転生でゆるく生活したい

ぱゆり

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日常・・・なのか?

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早めに起きて趣味の瞑想をする。前世から気が向いたらやっていたけど、なんかやってると落ち着く。
村長から魔力制御と強化の応用の訓練法を教えてもらったので、一緒にやってみる。
もしかしなくても必死で魔力を隠蔽やら偽装やらしても、村長一家にはばれてる気がしてならない。
ただ、村長には確実にばれてる。
大体、数ヶ月前に「リリの奴の攻撃を受けれるようになるんだ!(小声)」っと、強制的に村長と模擬戦。
戦闘中に出てくるアドバイスが、「真正面から受け止めるな!腕が落ちるぞ!!」とか、「相手の攻撃は受け流すかギリギリで躱せ!」とか、「距離を詰めろ!相手の懐に入れ!そこが唯一の安全地帯だ!」などなど、さんざん叩きのめされながら教えられた。
信じられないよあの人!地面に転がされてもすぐに避けるか迎撃しないと木剣が頭に降って来やがる。しかも避けても速攻で追撃してくるから不安定な状態からでも安定した受け流しが出来ないと立て直せないし、こっちの木剣が壊れても続行して折れた木剣や徒手空拳で戦い続けた。 自分でも何言ってんのか分からねぇ。
それもそれだけで終わりじゃなく、いつも通りの素振りや模擬戦が終わったあとでやるのだからなお辛い。
筋肉痛でも容赦なく来たからね、村長。そのおかげか、今じゃ村長に反撃出来そうで出来ない状態だが、姉さんの攻撃もなんとか見えるようになってギリギリ受けれている。そういえば姉さんの相手出来る奴って子供側では兄さんと僕と村長の娘さんとマックさんぐらいじゃない?いくらチキンでも、こんな修行というか拷問を一年以上されて精神破綻してないマックさんに敬意を払わざる得なかった。
そりゃ上達するはずだよ。しなかったら確実に村長に頭かち割られて死ぬもんあんなの。
生きるために魔力で必死に身体強化した。制御とかもう考えてなかったし、筋肉痛の時はそれで無理矢理動かしてたから。それに家に突撃して来て連れてかれて、修行開始で動けない状態になるまで続けて気絶して終わる。ほぼ毎日。
僕生きてる、不思議だね。朝早く起きるのもこれのせいだなきっと。
訓練法を思い出す為になんで嫌なことも一緒に思い出しているのか、気にしてても仕方ないか。
魔力を身体全身に纏うようにしてそれを覆うように薄く魔力を張る。服よりも薄く、密度を高めて纏い、揺らがないようにする。そして、身体強化のように身体の内側にも外に纏っている以上の魔力を均一に集中させる。
この状態で目標は12時間いる事。今のところ出来て1時間ぐらいだ。あと終わるとすごく怠くなる。
もはや狂気の所業ではないかと言葉に出してしまって、村長は笑顔で、「目標はでっかくだ!」とか言っていた。
もう父さんと母さんは起きていて、畑仕事や朝ごはんの準備をしている。
サバイバルのせいでパンがごちそうに見えました。黒パンですけどね。おかずが美味かった。野菜スープも。
凶作の時は具なしスープがデフォルトだからなおさら。
そんなことはめったにないし、ならないよう工夫もしてるって父さんが言ってた。
村長の持つ小さな畑で試すことが多いらしい。被害も少ないしね。
しばらくして姉さんと兄さんが家に入ってきた。見た感じさっきまで剣を振っていたようだ。
「おはよう、ジーク。」
「おはよう、ソル兄さん、リリ姉さん。今日も朝からすごいね。」
「おはよっジーク。あなたも朝から動かないとすぐに腕がなまるわよ。」
動きたくないでござる。
「「ギュア!」」 ドゴッ!!
「がっ!」
