53 / 192
第53話
しおりを挟む
森の中を進み少し開けた場所にゴブリンを見つけた。俺達は、一度その場に止まり他のゴブリンが何体居るのか確認した。最初に見つけたゴブリンの横に1匹、その後ろに2匹ゴブリンが居て、前方の2匹は棍棒を後ろの2匹は弓と杖を持っていた。
事前にこの世界の魔物の事を勉強していたので予習済みなのだが、人型の魔物である。ゴブリンやオーク、オーガ等は持っている武器で近接系・遠距離系・魔法系が分かる種族だ。
「前2体は棍棒持ちゴブリン、その後ろに弓持ちゴブリン1体と魔法系ゴブリン1体。属性は、分からないが俺が後ろの2体を対処するからアリス達は前のゴブリンを頼む」
「分かった。クリフ君」
「はい、分かりました」
俺の指示に2人は返事をし、その場で二手に分かれた。俺は、このまま森の中を後ろのゴブリンの所へと近づいた。そして、俺が事前に合図として教えていた聖属性で光球を作り前方のゴブリンの目の前に出現させ視覚を奪った。
合図と共にアリス達は、森からバッと飛び手て来てアリスはそのままゴブリンの頭を片手剣で吹っ飛ばし、ミケは細剣での連続攻撃でゴブリンの息の根を止めた。
「ガッ、ガギュ!」
「カギュ……」
俺もまた、自分の合図と共に後方に居た2体のゴブリンの首を剣で斬り飛ばした。実際、前衛後衛と決めていたが結局こんな戦いをしてしまった。次回からは、ちゃんと前衛・後衛の役割を果たすような戦いをしようと一人で考えていた。
「初めての魔物狩りだったけど、上手くいって良かったな」
「そうだね。って、この中で魔物倒したこと無いのクリフ君だけだったけどね」
「えっ?! そうなの?」
ゴブリンの討伐部位である耳を取り、アイテムボックスに入れながら話題を振ると俺に取って驚くような返しが来た。
「アリスとミケは、魔物倒したことあったの?」
「うん。僕は、お父さんと小さい時に一緒に倒したよ」
「私も、両親と狩りをしてる時に何回か倒したことがあるよ」
「マジか、始めては俺だけだったのか……」
と俺以外の2人は既に魔物を倒していたことに少し落ち込みはしたが、まあ俺も3歳の時実質は俺が一発当てた矢を魔物が怒って爺ちゃんが倒してたから、俺も倒したことがあるって言っていい気もする。よし、そう考えよう。(結果的にただ矢を当てただけ、だったから経験値は入ってないから倒したうちに入らないけど……)
その後も、森の中を探索してゴブリンを見つけては、周りの索敵を重視し先に相手の数を確認しながら戦っていった。
「ガ、ガキャ……」
「ふぅ~、薬草集めとは違った疲れが出るな」
「そうだね。魔物退治は、緊張感があるから薬草採取より疲れる速さが違うね」
今、討伐したゴブリンの耳を剥ぎ取りアイテムボックスに入れ残ったゴブリンの体もアイテムボックスの中に入れた。何か役に立つかも知れないかと思い始めてから数体倒した後から入れる様にしておいた。そして、今倒したゴブリンで丁度60体となった。
「さてと、それじゃそろそろ王都に帰るとするか」
「うん。それに、明日試験受けて合格したらDランクになれるかもしれないしね!」
「数日前に登録したのにもう試験受けれる何てビックリだけど、明日が楽しみだな」
そんな話をしながら、俺達は来た道を歩きながら森を出て行った。そして、王都に到着する前に少しでも服に付いた汚れを水魔法で洗い流し風魔法で服を乾かして王都に帰還した。
帰還した俺達は、そのままギルドへと直行し、レインさんの受付へと向かった。
「おかえりなさいです。クリフ様、アリス様、ミケ様。どうでしたか、初めての討伐依頼は?」
「はい、なんとか無事に終わる事が出来ました。ゴブリンの耳の提出ですが、ここでですか?」
「いえ、薬草と同じくあちらの受付で行います」
そう言って、いつもの薬草を受け取っていて受付に移動した俺達、レインさんは奥からおなじみの木箱を持って受付へと戻って来た。
「こちらに、ゴブリンの耳を提出してください」
