初期スキルが便利すぎて異世界生活が楽しすぎる!

霜月雹花

文字の大きさ
上 下
185 / 206
第十章

第438話 【戦の準備・3】・ス

しおりを挟む

 義父さんの戦闘感覚を取り戻す訓練は、数日続いた。
 一応、楽園に留まらない様に訓練が終われば現世へと戻り、王都からの連絡を待っていた。
 しかし、今の所連絡がこないので、まだ時間はあると思い俺と義父さんは訓練を続けた。
 まあ、なんだかんだ俺も一緒に迷宮に戻っているので、俺のステータスも少し上がった。


名前:ラルク・ヴォルトリス
年齢:15
種族:ヒューマン
性別:男
状態:疲労
レベル:216  (+5)
S P:2150 (+50)
 力 :19389(+400)
魔 力:23407(+480)
敏 捷:24547(+440)
器 用:17214(+360)
 運 :51

【スキル】
〖調理:5〗   〖便利ボックス:3〗〖生活魔法:4〗
〖鑑定:5〗   〖裁縫:3〗    〖集中:5〗
〖信仰心:5〗  〖魔力制御:5〗  〖無詠唱:5〗
〖合成魔法:5〗 〖気配察知:5〗  〖身体能力強化:5〗
〖体術:5〗   〖剣術:5〗    〖短剣術:3〗
〖毒耐性:3〗  〖精神耐性:4〗  〖飢餓耐性:1〗
〖火属性魔法:5〗〖風属性魔法:5〗〖水属性魔法:5〗
〖土属性魔法:5〗〖光属性魔法:5〗〖闇属性魔法:4〗
〖雷属性魔法:5〗〖氷属性魔法:5〗〖聖属性魔法:4〗
〖無属性魔法:5〗〖錬金:4〗   〖マッピング:5〗
〖念写:3〗
【特殊能力】
〖記憶能力向上〗〖世界言語〗〖経験値補正:10倍〗
〖神のベール〗 〖神技:神秘の聖光〗〖悪・神従魔魔法〗
〖神技:神の楽園〗
加護:サマディエラの加護 マジルトの加護 ゴルドラの加護
   ヴィストルの加護 ラグマンの加護 デーラの加護
称号:転生者 神を宿し者 加護を受けし者
   信者 限界値に到達した者 神者 教師
   最高の料理人 炎の魔法使い手 雷の魔法使い手
   剣士 戦士 鑑定士 風の魔法の使い手 光の魔法の使い手
   格闘家 水の魔法の使い手 無の魔法の使い手
   親馬鹿 土の魔法の使い手 氷の魔法の使い手