背中と腰に後ろからすごい衝撃が。
そして倒れないように踏み止まると背中を踏み台された。
「ぐっ!」
結構きつい。
「あれ?キュール、ギル?二人で遊んでたの?」
 ここ数ヶ月でこの2匹も育っている。
だって、今じゃキュールなんて中型犬サイズだよ?
小型犬並みがどうしてこうなった。
そしてこいつ。虎のくせに野菜が好きで、肉を食った所を僕は見てない。
姉さんが食べてというと渋々食うらしい。それもすごく嫌そうに。ちなみに姉さんからの情報。
嫌がる虎に肉を食わせる人ってどういうことなの?
姉さんに食べさせた肉は何か聞いたらホディアの肉と言っていた。
ホディア?と疑問に思ったが僕が鹿と思っていた動物だった。ホディアって名前なんだーへぇー。
だって鹿まんまだったもの。名前も鹿と思うじゃない。
いかん、話題を戻そう。
まあ、そんなとこで。キュールの戦闘面は大体素早さメインの一撃離脱して相手を翻弄して徐々に削って倒すスタイルだった。戦闘の相手は野生の魔物だったり、姉さんが相手したりする。姉さんいわく一撃が少し軽めらしい。
爪、すごく鋭く見えるんだけどなー。
次にギルだが、サイズ的には、大きくなった?よね?ぐらいの微 々たる変化であり、別の意味でどういうことだと家で話しあった。その結果、こんな種類の竜もいるんだろうということに落ち着いた。ちゃんと食べさせているし、元気よく走ったり飛んだりとかしてたので、栄養不足ではないはずだ。
食に関しては特に好き嫌いはなく出されたら食べる感じであるがかなり大食いである。
戦闘面は、村長と姉さんで見たらしいが、火を口から吐き出せるそうで、危なっかしいらしい。
周り、草木がいっぱいだもんね。
昼まで、畑を手伝うか村長の所に修業しに行くのだが。
大体の奴らが村長の所に来る。
ある奴は、手伝うと言ったが自分の身だけでも守れるようになってからだっと言われたらしい。
修業が始まり、 しばらく木剣を振り、続けて二人一組で手合わせをする。
「・・・なあ。」
「何?」
木剣を打ち合わせたり、剣の側面で滑らせたり、避けたりしながら話していた。
「おまえさ。何でそんなに守りが多いんだ?」
「いや、分かると思うけど?」
それになぜそんなことを聞くのか分からないのだが。
「分からないから聞いてんの。」
そうか。
「じゃあ、僕が一番手合わせしてそうな人を思い浮かべて見てくれ。」
少し考える少年。
「あー、そうか。おまえの姉ちゃん強いもんな。あの人に対抗できる人って何人かなー?」
「おい、せめて防御か回避だけでも出来る奴もいれてくれ。でないと人数が少な過ぎる。」
対抗できる人だと、僕的には反撃や自分からも攻撃できる人になるから。
「それだとマックさんも入るよな?」
「そうだね。でも姉さん、近頃は大先生の所で修業してるらしいから。」
「なんかいきなり話の内容変わったな。」 
「ごめん。・・・話を戻そう。」
「ああ。でー、大人の中には何人くらいだ?」
「うーん。正直分からん。」
大人の訓練は、どんな時でも戦えることを第一にやっているらしいが。
「たぶん、いても5人前後だと思う。」
 「そんなに少ないかな?」
「あのクラスの人が10人ぐらいいたらその村の戦力が異常だと思うが?」
化け物クラス10人?人数100倍の兵士用意してようやく張り合えるぐらいじゃない?
この世界の兵士どんだけ強いか知らんけど。
「ただ、村長は本当に化けもんだよな。」
確信しているように言う少年。たしかに今の姉さん相手に涼しい顔してるのは、あの人ぐらいだしなぁ。
「あ~あれでも、まだ全力出してないって本人が言ってたよ?」
その時の顔はドヤ顔だった。
「本当か!?あれ以上があるとか考えたくないぞ。」
そんな雑談をしながら10分以上手合わせを続けた。