「はい」
俺は、レインさんの指示通りアイテムボックスの中に入っているゴブリンの右耳を取り出し、木箱の中に入れた。
「……それでは、数を数えてきますので少々お待ちください」
「はい、お願いします」
そしてその後、数分経ち奥からレインさんが小袋を持って帰って来た。
「ゴブリン系60体でしたので、報酬は銅貨36枚になります」
「はい、ありがとうございます」
レインさんから小袋を受け取った俺は、一度アイテムボックスの中にいれ数が合ってるのを確認し、後で三等分して分けるね。とアリス達に言った。
「それと、今回の討伐依頼の成功によりクリフ様、アリス様、ミケ様はDランクへの昇級試験に挑むことが出来ます」
「あの、昇級試験とは、どのような事をするんですか?」
「簡単です。Cランク以上の冒険者の人との1対1、もしくはパーティー同士で戦い。戦闘がどの程度出来るか見定めるのです。その結果で、昇級させるか又はEランクにそのままにするか決めるのです」
レインさんがそう言うと、ギルドに帰ってきている周りにいた冒険者の人が少し慌ただしくなってきた。
「分かりました。昇級試験の事は、パーティーで少し話し合いをして決めてもいいですか?」
「はい、構いませんよ」
レインさんの許可を取り、少し受付から離れた俺達は話し合いをした。パーティーで受けるか個別で受けるか、俺はパーティーでと言ったのだが、アリスとミケが「1対1で行く」と言ったので個別試験にして貰う事にした。
「話し合いの結果、個別で試験を受ける事にしました」
「はい、畏まりました。既に、昇級試験の相手は決まっています。日時は、どうしまか?」
レインさんの言葉に後ろにいる2人に聞くと、明日と返って来たのでそのままレインさんに伝えた。
「明日ですね。分かりました。それでは明日、ギルドで待って居ますので万全の準備をして来て下さい」
「はい、分かりました。ありがとうございました」
そう言って、アリス達も「ありがとうございました」と言い。俺達は、受付から離れギルドから出て行った。
★☆★
クリフ達が出て行ったギルド内では、レインの受付に冒険者が集まっていた。
「レ、レインさん。あの子達の相手って結局誰がするんですか?」
「それは、教えれませんよ。ギルド長から「これを喋ったら、減給するよ」って脅されてるんですから」
「まさか、俺達じゃないですよね?」
「昇級相手には、事前に通達が行くでしょう。今来てないって事は、貴方方ではないですよ。まあ、泊まっている宿に手紙が行ってるかもしれませんが……」
レインがそう言うと、受付に集まっていた冒険者とそれを見ていた冒険者が慌ててギルドから出て行った。そして、それを見ていたレインは、小さくため息を吐いた。
「流石の私でも、この話はお喋りで言いふらせないわよ……」
と呟き、ギルドから冒険者が消え仕事が当分来ないなと思ったレインは、他の受付とお喋りをする事にした。
事前にこの世界の魔物の事を勉強していたので予習済みなのだが、人型の魔物である。ゴブリンやオーク、オーガ等は持っている武器で近接系・遠距離系・魔法系が分かる種族だ。
「前2体は棍棒持ちゴブリン、その後ろに弓持ちゴブリン1体と魔法系ゴブリン1体。属性は、分からないが俺が後ろの2体を対処するからアリス達は前のゴブリンを頼む」
「分かった。クリフ君」
「はい、分かりました」
俺の指示に2人は返事をし、その場で二手に分かれた。俺は、このまま森の中を後ろのゴブリンの所へと近づいた。そして、俺が事前に合図として教えていた聖属性で光球を作り前方のゴブリンの目の前に出現させ視覚を奪った。
合図と共にアリス達は、森からバッと飛び手て来てアリスはそのままゴブリンの頭を片手剣で吹っ飛ばし、ミケは細剣での連続攻撃でゴブリンの息の根を止めた。
「ガッ、ガギュ!」
「カギュ……」
