363 / 681
連載
誰が為の英雄譚5
しおりを挟む
活動報告にてお知らせがございますー。
********************************************
「貴女、は……」
黒いメイドナイトの姿を見て、ルーティはあっけにとられた顔をする。
イチカ。
魔王ヴェルムドールの側近である彼女の事は、当然ルーティも覚えている。
あまり関わりがあったわけではないが……なんとなく、気にはなっていたのだ。
しかし、何故このタイミングで彼女なのか。
ルーティは咳払いをすると、場の主導権を取り戻そうとするかのように冷静を取り繕う。
「……念の為言いますが、明日来るのは私の客人です。イチカ……さん? ファイネルだけでもかなり問題があるのに、貴女までどういうつもりですか?」
「イチカで結構です。そして私がこの場に来ておりますのは、魔王ヴェルムドール様の意思によるものです」
「ならばより問題です。個人の事に国家で関わろうとするとはどういう了見ですか」
ファイネルは、まだいい。
いや、よくはないが……友情という個人的な範囲での好意によるものだ。
しかし、魔王ヴェルムドールが関わるとなればそれは「ザダーク王国」という国家の政策によるものとなる。
ならばそれは個人的好意から変貌し、言うなればザダーク王国からジオル森王国のルーティへの干渉となるのだ。
それは、超えるべきではない一線であり……それ故に、ルーティとしては簡単に許容するわけにはいかなかった。
しかし、目に見えておろおろするファイネルとは違い、イチカは涼しげな表情のままである。
「勿論理解しております。しかしこれは、ヴェルムドール様と貴女の個人的な約束に関するものですので」
「約束……?」
聞き返しかけて、ルーティはすぐにそれに思い当たる。
ヴェルムドールとルーティの約束。
それは、たった一つしかない。
すなわち……「命の神の意思」に関するものだ。
「……確かにクゥエリアさんはアルトリス大神殿の関係者ですが……」
「いいえ。ヴェルムドール様が警戒しているのは、そのトールという男です」
トール。
その男はザダーク王国としても、謎の男と言う他ない。
ほとんどアルトリス大神殿に篭りきりで、しかしザダーク王国の精鋭の一人である諜報員アインと渡り合うだけの実力を持っている。
ただそれだけなら、「ありえないわけではない」レベルである。
しかも神殿からほとんど出てこないのであれば流石に其処に潜入するのは難しいし、一応の監視だけしておけば問題は無い。
要は、こちらに関わってこないのなら問題は無かったのだ。
しかし、「トール」は動いた。
しかも予想以上に大きくだ。
「そのトールという男が何者なのか。ヴェルムドール様がお出でになれば簡単に分かりますが……そうするわけにはいかない事情もあります」
「……まあ、そうでしょうね。どれだけ理由をつけた所で、彼が動く事は国が動くのと同じ。此処にいるという事実だけで、難癖をつける材料が揃います」
ルーティにイチカは頷き、だからこそ……と告げる。
「だからこそ、私が来ました。出来るだけ難癖をつけられず、それでいて可能な限り相手を見極められる者。それを総合的に判断した際に、私しか居ないだろうとのことです」
少しだけ誇らしげに言うイチカを、ルーティは考え込むようにじっと見つめる。
……確かに、イチカならば幾らでも「個人的」な範囲で行動できるだろう。
何しろ、イチカは魔族ではあるが魔人でありメイドナイトだ。
見た目は完璧に人間であるし、尚且つ最高の従者と名高いメイドナイトである。
たとえば……そう、たとえば「魔王ヴェルムドールからの個人的な好意として屋敷にいる」としたところで、それを否定する材料など何処にも無い。
そして、繰り返しになるが「見た目は完璧に人間」なのだ。
いつだったかのパレードに参加してはいたが、一々全員の顔を覚えている者など居るはずもないし、似ている者など探せばいるだろう。
つまり……魔王ヴェルムドールと関わりがあるかどうかなど、本人が否定すればそこまでだ。
だが、しかし。
それ以前の問題がまだ残っている。
「……一応聞きます。魔王ヴェルムドールは、何の可能性を疑っているのですか?」
その当然ともいえる質問に、イチカはすっと目を細める。
「あらゆる全てです」
「……随分と漠然としていますね」
「命の神の計画は一度崩しました。しかし、それ故に修正のかかった計画が何処に向かっているか……私達は、警戒し続けています。そして今、目の前に鍵と思われるものが現れようとしているのです」
イチカの話を吟味しながらも、ルーティは僅かに疑問に思う。
鍵。
確かにトールという青年には謎が多いが、そこまで断言できるようなものがあっただろうか?
