53 / 95
【06】 混戦
*053* 繋がる身体 (★)
しおりを挟む
悠李が、その口で願望を伝えるまで、強過ぎる快感は続けられる。
一條は、一度言った事は覆さない。
諦めた悠李は、恥ずかしい要望を口にした。
「いいから、早く凶暴なコレを私の中に挿れなさいよ!!」
半ば、ヤケを起こして自分の要望を口にする。
その要求は、微塵も甘い雰囲気が無かった。
「お前は…まぁ、今は、こんなモンだろ。」
小さく呟いた一條は、悠李の願いを叶える為に、お預けにより蜜が溢れだしている秘密の入口に獰猛な切っ先をあてがい、そのまま少しだけ腰を押し出した。
ヌルリとしたその入口は、あっさりと一條の剛直を中へと受け入れる。
そして、待ち望んだ剛直を離すまいと、まだ、入口付近にしか挿れていない熱杭をギュッと無意識に絞り込んだ。
「こら、ちゃんとやるから力を抜け。」
一條は、挿れたそばから持っていかれそうになる。
そこをグッと耐え、悠李の背中を持ち上げ、手を廻した。
力を抜かせる為に、優しく背中を擦る。
フゥッと息を吐き、力が抜けた瞬間を見逃さず、一條は最奧へ向かって小径を突き進んでいった。
「あぁぁぁ……ッ……。」
「クッ…。」
一條の全てを収めたタイミングで、二人は思わず、同時に声を上げる。
お互いに顔を見合わせるが、プライドの高い二人は、何を言うでも無く見つめ合うというよりは、挑戦的な眼差しのまま快楽を貪る為の作業が続いていく…。
一條は、収め終わった剛直を抜き差しを始める。
始めはユルユルと悠李の蜜路の中の弱いポイントを確実に突いていく。
「ンッ……ンンッ…。そこ…ダメ…ッ…。」
悠李は、抗えないジットリと与えられる快感に声が漏れ続ける。
「ここが好い…の間違いだろ?」
「あ…あぁぁ……ン…ぁん…ッ……。」
悠李は、ただただ零れ出る喘ぎを抑える事が出来ない。
一條に開発された身体は、何処を触られても反応を示してしまう。
強引な事だけが共通しているけれど、毎回、違う抱き方をする一條の手練手管の虜になりつつある悠李の身体は、まるで、一條の楽器のように、触れれば触れるだけ、音色を奏でてしまう。
緩やかに与えられる過ぎた快感が苦痛になってきた頃に、悠李は、首を左右にイヤイヤと振りながら、ただでさえ狭い蜜路をもっとキュッと絞る。
「お願……ぃ…もっと、奥……突いてぇ……ッ!!」
苦し過ぎる快感から解放されたい悠李の口から無意識に発された言葉は、一條を煽るには充分な言葉だった。
「その言葉…後悔するなよ。」
そう言うと、一條は、力強く奥深くまで剛直を入れ込んだ。
一條は、一度言った事は覆さない。
諦めた悠李は、恥ずかしい要望を口にした。
「いいから、早く凶暴なコレを私の中に挿れなさいよ!!」
半ば、ヤケを起こして自分の要望を口にする。
その要求は、微塵も甘い雰囲気が無かった。
「お前は…まぁ、今は、こんなモンだろ。」
小さく呟いた一條は、悠李の願いを叶える為に、お預けにより蜜が溢れだしている秘密の入口に獰猛な切っ先をあてがい、そのまま少しだけ腰を押し出した。
ヌルリとしたその入口は、あっさりと一條の剛直を中へと受け入れる。
そして、待ち望んだ剛直を離すまいと、まだ、入口付近にしか挿れていない熱杭をギュッと無意識に絞り込んだ。
「こら、ちゃんとやるから力を抜け。」
一條は、挿れたそばから持っていかれそうになる。
そこをグッと耐え、悠李の背中を持ち上げ、手を廻した。
力を抜かせる為に、優しく背中を擦る。
フゥッと息を吐き、力が抜けた瞬間を見逃さず、一條は最奧へ向かって小径を突き進んでいった。
「あぁぁぁ……ッ……。」
「クッ…。」
一條の全てを収めたタイミングで、二人は思わず、同時に声を上げる。
お互いに顔を見合わせるが、プライドの高い二人は、何を言うでも無く見つめ合うというよりは、挑戦的な眼差しのまま快楽を貪る為の作業が続いていく…。
一條は、収め終わった剛直を抜き差しを始める。
始めはユルユルと悠李の蜜路の中の弱いポイントを確実に突いていく。
「ンッ……ンンッ…。そこ…ダメ…ッ…。」
悠李は、抗えないジットリと与えられる快感に声が漏れ続ける。
「ここが好い…の間違いだろ?」
「あ…あぁぁ……ン…ぁん…ッ……。」
悠李は、ただただ零れ出る喘ぎを抑える事が出来ない。
一條に開発された身体は、何処を触られても反応を示してしまう。
強引な事だけが共通しているけれど、毎回、違う抱き方をする一條の手練手管の虜になりつつある悠李の身体は、まるで、一條の楽器のように、触れれば触れるだけ、音色を奏でてしまう。
緩やかに与えられる過ぎた快感が苦痛になってきた頃に、悠李は、首を左右にイヤイヤと振りながら、ただでさえ狭い蜜路をもっとキュッと絞る。
「お願……ぃ…もっと、奥……突いてぇ……ッ!!」
苦し過ぎる快感から解放されたい悠李の口から無意識に発された言葉は、一條を煽るには充分な言葉だった。
「その言葉…後悔するなよ。」
そう言うと、一條は、力強く奥深くまで剛直を入れ込んだ。
応援ありがとうございます!
0
お気に入りに追加
52
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる