初期スキルが便利すぎて異世界生活が楽しすぎる!

霜月雹花

文字の大きさ
表紙へ
115 / 162
8巻

8-3

しおりを挟む
 昼食の後片付けをし、再び馬車に戻った俺達は移動を再開した。

「そういえばシャファルから聞いたが、ラルクの従魔には悪魔もおるというのは本当か?」

 フェリルが俺に尋ねてくる。

「本当だよ。もしかして、フェリルも悪魔にいいイメージを持ってないの?」
「我は実際に悪魔を見たことがないから、よいとか悪いというイメージ自体持ってないな。それに仮に一人の悪魔が悪いからといって、種族全体を否定するつもりはない」
「なるほど……シャファルとは大違いだな」

 俺が笑いながらシャファルのほうを見ると、シャファルはムッとした顔になった。

「それはどういう意味じゃ」
「初めてゼラさんと会ったとき、シャファルはものすごく敵対的な態度だったじゃないか」
「言っておくがの、我は悪魔がどれほど悪い者達か知っておったからああいう対応をしたんじゃ。こと悪魔に関しては、フェリルみたいな考え方のほうがおかしいんじゃぞ」

 フンッと鼻を鳴らすシャファルに、フェリルは「それは違うぞ」と否定した。

「悪魔が一般的に好ましくない印象を持たれていることは我も知っている。シャファルがラルクを守ろうとして悪魔を警戒したのも正しいことだと思う。しかし、どんな種族にも良い者、悪い者がいるのだ。それはシャファルも分かっておるだろ?」
「それは……そうだが……」
「数日前の山火事事件もそうだが、人間の中にも事件をくわだてる悪い者もいればラルク達のように消火活動をするよい者もおる。我が言いたいことは、その者の本質を見極める前に種族の偏見を信じて一括ひとくくりに決めつけてはよくないということなのだ。たとえ悪魔相手といえども、偏見を持つのはやめたほうがよいと思うぞ」

 シャファルはしばらく無言だったが、小さな声で「そうだな、我の考えが間違っておった……」と言った。

「友が理解してくれてよかった」

 フェリルは笑みを浮かべてそう言った。
 正直、シャファルが怒って喧嘩になるかと思ったので丸く収まったことにホッとする。

「なんだラルク、我とシャファルが言い争うと思っていたか?」

 フェリルに図星ずぼしを突かれ、俺は思わず苦笑いを浮かべた。

「実はちょっとだけね。シャファルは喧嘩っぱやいから」
「我はシャファルがこの程度のことでカッとなる男だとは思わなかった。だからこうして遠慮なく意見をぶつけさせてもらったのだ」
「フェリルの言う通り、我だってこんなことで怒りはせん。それに結局は悪魔もよい者がいると今は知っておるからな。自分の考えが間違っていたということは理解しておる。それを真正面から指摘してくれて、むしろ嬉しく思うぞ」

 二人はそれから気分転換に体を動かすと言って、シャファルは竜化、フェリルは狼化して馬車と並行して移動を始めた。
 空を飛ぶシャファルを窓から見ながら、俺はポツリと呟く。

「シャファルも随分ずいぶんと変わったな……本人はああ言ってたけど、昔なら自分の考えを否定されたら怒ってたと思うし、反省なんてしないと思う」

 そんな俺の言葉が聞こえたらしく、アスラがこう言った。

「やっぱり言われた相手がフェリルだからじゃないかな? 出会って数日だけど、シャファル様はかなり信頼してるみたいだしね」
「そうだね。親友ってやつか……」

 あのシャファルも立派になったな……となんとなく感慨深くなる。
 今までシャファルと対等に話せていたのは俺とゼラさんくらいだったが、友と呼べるフェリルと出会ったことで一皮むけたのだろう。
 なんか、手のかかる弟の成長を目の当たりにしたような感覚だ。年齢的にはシャファルのほうがはるかに年上だけど。
 俺達は外を楽しそうに走っているフェリルと空を飛んでいるシャファルを微笑ましく思いながら見守った。