昼、ちょい過ぎ?


あの後、最後あたりまでギリギリでの勝利が何回かあって村長にしごかれた。
見事にやられたよ。いやほんと。体中が痛いから。
体を横にして魔法を使う。今は曇り空か。雨、来ないといいけど来たらどうすっかなー。
しかし、なぜか最近起きてても魔力回復するようになってきており、どうなっているか分からないのであるがとりあえず使って魔力制御などの向上を図る。
今のところでは、そのおかげで魔力量もだいぶ多くなって来た。
魔力が多くなって来て少し問題がある。
この魔力どう使い切ったもんかな?
今はいいんだよ。普通に使い切れるし、制御も余裕が出来つつある。
将来的には、武器振りながら魔法使うみたいなことを平気な顔でしてみたい。
う~ん、どう考えてもマルチタスクを取得しないと無理そうだなぁ。
厨二病で考えることって実現できそうだけど実際やろうと思うとスキルみたいな便利なもの欲しくなるよね。
努力でなんとかできそうなら練習するのもいいかも。
あっ!でも僕昔から飽き性だった。続くかなぁ、続くといいなぁ。
ただ、一発の魔法に全魔力注ぎ込んで放ったらどうなるか怖いけど気になる。
制御しきれるかも不安だし絶対やらないけど。
「ただいまー。」
「お帰り、ジーク。」
家に帰って来ると母さんしかいなかったようだ。
「母さん、父さんはどうしたの?」
「あの人なら、今は村長にお使いを頼まれていないわよ。」
そんなこと初めて聞いた。
「しかし、キュールとギルもいないのは珍しいな。」
「そう?今はリリやセレナちゃんたちと遊んでるはずだけど、もうそろそろ帰ってくるんじゃないかしら?」
それを聞きながら僕はイスにすわる。すわる場所はいつの間にか決まってた。
「たっだいまー!」
すごい音を立てて扉を開け、入ってくる姉さんとでかい虎とちっちゃい竜。いや、虎はでかくないか。
声がでかくて大変よろしい。朝っぱらとか今みたいにもうそろそろ夕方になる頃までならな。
いや、それならギリギリセーフ?うん、元気なことはいいことだ。それでいいや。
しかしこう見ると、まるで魔物を従える暴君に見えるな。
なんでかって?後ろの二人?二匹?が明らかに疲れてるからだよ。
たぶんだが、遊んだのと揉みくちゃにされたのと姉さんと特訓でもしたか?少しボロく見えるし。
「お~い、大丈夫か?(小声)」
「「グゥ~ゥ。」」
だめだ、疲れきってる。心身ともに。
「今日ね、狩りから帰った時にこの子たちが迎えに来てくれたのよ!」
「そう、それは良かったわね~。」
そんな風に今日の出来事を話す姉さんとそれに相づちをしながら聞く母さん。
聞いたら、やはり女の子連中に絡まれたようだ。
どうやら母さんが知ってたのは、買い物帰りだったかららしい。
そして、話おわった姉さんが僕の方に来た。
「ご飯が出来るまで時間があるから少しやりましょ。」
そんなこと言って腕をひっぱってくる。
「えっ?ちょっ、姉さん!?手伝いは!?」
「母さんだけで大丈夫らしいから。」
淡々と言ってくれるがやりたくない。
夢中に外そうと頑張る。
しかし外れない。ちくしょう!なんでこんな細腕でこれほどのパワーが出るんだ!?
魔力も込めてない。外は目前。
いやだ!やめろー。死にたくない!!死にたくない!!!うおっ!わー!ごろごろ、あぶねー。
「さあ、いくよ!」
ぎゃあーーー!!!!

しばらくして

「はー、楽しかった。ほら!さっさと帰るよ、ジーク!」
「姉さ・・・も・・むり・・・動け・・ない。」
体が痛い、腕が痺れて、足がつってる気がする。
「何よ、情け無いなー。もう、・・よいしょっと。案外軽いのね。」
姉さんが見かねたのか僕を背負ってそんなことを呟いた。

「ただいま。おや、ジーク?どうしてそんなボロボロになって眼が死んでるんだい?あれ、聞いてない?」
「お帰りなさい。ガルド、そっとしておいてあげて。ジークは疲れてるから。」
「ああ、分かった。ちゃんと寝るんだよ?」
ドアが開いて、兄さんが帰って来た。
「ただいま。」
「遅かったね?何かあったのかい?」
「大先生の課題がきつかったから遅くなっちゃって。」
「どんな課題だったの?」
「クマの打倒と解呪草10本の採取だったよ。だから山を駆け回ってようやく見つけたんだ。」
「はあ、あの人もまた無茶を言う。」
「無事で良かった。」
「うん、ありがとう。父さん。」
あの人は、うちの兄貴に何やらせとんのじゃ。
殺す気しかないだろう。何そのスパルタ。
確か解呪草って山頂あたりに生息地あったぐらいだったような。
サバイバルした時に山の周囲含めて探索してどこにどんな植物があるかとか覚えたのが懐かしいな。
はあぁ。
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