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第150話
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ダンジョンに潜って3日経ち、最初の一日目で当初目標としていた10層を軽く突破していたので、このまま行けば考えていたよりももう少し先に行けると思っていたが初心者ダンジョンとは違い魔物の強さが一気に変わっていくこのダンジョンでは第40層目でアリス達が一戦一戦キツそうに戦っているのが分かったので、今回の探索は40層で止めて帰ることにした。
ダンジョンから帰る時も辺りの探索は欠かさず、採掘ポイントがあれば確実に掘ってから行く用として帰ると来る時よりも日数がかかり、合計7日間ダンジョンに潜っていた。
「ん~、久しぶりのお日様だ~」
ダンジョンから出ると、アリスが背伸びをして言った。それに続くようにミケも「外の空気のがやっぱり美味しいです」と深呼吸をして言った。
「さてと、このままギルドに行くのも良いけど、どうする? 先に飯を食べに行くか?」
「う~ん、僕はまだ良いかな、朝食べてからそんなに経って無いし」
「私もまだ、お腹は空いてません」
「そっか、ならギルドに行くか」
俺は2人の意見を聞き入れ、このまま冒険者ギルドに行くことにした。
ギルドに着き、建物の中に入ると久しぶりに見る知り合いの冒険者達が出迎えてくれ「クリフ君達、何処まで行けた?」と聞かれたので「40層まで行けました」と答えると一部の冒険者達が「よしっ、賭けに勝った! クリフ達なら、絶対に30層以上行ってるって言っただろ」と喜びの舞をしながらそのまま冒険者達の方へ消えて行った。
冒険者が行った後、レインさんの受付の所へ行き順番が来るのを待った。
「次の方、どうぞ……クリフ様、アリス様、ミケ様。どうでした、ダンジョンは?」
「40層まで行けましたが、それ以上潜ると少し危険だったので帰ってきました」
「初回で40層まで行けたんですか? それは、凄いですね。あっ、今回も魔物素材が……」
レインさんは瞬時に40層分の死体の処理の作業になると思い、少し涙目になって言った。しかし、今回は魔物の死体の処理も俺達の方で少しやっていた。1カ月の休み期間中にミケがシルバーさんから魔物の解体法を学んできていて、俺も本で得た知識とミケに教わりながらやった。
「今回は、ゴブリン系の魔物からは魔石しか手に入らないのを教えて貰いましたので先にこっちで魔石だけとってゴブリン系は捨てて来てますよ」
「……あの、ウルフ種の魔物は」
「そちらもこちらで出来る分はやってます。でも鑑定に引っかかる部分には、ギルドの方でやってもらいたいので手を付けていません」
具体的に言うと、ウルフで言うと頭、胴体、尻尾と3つに分けている。一番、金になる胴体の部分に関してはほぼ全くと言っていい程手を付けていない。その後、いつもの様に地下室に移動し、その場にドバッと7日間で手に入れた魔物の素材とダンジョン内で偶にでる宝箱の中から出た武具を置き、レインさんに「別に直ぐにしなくても良いんで、体を壊さない様に頑張って下さい」と悲しそうな顔をしているレインさんに俺は言った。
アリスも「レインさん、ごめんなさい」と言い、ミケも「いつも、すみません」と言って俺達は建物から出た。
「あっ、そうだ。この後、ガルフさんの所に行かないか? 行く前に点検して貰ったけど、ダンジョンで結構魔物に攻撃されてたから見せに行かないか?」
「そうだね。僕、剣の方もちょっと心配だったから、行くよ」
「私も行きます」
俺はアリス達と一緒にガルフさんの工房に行き武具の点検をして貰う様に頼み、その後店から出て俺達は解散した。
解散した後、家に帰り自室に行き自分のステータスを確認することにした。
✤
名前:クリフ・ファウス・クールベルト
年齢:8
種族:ハーフエルフ
身分:貴族【クールベルト子爵家の三男】
称号:全武器使用可能な者 魔導士の卵 武人の卵 神に見られてる者