 日が沈む少し前に予定していた今日の野営地に到着した。
 テントを設営し、野宿の準備を進める俺達。
 そんな俺達にフェリルが声をかけてきた。

「今日はファンルードには入らないんだな」
「うん。一応、旅を満喫するっていうのが俺達の目的だから何か用事がない限りはファンルードは使わないようにしてるんだ。でもそれは俺達の中の決まりだから、フェリルがファンルードに行きたいならシャファルと一緒に行ってもらってもいいよ。明日迎えに行くから」
「いや、我もラルク達と共に過ごす。我らだけファンルードに入るのは気が引けるし、それにこういうのも悪くないからな」

 フェリルはそう言ったあと、自分にできることはないか? と聞いてきた。
 そういうことなら、フェリルにも手伝ってもらおうかな。
 フェリルには食器の準備をお願いし、俺は夕食の準備をする。
 しばらくして夕食が出来上がり、みんなで美味しく食べた。
 食後の雑談中、レティシアさんがフェリルに質問をする。

「フェリルって、実際のところ森林国にはどのくらい前から住んでるの?」
「どのくらい前か……覚えている限りだと、千年以上前からこの地で生活しているが、多分それよりも以前から暮らしておるな。すでに昔すぎて、忘れてる部分もある。森の守護獣となったのがそれくらいだったから人間達の文献に載っておるかもしれん。我に聞くより書物で調べたほうが詳しいことが分かるかもな」
「そんなずっと前から森の中で暮らしてるの? その、好きだから暮らしてるんだとは思うけど、暇に感じないの?」
「感じるときもあるが、普段は森に異常がないか見て回っておるから暇すぎるということはないぞ? それにたまにではあるが、この大陸のあちこちを旅することもあったからな」

 旅なんてするのか、と思わず驚く俺。
 ……いや、そりゃそうか。ずっと森の中で生活してたら飽きも来るだろうから、たまには羽を伸ばすことだってあるよな。
 あ、そうだ。フェリルに森林国のおすすめスポットを聞こうと思っていたんだった。
 そのことを思い出した俺はフェリルに尋ねる。 

「大陸を旅していたってことは、森林国のことは大体知ってるの? もしおすすめの場所があれば教えてほしいんだけど」
「う~む、我が見たときから時間が経ちすぎて、ほとんどの場所が変わっておるからな……たまに旅に出ると言っても、頻繁には出掛けておらんのだ」
「そうなの?」
「ああ。基本的に森の中で生活していて、数年や数十年に一度、大陸を見て回って変わった部分を探して楽しんでいたのだ。力になれなくてすまないな」
「ううん、大丈夫だよ。聞いてみただけだから。それに知らないほうが旅は楽しいからね」

 申し訳なさそうなフェリルに俺がそう言うと、フェリルは安心したような笑みを浮かべたのだった。


     ◇


 翌朝、十分休んだ俺達は馬車に乗って旅を再開した。
 出発は順調だったが、三十分ほど移動したところで思わぬアクシデントに出くわしてしまう。

「う~ん、完全に道が途切れてるな……」
「土砂崩れが起きて、あの巨木が倒れたのだろう。見たところ、倒れてそれほどの期間は経ってないな」

 フェリルの言う通り、俺達の行き先をはばむように道が巨木で塞がれていたのだ。

「みんな、少し待ってて。あの道を整備してくるから」

 俺が言うと、レティシアさんが驚いたような声を上げる。

「ラルク君一人で行くの? 私達も手伝うよ?」
「あのくらいなら大丈夫ですよ」

 俺はレティシアさんにそう言い、巨木に近付いた。
 普通であればこの巨木を退かすには、大勢で協力して持ち上げるか燃やして消し炭にするのが一番だろうが、俺には手っ取り早く片付ける能力がある。
 俺はまず、巨木を『風属性魔法』である程度の大きさにカットして、『便利ボックス』の中に入れた。

「よし、これで一番邪魔なものは片付いたな」

 巨木がなくなると道の向こう側が見えるようになったが、巨木が倒れたのと土砂崩れのせいで道がぐちゃぐちゃになっていて、馬車で通るには難しい状態のままだ。
 俺は『土属性魔法』で整地を行い、先ほどカットした巨木を『便利ボックス』から取り出して、『風属性魔法』でさらに形を整えて柵を組み上げる。そしてまた土砂で道が崩れないようにと、道の端にその柵を立てて補強した。

