された没落貴族のアリシア。 彼女らもまた、一度は奪われ、失ったものを、物作りを通して取り戻していく。 カクヨムにて完結済み。 ( https://kakuyomu.jp/works/16817330656544103806 )

転生したら貴族の息子の友人A(庶民)になりました。

ファンタジー
〈あらすじ〉 信号無視で突っ込んできたトラックに轢かれそうになった子どもを助けて代わりに轢かれた俺。 目が覚めると、そこは異世界!? あぁ、よくあるやつか。 食堂兼居酒屋を営む両親の元に転生した俺は、庶民なのに、領主の息子、つまりは貴族の坊ちゃんと関わることに…… 面倒ごとは御免なんだが。 魔力量“だけ”チートな主人公が、店を手伝いながら、学校で学びながら、冒険もしながら、領主の息子をからかいつつ(オイ)、のんびり(できたらいいな)ライフを満喫するお話。 誤字脱字の訂正、感想、などなど、お待ちしております。 やんわり決まってるけど、大体行き当たりばったりです。

処理中です...