婚約から始まる「恋」

観月 珠莉

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*72* 愛撫 (☆)

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そのまま直嗣さんの手は、私の胸の形が変形する程に激しく揉みしだく。

「まだ、ミルクは出ないね。」

真剣な顔のまま、胸の突起を吸い上げる。
私は、愛しさが込み上げ、直嗣さんの頭を撫でた。
直嗣さんは、少しビックリしたような顔をしたけれど、そのまま嬉しそうにしている。

「最後に頭を撫でられたのは、何時だっただろう…。愛しい人に撫でられると嬉しいものだね。」
「そうね。」
「さくら、もう少し撫でていて。」

直嗣さんは、その撫でられる感触を楽しんでいるようだ。
やがて、満足したのか、胸への悪戯が再開する。
口の中を蹂躙していた手を、秘部へと移し、花芽を弄ぶ。

「あぁぁっ……。」

私は、突き抜ける快感に、身体が仰け反る。
直嗣さんは、気を良くして、更に花芽を激しく弄った。
快感に流されてしまいそうで、何かに縋りたくて手を動かすと、直嗣さんの熱い象徴に手が触れた。
ビックリして、手を離そうとした時に、直嗣さんが剛直を手に押し付けてきた。

「さくら、大胆だね。そんなさくらも大歓迎だよ。触って…。」

耳元に口を寄せ、低く甘い声で囁く。
私は、そろそろと手を延ばし直嗣さんの剛直を握ってみた。

「……ッ。」

直嗣さんが、声にならない声を発する。

「…い、痛い?」

私は、慌てて手を緩める。

「違う。気持ち良過ぎて堪らないだけ…。」

そう言いながら、剛直でツンツンと触るように主張してくる。
私は、また、直嗣さんの剛直を握ってみた。

「そう。そのまま、上下に動かしてみて…。」

直嗣さんがセクシーな声で誘導する。
おっかなびっくりしながら、私はその声に従って手を動かした。

「さくら、上手だよ。」

きっと、とても拙いはずなのに、直嗣さんは嬉しそうに褒めてくれる。
私は、嬉しくて、直嗣さんがもっと気持ち良くなれるように、手を動かし続けた。

「上手に出来たご褒美だよ。」

直嗣さんは、そう言うとキスで口の中を蹂躙しながら、合わせて下の手の動きも再開した。
余りの気持ちの良さに、声が出そうになるけれど、その音は直嗣さんの口の中へと飲み込まれていった。

「んんっ……。」

直嗣さんの熱い象徴から潤滑油が溢れ出し、手の動きに合わせて、クチュクチュと卑猥な音が鳴り響く。
その音を聞いて、更に興奮が高まった私の秘部からも蜜が溢れ出し、合奏のようにクチュリプチュリと音を上げている。
快感が溢れた時、私は我慢が出来ずに、達した。

「あぁぁぁぁぁッ!!!!!!」

私は、身体をビクビクさせながら、頭の中が白くスパークしたのだった。
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