「応急処置程度だったら、これくらいで十分だろう。温泉街に到着したら、この道のことを街の人に伝えるか」

 みんなのところに戻ると、フェリルが驚いたように口を開いた。

「この短時間で、よくここまで道を直せたな……」
「まあ、これでも色々と建築関係に携わってきたからね。俺が暮らしてる国の区画整備とか、ファンルードの工事とか。国を一から造り直したこともあるんだよ」
「そうなのか? 国を一から造り上げるとは、それは是非ぜひ聞きたい話だな」

 フェリルがそう言うので、馬車で移動を再開したあと、俺は道中で過去に行った国造りについて話をすることにした。
 フェリルは俺の話を聞いて楽しんでくれたようだった。

「ラルクの話はどれも面白いな。普通の人間であれば体験しないようなことを平然と経験しているからだろうか?」
「ラルク君、私達が知らない間にすごいことをしてるからね~」
「ラルク君っていろんなことをやってるから、私達との経験の差がすごいもんね。一国の街を最初から造ってほしいなんて、普通は任されないもん」

 フェリルの感想に対し、レティシアさんとリンがそう言った。

「我はただこの大陸でのんびりと過ごしておるだけだから、下手したらラルクはすでに我よりもいろんなことを経験していそうだな……」
「フフッ、フェリルよ。ラルクのすごいところは、何もこれまでやってきた実績だけではないぞ? 薄々気付いておるだろうが、ラルクは神とも繋がりがあるのじゃ」

 シャファルの言葉にフェリルは目をカッと見開く。

「ッ! もしやと思っておったが、ラルクはやはり神と近しい関係なのか?」

 そして恐る恐るといった感じでそう聞いてきた。
 うーん、どう説明したものかな……俺が転生者だから神様と知り合いなんだ、とは今この場では説明できないし。
 ちょっと申し訳ないけど、ここは誤魔化ごまかして説明するか。

「小さい頃からずっと神様にお祈りを捧げてたからね。それで神様が俺の信仰心に気付いてくれたんだ」

 まあ、嘘は言ってないよね。『信仰心』のスキルレベルが最大になって神界に行けることになったのは事実なんだし。

「神が気付くレベルの信仰心か……確かにシャファルの言う通り、街や国造りなどというものよりも遥かにすごい実績だな」
「うむ。普通の人間であれば生涯をかけても会えるかどうか分からない神に、ラルクはすでに会っておるからの。さらにラルクは、そんな神様に自身の作った料理を振る舞って気に入られておる」

 自分のことのように自慢げに言うシャファル。ちょっと恥ずかしいからやめてほしいんだけど。

「直接会ったこともあるのか⁉ それに神が気に入る料理の腕とは……確かに、ラルクの作った料理はとても美味しかったが……そうか、神も認める味なのだな……」

 フェリルは驚き、俺のことを尊敬の眼差しで見てきた。

「我でさえ、獣神様と会ったのは随分と昔のことだからな……シャファルはどうだ?」
「我も同じようなものだ。たまに神託しんたくのようなものはあるが、ラルクのように頻繁に会話したり、会ったりはしておらんな。ラルクが規格外な存在じゃ」
「ということはやはり、ラルクが規格外ということになるのか……お主の主人はすごい者だな」
「そうじゃろう。そうじゃろう」

 シャファルは何故か鼻を高くしていた。
 一方、シャファルの話を聞いたレティシアさん達も尊敬するような視線で俺を見つめてくる。
「……私達も感覚が麻痺まひしてたけど、普通にすごいことだよね。神様って、普通に生活してたら一生会えない存在だもん」とレティシアさん。
「それに神様が気に入るような料理を作るって、本当にすごいことだよね」とリン。
「ファンルードのことだって、今では普通に感じてるけど考えてみれば一つの世界だもんね。あの世界だと、ラルク君が神様みたいな存在だし」とアスラ。
「そんな能力を神様からもらうって、ラルク君って本当にすごい存在だと思う」とリア。
 そんな目で見られるとどういう顔をしていいか分からないんだけど……

「そ、そこまですごいことかな? 信仰心が高かったのは、運がよかっただけだよ。それに料理の腕も、最初からレベルの高いスキルをもらったからだし」
「だとしても、神様に気に入られる存在になれたのはラルク君の実力だよね」
「うんうん。改めて考えると、ラルク君はすごいことを平然とやってたよね~」