リグルの弟子 竜王の主 妖精王の主 リーラの弟子
加護:全能神の加護 魔導神の加護 武神の加護 戦神の加護 聖神の加護 妖精王の加護 時の竜王の加護
適正属性:火・水・風・土・光・闇・無・聖・氷・雷
適正武器:全種類
職業:冒険者【ランク:C】
レベル:79(+4)
ステータスポイント:5400〖21000〗
HP 10410/10410(400UP)
MP 8905/8905(400UP)
持久力:24901(+1200UP)
精神:8301(+400UP)
知能:24901(+1200UP)
物理攻撃力:24901(+1200UP)
物理防御力:8305(+400UP)
魔法攻撃力:24901(+1200UP)
魔法防御力:8305(+400UP)
敏捷:8301(+400UP)
運:73
<スキルステータス>
スキルポイント:1400〖21000〗
〖スキル〗
・火属性〖レベル6〗・氷(水)属性〖レベル8〗
・雷(風)属性〖レベル6〗・土属性〖レベル6〗(レベル2UP)
・聖(光)属性〖レベルMAX〗・闇属性〖レベル3〗
・無属性〖レベル7〗
・剣術〖レベル7〗・短剣術〖レベル3〗
・弓術〖レベル3〗・杖術〖レベル2〗
・棍術〖レベル4〗・斧術〖レベル1〗
・棍棒術〖レベル1〗・ハンマー術〖レベル1〗
・探知魔法〖レベル4〗・付与魔法〖レベル5〗(レベル1UP)
・偽装〖レベル5〗・鑑定〖レベル5〗
・悪魔祓い〖レベル2〗
・アイテムボックス〖レベル4〗
・全状態異常耐性〖レベル5〗
・強化魔法〖レベル4〗(レベル1UP)・鷹の目〖レベル2〗
・召喚魔法〖レベル1〗・調理〖レベル3〗(レベル1UP)
〖ユニークスキル〗
・全言語 ・鬼人化 ・無詠唱 ・体内時計 ・空歩
〖固有能力〗
・知識の書庫
✤
前に見たのが少し前だったが、ダンジョンでかなりの数の魔物を倒したおかげでレベルが少し上がっていた。それと、土魔法に関しては後1レベルで岩に進化するところまで来ていた。
ステータスを確認した俺は、リビングに行き久しぶりに母さん達とお喋りをして、時間を潰し夕飯俺がダンジョンに行く前に作っていた料理が出て来て一口食べると俺より上手い出来で、少し悔しかった。
やはり、本物のコックには趣味で作っている俺じゃ勝てないと思わされた。
ダンジョンから帰る時も辺りの探索は欠かさず、採掘ポイントがあれば確実に掘ってから行く用として帰ると来る時よりも日数がかかり、合計7日間ダンジョンに潜っていた。
「ん~、久しぶりのお日様だ~」
ダンジョンから出ると、アリスが背伸びをして言った。それに続くようにミケも「外の空気のがやっぱり美味しいです」と深呼吸をして言った。
「さてと、このままギルドに行くのも良いけど、どうする? 先に飯を食べに行くか?」
「う~ん、僕はまだ良いかな、朝食べてからそんなに経って無いし」
「私もまだ、お腹は空いてません」
「そっか、ならギルドに行くか」
俺は2人の意見を聞き入れ、このまま冒険者ギルドに行くことにした。
ギルドに着き、建物の中に入ると久しぶりに見る知り合いの冒険者達が出迎えてくれ「クリフ君達、何処まで行けた?」と聞かれたので「40層まで行けました」と答えると一部の冒険者達が「よしっ、賭けに勝った! クリフ達なら、絶対に30層以上行ってるって言っただろ」と喜びの舞をしながらそのまま冒険者達の方へ消えて行った。
冒険者が行った後、レインさんの受付の所へ行き順番が来るのを待った。
「次の方、どうぞ……クリフ様、アリス様、ミケ様。どうでした、ダンジョンは?」
「40層まで行けましたが、それ以上潜ると少し危険だったので帰ってきました」
「初回で40層まで行けたんですか? それは、凄いですね。あっ、今回も魔物素材が……」
レインさんは瞬時に40層分の死体の処理の作業になると思い、少し涙目になって言った。しかし、今回は魔物の死体の処理も俺達の方で少しやっていた。1カ月の休み期間中にミケがシルバーさんから魔物の解体法を学んできていて、俺も本で得た知識とミケに教わりながらやった。
