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第十章
第445話 【出発・3】
しおりを挟むゼラさん達を全員呼び出した俺は、悪魔組の人達を先に行かせた。
俺の居る班の人達には、既に従魔で先に攻撃する事は話している。
「皆、危ないと思ったら直ぐに戻ってきていいから、後ろには俺やシャファル。フィアさん達も居るから」
徐々に巨大な魔力が地下から上がっているのを感じながら、俺はゼラさん達にそう伝えた。
ゼラさん達は俺の言葉に返事をして、飛び立っていった。
見送った後、少しして父さん達と話をしていたシャファルが俺の所に来た。
「ゼラ達は行ったのか?」
「うん、今行ったよ。一応、危なくなったら戻って来てとは言ったけど、相手の力が分からないから逃げ遅れた時の為に、俺達はいつでも動けるようにしておこう」
「うむ、その方が良いじゃろうな」
俺の言葉に、シャファルはそう答えゼラさん達が向かった方の空を見上げた。
それから暫く、この場所で待機するとなった。
俺は義父さん達と少し離れた場所で、自分のステータスを確認した。
✤
名前:ラルク・ヴォルトリス
年齢:15
種族:ヒューマン
性別:男
状態:睡眠不足
レベル:226 (+10)
S P:2250 (+100)
力 :20198(+800)
魔 力:24561(+960)
敏 捷:25497(+880)
器 用:17957(+720)
運 :51
【スキル】
〖調理:5〗 〖便利ボックス:3〗〖生活魔法:4〗
〖鑑定:5〗 〖裁縫:3〗 〖集中:5〗
〖信仰心:5〗 〖魔力制御:5〗 〖無詠唱:5〗
〖合成魔法:5〗 〖気配察知:5〗 〖身体能力強化:5〗
〖体術:5〗 〖剣術:5〗 〖短剣術:3〗
〖毒耐性:3〗 〖精神耐性:4〗 〖飢餓耐性:1〗
〖火属性魔法:5〗〖風属性魔法:5〗〖水属性魔法:5〗
〖土属性魔法:5〗〖光属性魔法:5〗〖闇属性魔法:4〗
〖雷属性魔法:5〗〖氷属性魔法:5〗〖聖属性魔法:4〗
〖無属性魔法:5〗〖錬金:4〗 〖マッピング:5〗
〖念写:3〗 〖魔法切り:3〗
【特殊能力】
〖記憶能力向上〗〖世界言語〗〖経験値補正:10倍〗
〖神のベール〗 〖神技:神秘の聖光〗〖悪・神従魔魔法〗
〖神技:神の楽園〗
加護:サマディエラの加護 マジルトの加護 ゴルドラの加護
ヴィストルの加護 ラグマンの加護 デーラの加護
称号:転生者 神を宿し者 加護を受けし者
信者 限界値に到達した者 神者 教師
最高の料理人 炎の魔法使い手 雷の魔法使い手
剣士 戦士 鑑定士 風の魔法の使い手 光の魔法の使い手
格闘家 水の魔法の使い手 無の魔法の使い手
親馬鹿 土の魔法の使い手 氷の魔法の使い手
✤
最後に見た日から数日しか経ってないが、それなりに上がっていた。
前回見た時より上がってるのは、義父さんの訓練に付き合う時間が長くなってたのと、イデルさんとの再会した日にかなり魔物を狩ったからだろう。
「これで竜と戦えたら良いんだけどな……」
転生時期で衰えていたとはいえ、シャファルと互角以上の戦いをした相手だ。
それ程の相手と人間である俺達が戦いになるのか、それがずっと俺の中でグルグルと考えが回って、最近は寝不足にもなっている。
「ラルク、大丈夫か?」
ステータスを確認して、竜の事で悩んでいると義父さんが皆の輪から外れて、俺の所に寄って来た。
「大丈夫、と言いたいけどやっぱり心配でちょっと寝不足気味なんだよね」
「まあ、その気持ちは分かるな。俺も最近は、少し寝不足だったし」
「そうなの? にしては、いつも元気に見えてたけど?」
「弱ってる所を見せない為に、元気なように振舞ってたんだよ。ラルクだって、リア達や俺にバレない様に隠してただろ?」
義父さんにそう言われて、俺は「義父さんもそうだったんだ」と返した。
「俺は特にラルクと暮らすようになって、周りに自分が弱ってる姿は見せない様にしてたよ。義理とはいえ自分に子供が出来たんだから、親として子には強い親を見せ続けようと頑張ってたんだぜ」
「そう言えば、義父さんの苦しんでる姿ってあまり見た事無いね……」
今思い返すと、義父さんの弱った姿なんて本当に数回しか見た事が無い。
基本的にいつも元気で、凄く強い義父さんだった。
それから義父さんに「少しだけでもいいから、仮眠をしておけ」と言われ、イデルさんが居るテントに押し込まれ、少しだけ仮眠をとる事にした。
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