俺もまた、自分の合図と共に後方に居た2体のゴブリンの首を剣で斬り飛ばした。実際、前衛後衛と決めていたが結局こんな戦いをしてしまった。次回からは、ちゃんと前衛・後衛の役割を果たすような戦いをしようと一人で考えていた。
「初めての魔物狩りだったけど、上手くいって良かったな」
「そうだね。って、この中で魔物倒したこと無いのクリフ君だけだったけどね」
「えっ?! そうなの?」
ゴブリンの討伐部位である耳を取り、アイテムボックスに入れながら話題を振ると俺に取って驚くような返しが来た。
「アリスとミケは、魔物倒したことあったの?」
「うん。僕は、お父さんと小さい時に一緒に倒したよ」
「私も、両親と狩りをしてる時に何回か倒したことがあるよ」
「マジか、始めては俺だけだったのか……」
と俺以外の2人は既に魔物を倒していたことに少し落ち込みはしたが、まあ俺も3歳の時実質は俺が一発当てた矢を魔物が怒って爺ちゃんが倒してたから、俺も倒したことがあるって言っていい気もする。よし、そう考えよう。(結果的にただ矢を当てただけ、だったから経験値は入ってないから倒したうちに入らないけど……)
その後も、森の中を探索してゴブリンを見つけては、周りの索敵を重視し先に相手の数を確認しながら戦っていった。
「ガ、ガキャ……」
「ふぅ~、薬草集めとは違った疲れが出るな」
「そうだね。魔物退治は、緊張感があるから薬草採取より疲れる速さが違うね」
今、討伐したゴブリンの耳を剥ぎ取りアイテムボックスに入れ残ったゴブリンの体もアイテムボックスの中に入れた。何か役に立つかも知れないかと思い始めてから数体倒した後から入れる様にしておいた。そして、今倒したゴブリンで丁度60体となった。
「さてと、それじゃそろそろ王都に帰るとするか」
「うん。それに、明日試験受けて合格したらDランクになれるかもしれないしね!」
「数日前に登録したのにもう試験受けれる何てビックリだけど、明日が楽しみだな」
そんな話をしながら、俺達は来た道を歩きながら森を出て行った。そして、王都に到着する前に少しでも服に付いた汚れを水魔法で洗い流し風魔法で服を乾かして王都に帰還した。
帰還した俺達は、そのままギルドへと直行し、レインさんの受付へと向かった。
「おかえりなさいです。クリフ様、アリス様、ミケ様。どうでしたか、初めての討伐依頼は?」
「はい、なんとか無事に終わる事が出来ました。ゴブリンの耳の提出ですが、ここでですか?」
「いえ、薬草と同じくあちらの受付で行います」
そう言って、いつもの薬草を受け取っていて受付に移動した俺達、レインさんは奥からおなじみの木箱を持って受付へと戻って来た。
「こちらに、ゴブリンの耳を提出してください」
「はい」
俺は、レインさんの指示通りアイテムボックスの中に入っているゴブリンの右耳を取り出し、木箱の中に入れた。
「……それでは、数を数えてきますので少々お待ちください」
「はい、お願いします」
そしてその後、数分経ち奥からレインさんが小袋を持って帰って来た。
「ゴブリン系60体でしたので、報酬は銅貨36枚になります」
「はい、ありがとうございます」
レインさんから小袋を受け取った俺は、一度アイテムボックスの中にいれ数が合ってるのを確認し、後で三等分して分けるね。とアリス達に言った。
「それと、今回の討伐依頼の成功によりクリフ様、アリス様、ミケ様はDランクへの昇級試験に挑むことが出来ます」
「あの、昇級試験とは、どのような事をするんですか?」
「簡単です。Cランク以上の冒険者の人との1対1、もしくはパーティー同士で戦い。戦闘がどの程度出来るか見定めるのです。その結果で、昇級させるか又はEランクにそのままにするか決めるのです」
レインさんがそう言うと、ギルドに帰ってきている周りにいた冒険者の人が少し慌ただしくなってきた。
「分かりました。昇級試験の事は、パーティーで少し話し合いをして決めてもいいですか?」
「はい、構いませんよ」
