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第十章
第456話 【後始末・4】
しおりを挟む「えっ、ラルク君。神様になっちゃったの!?」
「え~!?」
神になったと伝えられたリア達は、そう驚いた声を上げた。
信じられない、といった様子の二人に俺は自身のステータスを写した紙を見せた。
✤
名前:ラルク・ヴォルトリス
年齢:15
種族:半人半神
性別:男
状態:
レベル:350 (+124)
S P:3490 (+1240)
力 :390074(+9920)
魔 力:396699(+11904)
敏 捷:395479(+10912)
器 用:374329(+8928)
運 :51
【スキル】
〖調理:5〗 〖便利ボックス:5〗〖生活魔法:5〗
〖鑑定:5〗 〖裁縫:3〗 〖集中:5〗
〖信仰心:5〗 〖魔力制御:5〗 〖無詠唱:5〗
〖合成魔法:5〗 〖気配察知:5〗 〖身体能力強化:5〗
〖体術:5〗 〖剣術:5〗 〖短剣術:3〗
〖毒耐性:3〗 〖精神耐性:4〗 〖飢餓耐性:1〗
〖火属性魔法:5〗〖風属性魔法:5〗〖水属性魔法:5〗
〖土属性魔法:5〗〖光属性魔法:5〗〖闇属性魔法:4〗
〖雷属性魔法:5〗〖氷属性魔法:5〗〖聖属性魔法:4〗
〖無属性魔法:5〗〖錬金:4〗 〖マッピング:5〗
〖念写:3〗 〖魔法切り:3〗 〖守護騎士:5〗
〖聖域:5〗 〖守護:5〗 〖異界転移魔法:5〗
【特殊能力】
〖記憶能力向上〗 〖世界言語〗 〖経験値補正:10倍〗
〖神のベール〗 〖神技:神秘の聖光〗〖悪・神従魔魔法〗
〖神技:神の楽園〗〖神技:神の盾〗 〖神技:神の目〗
〖神技:神の契約紋〗
加護:サマディエラの加護 マジルトの加護 ゴルドラの加護
ヴィストルの加護 ラグマンの加護 デーラの加護
称号:転生者 神を宿し者 加護を受けし者
信者 限界値に到達した者 神者 教師
最高の料理人 炎の魔法使い手 雷の魔法使い手
剣士 戦士 鑑定士 風の魔法の使い手 光の魔法の使い手
格闘家 水の魔法の使い手 無の魔法の使い手
親馬鹿 土の魔法の使い手 氷の魔法の使い手
神 守護神
✤
「「えっ!?」」
二人は俺のステータスを見て、更に驚いた顔をした。
実際には俺も驚いていて、〖守護騎士〗が魔物を倒しまくったおかげで俺に経験値が入り、かなりレベルアップしていた。
このレベル帯で一気に+100ってヤバいでしょ……まあ、それなりに魔物を倒しまくってたしな、それに竜も倒したしそうなるか。
「1、10、100……40万!? こんなステータスの数値見た事ないよ!」
「ら、ラルク君。これって本当なの?」
「ああ、マジでその数値だよ。それにほら、種族の所も変わってるだろ? 今の俺は半人半神で、半分神様なんだよ」
そう言うと、リア達はもう一度紙を見て「ほんとだ……」と呟いた。
「ラルク君、もしかして神様になっちゃったから、私達と一緒に暮らせないの?」
「えっ!?」
リアの言葉に、リンが驚いた声を出した。
俺は心配な顔をして、こちらを見る二人に「それは大丈夫だよ」と言った。
「神様だけど人間でもあるから、リア達とは一緒に暮らせるよ」
「「よかったぁ~」」
俺の言葉を聞いた二人は、安心して息を吐いた。
ってあれ? 二人共、俺と一緒に暮らせるか暮らせないかしか心配して無くないか?
「あの二人共、俺が半人半神になった事余り気にしてないの?」
「えっ? それは少し驚いたけど、ラルク君はラルク君だし? それに、これから一緒に暮らせない方が心配だったから」
「私もリンちゃんと同じかな、折角子供も生まれたのにラルク君だけ神様が暮らす所に行っちゃったら寂しいなって」
二人は俺の質問に対して、呆気らかんとした様子でそう答えた。
……心配していた俺が馬鹿みたいだったな、二人ならこう言うの義父さんは分かってたんだろうな。
その後、俺はアスラ達の所に行きリア達に話したように伝えた。
二人は俺が神様になった事よりも、ステータスとの差が開いた事に悔しい! と言って、後処理が終わったら迷宮に行こう! と言って来た。
俺はそんな二人の態度に笑みが零れ、「うん、一緒に行こう」と言った。
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