そこまで考えて、ふとルーティは気付く。
「……私に会いに来るから、ですか」
「その通りです」
イチカは即答し、ファイネルは少しばかり渋い顔をする。
そう、ルーティは「英雄」だ。
前回の戦いで「魔王シュクロウス」と「大魔王グラムフィア」を倒した勇者リューヤの仲間であり、神器アルスリスボウを持つ英雄。
……なるほど、これでもかという程に因縁を詰め込んだ存在だ。
新しい英雄の「物語」を吟遊詩人が創作しようとするならば、その多くはルーティとの運命的な出会いを描くだろう。
つまり、それを警戒しているのだ。
「なるほど」
沈黙の後に、ルーティはそう呟く。
なるほど、なるほど。
確かにその通りだ。
むしろルーティから目を離すべきではないだろう。
関わるものには目をつけるべきだろう。
「……理解しました。しかし、私は彼の傘下ではありません。あまり約束を盾に勝手をされても困りますよ?」
「分かっています」
そう言って、ルーティはイチカとファイネルの横を通り抜けてドアへと向かい……そこで、ふと何かに気付いたようにふり返る。
「何か?」
「……いえ、なんでもありません」
ルーティはそうイチカへと返し、ドアを開けて部屋の外へと出て行く。
「あ、おい……」
ファイネルがルーティの後を追うようにふり返るその眼前でドアは閉められ、ファイネルは渋い顔でぬうと唸る。
「あー……もう。あいつ、意外に思い込み激しいんだよなあ。絶対私のことまで誤解してるぞ」
「そうでしょうね。昔もそうでしたから」
「そうなんだよ。昔と全然違うように見えて、根っこは全然変わってないぞアレ」
どうするかと呟いて頭を抱えるファイネルをそのままに、イチカは部屋の机の上に目を向け……そこからクッキーを一枚摘み上げる。
すると物凄い勢いで振り返ったファイネルがスタスタと歩いてきてイチカからクッキーを奪う。
「私のだぞ」
「そうですね。貴女に用意されたものです。その程度の友情はあったのでしょう?」
「当たり前だ。友人だからな」
クッキーを口の中に放り込んだファイネルをイチカは見つめ、それならと告げる。
「追いかける事を薦めます。昔は、そうやって仲直りしていたそうですから」
「そうだな……よし!」
ファイネルは残りのクッキーを全て掴み取ると、手早く取り出した袋の中に放り込む。
「行ってくる!」
「ええ」
叫んで飛び出していくファイネルを見送って、イチカは軽く溜息をつく。
「今の会話に全く違和感を感じないとは……ルーティのことで頭がいっぱいのようですね」
まあ、そのくらいのほうがいいんでしょうが……と。
そう呟いて、イチカは使用人達に会うべく自分も部屋を出て行った。
********************************************
「貴女、は……」
黒いメイドナイトの姿を見て、ルーティはあっけにとられた顔をする。
イチカ。
魔王ヴェルムドールの側近である彼女の事は、当然ルーティも覚えている。
あまり関わりがあったわけではないが……なんとなく、気にはなっていたのだ。
しかし、何故このタイミングで彼女なのか。
ルーティは咳払いをすると、場の主導権を取り戻そうとするかのように冷静を取り繕う。
「……念の為言いますが、明日来るのは私の客人です。イチカ……さん? ファイネルだけでもかなり問題があるのに、貴女までどういうつもりですか?」
「イチカで結構です。そして私がこの場に来ておりますのは、魔王ヴェルムドール様の意思によるものです」
「ならばより問題です。個人の事に国家で関わろうとするとはどういう了見ですか」
ファイネルは、まだいい。
いや、よくはないが……友情という個人的な範囲での好意によるものだ。
しかし、魔王ヴェルムドールが関わるとなればそれは「ザダーク王国」という国家の政策によるものとなる。
ならばそれは個人的好意から変貌し、言うなればザダーク王国からジオル森王国のルーティへの干渉となるのだ。
それは、超えるべきではない一線であり……それ故に、ルーティとしては簡単に許容するわけにはいかなかった。
しかし、目に見えておろおろするファイネルとは違い、イチカは涼しげな表情のままである。
「勿論理解しております。しかしこれは、ヴェルムドール様と貴女の個人的な約束に関するものですので」
「約束……?」
聞き返しかけて、ルーティはすぐにそれに思い当たる。
ヴェルムドールとルーティの約束。
それは、たった一つしかない。
すなわち……「命の神の意思」に関するものだ。
「……確かにクゥエリアさんはアルトリス大神殿の関係者ですが……」
「いいえ。ヴェルムドール様が警戒しているのは、そのトールという男です」
トール。
その男はザダーク王国としても、謎の男と言う他ない。
ほとんどアルトリス大神殿に篭りきりで、しかしザダーク王国の精鋭の一人である諜報員アインと渡り合うだけの実力を持っている。
ただそれだけなら、「ありえないわけではない」レベルである。
しかも神殿からほとんど出てこないのであれば流石に其処に潜入するのは難しいし、一応の監視だけしておけば問題は無い。
要は、こちらに関わってこないのなら問題は無かったのだ。
しかし、「トール」は動いた。
しかも予想以上に大きくだ。
「そのトールという男が何者なのか。ヴェルムドール様がお出でになれば簡単に分かりますが……そうするわけにはいかない事情もあります」
「……まあ、そうでしょうね。どれだけ理由をつけた所で、彼が動く事は国が動くのと同じ。此処にいるという事実だけで、難癖をつける材料が揃います」
ルーティにイチカは頷き、だからこそ……と告げる。
「だからこそ、私が来ました。出来るだけ難癖をつけられず、それでいて可能な限り相手を見極められる者。それを総合的に判断した際に、私しか居ないだろうとのことです」
少しだけ誇らしげに言うイチカを、ルーティは考え込むようにじっと見つめる。
……確かに、イチカならば幾らでも「個人的」な範囲で行動できるだろう。
何しろ、イチカは魔族ではあるが魔人でありメイドナイトだ。
見た目は完璧に人間であるし、尚且つ最高の従者と名高いメイドナイトである。
たとえば……そう、たとえば「魔王ヴェルムドールからの個人的な好意として屋敷にいる」としたところで、それを否定する材料など何処にも無い。
そして、繰り返しになるが「見た目は完璧に人間」なのだ。
いつだったかのパレードに参加してはいたが、一々全員の顔を覚えている者など居るはずもないし、似ている者など探せばいるだろう。
つまり……魔王ヴェルムドールと関わりがあるかどうかなど、本人が否定すればそこまでだ。
だが、しかし。
それ以前の問題がまだ残っている。
「……一応聞きます。魔王ヴェルムドールは、何の可能性を疑っているのですか?」
その当然ともいえる質問に、イチカはすっと目を細める。
「あらゆる全てです」
「……随分と漠然としていますね」
「命の神の計画は一度崩しました。しかし、それ故に修正のかかった計画が何処に向かっているか……私達は、警戒し続けています。そして今、目の前に鍵と思われるものが現れようとしているのです」
イチカの話を吟味しながらも、ルーティは僅かに疑問に思う。
鍵。
確かにトールという青年には謎が多いが、そこまで断言できるようなものがあっただろうか?
