婚約から始まる「恋」

観月 珠莉

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*36* 初…体験 (☆)

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直嗣さんの手が秘所に到達した途端、クチュリ…と恥ずかしい音がする。

「感じているの?凄い歓待なんだけれど…。」
「ッ…。」

私は、余りの恥ずかしさに言葉の出ない。
私が言葉を発さない事を是とし、直嗣さんの指は花芯をクリュクリュと弄び、その動きに合わせてクチャクチャと発する音が大きくなっていく。

「さくら、シミ…凄い事になっているよ。」
「脱がせて…お願いっ!!」
「どうしようかなぁ~。」

そう言いながら、直嗣さんはショーツの横から直接秘部に触れてくる。

「んんっ…。替えが無いのに…っ。」

私は懇願の表情を浮かべる。

「名前を呼んで、お願いしてくれたら…考えても良いカナ?」

直嗣さんは、悪戯が思いついた子供の様に嬉しそうだ。

「ッ…!!直…嗣さ…ん、お願いっ。脱がせて…。」
「さくら、すっごくいいね。そそられるよ。」

そう言うと、ようやく直嗣さんは全てを脱がせてくれた。
今度は、自分だけが生まれたままの姿で、別の羞恥心を刺激される。

「これで、遠慮なく、さくらに触れられるね。」

そう言うと、直嗣さんの手は、先程よりも大胆に蜜道に指を進めてきた。
指技に止め処なく蜜が溢れてくる。
恥ずかしさに目を背けていると、直嗣さんが触れていない方の手で私の手を掴んだ。

「…?」

私がそっとお互いの手が触れ合っているのを見つめると、直嗣さんは、また、悪戯を思いついたようにニヤリと笑うと、私の手を、直嗣さんの大事な部分へと誘った。
ビックリして、直嗣さんを見ると、手が…手に、何か硬くて熱い感触がっ!!
これって…、それ!?

「★×*・▲▽+*×!!」

今までの様々な行為の中でも一番の衝撃に私は声を失った。
男の人ってこんな事になってるの~!!!!!!

「さくら、触って…。」

直嗣さんは、熱い吐息を漏らす。

「…ッ!!」

固まっている私の手の上から、自分の雄心を握り込み、上下に動かし出した。
…それって…自慰ですよねッ!?
私は、自分の状況をすっかり忘れて、ガン見してしまった。

「はぁ…っ。さくら、凄くイイよ。」

直嗣さんは、更に続ける。
そして、私の蜜口を弄ぶ事も止めない。

「んぅっ…んん~ッ…!!」

ビックリしながら、視線は直嗣さんの…にロックオンしているのに、自分の中に起きている嵐にも反応してしまう。

ゴソゴソと音が聞こえると、直嗣さんは雄を取り出していた!!
その、凶悪な物体…仕舞ってください!!!!!!
私の頭の中でシャウトしているその小さな欲求は、直嗣さんに届く事も無く、また、手を取られ、直嗣さんの情熱の杭に直接触れる事となった…。
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