レインさんの許可を取り、少し受付から離れた俺達は話し合いをした。パーティーで受けるか個別で受けるか、俺はパーティーでと言ったのだが、アリスとミケが「1対1で行く」と言ったので個別試験にして貰う事にした。
「話し合いの結果、個別で試験を受ける事にしました」
「はい、畏まりました。既に、昇級試験の相手は決まっています。日時は、どうしまか?」
レインさんの言葉に後ろにいる2人に聞くと、明日と返って来たのでそのままレインさんに伝えた。
「明日ですね。分かりました。それでは明日、ギルドで待って居ますので万全の準備をして来て下さい」
「はい、分かりました。ありがとうございました」
そう言って、アリス達も「ありがとうございました」と言い。俺達は、受付から離れギルドから出て行った。
★☆★
クリフ達が出て行ったギルド内では、レインの受付に冒険者が集まっていた。
「レ、レインさん。あの子達の相手って結局誰がするんですか?」
「それは、教えれませんよ。ギルド長から「これを喋ったら、減給するよ」って脅されてるんですから」
「まさか、俺達じゃないですよね?」
「昇級相手には、事前に通達が行くでしょう。今来てないって事は、貴方方ではないですよ。まあ、泊まっている宿に手紙が行ってるかもしれませんが……」
レインがそう言うと、受付に集まっていた冒険者とそれを見ていた冒険者が慌ててギルドから出て行った。そして、それを見ていたレインは、小さくため息を吐いた。
「流石の私でも、この話はお喋りで言いふらせないわよ……」
と呟き、ギルドから冒険者が消え仕事が当分来ないなと思ったレインは、他の受付とお喋りをする事にした。
48
お気に入りに追加
6,376
あなたにおすすめの小説
公爵家三男に転生しましたが・・・
キルア犬
ファンタジー
前世は27歳の社会人でそこそこ恋愛なども経験済みの水嶋海が主人公ですが…
色々と本当に色々とありまして・・・
転生しました。
前世は女性でしたが異世界では男!
記憶持ち葛藤をご覧下さい。
作者は初投稿で理系人間ですので誤字脱字には寛容頂きたいとお願いします。
異世界転生した時に心を失くした私は貧民生まれです
ぐるぐる
ファンタジー
前世日本人の私は剣と魔法の世界に転生した。
転生した時に感情を欠落したのか、生まれた時から心が全く動かない。
前世の記憶を頼りに善悪等を判断。
貧民街の狭くて汚くて臭い家……家とはいえないほったて小屋に、生まれた時から住んでいる。
2人の兄と、私と、弟と母。
母親はいつも心ここにあらず、父親は所在不明。
ある日母親が死んで父親のへそくりを発見したことで、兄弟4人引っ越しを決意する。
前世の記憶と知識、魔法を駆使して少しずつでも確実にお金を貯めていく。
孤児による孤児のための孤児院経営!!! 異世界に転生したけど能力がわかりませんでした
カムイイムカ(神威異夢華)
ファンタジー
僕の名前はフィル
異世界に転生できたんだけど何も能力がないと思っていて7歳まで路上で暮らしてた
なぜか両親の記憶がなくて何とか生きてきたけど、とうとう能力についてわかることになった
孤児として暮らしていたため孤児の苦しみがわかったので孤児院を作ることから始めます
さあ、チートの時間だ
異世界転生したらたくさんスキルもらったけど今まで選ばれなかったものだった~魔王討伐は無理な気がする~
宝者来価
ファンタジー
俺は異世界転生者カドマツ。
転生理由は幼い少女を交通事故からかばったこと。
良いとこなしの日々を送っていたが女神様から異世界に転生すると説明された時にはアニメやゲームのような展開を期待したりもした。
例えばモンスターを倒して国を救いヒロインと結ばれるなど。
けれど与えられた【今まで選ばれなかったスキルが使える】 戦闘はおろか日常の役にも立つ気がしない余りものばかり。
同じ転生者でイケメン王子のレイニーに出迎えられ歓迎される。
彼は【スキル:水】を使う最強で理想的な異世界転生者に思えたのだが―――!?
