40 / 95
【05】 応戦
*040* バスタイム (☆)
しおりを挟む
パウダールームにバスローブを軽く投げ置き、当たり前のようにバスルームに入っていく。
「ちょッ…一人で入れるってば!!」
一條は、悠李の言葉に耳を貸さずに、そのまま湯船に浸かる。
「二人で入った方が時間が短縮出来んダロ?」
そういう問題なのだろうか?
悠李は、渋面になる。
しかし、既に二人で湯船に浸かっているものを今更、どうこう出来るでも無く、諦めて、大人しく温まっている。
「せめて、入浴剤くらい無いの?」
水面から浴槽内が丸見えで、羞恥心を煽る。
「うるせぇな…。何でも良いだろ?」
そう言いつつも、窓際にディスプレイされている入浴剤の中から、バスエッセンスを入れてくれた。
少しずつ溶け出すキューブからミルキーラベンダーの世界が拡がる。
合わせてゆっくりとバスルームに拡がるラベンダーの香りに身体の力が抜けてゆきそうになり、悠李はハッと息を呑んだ。
そして、ザバリと湯船から立ち上がる。
一條は、そのままシャワーの準備をし、悠李と一緒に湯船から出ようとする。
「な…何?」
「洗ってやろうと思ってな。」
悠李は、余りの驚きに目が飛び出そうになる。
「い…いや…いいよ…。自分でやる!!」
「遠慮すんな。自分で掻き出す方がもっと恥ずかしいぞ!!」
そう言いながら、ニヤニヤと笑う。
「じゃあ、出てってよ!!」
「お前はバカか? 自分の部屋の風呂に自分のタイミングで入って何が悪い?」
…確かに、一條が言っている事は尤もだった。
そして、訓練生同士で快楽を求めた以前の状況では、時間の都合により、お風呂に入って身体を清める事さえも適わなかった頃を思うと、大変、恵まれた環境だと言えるだろう。
「ほら、ケツ向けろ!!」
そう言うが早いか、悠李の身体は一條に背中を向けている状態だった。
そのまま腰を折られ、否が応でも、お尻を突き出した状況になっていた。
一條の二本の指は、遠慮を知らず、そのまま悠李の蜜壺に挿し込まれていく。
「ちょ…ッ……あ…ンッ……。」
「そんな声出すな。また、ヤられてぇのか?」
悠李は、慌てて首を左右に振る。
一條は、そう言うが、他意が無くても、悠李の良い処に指が掠り、どうにも声が止められないのだ。
「いゃ……ぁ…ぁ……ッ!!」
「ったく…何つー声、出しやがる!!」
「も……大丈夫だか…ら……。」
悠李の言葉は、どちらとも取れる微妙な言葉だ。
「また、挿れられてぇのか? 中も軟らかいままだし、このまま掻き回せそうだけどな?」
「もう、ムリ……です…。」
悠李は、素直に降参の声を上げた。
「ちょッ…一人で入れるってば!!」
一條は、悠李の言葉に耳を貸さずに、そのまま湯船に浸かる。
「二人で入った方が時間が短縮出来んダロ?」
そういう問題なのだろうか?
悠李は、渋面になる。
しかし、既に二人で湯船に浸かっているものを今更、どうこう出来るでも無く、諦めて、大人しく温まっている。
「せめて、入浴剤くらい無いの?」
水面から浴槽内が丸見えで、羞恥心を煽る。
「うるせぇな…。何でも良いだろ?」
そう言いつつも、窓際にディスプレイされている入浴剤の中から、バスエッセンスを入れてくれた。
少しずつ溶け出すキューブからミルキーラベンダーの世界が拡がる。
合わせてゆっくりとバスルームに拡がるラベンダーの香りに身体の力が抜けてゆきそうになり、悠李はハッと息を呑んだ。
そして、ザバリと湯船から立ち上がる。
一條は、そのままシャワーの準備をし、悠李と一緒に湯船から出ようとする。
「な…何?」
「洗ってやろうと思ってな。」
悠李は、余りの驚きに目が飛び出そうになる。
「い…いや…いいよ…。自分でやる!!」
「遠慮すんな。自分で掻き出す方がもっと恥ずかしいぞ!!」
そう言いながら、ニヤニヤと笑う。
「じゃあ、出てってよ!!」
「お前はバカか? 自分の部屋の風呂に自分のタイミングで入って何が悪い?」
…確かに、一條が言っている事は尤もだった。
そして、訓練生同士で快楽を求めた以前の状況では、時間の都合により、お風呂に入って身体を清める事さえも適わなかった頃を思うと、大変、恵まれた環境だと言えるだろう。
「ほら、ケツ向けろ!!」
そう言うが早いか、悠李の身体は一條に背中を向けている状態だった。
そのまま腰を折られ、否が応でも、お尻を突き出した状況になっていた。
一條の二本の指は、遠慮を知らず、そのまま悠李の蜜壺に挿し込まれていく。
「ちょ…ッ……あ…ンッ……。」
「そんな声出すな。また、ヤられてぇのか?」
悠李は、慌てて首を左右に振る。
一條は、そう言うが、他意が無くても、悠李の良い処に指が掠り、どうにも声が止められないのだ。
「いゃ……ぁ…ぁ……ッ!!」
「ったく…何つー声、出しやがる!!」
「も……大丈夫だか…ら……。」
悠李の言葉は、どちらとも取れる微妙な言葉だ。
「また、挿れられてぇのか? 中も軟らかいままだし、このまま掻き回せそうだけどな?」
「もう、ムリ……です…。」
悠李は、素直に降参の声を上げた。
0
お気に入りに追加
52
あなたにおすすめの小説
💚催眠ハーレムとの日常 - マインドコントロールされた女性たちとの日常生活
XD
恋愛
誰からも拒絶される内気で不細工な少年エドクは、人の心を操り、催眠術と精神支配下に置く不思議な能力を手に入れる。彼はこの力を使って、夢の中でずっと欲しかったもの、彼がずっと愛してきた美しい女性たちのHAREMを作り上げる。
シチュボ(女性向け)
身喰らう白蛇
恋愛
自発さえしなければ好きに使用してください。
アドリブ、改変、なんでもOKです。
他人を害することだけはお止め下さい。
使用報告は無しで商用でも練習でもなんでもOKです。
Twitterやコメント欄等にリアクションあるとむせながら喜びます✌︎︎(´ °∀︎°`)✌︎︎ゲホゴホ
クラスメイトの美少女と無人島に流された件
桜井正宗
青春
修学旅行で離島へ向かう最中――悪天候に見舞われ、台風が直撃。船が沈没した。
高校二年の早坂 啓(はやさか てつ)は、気づくと砂浜で寝ていた。周囲を見渡すとクラスメイトで美少女の天音 愛(あまね まな)が隣に倒れていた。
どうやら、漂流して流されていたようだった。
帰ろうにも島は『無人島』。
しばらくは島で生きていくしかなくなった。天音と共に無人島サバイバルをしていくのだが……クラスの女子が次々に見つかり、やがてハーレムに。
男一人と女子十五人で……取り合いに発展!?
ママと中学生の僕
キムラエス
大衆娯楽
「ママと僕」は、中学生編、高校生編、大学生編の3部作で、本編は中学生編になります。ママは子供の時に両親を事故で亡くしており、結婚後に夫を病気で失い、身内として残された僕に精神的に依存をするようになる。幼少期の「僕」はそのママの依存が嬉しく、素敵なママに甘える閉鎖的な生活を当たり前のことと考える。成長し、性に目覚め始めた中学生の「僕」は自分の性もママとの日常の中で処理すべきものと疑わず、ママも戸惑いながらもママに甘える「僕」に満足する。ママも僕もそうした行為が少なからず社会規範に反していることは理解しているが、ママとの甘美な繋がりは解消できずに戸惑いながらも続く「ママと中学生の僕」の営みを描いてみました。
スライム10,000体討伐から始まるハーレム生活
昼寝部
ファンタジー
この世界は12歳になったら神からスキルを授かることができ、俺も12歳になった時にスキルを授かった。
しかし、俺のスキルは【@&¥#%】と正しく表記されず、役に立たないスキルということが判明した。
そんな中、両親を亡くした俺は妹に不自由のない生活を送ってもらうため、冒険者として活動を始める。
しかし、【@&¥#%】というスキルでは強いモンスターを討伐することができず、3年間冒険者をしてもスライムしか倒せなかった。
そんなある日、俺がスライムを10,000体討伐した瞬間、スキル【@&¥#%】がチートスキルへと変化して……。
これは、ある日突然、最強の冒険者となった主人公が、今まで『スライムしか倒せないゴミ』とバカにしてきた奴らに“ざまぁ”し、美少女たちと幸せな日々を過ごす物語。
百合ランジェリーカフェにようこそ!
楠富 つかさ
青春
主人公、下条藍はバイトを探すちょっと胸が大きい普通の女子大生。ある日、同じサークルの先輩からバイト先を紹介してもらうのだが、そこは男子禁制のカフェ併設ランジェリーショップで!?
ちょっとハレンチなお仕事カフェライフ、始まります!!
※この物語はフィクションであり実在の人物・団体・法律とは一切関係ありません。
表紙画像はAIイラストです。下着が生成できないのでビキニで代用しています。
とある高校の淫らで背徳的な日常
神谷 愛
恋愛
とある高校に在籍する少女の話。
クラスメイトに手を出し、教師に手を出し、あちこちで好き放題している彼女の日常。
後輩も先輩も、教師も彼女の前では一匹の雌に過ぎなかった。
ノクターンとかにもある
お気に入りをしてくれると喜ぶ。
感想を貰ったら踊り狂って喜ぶ。
してくれたら次の投稿が早くなるかも、しれない。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる