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能力値検証
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レベルが上がった。やったね!それでは早速じっくりと見てみよう。
現在 前回
レベル 3 1
種族:人間
筋力 12 12
体力 11 10
知識 11 8
精神力 13 13
敏捷性 11 10
運 3 3
やるせなさ 123 120
まず筋力が12から12へ。ヨシ!って…あれ?ぜんぜん変わってないじゃん!?2レベルも上がったのになして??うむむ、まぁ次だ。体力は10から11へ。あれ、これも1だけ上がったけど、2レベルも上がったのに1しか上がってない…。
知識は8から11へ。おお~!これは3ポイントも上昇した。そうだよ、待ってたこういうのッ!知識っていうか知力だろうとも思うが、ともかく上がってるのでヨシとする。敏捷性も10から11へ。hぇ~、これも1しか上がってないけどまぁ上がってるからいいか。
運の3は変わらず3のまま。もしかして運が低いから能力値の上昇も低いのかな??でもそんななか知識と同じだけ無駄に3ポイントも上昇してるやるせなさって何よ…。
(え、なにそれ?オレがダンジョンソロ攻略しようとしているボッチだから?ねぇ、おしえて!アタシにホントの事教えてッ!)
「…なんてな、ふぅ~落ち着けオレ。どんな時も冷静でいなければ、きっとダンジョンでは生き残れないぞ」
動揺を覚える状況に深呼吸をして気持ちを落ち着かせる。モンスターを倒してレベルが上がり、能力値が上昇した。うむ、これは確かな前進だ。なにもマイナスに捉えることはない。
「しかし、なぜこうも成長にばらつきがあるんだ…?」
改めて表示していたステータスとノートにメモしておいた能力値を見比べてみる。そうして考えてみると、なんだか成長する能力値の傾向が視えてきた気がしてきた。
「なるほど…。オレは今回スライムとの戦闘で筋力を使うようなことをしていなかったから、筋力が上がらなかったと?そういうことか?」
その代わり薬品などを駆使して勝利を収めた。つまりは頭脳戦、だから知識が3も上昇したのかもしれない。体力と敏捷性があがったのも同様の理由だろう。せっせと動いてスライムをゴミ箱に放り込んでたしな。
「今回の戦闘で使用した能力は主に知識、その次に体力と敏捷性。なるほど、だから使われなかった筋力と運は上昇しなかったのか」
やるせなさが何気に3も上昇しているのがちょっと気になるけど、それはきっとボッチなせいだろう。そう考えると今後もやるせなさだけは、レベルアップ毎に上昇しそうで怖い。
「まぁいい。それならそれでレベルアップの前に筋トレとか、寝てる間に運気の向上する音楽でも聴いて寝てみよう。色々と試していけば、そのうち最適解も見つかるはずだ」
とりあえず石の床はそのままだと冷えるので、前室にダンボールを一枚敷いただけの超簡易拠点で休憩。飲み水でうがいをして薬品で痛めた喉をすすぎ、さらに渇きを癒す。
「ふぅ~、なんにせよ勝利の後の水は美味い!」
でもなんだか美味しく感じてもっと水が飲みたくなるな…。
「ん、待てよ!もしかしてこれは味覚が鋭敏になっているのか?」
試しにメガネを外して視てみると、乱視の度合いが和らいだのかいつもより輪郭がハッキリとしている気がする。
「おおっ凄いぞッ!まだメガネなしという訳にはいかないが、視力にもいい影響が!!」
これは嬉しい。正直レベルアップが激渋だったのに気落ちしていたが、こういった体調の変化は何にも増して気分を高揚させてくれる。
そこで一度装備を全て外して部屋に戻ると、腕立て・腹筋・スクワットに励んでみる。そうして一時間ほどしっかり身体を鍛えて汗を流すと、シャワーを浴びて近所にあるラーメンチェーン店へと昼飯を食べに足を運ぶ。
で、ニンニクラーメンとニラギョーザで栄養補給をした後は昼寝だ。これも勿論ネットでダウンロードした運気の良くなるという、聖なる波動のミュージックを聴きながらね。
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やるせなさ 123 120
まず筋力が12から12へ。ヨシ!って…あれ?ぜんぜん変わってないじゃん!?2レベルも上がったのになして??うむむ、まぁ次だ。体力は10から11へ。あれ、これも1だけ上がったけど、2レベルも上がったのに1しか上がってない…。
知識は8から11へ。おお~!これは3ポイントも上昇した。そうだよ、待ってたこういうのッ!知識っていうか知力だろうとも思うが、ともかく上がってるのでヨシとする。敏捷性も10から11へ。hぇ~、これも1しか上がってないけどまぁ上がってるからいいか。
運の3は変わらず3のまま。もしかして運が低いから能力値の上昇も低いのかな??でもそんななか知識と同じだけ無駄に3ポイントも上昇してるやるせなさって何よ…。
(え、なにそれ?オレがダンジョンソロ攻略しようとしているボッチだから?ねぇ、おしえて!アタシにホントの事教えてッ!)
「…なんてな、ふぅ~落ち着けオレ。どんな時も冷静でいなければ、きっとダンジョンでは生き残れないぞ」
動揺を覚える状況に深呼吸をして気持ちを落ち着かせる。モンスターを倒してレベルが上がり、能力値が上昇した。うむ、これは確かな前進だ。なにもマイナスに捉えることはない。
「しかし、なぜこうも成長にばらつきがあるんだ…?」
改めて表示していたステータスとノートにメモしておいた能力値を見比べてみる。そうして考えてみると、なんだか成長する能力値の傾向が視えてきた気がしてきた。
「なるほど…。オレは今回スライムとの戦闘で筋力を使うようなことをしていなかったから、筋力が上がらなかったと?そういうことか?」
その代わり薬品などを駆使して勝利を収めた。つまりは頭脳戦、だから知識が3も上昇したのかもしれない。体力と敏捷性があがったのも同様の理由だろう。せっせと動いてスライムをゴミ箱に放り込んでたしな。
「今回の戦闘で使用した能力は主に知識、その次に体力と敏捷性。なるほど、だから使われなかった筋力と運は上昇しなかったのか」
やるせなさが何気に3も上昇しているのがちょっと気になるけど、それはきっとボッチなせいだろう。そう考えると今後もやるせなさだけは、レベルアップ毎に上昇しそうで怖い。
「まぁいい。それならそれでレベルアップの前に筋トレとか、寝てる間に運気の向上する音楽でも聴いて寝てみよう。色々と試していけば、そのうち最適解も見つかるはずだ」
とりあえず石の床はそのままだと冷えるので、前室にダンボールを一枚敷いただけの超簡易拠点で休憩。飲み水でうがいをして薬品で痛めた喉をすすぎ、さらに渇きを癒す。
「ふぅ~、なんにせよ勝利の後の水は美味い!」
でもなんだか美味しく感じてもっと水が飲みたくなるな…。
「ん、待てよ!もしかしてこれは味覚が鋭敏になっているのか?」
試しにメガネを外して視てみると、乱視の度合いが和らいだのかいつもより輪郭がハッキリとしている気がする。
「おおっ凄いぞッ!まだメガネなしという訳にはいかないが、視力にもいい影響が!!」
これは嬉しい。正直レベルアップが激渋だったのに気落ちしていたが、こういった体調の変化は何にも増して気分を高揚させてくれる。
そこで一度装備を全て外して部屋に戻ると、腕立て・腹筋・スクワットに励んでみる。そうして一時間ほどしっかり身体を鍛えて汗を流すと、シャワーを浴びて近所にあるラーメンチェーン店へと昼飯を食べに足を運ぶ。
で、ニンニクラーメンとニラギョーザで栄養補給をした後は昼寝だ。これも勿論ネットでダウンロードした運気の良くなるという、聖なる波動のミュージックを聴きながらね。
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