「今回は、ゴブリン系の魔物からは魔石しか手に入らないのを教えて貰いましたので先にこっちで魔石だけとってゴブリン系は捨てて来てますよ」
「……あの、ウルフ種の魔物は」
「そちらもこちらで出来る分はやってます。でも鑑定に引っかかる部分には、ギルドの方でやってもらいたいので手を付けていません」
具体的に言うと、ウルフで言うと頭、胴体、尻尾と3つに分けている。一番、金になる胴体の部分に関してはほぼ全くと言っていい程手を付けていない。その後、いつもの様に地下室に移動し、その場にドバッと7日間で手に入れた魔物の素材とダンジョン内で偶にでる宝箱の中から出た武具を置き、レインさんに「別に直ぐにしなくても良いんで、体を壊さない様に頑張って下さい」と悲しそうな顔をしているレインさんに俺は言った。
アリスも「レインさん、ごめんなさい」と言い、ミケも「いつも、すみません」と言って俺達は建物から出た。
「あっ、そうだ。この後、ガルフさんの所に行かないか? 行く前に点検して貰ったけど、ダンジョンで結構魔物に攻撃されてたから見せに行かないか?」
「そうだね。僕、剣の方もちょっと心配だったから、行くよ」
「私も行きます」
俺はアリス達と一緒にガルフさんの工房に行き武具の点検をして貰う様に頼み、その後店から出て俺達は解散した。
解散した後、家に帰り自室に行き自分のステータスを確認することにした。
✤
名前:クリフ・ファウス・クールベルト
年齢:8
種族:ハーフエルフ
身分:貴族【クールベルト子爵家の三男】
称号:全武器使用可能な者 魔導士の卵 武人の卵 神に見られてる者
リグルの弟子 竜王の主 妖精王の主 リーラの弟子
加護:全能神の加護 魔導神の加護 武神の加護 戦神の加護 聖神の加護 妖精王の加護 時の竜王の加護
適正属性:火・水・風・土・光・闇・無・聖・氷・雷
適正武器:全種類
職業:冒険者【ランク:C】
レベル:79(+4)
ステータスポイント:5400〖21000〗
HP 10410/10410(400UP)
MP 8905/8905(400UP)
持久力:24901(+1200UP)
精神:8301(+400UP)
知能:24901(+1200UP)
物理攻撃力:24901(+1200UP)
物理防御力:8305(+400UP)
魔法攻撃力:24901(+1200UP)
魔法防御力:8305(+400UP)
敏捷:8301(+400UP)
運:73
<スキルステータス>
スキルポイント:1400〖21000〗
〖スキル〗
・火属性〖レベル6〗・氷(水)属性〖レベル8〗
・雷(風)属性〖レベル6〗・土属性〖レベル6〗(レベル2UP)
・聖(光)属性〖レベルMAX〗・闇属性〖レベル3〗
・無属性〖レベル7〗
・剣術〖レベル7〗・短剣術〖レベル3〗
・弓術〖レベル3〗・杖術〖レベル2〗
・棍術〖レベル4〗・斧術〖レベル1〗
・棍棒術〖レベル1〗・ハンマー術〖レベル1〗
・探知魔法〖レベル4〗・付与魔法〖レベル5〗(レベル1UP)
・偽装〖レベル5〗・鑑定〖レベル5〗
・悪魔祓い〖レベル2〗
・アイテムボックス〖レベル4〗
・全状態異常耐性〖レベル5〗
・強化魔法〖レベル4〗(レベル1UP)・鷹の目〖レベル2〗
・召喚魔法〖レベル1〗・調理〖レベル3〗(レベル1UP)
〖ユニークスキル〗
・全言語 ・鬼人化 ・無詠唱 ・体内時計 ・空歩
〖固有能力〗
・知識の書庫
✤
前に見たのが少し前だったが、ダンジョンでかなりの数の魔物を倒したおかげでレベルが少し上がっていた。それと、土魔法に関しては後1レベルで岩に進化するところまで来ていた。
ステータスを確認した俺は、リビングに行き久しぶりに母さん達とお喋りをして、時間を潰し夕飯俺がダンジョンに行く前に作っていた料理が出て来て一口食べると俺より上手い出来で、少し悔しかった。
やはり、本物のコックには趣味で作っている俺じゃ勝てないと思わされた。
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