【完結】白粉の記憶〜担任の先生に恋をした少年は、大人になって再び彼女の前に現れる〜

ヒトミは小学校教師になりたての24歳。教師の仕事に夢と希望を抱き、6年生の担任を受け持つことになる。だが、教え子たちの陰湿な嫌がらせに遭い、クラスが学級崩壊に向かってしまう。そのような中でもヒトミは笑顔を絶やさず、毎日子どもたちに向き合っていく。
ヒトミの教え子のヨシヒロは、ある日突然、先生を好きになってしまう。ヨシヒロにとって、はじめての恋心。しかし、はじめはその気持ちが何なのかわからず、どう扱ったらよいかわからない感情が、ひたすら自分の中で大きくなっていく。
困難な状況に立ち向かう先生と、彼女に対する少年の淡い想い。様々な人々の運命が交錯しながら、物語は小学校を卒業してからも続いていく。
そして、ヨシヒロが社会人になったある日、ついに10年以上も蓋をしていた想いを実らせるため、彼は行動を開始する。
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