 リンとリアがそう言った。

「うっ……はい、もうこの話はやめやめ!」

 恥ずかしさが限界になってきたので、俺は強引にこの話題を打ち切ることにした。
 そして他愛のない話をしながら温泉街を目指して移動する。
 それにしても、なんで土砂崩れなんて起きていたんだろう?
 まさかこの辺りで何か災害があったんじゃ……
 縁起の悪いことを考えるものじゃないな、と俺は頭を振ってその考えを追い出す。
 ……しかし、このときの俺のぼんやりとした嫌な予感は最悪な形で的中することになる。



 3 白き獣と黒き獣


 温泉街を目指して移動中、俺はフェリルに尋ねる。

「なあ、フェリル。フェリル達の話も聞きたいんだけどいいかな?」
「我らの話? この間少ししたが、他のということか?」

 現在は人の姿になって一緒に馬車に乗っているフェリルは、首を傾げながらそう言った。その膝の上にはコロが頭を乗っけている。
 先ほど自分のことを話したので、今度はフェリル達にも昔のことを話してもらおうと思ったのだ。

「なになに、僕とフェリルの話?」

 コロが頭を持ち上げて俺を見つめてきた。

「うん、コロ達がどんな生活をしていたのか気になってね。前のはフェリルと人間との話だったろ? コロとフェリルがどういう風に生活してたのか気になってさ」
「それは我も気になっていたな、その部分は聞けてなかったし」

 俺の言葉にシャファルも同意した。
 そしてフェリル達の回答を待つ。

「僕は大丈夫だよ~。まあ、そうは言っても僕はほとんど覚えてないから、フェリルが話すことになるけどね~」
「ふむ、コロがそう言うのであれば我もこばむ理由はないな……ただ、ラルクの話のように面白くはないぞ? 我らの生活は基本的に森の中だったからな」

 そう前置きし、フェリルは昔の話をし始めた。

「前にも言ったが、我も大昔のことは覚えておらん。しかし、我とコロは生まれたときから一緒だったことは覚えておる。生まれたときから我は白銀の毛並みを、コロは黒色の毛並みをしていて当時の人間からは〝天のフェンリル〟〝魔のフェンリル〟と呼ばれていたな」
「天と魔? どっちがどっちのこと?」

 俺が聞くと、フェリルは「我が天で、コロが魔だ」と答えた。

「天と魔って、なんだかフェリルはいいフェンリルに聞こえるけど、コロのほうは悪く聞こえるね」

 そう感想を述べたら、コロ本人もそう思ったのか「魔って酷いよ!」と怒っていた。

「実際、我はそこまで怖がられていなかったが、コロは今よりも威圧感があった上に見た目も怖かったからな。当時は出会った人間から恐れられて〝魔〟と呼ばれていたのだ」
「えっ、そうなの? 今はこんなに可愛いのに」

 レティシアさんはがコロのことを見つめながら言った。
 フェリルはコロの頭を撫でながら頷く。

「あの頃はこんな愛らしさは持ってなかった。それに、コロは人間を嫌っていたのだ」
「えっ、僕って人間嫌いだったの⁉」

 フェリルの言葉に一番驚いたのは、今では当時の記憶を失ったコロだった。

「うむ、ただ人間をにくんでいたわけではない。そうではなくて、コロの見た目が怖くそれで近寄られないことが続いて、段々と心を閉ざしていったのだ。片割れである我が人間から好かれてる一方で自分だけ嫌われてるということにコロはショックを受けていてな。我も何度もなぐさめた覚えがある」
「へ~、そうだったんだ。でも、なんとなくそのときの僕の気持ちが分かるかも~、嫌われたらそれ以上嫌われないように近付かないようにしてたんだと思う」
「そんな感じだったな。人間と仲良くなりたいとたまに愚痴ぐちを言っておった」

 コロのそのときの考えは、俺もなんとなくだけど分かる気がするな。
 好かれたいけど、嫌われてるという現状があるならそれ以上嫌われないように自分から近付かないし、人間を近付けないことも徹底していたのだろう。

「その頃からだったな、コロから提案されて森の守護をする時間を分けるようになったのだ。日が昇ってる間は我が森を守り、日が沈み人の気配が感じられない夜はコロが森を守るようになった」
「ふむ、まあ人間に会いたくないが森を守りたいという意思は伝わってくるな」

 シャファルが相槌あいづちを打つ。

「コロ自身、森のことは大切に思っていたからな」

 フェリルはコロの頭を撫でながらそう言い、さらに話を続ける。

「それから少しあとのことだ。コロが人間から好かれるのを諦めて夜の森の守護者となってからしばらく経った頃、一人の人間と出会ったのだ」

 フェリルの話をまとめると、こういうことらしい。
 昼はフェリルが、夜はコロが森を守護するようになって数年が経った頃、森の中に一人の青年がやってきた。
 昼間ではなく夜遅くにやってきた青年を警戒し、コロは遠くから彼を監視していた。
 身なりは普通の旅人のような格好をしていたが、一つ普通とは違うところがあった。
 その青年は目が見えていなかったのだ。
 生まれつき目が見えなかったが、その代わりに魔力感知にけていたらしい。彼は魔力を頼りに日常生活を送っていたそうだ。
 そんな青年を見かけたコロは最初、フェリルを呼ぼうか迷った。しかし青年はどんどん森の奥へ進むので、暗い道で怪我をする前に止めようとその青年の前に姿を現したという。
 目が見えない青年はコロに驚くことはなく、普通に話しかけて森で迷ったから街まで道案内してほしいと頼んだ。
 コロは自分の姿に驚かない青年に対して逆に驚いていた、とフェリルは言った。
 ここで俺は一つ気になったことを尋ねる。

「まるでその現場を見てるような話し方だけど、もしかしてフェリルはそこにいたの?」
「うむ、最初は寝ていたのだが夜に人間が森に入ってきたことに気付いて起きて見に来たのだ。そうしたら、コロがソワソワしていてな。我は出るのをやめて見張っていたというわけだ」
「フッ、フェリルも悪い奴じゃな、人間の対応が苦手なコロに任せるとは」

 シャファルの言葉にフェリルは苦笑いを浮かべる。

「念のため、いつでも出られるようにはしておったよ。ただコロがどう出るのか見たかったのだ」

 そう言ったあと、フェリルは続きを話し始めた。
 結局、コロは青年の道案内をすることにした。
 道を教えたコロは青年とすぐに別れたが、その青年が無事に目的地へ辿たどり着くか心配になって森を出て付いていったらしい。
 そして無事に目的の街まで青年が辿り着くのを見届けたコロは、安心した様子で森に帰ってきた。
 それがコロの初めての人との交流だったが、いいことは続かなかったとフェリルは暗い表情で言った。


しおりを挟む
表紙へ
感想 555

あなたにおすすめの小説

侯爵家三男からはじまる異世界チート冒険録 〜元プログラマー、スキルと現代知識で理想の異世界ライフ満喫中!〜【奨励賞】

のびすけ。
ファンタジー
気づけば侯爵家の三男として異世界に転生していた元プログラマー。 そこはどこか懐かしく、けれど想像以上に自由で――ちょっとだけ危険な世界。 幼い頃、命の危機をきっかけに前世の記憶が蘇り、 “とっておき”のチートで人生を再起動。 剣も魔法も、知識も商才も、全てを武器に少年は静かに準備を進めていく。 そして12歳。ついに彼は“新たなステージ”へと歩み出す。 これは、理想を形にするために動き出した少年の、 少し不思議で、ちょっとだけチートな異世界物語――その始まり。 【なろう掲載】

男女比がおかしい世界の貴族に転生してしまった件

美鈴
ファンタジー
転生したのは男性が少ない世界!?貴族に生まれたのはいいけど、どういう風に生きていこう…? 最新章の第五章も夕方18時に更新予定です! ☆の話は苦手な人は飛ばしても問題無い様に物語を紡いでおります。 ※ホットランキング1位、ファンタジーランキング3位ありがとうございます! ※カクヨム様にも投稿しております。内容が大幅に異なり改稿しております。 ※各種ランキング1位を頂いた事がある作品です!

