百合監禁調教予定のお話

RasK

文字の大きさ
上 下
16 / 16

15

しおりを挟む
side有紗

 家に帰ってきて乱暴に鞄を投げる。
 腹が立つ。あの女にも、お姉ちゃんにも。なんで私の気持ちに気付いてくれないの。いや、それもそうか。だってお姉ちゃんにこんな酷いことをしているのは私だ。何を責められたってしょうがない。

「ただいま~」

 お姉ちゃんも帰ってきたみたいだ。私は玄関まで走ると、大きく声をだす。

「お姉ちゃん、夜空いてる?」
「あ、うん……」
「勉強を教えてほしくて」

 一瞬、嫌そうな顔をした。それくらい私にだって伝わるよ。いいよ、それが照れ隠しになるまで、私はお姉ちゃんを愛し続けるから。



***



「あり、っ……んぅ……っちょ」

 勿論勉強なんて教わる気はなかった。お姉ちゃんには悪いけど、私のほうが頭もいいし、それをお姉ちゃんもわかっていただろう。
 だからこうやってただ私に犯されに来た痴女だ。これはお姉ちゃんが悪いよ。だって、勉強なんかするわけないってきっと分かってたからあんな顔をしたんだし。
 お姉ちゃんに口づけをした。深く、深く、味わうように。
 全部腹がたった。だからもう、決めた。お姉ちゃんをとことん気持ちよくさせて、戻れないくらいにするって。誰にも触れて欲しくないとお姉ちゃんが思うくらいに、ぐちゃぐちゃにして、壊して、私しか愛せないような身体にする。
 お姉ちゃんの下半身に手を伸ばすと、もうそこはしっかり濡れきっていた。

「ねえ、もう指入っちゃうんじゃない? キスしただけだよ。そんな気分にもうなっちゃったの?」
「っゃ……」
「やだね、やだね、うん」

 淫乱になったお姉ちゃんのカラダ。それだけじゃ駄目だよ、もっといくとこまでいかないと。
 私の中指をナカに埋める。温かい、ぬるぬるしてて、簡単に奥まで入った。クリをグリグリすると、お姉ちゃんは嫌そうに身体をうねらせた。

「ありさ……っ」

 今日は、やりたいことがある。から、もっとここを慣らしていかないと。
 指を一本増やして、みる。ちょっときついけど、すんなり入った。違和感はあったみたいで、不思議そうに眉を潜めた。じゃあもう一本。入りにくいから、入口七センチくらいの、そこを指を曲げて圧をかける。そこをぐりぐりし続けていると、お姉ちゃんは声を漏らす。

「ぁっ……ゃ……っ……ん…、ぃ……──っ」

 小さい声で可愛くイっちゃうお姉ちゃん。収縮するナカ。三本入るかなって試してみればすんなり入るから、多分もう大丈夫。
 私は懐から、クリとナカを同時に責めることのできる機械を取り出した。

「じゃっじゃーん」
「何それ……」
「これを入れるね。いいでしょ?」
「や、やだ……」
「いいでしょ? ちょっとだけ、ね。」

 言葉を無視して、私はお姉ちゃんの入口に充てがった。
 ぐちゅり。下品な音を立てて、お姉ちゃんのナカにずっと奥まで入っていく。昔はこんなの入らないくらいキツかったけど、私のせいでこんなに滑らかに入るようになった。

「やっ、やっぱやだ、」

 身体をぐねらせて、抜こうとしてくる。抵抗するなんて計画外だ。カチンと来た。

「ねえ、妹のお願いくらい聞いてよ」
「あっ……」

 怒っちゃって、優しい言い方を全くできなくなると、お姉ちゃんはすんなり受け入れた。力強く奥まで一瞬で入れると「あっ♡」なんて声を出すから、きっとお姉ちゃんはМだ。
 カチリ。電源を入れると、バイブとなり振動し始めた。すると、お姉ちゃんの様子が一変する。

「や、やだ、なにこれ、やだ、やだ、やだっ!」
「わあ、お姉ちゃん、大丈夫?」
「やっ──! イって……!」

 ブルブルとお姉ちゃんまでも震えだした。あーイってる。可愛いなあって。

「あり、さっ……?」
「なぁに?」
「とめ、っ、とめない、の……?」
「え?」

 ぐっと奥に、おもちゃを入れ直した。

「はぁ……っひ……っ!」
「大丈夫、大丈夫、お姉ちゃん、かわいい、かわいい、」
「はっ……ぃや、んっいっ、ひぃ…………っぁ、ゃ、っ──とまんな、ぃ……! やだ、これ、も、っぅ、ぃ……」
「声なんて我慢しなくてもいいのに。曝け出していいんだよ」
「あっ! っ……、ぃ…………! ありさ、やめて、ありさっ! もうむ、っ──ぁっ、とまんなっ……ぃ……! もう、ゃ……!」
「止まんないねえ。あ、ボタン入れられてなかった。」

