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第十章

第438話 【戦の準備・3】・ス

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 義父さんの戦闘感覚を取り戻す訓練は、数日続いた。
 一応、楽園に留まらない様に訓練が終われば現世へと戻り、王都からの連絡を待っていた。
 しかし、今の所連絡がこないので、まだ時間はあると思い俺と義父さんは訓練を続けた。
 まあ、なんだかんだ俺も一緒に迷宮に戻っているので、俺のステータスも少し上がった。


名前:ラルク・ヴォルトリス
年齢:15
種族:ヒューマン
性別:男
状態:疲労
レベル:216  (+5)
S P:2150 (+50)
 力 :19389(+400)
魔 力:23407(+480)
敏 捷:24547(+440)
器 用:17214(+360)
 運 :51

【スキル】
〖調理:5〗   〖便利ボックス:3〗〖生活魔法:4〗
〖鑑定:5〗   〖裁縫:3〗    〖集中:5〗
〖信仰心:5〗  〖魔力制御:5〗  〖無詠唱:5〗
〖合成魔法:5〗 〖気配察知:5〗  〖身体能力強化:5〗
〖体術:5〗   〖剣術:5〗    〖短剣術:3〗
〖毒耐性:3〗  〖精神耐性:4〗  〖飢餓耐性:1〗
〖火属性魔法:5〗〖風属性魔法:5〗〖水属性魔法:5〗
〖土属性魔法:5〗〖光属性魔法:5〗〖闇属性魔法:4〗
〖雷属性魔法:5〗〖氷属性魔法:5〗〖聖属性魔法:4〗
〖無属性魔法:5〗〖錬金:4〗   〖マッピング:5〗
〖念写:3〗
【特殊能力】
〖記憶能力向上〗〖世界言語〗〖経験値補正:10倍〗
〖神のベール〗 〖神技:神秘の聖光〗〖悪・神従魔魔法〗
〖神技:神の楽園〗
加護:サマディエラの加護 マジルトの加護 ゴルドラの加護
   ヴィストルの加護 ラグマンの加護 デーラの加護
称号:転生者 神を宿し者 加護を受けし者
   信者 限界値に到達した者 神者 教師
   最高の料理人 炎の魔法使い手 雷の魔法使い手
   剣士 戦士 鑑定士 風の魔法の使い手 光の魔法の使い手
   格闘家 水の魔法の使い手 無の魔法の使い手
   親馬鹿 土の魔法の使い手 氷の魔法の使い手


 この機会に思い、俺は魔法スキルのスキルレベルを最大にしようと頑張っていた。
 そのおかげで、俺は覚えている魔法スキルの中で〝闇、聖〟の2種類以外MAXになった。

「ラルク、そろそろ行くか」

「はーい、俺も直ぐ終わるから先に準備してて」

 ステータスを見ていたら、先に仕事が終わった義父さんに声を掛けられ、俺は残りの仕事を直ぐに終わらせた。
 訓練に行っているが、その間もちゃんと仕事はしている。

「ラルク君、今日も外で仕事なの?」

「最近、外に行く事多いね。忙しいの?」

「そんなに忙しいって程でもないよ。ただ、自分達の目で確認しておかないと問題になった時に対処しやすいようにしてるだけだよ」

 俺と義父さんが毎日外に行っている事は、当然リア達も知っている。
 しかし、リア達はまだ産後間もない状態なので、竜の事に関しては一切話していない。

「それじゃ、今日も行ってくるよ。夜には帰って来るから」

「うん、行ってらっしゃいラルク君」

「頑張ってね~」

 そうリア達に見送られ、子供達にも挨拶をしてから俺は義父さんと家を出た。
 家を出た後、家から少し離れた所で楽園に入り、迷宮内に出た。

「しかし、本当に楽園内に迷宮があって良かったよ。こんな風に簡単に途中から行けるからな」

 義父さんはそう言いながら、剣を抜いて早速現れた魔物と戦い始めた。

「そう言えば、シャファル達は竜の討伐隊を編成してるんだろ? どんな感じなんだ。人が少ないとか問題は無いのか?」

「そこは全く問題ないかな、ゼラさんやシャファルが参加するって聞いたら、皆連れて行ってくれ! ってなって、逆に人が多すぎて編成に困ってるって聞いたよ」

「ほう、そりゃ凄いな。それだと、アルスが編成してる者達より楽園から来る者達のが多いかもしれんな。アルスの方は、難航してるって手紙が来てたし」

 義父さんはそう言うと、思い出したかのように「ドルトス達は参加するって言ってたぞ」と教えてくれた。

「えっ、ドルトスさん達も参加するの!?」

「ああ、アルスから話を聞いて直ぐに返事を返したらしい」

「そうなんだ。あの人達が居るなら、義父さんも心強いでしょ?」

「そうだな、彼奴らの実力は知ってるから居てくれると助かるな。その点で言うと、最近姿を見ないイデルはどうするんだろうな……」

 義父さんの言葉に、俺は「あっ」と声を出して反応した。

「んっ、何か知ってるのか?」

「知ってるというか、イデルさんなら楽園に居るんだよね。それで、既に話をしたら参加するって」

「……だから、最近見なかったのか……まあ、あいつが来るなら更に心強いし良いか」

 そう言った後、義父さんは魔物との戦闘に戻ったので、俺も義父さんの後をついて行き迷宮の奥を目指した。
 
 
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