辺境領主は大貴族に成り上がる! チート知識でのびのび領地経営します

潮ノ海月@2025/11月新刊発売予定!
ファンタジー
旧題:転生貴族の領地経営~チート知識を活用して、辺境領主は成り上がる! トールデント帝国と国境を接していたフレンハイム子爵領の領主バルトハイドは、突如、侵攻を開始した帝国軍から領地を守るためにルッセン砦で迎撃に向かうが、守り切れず戦死してしまう。 領主バルトハイドが戦争で死亡した事で、唯一の後継者であったアクスが跡目を継ぐことになってしまう。 アクスの前世は日本人であり、争いごとが極端に苦手であったが、領民を守るために立ち上がることを決意する。 だが、兵士の証言からしてラッセル砦を陥落させた帝国軍の数は10倍以上であることが明らかになってしまう 完全に手詰まりの中で、アクスは日本人として暮らしてきた知識を活用し、さらには領都から避難してきた獣人や亜人を仲間に引き入れ秘策を練る。 果たしてアクスは帝国軍に勝利できるのか!? これは転生貴族アクスが領地経営に奮闘し、大貴族へ成りあがる物語。 《作者からのお知らせ!》 ※2025/11月中旬、  辺境領主の3巻が刊行となります。 今回は3巻はほぼ全編を書き下ろしとなっています。 【貧乏貴族の領地の話や魔導車オーディションなど、】連載にはないストーリーが盛りだくさん! ※また加筆によって新しい展開になったことに伴い、今まで投稿サイトに連載していた続話は、全て取り下げさせていただきます。何卒よろしくお願いいたします。

称号チートで異世界ハッピーライフ!~お願いしたスキルよりも女神様からもらった称号がチートすぎて無双状態です~

しらかめこう
ファンタジー
「これ、スキルよりも称号の方がチートじゃね?」 病により急死した主人公、突然現れた女神によって異世界へと転生することに?! 女神から様々なスキルを授かったが、それよりも想像以上の効果があったチート称号によって超ハイスピードで強くなっていく。 そして気づいた時にはすでに世界最強になっていた!? そんな主人公の新しい人生が平穏であるはずもなく、行く先々で様々な面倒ごとに巻き込まれてしまう...?! しかし、この世界で出会った友や愛するヒロインたちとの幸せで平穏な生活を手に入れるためにどんな無理難題がやってこようと最強の力で無双する!主人公たちが平穏なハッピーエンドに辿り着くまでの壮大な物語。 異世界転生の王道を行く最強無双劇!!! ときにのんびり!そしてシリアス。楽しい異世界ライフのスタートだ!! 小説家になろう、カクヨム等、各種投稿サイトにて連載中。毎週金・土・日の18時ごろに最新話を投稿予定!!

45歳のおっさん、異世界召喚に巻き込まれる

よっしぃ
ファンタジー
2巻決定しました! 【書籍版 大ヒット御礼!オリコン18位&続刊決定!】 皆様の熱狂的な応援のおかげで、書籍版『45歳のおっさん、異世界召喚に巻き込まれる』が、オリコン週間ライトノベルランキング18位、そしてアルファポリス様の書店売上ランキングでトップ10入りを記録しました! 本当に、本当にありがとうございます! 皆様の応援が、最高の形で「続刊(2巻)」へと繋がりました。 市丸きすけ先生による、素晴らしい書影も必見です! 【作品紹介】 欲望に取りつかれた権力者が企んだ「スキル強奪」のための勇者召喚。 だが、その儀式に巻き込まれたのは、どこにでもいる普通のサラリーマン――白河小次郎、45歳。 彼に与えられたのは、派手な攻撃魔法ではない。 【鑑定】【いんたーねっと?】【異世界売買】【テイマー】…etc. その一つ一つが、世界の理すら書き換えかねない、規格外の「便利スキル」だった。 欲望者から逃げ切るか、それとも、サラリーマンとして培った「知識」と、チート級のスキルを武器に、反撃の狼煙を上げるか。 気のいいおっさんの、優しくて、ずる賢い、まったり異世界サバイバルが、今、始まる! 【書誌情報】 タイトル: 『45歳のおっさん、異世界召喚に巻き込まれる』 著者: よっしぃ イラスト: 市丸きすけ 先生 出版社: アルファポリス ご購入はこちらから: Amazon: https://www.amazon.co.jp/dp/4434364235/ 楽天ブックス: https://books.rakuten.co.jp/rb/18361791/ 【作者より、感謝を込めて】 この日を迎えられたのは、長年にわたり、Webで私の拙い物語を応援し続けてくださった、読者の皆様のおかげです。 そして、この物語を見つけ出し、最高の形で世に送り出してくださる、担当編集者様、イラストレーターの市丸きすけ先生、全ての関係者の皆様に、心からの感謝を。 本当に、ありがとうございます。 【これまでの主な実績】 アルファポリス ファンタジー部門 1位獲得 小説家になろう 異世界転移/転移ジャンル(日間) 5位獲得 アルファポリス 第16回ファンタジー小説大賞 奨励賞受賞 第6回カクヨムWeb小説コンテスト 中間選考通過 復活の大カクヨムチャレンジカップ 9位入賞 ファミ通文庫大賞 一次選考通過