※小説家になろう様にも掲載しています。
転生先ではゆっくりと生きたい
ひつじ
ファンタジー
勉強を頑張っても、仕事を頑張っても誰からも愛されなかったし必要とされなかった藤田明彦。
事故で死んだ明彦が出会ったのは……
転生先では愛されたいし必要とされたい。明彦改めソラはこの広い空を見ながらゆっくりと生きることを決めた
小説家になろうでも連載中です。
なろうの方が話数が多いです。
https://ncode.syosetu.com/n8964gh/
転生したら死んだことにされました〜女神の使徒なんて聞いてないよ!〜
家具屋ふふみに
ファンタジー
大学生として普通の生活を送っていた望水 静香はある日、信号無視したトラックに轢かれてそうになっていた女性を助けたことで死んでしまった。が、なんか助けた人は神だったらしく、異世界転生することに。
そして、転生したら...「女には荷が重い」という父親の一言で死んだことにされました。なので、自由に生きさせてください...なのに職業が女神の使徒?!そんなの聞いてないよ?!
しっかりしているように見えてたまにミスをする女神から面倒なことを度々押し付けられ、それを与えられた力でなんとか解決していくけど、次から次に問題が起きたり、なにか不穏な動きがあったり...?
ローブ男たちの目的とは?そして、その黒幕とは一体...?
不定期なので、楽しみにお待ち頂ければ嬉しいです。
拙い文章なので、誤字脱字がありましたらすいません。報告して頂ければその都度訂正させていただきます。
小説家になろう様でも公開しております。
【完結】前世の不幸は神様のミスでした?異世界転生、条件通りなうえチート能力で幸せです
yun.
ファンタジー
~タイトル変更しました~
旧タイトルに、もどしました。
日本に生まれ、直後に捨てられた。養護施設に暮らし、中学卒業後働く。
まともな職もなく、日雇いでしのぐ毎日。
劣悪な環境。上司にののしられ、仲のいい友人はいない。
日々の衣食住にも困る。
幸せ?生まれてこのかた一度もない。
ついに、死んだ。現場で鉄パイプの下敷きに・・・
目覚めると、真っ白な世界。
目の前には神々しい人。
地球の神がサボった?だから幸せが1度もなかったと・・・
短編→長編に変更しました。
R4.6.20 完結しました。
長らくお読みいただき、ありがとうございました。
異世界転生したので、のんびり冒険したい!
藤なごみ
ファンタジー
アラサーのサラリーマンのサトーは、仕事帰りに道端にいた白い子犬を撫でていた所、事故に巻き込まれてしまい死んでしまった。
実は神様の眷属だった白い子犬にサトーの魂を神様の所に連れて行かれた事により、現世からの輪廻から外れてしまう。
そこで神様からお詫びとして異世界転生を進められ、異世界で生きて行く事になる。
異世界で冒険者をする事になったサトーだか、冒険者登録する前に王族を助けた事により、本人の意図とは関係なく様々な事件に巻き込まれていく。
貴族のしがらみに加えて、異世界を股にかける犯罪組織にも顔を覚えられ、悪戦苦闘する日々。
ちょっとチート気味な仲間に囲まれながらも、チームの頭脳としてサトーは事件に立ち向かって行きます。
いつか訪れるだろうのんびりと冒険をする事が出来る日々を目指して!
……何時になったらのんびり冒険できるのかな?
小説家になろう様とカクヨム様にも投稿しました(20220930)
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる