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【04】 追撃
*014* お手並み拝見 (☆)
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悠李は、その舌技に一瞬たじろいだが、元来の負けず嫌いの気質が顔を覗かせ、執拗な口内の蹂躙にめげずに挑む。
互いの舌が絡み合うピチャリという水音が悠李の気持ちを高揚させていった。
「はぁ……。」
悠李は、無意識に両手で一條の頭を自分の下へ引き寄せていく。
充分に、一條の舌の感触を堪能し、そのまま耳朶へと移っていった。
チュクチュクと一心に耳朶を吸っていると一條に笑いながら声を掛けられる。
「美味いか?」
悠李は、最初、意味を理解出来なかったが、何度か頭の中を反芻している内に、からかわれている事に気付いた。
悠李の目に鋭さが増し、絶対に自分の技で一條を陥落させてやろうと心に誓った瞬間だった。
チラリと一條の下腹部に目をやっても、全く反応を示している気配は無い。
その時、クルリと二人の位置が入れ替わり、悠李の真上に一條が居た。
「お前のやり方は解った。もっと気持ち良くしてやるから、そのまま感じてろ。」
そう言うと、先程、悠李がやっていた事をトレースするように繰り返された。
但し、そのやり方は、全てが傲慢で服従させるに充分な獰猛さだった。
キスは、強引で捕食されているような錯覚を覚える。
悠李の小さな唇を全て食べ尽してしまうようにすっぽりと覆い込み、口内を激しく犯していった。
悠李の唇は痺れ、舌の感覚は麻痺する程だった。
一條の口が離れた瞬間、酸欠の金魚のようにパクパクと酸素を取り込み、意識が白んでゆく。
一條はその猛攻の手を緩める事無く、そのまま悠李の身体を拓いていく。
悠李は、追加された胸への愛撫に身体をビクつかせた。
「んぁ……っ。」
「ここ、硬くなってるぞ。」
一條はクツクツと笑いながら、乳首を捻り上げる。
「……ッ!!」
悠李は、一條を睨みつけようとするも、ただ、色っぽい視線を投げかけているようにしか見えなかった。
一條は、少しも動じる事無く、悠李の口内の蹂躙を続けながら、左右の胸の突起を摘まみ引っ張る。
「んんッ…んんんッ……!!」
「こんなんで、感じてるんじゃねぇよ。まだまだ、序の口だぞ?」
そう言いながら、グリグリと胸の突起を捏ね回し、その先端が更に大きく主張してもその手を休める事は無かった。
「い…ちじょ……ぅ……。」
執拗な愛撫をする本人を睨みつけたいのに適わず、助けを求める事も出来ずにシーツを強く握り締める。
悠李の指先は、強く負荷を掛けている為、指先が白くなっていた。
快感を逃がす為、肢を擦り合わせているが、高ぶった感覚は何処にも逃げ場が無い。
一條は、擦り合わせている肢の動きを容赦無く遮り、自身の脚を割り入れた。
互いの舌が絡み合うピチャリという水音が悠李の気持ちを高揚させていった。
「はぁ……。」
悠李は、無意識に両手で一條の頭を自分の下へ引き寄せていく。
充分に、一條の舌の感触を堪能し、そのまま耳朶へと移っていった。
チュクチュクと一心に耳朶を吸っていると一條に笑いながら声を掛けられる。
「美味いか?」
悠李は、最初、意味を理解出来なかったが、何度か頭の中を反芻している内に、からかわれている事に気付いた。
悠李の目に鋭さが増し、絶対に自分の技で一條を陥落させてやろうと心に誓った瞬間だった。
チラリと一條の下腹部に目をやっても、全く反応を示している気配は無い。
その時、クルリと二人の位置が入れ替わり、悠李の真上に一條が居た。
「お前のやり方は解った。もっと気持ち良くしてやるから、そのまま感じてろ。」
そう言うと、先程、悠李がやっていた事をトレースするように繰り返された。
但し、そのやり方は、全てが傲慢で服従させるに充分な獰猛さだった。
キスは、強引で捕食されているような錯覚を覚える。
悠李の小さな唇を全て食べ尽してしまうようにすっぽりと覆い込み、口内を激しく犯していった。
悠李の唇は痺れ、舌の感覚は麻痺する程だった。
一條の口が離れた瞬間、酸欠の金魚のようにパクパクと酸素を取り込み、意識が白んでゆく。
一條はその猛攻の手を緩める事無く、そのまま悠李の身体を拓いていく。
悠李は、追加された胸への愛撫に身体をビクつかせた。
「んぁ……っ。」
「ここ、硬くなってるぞ。」
一條はクツクツと笑いながら、乳首を捻り上げる。
「……ッ!!」
悠李は、一條を睨みつけようとするも、ただ、色っぽい視線を投げかけているようにしか見えなかった。
一條は、少しも動じる事無く、悠李の口内の蹂躙を続けながら、左右の胸の突起を摘まみ引っ張る。
「んんッ…んんんッ……!!」
「こんなんで、感じてるんじゃねぇよ。まだまだ、序の口だぞ?」
そう言いながら、グリグリと胸の突起を捏ね回し、その先端が更に大きく主張してもその手を休める事は無かった。
「い…ちじょ……ぅ……。」
執拗な愛撫をする本人を睨みつけたいのに適わず、助けを求める事も出来ずにシーツを強く握り締める。
悠李の指先は、強く負荷を掛けている為、指先が白くなっていた。
快感を逃がす為、肢を擦り合わせているが、高ぶった感覚は何処にも逃げ場が無い。
一條は、擦り合わせている肢の動きを容赦無く遮り、自身の脚を割り入れた。
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