【完結】幼馴染にフラれて異世界ハーレム風呂で優しく癒されてますが、好感度アップに未練タラタラなのが役立ってるとは気付かず、世界を救いました。

三矢さくら
ファンタジー
【本編完結】⭐︎気分どん底スタート、あとはアガるだけの異世界純情ハーレム&バトルファンタジー⭐︎ 長年思い続けた幼馴染にフラれたショックで目の前が全部真っ白になったと思ったら、これ異世界召喚ですか!? しかも、フラれたばかりのダダ凹みなのに、まさかのハーレム展開。まったくそんな気分じゃないのに、それが『シキタリ』と言われては断りにくい。毎日混浴ですか。そうですか。赤面しますよ。 ただ、召喚されたお城は、落城寸前の風前の灯火。伝説の『マレビト』として召喚された俺、百海勇吾(18)は、城主代行を任されて、城に襲い掛かる謎のバケモノたちに立ち向かうことに。 といっても、発現するらしいチートは使えないし、お城に唯一いた呪術師の第4王女様は召喚の呪術の影響で、眠りっ放し。 とにかく、俺を取り囲んでる女子たちと、お城の皆さんの気持ちをまとめて闘うしかない! フラれたばかりで、そんな気分じゃないんだけどなぁ!

間違い召喚! 追い出されたけど上位互換スキルでらくらく生活

カムイイムカ(神威異夢華)
ファンタジー
僕は20歳独身、名は小日向 連(こひなた れん)うだつの上がらないダメ男だ ひょんなことから異世界に召喚されてしまいました。 間違いで召喚された為にステータスは最初見えない状態だったけどネットのネタバレ防止のように背景をぼかせば見えるようになりました。 多分不具合だとおもう。 召喚した女と王様っぽいのは何も持っていないと言って僕をポイ捨て、なんて世界だ。それも元の世界には戻せないらしい、というか戻さないみたいだ。 そんな僕はこの世界で苦労すると思ったら大間違い、王シリーズのスキルでウハウハ、製作で人助け生活していきます ◇ 四巻が販売されました! 今日から四巻の範囲がレンタルとなります 書籍化に伴い一部ウェブ版と違う箇所がございます 追加場面もあります よろしくお願いします! 一応191話で終わりとなります 最後まで見ていただきありがとうございました コミカライズもスタートしています 毎月最初の金曜日に更新です お楽しみください!

ReBirth 上位世界から下位世界へ

小林誉
ファンタジー
ある日帰宅途中にマンホールに落ちた男。気がつくと見知らぬ部屋に居て、世界間のシステムを名乗る声に死を告げられる。そして『あなたが落ちたのは下位世界に繋がる穴です』と説明された。この世に現れる天才奇才の一部は、今のあなたと同様に上位世界から落ちてきた者達だと。下位世界に転生できる機会を得た男に、どのような世界や環境を希望するのか質問される。男が出した答えとは―― ※この小説の主人公は聖人君子ではありません。正義の味方のつもりもありません。勝つためならどんな手でも使い、売られた喧嘩は買う人物です。他人より仲間を最優先し、面倒な事が嫌いです。これはそんな、少しずるい男の物語。 1~4巻発売中です。

処理中です...
本作については削除予定があるため、新規のレンタルはできません。

このユーザをミュートしますか?

※ミュートすると該当ユーザの「小説・投稿漫画・感想・コメント」が非表示になります。ミュートしたことは相手にはわかりません。またいつでもミュート解除できます。
※一部ミュート対象外の箇所がございます。ミュートの対象範囲についての詳細はヘルプにてご確認ください。
※ミュートしてもお気に入りやしおりは解除されません。既にお気に入りやしおりを使用している場合はすべて解除してからミュートを行うようにしてください。