独裁者サマの攻略法

観月 珠莉

文字の大きさ
上 下
16 / 95
【04】 追撃

*016* 一方的な快楽 (☆)

しおりを挟む
一條は、その言葉を耳にして、悠李の蜜壺が未開の地である事を察知する。
遊んでいると思っていた悠李が、思いの外身持ちが堅い事に気を良くした。
一方、悠李は、余りの痛さに一條の腕をバンバン叩く。

「ちょっ、痛いってば!!!!!!」
「花村、大丈夫だから力を抜け。」
「大丈夫な訳ないじゃん!! 一條、変わってよ!!」
「お前…変わってって…なぁ…。」

そう言いながらも一條の指は、悠李の蜜壺に入っている指を休める事は無かった。

「花村、直ぐに良くなるから。」

一條は、そう言うとそのまま悠李の花芽をペロリとひと舐めする。

「ぅわぁッ!!」

痛いはずなのに、花芽にヌルリとした感触を受け、また、快感を呼び起こされる。
快感を追い掛けた悠李の身体は、少し緊張が解けた。
同時に、指をもっと奥へと進めた。
一條の長い指は、悠李の様々なポイントに届き、だんだんと舐められている花芽以外の快感にも反応するようになってきた。

「ふぅ……んっ……。」
「そのまま、良い子で感じてろ。」

一條は、悠李に快感だけを与えるように動き続ける。
下腹部に与えられる快感をもっと深く求めるように、一條の頭を抱き締めた。
黒髪で硬そうに見える見た目と違い、思いの外柔らかい一條の髪質を気持ち良いと感じながら撫でる。
一條は、悠李に見えないようにクスリと笑い、そのまま快楽を与え続けた。

「うぅ……ぁ…ぁ…ぁ……。」

悠李は、コンスタントに与えられ続ける快感に腰が跳ねた。

「あぁッ……イ…く……ッ…。」

頭の中が真っ白にスパークし、身体をビクビクと痙攣させた。

「はぁ…はぁ…はぁ…はぁ…っ……。」

悠李は放心状態になりながら、息を整えようとする。

「良かったか?」

一條は、優しい目で悠李を見つめる。
焦点の合わない目で一條を見ている悠李は、普段の敵視している感情を忘れてボーッと見つめ続ける。
心地好い余韻の中の悠李は、一條の顔が整い過ぎている程の美男子で、ただただ、自分の好みの顔だと思いながら瞳に映していた。

「出してあげるよ。」

意識がしっかりとしてきた悠李は、ムクリと起き上がり、一條のモノに手を伸ばそうとするが、その手を掴まれた。

「俺は良い。」

悠李は、首を傾げる。

「お前はどうだったんだ? 良かったのか?」
「うん。」

悠李は、悔しいけれど事実なので、素直に頷く。

「今日のところは、お前が気持ち良いならそれで良い。あちらこちらでフラフラしてないで、ヤりたくなったら、また来いよ。」

悠李は、暫し考える様子を見せたが、一條の手から受けた快楽が相当気持ち良かったので、やっぱり素直に頷いたのだった。

「うん、解った。」

そう言うと、悠李は、女子寮へと戻っていった。
しおりを挟む
感想 1

あなたにおすすめの小説

💚催眠ハーレムとの日常 - マインドコントロールされた女性たちとの日常生活

XD
恋愛
誰からも拒絶される内気で不細工な少年エドクは、人の心を操り、催眠術と精神支配下に置く不思議な能力を手に入れる。彼はこの力を使って、夢の中でずっと欲しかったもの、彼がずっと愛してきた美しい女性たちのHAREMを作り上げる。

シチュボ(女性向け)

身喰らう白蛇
恋愛
自発さえしなければ好きに使用してください。 アドリブ、改変、なんでもOKです。 他人を害することだけはお止め下さい。 使用報告は無しで商用でも練習でもなんでもOKです。 Twitterやコメント欄等にリアクションあるとむせながら喜びます✌︎︎(´ °∀︎°`)✌︎︎ゲホゴホ

クラスメイトの美少女と無人島に流された件

桜井正宗
青春
 修学旅行で離島へ向かう最中――悪天候に見舞われ、台風が直撃。船が沈没した。  高校二年の早坂 啓(はやさか てつ)は、気づくと砂浜で寝ていた。周囲を見渡すとクラスメイトで美少女の天音 愛(あまね まな)が隣に倒れていた。  どうやら、漂流して流されていたようだった。  帰ろうにも島は『無人島』。  しばらくは島で生きていくしかなくなった。天音と共に無人島サバイバルをしていくのだが……クラスの女子が次々に見つかり、やがてハーレムに。  男一人と女子十五人で……取り合いに発展!?

パンツを拾わされた男の子の災難?

ミクリ21
恋愛
パンツを拾わされた男の子の話。

ママと中学生の僕

キムラエス
大衆娯楽
「ママと僕」は、中学生編、高校生編、大学生編の3部作で、本編は中学生編になります。ママは子供の時に両親を事故で亡くしており、結婚後に夫を病気で失い、身内として残された僕に精神的に依存をするようになる。幼少期の「僕」はそのママの依存が嬉しく、素敵なママに甘える閉鎖的な生活を当たり前のことと考える。成長し、性に目覚め始めた中学生の「僕」は自分の性もママとの日常の中で処理すべきものと疑わず、ママも戸惑いながらもママに甘える「僕」に満足する。ママも僕もそうした行為が少なからず社会規範に反していることは理解しているが、ママとの甘美な繋がりは解消できずに戸惑いながらも続く「ママと中学生の僕」の営みを描いてみました。

スライム10,000体討伐から始まるハーレム生活

昼寝部
ファンタジー
 この世界は12歳になったら神からスキルを授かることができ、俺も12歳になった時にスキルを授かった。  しかし、俺のスキルは【@&¥#%】と正しく表記されず、役に立たないスキルということが判明した。  そんな中、両親を亡くした俺は妹に不自由のない生活を送ってもらうため、冒険者として活動を始める。  しかし、【@&¥#%】というスキルでは強いモンスターを討伐することができず、3年間冒険者をしてもスライムしか倒せなかった。  そんなある日、俺がスライムを10,000体討伐した瞬間、スキル【@&¥#%】がチートスキルへと変化して……。  これは、ある日突然、最強の冒険者となった主人公が、今まで『スライムしか倒せないゴミ』とバカにしてきた奴らに“ざまぁ”し、美少女たちと幸せな日々を過ごす物語。

とある高校の淫らで背徳的な日常

神谷 愛
恋愛
とある高校に在籍する少女の話。 クラスメイトに手を出し、教師に手を出し、あちこちで好き放題している彼女の日常。 後輩も先輩も、教師も彼女の前では一匹の雌に過ぎなかった。 ノクターンとかにもある お気に入りをしてくれると喜ぶ。 感想を貰ったら踊り狂って喜ぶ。 してくれたら次の投稿が早くなるかも、しれない。

百合ランジェリーカフェにようこそ!

楠富 つかさ
青春
 主人公、下条藍はバイトを探すちょっと胸が大きい普通の女子大生。ある日、同じサークルの先輩からバイト先を紹介してもらうのだが、そこは男子禁制のカフェ併設ランジェリーショップで!?  ちょっとハレンチなお仕事カフェライフ、始まります!! ※この物語はフィクションであり実在の人物・団体・法律とは一切関係ありません。 表紙画像はAIイラストです。下着が生成できないのでビキニで代用しています。

処理中です...