 まだ、“弱”のボタンだ。“強”にしてなかった。

「あっ─────」

 歯を食いしばって、お姉ちゃんは耐えられないその責めに、頑張って耐えていた。私はお姉ちゃんの先端もくりくりと弄って、暇をつぶす。

「ねえ、これ私は何もすることがなくて暇だよ。」
「ゃ、っ、やだ、もう、やだ、あり、さ、ねえ、ね……ぁ、ゃ
……んっぅ……!」
「うんうん」
「ね、ありさ、どうしよ、なんか、でちゃう、やだ、ありさ、ありさ、ありさっ!」
「え、なにが?」
「やだやだやだ! ねえ、ありさっ! やっ……ぁ………もう…………っん、ぁ」

 手に何かかかっている。ああ、お姉ちゃんの液体だ。喘ぎも絶えずに、お姉ちゃんはずっと止まれない。

「可愛いよ、お姉ちゃん。」

 あ、掃除どうしよう。そんなことを悠長に考えていた。
 
しおりを挟む
感想 1

この作品の感想を投稿する

みんなの感想(1件)

喜望
2022.10.22 喜望

一話一話、読み切りやすい長さでいいです。
これからのありさ、なかことの進展がたのしみです。

解除

あなたにおすすめの小説

百合ランジェリーカフェにようこそ!

楠富 つかさ
青春
 主人公、下条藍はバイトを探すちょっと胸が大きい普通の女子大生。ある日、同じサークルの先輩からバイト先を紹介してもらうのだが、そこは男子禁制のカフェ併設ランジェリーショップで!?  ちょっとハレンチなお仕事カフェライフ、始まります!! ※この物語はフィクションであり実在の人物・団体・法律とは一切関係ありません。 表紙画像はAIイラストです。下着が生成できないのでビキニで代用しています。

アイドルグループの裏の顔 新人アイドルの洗礼

甲乙夫
恋愛
清純な新人アイドルが、先輩アイドルから、強引に性的な責めを受ける話です。

淫らに、咲き乱れる

あるまん
恋愛
軽蔑してた、筈なのに。

落ち込んでいたら綺麗なお姉さんにナンパされてお持ち帰りされた話

水無瀬雨音
恋愛
実家の花屋で働く璃子。落ち込んでいたら綺麗なお姉さんに花束をプレゼントされ……? 恋の始まりの話。

父親が再婚したことで地獄の日々が始まってしまいましたが……ある日その状況は一変しました。

四季
恋愛
父親が再婚したことで地獄の日々が始まってしまいましたが……ある日その状況は一変しました。

どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~

さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」 あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。 弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。 弟とは凄く仲が良いの! それはそれはものすごく‥‥‥ 「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」 そんな関係のあたしたち。 でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥ 「うそっ! お腹が出て来てる!?」 お姉ちゃんの秘密の悩みです。

クラスメイトの美少女と無人島に流された件

桜井正宗
青春
 修学旅行で離島へ向かう最中――悪天候に見舞われ、台風が直撃。船が沈没した。  高校二年の早坂 啓(はやさか てつ)は、気づくと砂浜で寝ていた。周囲を見渡すとクラスメイトで美少女の天音 愛(あまね まな)が隣に倒れていた。  どうやら、漂流して流されていたようだった。  帰ろうにも島は『無人島』。  しばらくは島で生きていくしかなくなった。天音と共に無人島サバイバルをしていくのだが……クラスの女子が次々に見つかり、やがてハーレムに。  男一人と女子十五人で……取り合いに発展!?

とある高校の淫らで背徳的な日常

神谷 愛
恋愛
とある高校に在籍する少女の話。 クラスメイトに手を出し、教師に手を出し、あちこちで好き放題している彼女の日常。 後輩も先輩も、教師も彼女の前では一匹の雌に過ぎなかった。 ノクターンとかにもある お気に入りをしてくれると喜ぶ。 感想を貰ったら踊り狂って喜ぶ。 してくれたら次の投稿が早くなるかも、しれない。

処理中です...
本作については削除予定があるため、新規のレンタルはできません。

このユーザをミュートしますか?

※ミュートすると該当ユーザの「小説・投稿漫画・感想・コメント」が非表示になります。ミュートしたことは相手にはわかりません。またいつでもミュート解除できます。
※一部ミュート対象外の箇所がございます。ミュートの対象範囲についての詳細はヘルプにてご確認ください。
※ミュートしてもお気に入りやしおりは解除されません。既にお気に入りやしおりを使用している場合はすべて解除してからミュートを行うようにしてください。