そこまで考えて、ふとルーティは気付く。
「……私に会いに来るから、ですか」
「その通りです」
イチカは即答し、ファイネルは少しばかり渋い顔をする。
そう、ルーティは「英雄」だ。
前回の戦いで「魔王シュクロウス」と「大魔王グラムフィア」を倒した勇者リューヤの仲間であり、神器アルスリスボウを持つ英雄。
……なるほど、これでもかという程に因縁を詰め込んだ存在だ。
新しい英雄の「物語」を吟遊詩人が創作しようとするならば、その多くはルーティとの運命的な出会いを描くだろう。
つまり、それを警戒しているのだ。
「なるほど」
沈黙の後に、ルーティはそう呟く。
なるほど、なるほど。
確かにその通りだ。
むしろルーティから目を離すべきではないだろう。
関わるものには目をつけるべきだろう。
「……理解しました。しかし、私は彼の傘下ではありません。あまり約束を盾に勝手をされても困りますよ?」
「分かっています」
そう言って、ルーティはイチカとファイネルの横を通り抜けてドアへと向かい……そこで、ふと何かに気付いたようにふり返る。
「何か?」
「……いえ、なんでもありません」
ルーティはそうイチカへと返し、ドアを開けて部屋の外へと出て行く。
「あ、おい……」
ファイネルがルーティの後を追うようにふり返るその眼前でドアは閉められ、ファイネルは渋い顔でぬうと唸る。
「あー……もう。あいつ、意外に思い込み激しいんだよなあ。絶対私のことまで誤解してるぞ」
「そうでしょうね。昔もそうでしたから」
「そうなんだよ。昔と全然違うように見えて、根っこは全然変わってないぞアレ」
どうするかと呟いて頭を抱えるファイネルをそのままに、イチカは部屋の机の上に目を向け……そこからクッキーを一枚摘み上げる。
すると物凄い勢いで振り返ったファイネルがスタスタと歩いてきてイチカからクッキーを奪う。
「私のだぞ」
「そうですね。貴女に用意されたものです。その程度の友情はあったのでしょう?」
「当たり前だ。友人だからな」
クッキーを口の中に放り込んだファイネルをイチカは見つめ、それならと告げる。
「追いかける事を薦めます。昔は、そうやって仲直りしていたそうですから」
「そうだな……よし!」
ファイネルは残りのクッキーを全て掴み取ると、手早く取り出した袋の中に放り込む。
「行ってくる!」
「ええ」
叫んで飛び出していくファイネルを見送って、イチカは軽く溜息をつく。
「今の会話に全く違和感を感じないとは……ルーティのことで頭がいっぱいのようですね」
まあ、そのくらいのほうがいいんでしょうが……と。
そう呟いて、イチカは使用人達に会うべく自分も部屋を出て行った。
0
お気に入りに追加
1,740
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。


30年待たされた異世界転移
明之 想
ファンタジー
気づけば異世界にいた10歳のぼく。
「こちらの手違いかぁ。申し訳ないけど、さっさと帰ってもらわないといけないね」
こうして、ぼくの最初の異世界転移はあっけなく終わってしまった。
右も左も分からず、何かを成し遂げるわけでもなく……。
でも、2度目があると確信していたぼくは、日本でひたすら努力を続けた。
あの日見た夢の続きを信じて。
ただ、ただ、異世界での冒険を夢見て!!
くじけそうになっても努力を続け。
そうして、30年が経過。
ついに2度目の異世界冒険の機会がやってきた。
しかも、20歳も若返った姿で。
異世界と日本の2つの世界で、
20年前に戻った俺の新たな冒険が始まる。


勇者召喚に巻き込まれ、異世界転移・貰えたスキルも鑑定だけ・・・・だけど、何かあるはず!
よっしぃ
ファンタジー
9月11日、12日、ファンタジー部門2位達成中です!
僕はもうすぐ25歳になる常山 順平 24歳。
つねやま じゅんぺいと読む。
何処にでもいる普通のサラリーマン。
仕事帰りの電車で、吊革に捕まりうつらうつらしていると・・・・
突然気分が悪くなり、倒れそうになる。
周りを見ると、周りの人々もどんどん倒れている。明らかな異常事態。
何が起こったか分からないまま、気を失う。
気が付けば電車ではなく、どこかの建物。
周りにも人が倒れている。
僕と同じようなリーマンから、数人の女子高生や男子学生、仕事帰りの若い女性や、定年近いおっさんとか。
気が付けば誰かがしゃべってる。
どうやらよくある勇者召喚とやらが行われ、たまたま僕は異世界転移に巻き込まれたようだ。
そして・・・・帰るには、魔王を倒してもらう必要がある・・・・と。
想定外の人数がやって来たらしく、渡すギフト・・・・スキルらしいけど、それも数が限られていて、勇者として召喚した人以外、つまり巻き込まれて転移したその他大勢は、1人1つのギフト?スキルを。あとは支度金と装備一式を渡されるらしい。
どうしても無理な人は、戻ってきたら面倒を見ると。
一方的だが、日本に戻るには、勇者が魔王を倒すしかなく、それを待つのもよし、自ら勇者に協力するもよし・・・・
ですが、ここで問題が。
スキルやギフトにはそれぞれランク、格、強さがバラバラで・・・・
より良いスキルは早い者勝ち。
我も我もと群がる人々。
そんな中突き飛ばされて倒れる1人の女性が。
僕はその女性を助け・・・同じように突き飛ばされ、またもや気を失う。
気が付けば2人だけになっていて・・・・
スキルも2つしか残っていない。
一つは鑑定。
もう一つは家事全般。
両方とも微妙だ・・・・
彼女の名は才村 友郁
さいむら ゆか。 23歳。
今年社会人になりたて。
取り残された2人が、すったもんだで生き残り、最終的には成り上がるお話。

転生貴族のハーレムチート生活 【400万ポイント突破】
ゼクト
ファンタジー
ファンタジー大賞に応募中です。 ぜひ投票お願いします
ある日、神崎優斗は川でおぼれているおばあちゃんを助けようとして川の中にある岩にあたりおばあちゃんは助けられたが死んでしまったそれをたまたま地球を見ていた創造神が転生をさせてくれることになりいろいろな神の加護をもらい今貴族の子として転生するのであった
【不定期になると思います まだはじめたばかりなのでアドバイスなどどんどんコメントしてください。ノベルバ、小説家になろう、カクヨムにも同じ作品を投稿しているので、気が向いたら、そちらもお願いします。
累計400万ポイント突破しました。
応援ありがとうございます。】
ツイッター始めました→ゼクト @VEUu26CiB0OpjtL

【完結】ポーションが不味すぎるので、美味しいポーションを作ったら
七鳳
ファンタジー
※毎日8時と18時に更新中!
※いいねやお気に入り登録して頂けると励みになります!
気付いたら異世界に転生していた主人公。
赤ん坊から15歳まで成長する中で、異世界の常識を学んでいくが、その中で気付いたことがひとつ。
「ポーションが不味すぎる」
必需品だが、みんなが嫌な顔をして買っていく姿を見て、「美味しいポーションを作ったらバカ売れするのでは?」
と考え、試行錯誤をしていく…

今さら言われても・・・私は趣味に生きてますので
sherry
ファンタジー
ある日森に置き去りにされた少女はひょんな事から自分が前世の記憶を持ち、この世界に生まれ変わったことを思い出す。
早々に今世の家族に見切りをつけた少女は色んな出会いもあり、周りに呆れられながらも成長していく。
なのに・・・今更そんなこと言われても・・・出来ればそのまま放置しといてくれません?私は私で気楽にやってますので。
※魔法と剣の世界です。
※所々ご都合設定かもしれません。初ジャンルなので、暖かく見守っていただけたら幸いです。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる
本作については削除予定があるため、新規のレンタルはできません。
このユーザをミュートしますか?
※ミュートすると該当ユーザの「小説・投稿漫画・感想・コメント」が非表示になります。ミュートしたことは相手にはわかりません。またいつでもミュート解除できます。
※一部ミュート対象外の箇所がございます。ミュートの対象範囲についての詳細はヘルプにてご確認ください。
※ミュートしてもお気に入りやしおりは解除されません。既にお気に入りやしおりを使用している場合はすべて解除してからミュートを行うようにしてください。