 この機会に思い、俺は魔法スキルのスキルレベルを最大にしようと頑張っていた。
 そのおかげで、俺は覚えている魔法スキルの中で〝闇、聖〟の2種類以外MAXになった。

「ラルク、そろそろ行くか」

「はーい、俺も直ぐ終わるから先に準備してて」

 ステータスを見ていたら、先に仕事が終わった義父さんに声を掛けられ、俺は残りの仕事を直ぐに終わらせた。
 訓練に行っているが、その間もちゃんと仕事はしている。

「ラルク君、今日も外で仕事なの?」

「最近、外に行く事多いね。忙しいの?」

「そんなに忙しいって程でもないよ。ただ、自分達の目で確認しておかないと問題になった時に対処しやすいようにしてるだけだよ」

 俺と義父さんが毎日外に行っている事は、当然リア達も知っている。
 しかし、リア達はまだ産後間もない状態なので、竜の事に関しては一切話していない。

「それじゃ、今日も行ってくるよ。夜には帰って来るから」

「うん、行ってらっしゃいラルク君」

「頑張ってね~」

 そうリア達に見送られ、子供達にも挨拶をしてから俺は義父さんと家を出た。
 家を出た後、家から少し離れた所で楽園に入り、迷宮内に出た。

「しかし、本当に楽園内に迷宮があって良かったよ。こんな風に簡単に途中から行けるからな」

 義父さんはそう言いながら、剣を抜いて早速現れた魔物と戦い始めた。

「そう言えば、シャファル達は竜の討伐隊を編成してるんだろ? どんな感じなんだ。人が少ないとか問題は無いのか?」

「そこは全く問題ないかな、ゼラさんやシャファルが参加するって聞いたら、皆連れて行ってくれ! ってなって、逆に人が多すぎて編成に困ってるって聞いたよ」

「ほう、そりゃ凄いな。それだと、アルスが編成してる者達より楽園から来る者達のが多いかもしれんな。アルスの方は、難航してるって手紙が来てたし」

 義父さんはそう言うと、思い出したかのように「ドルトス達は参加するって言ってたぞ」と教えてくれた。

「えっ、ドルトスさん達も参加するの!?」

「ああ、アルスから話を聞いて直ぐに返事を返したらしい」

「そうなんだ。あの人達が居るなら、義父さんも心強いでしょ?」

「そうだな、彼奴らの実力は知ってるから居てくれると助かるな。その点で言うと、最近姿を見ないイデルはどうするんだろうな……」

 義父さんの言葉に、俺は「あっ」と声を出して反応した。

「んっ、何か知ってるのか?」

「知ってるというか、イデルさんなら楽園に居るんだよね。それで、既に話をしたら参加するって」

「……だから、最近見なかったのか……まあ、あいつが来るなら更に心強いし良いか」

 そう言った後、義父さんは魔物との戦闘に戻ったので、俺も義父さんの後をついて行き迷宮の奥を目指した。
 
 
しおりを挟む
感想 555

あなたにおすすめの小説

どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~

さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」 あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。 弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。 弟とは凄く仲が良いの! それはそれはものすごく‥‥‥ 「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」 そんな関係のあたしたち。 でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥ 「うそっ! お腹が出て来てる!?」 お姉ちゃんの秘密の悩みです。

転生貴族のハーレムチート生活 【400万ポイント突破】

ゼクト
ファンタジー
ファンタジー大賞に応募中です。 ぜひ投票お願いします ある日、神崎優斗は川でおぼれているおばあちゃんを助けようとして川の中にある岩にあたりおばあちゃんは助けられたが死んでしまったそれをたまたま地球を見ていた創造神が転生をさせてくれることになりいろいろな神の加護をもらい今貴族の子として転生するのであった 【不定期になると思います まだはじめたばかりなのでアドバイスなどどんどんコメントしてください。ノベルバ、小説家になろう、カクヨムにも同じ作品を投稿しているので、気が向いたら、そちらもお願いします。 累計400万ポイント突破しました。 応援ありがとうございます。】 ツイッター始めました→ゼクト  @VEUu26CiB0OpjtL

特殊部隊の俺が転生すると、目の前で絶世の美人母娘が犯されそうで助けたら、とんでもないヤンデレ貴族だった

なるとし
ファンタジー
 鷹取晴翔(たかとりはると)は陸上自衛隊のとある特殊部隊に所属している。だが、ある日、訓練の途中、不慮の事故に遭い、異世界に転生することとなる。  特殊部隊で使っていた武器や防具などを召喚できる特殊能力を謎の存在から授かり、目を開けたら、絶世の美女とも呼ばれる母娘が男たちによって犯されそうになっていた。  武装状態の鷹取晴翔は、持ち前の優秀な身体能力と武器を使い、その母娘と敷地にいる使用人たちを救う。  だけど、その母と娘二人は、    とおおおおんでもないヤンデレだった…… 第3回次世代ファンタジーカップに出すために一部を修正して投稿したものです。

【完結】幼馴染にフラれて異世界ハーレム風呂で優しく癒されてますが、好感度アップに未練タラタラなのが役立ってるとは気付かず、世界を救いました。

三矢さくら
ファンタジー
【本編完結】⭐︎気分どん底スタート、あとはアガるだけの異世界純情ハーレム&バトルファンタジー⭐︎ 長年思い続けた幼馴染にフラれたショックで目の前が全部真っ白になったと思ったら、これ異世界召喚ですか!? しかも、フラれたばかりのダダ凹みなのに、まさかのハーレム展開。まったくそんな気分じゃないのに、それが『シキタリ』と言われては断りにくい。毎日混浴ですか。そうですか。赤面しますよ。 ただ、召喚されたお城は、落城寸前の風前の灯火。伝説の『マレビト』として召喚された俺、百海勇吾(18)は、城主代行を任されて、城に襲い掛かる謎のバケモノたちに立ち向かうことに。 といっても、発現するらしいチートは使えないし、お城に唯一いた呪術師の第4王女様は召喚の呪術の影響で、眠りっ放し。 とにかく、俺を取り囲んでる女子たちと、お城の皆さんの気持ちをまとめて闘うしかない! フラれたばかりで、そんな気分じゃないんだけどなぁ!

外れスキルと馬鹿にされた【経験値固定】は実はチートスキルだった件

霜月雹花
ファンタジー
 15歳を迎えた者は神よりスキルを授かる。  どんなスキルを得られたのか神殿で確認した少年、アルフレッドは【経験値固定】という訳の分からないスキルだけを授かり、無能として扱われた。  そして一年後、一つ下の妹が才能がある者だと分かるとアルフレッドは家から追放処分となった。  しかし、一年という歳月があったおかげで覚悟が決まっていたアルフレッドは動揺する事なく、今後の生活基盤として冒険者になろうと考えていた。 「スキルが一つですか? それも攻撃系でも魔法系のスキルでもないスキル……すみませんが、それでは冒険者として務まらないと思うので登録は出来ません」  だがそこで待っていたのは、無能なアルフレッドは冒険者にすらなれないという現実だった。  受付との会話を聞いていた冒険者達から逃げるようにギルドを出ていき、これからどうしようと悩んでいると目の前で苦しんでいる老人が目に入った。  アルフレッドとその老人、この出会いにより無能な少年として終わるはずだったアルフレッドの人生は大きく変わる事となった。 2024/10/05 HOT男性向けランキング一位。

俺しか使えない『アイテムボックス』がバグってる

十本スイ
ファンタジー
俗にいう神様転生とやらを経験することになった主人公――札月沖長。ただしよくあるような最強でチートな能力をもらい、異世界ではしゃぐつもりなど到底なかった沖長は、丈夫な身体と便利なアイテムボックスだけを望んだ。しかしこの二つ、神がどういう解釈をしていたのか、特にアイテムボックスについてはバグっているのではと思うほどの能力を有していた。これはこれで便利に使えばいいかと思っていたが、どうも自分だけが転生者ではなく、一緒に同世界へ転生した者たちがいるようで……。しかもそいつらは自分が主人公で、沖長をイレギュラーだの踏み台だなどと言ってくる。これは異世界ではなく現代ファンタジーの世界に転生することになった男が、その世界の真実を知りながらもマイペースに生きる物語である。

異世界召喚でクラスの勇者達よりも強い俺は無能として追放処刑されたので自由に旅をします

Dakurai
ファンタジー
クラスで授業していた不動無限は突如と教室が光に包み込まれ気がつくと異世界に召喚されてしまった。神による儀式でとある神によってのスキルを得たがスキルが強すぎてスキル無しと勘違いされ更にはクラスメイトと王女による思惑で追放処刑に会ってしまうしかし最強スキルと聖獣のカワウソによって難を逃れと思ったらクラスの女子中野蒼花がついてきた。 相棒のカワウソとクラスの中野蒼花そして異世界の仲間と共にこの世界を自由に旅をします。 現在、第三章フェレスト王国エルフ編

せっかくのクラス転移だけども、俺はポテトチップスでも食べながらクラスメイトの冒険を見守りたいと思います

霖空
ファンタジー
クラス転移に巻き込まれてしまった主人公。 得た能力は悪くない……いや、むしろ、チートじみたものだった。 しかしながら、それ以上のデメリットもあり……。 傍観者にならざるをえない彼が傍観者するお話です。 基本的に、勇者や、影井くんを見守りつつ、ほのぼの?生活していきます。 が、そのうち、彼自身の物語も始まる予定です。

処理中です...
本作については削除予定があるため、新規のレンタルはできません。

このユーザをミュートしますか?

※ミュートすると該当ユーザの「小説・投稿漫画・感想・コメント」が非表示になります。ミュートしたことは相手にはわかりません。またいつでもミュート解除できます。
※一部ミュート対象外の箇所がございます。ミュートの対象範囲についての詳細はヘルプにてご確認ください。
※ミュートしてもお気に入りやしおりは解除されません。既にお気に入りやしおりを使用している場合はすべて解除してからミュートを行うようにしてください。