帝国のお姫様

暁 獅凰

文字の大きさ
上 下
1 / 4
〜無垢少女〜

第一幕 哀れなお姫様の初劇

しおりを挟む
「いや…!お願い、やめて…!!」



 大きすぎるベッドに組み敷かれた幼い小さな身体。不気味なほどに美しく笑う角を生やした魔族という種族の長。ベッドのまわりには性欲が溢れんばかりの魔族たちが群がっていた。

「その懇願をもっとするがいい。我々は負の感情で興奮が高まるのでな。絶望は特に媚薬に近いものだ」
「ひっ……!」

 純粋無垢な少女の綺麗な両足を掴み、異性になど見せたことのない花園が大勢の前に晒される。

「陰毛も生えておらぬとは……最高の礼をしなくてはな」

 魔族の長は傍に遣わす側近を見て言う。勿体ないお言葉です、と返す彼もまた少女の裸体に興奮がはちきれそうだ。

「見ないで…お願い…ひっく……」

 どんなに抗っても力では敵わない相手。少女は涙が溢れ、顔を両手で顔を隠すことしかできなかった。
 絶望的なこの状況で少女は家族と国を思い出す。

 国王として厳しく立派な優しい父。父の傍に立ついつも素敵な正妃様。父と正妃様を支える側妃でありながらとても優秀なおかあ…

「ひゃあ?!」
「ふむ、甘いな」

 長は少女の花園をペロリと舐めて味見をした。
 どこかの本に書いてあった、人間を食べる魔族のお話…私は今から食べられてしまう…家族や優しい国民にもう会えないなんて…

「お、お願い、します…」
「ん?いいぞ、何か懇願してみよ。我らを昂らせてみよ」
「……お家に…返して、ください…私を、食べないでください…っ」

 必死に懇願した。聞き入れてくれないだろうけれど…それでも、生きてみんなのところに帰りたい…!

「ははは!いいぞ、その懇願は良き媚薬だ!もっとするが良い。だが、主を食わない約束はできぬな?」
「そんな…!」
「良いぞ、良いぞ!!その絶望がたまらぬ!!」
「いやぁ!お願い!帰りたいの!!お家に帰りたい…!!」

 少女は泣きながら懇願を続ける。魔族にとって少女の感情が興奮剤になるとも知らずにひたすら懇願した。

 生きて帰りたいと。

 その間、長は少女の花園を舐めまわし、指で割れ目を広げ綺麗なピンク色の中を凝視する。

「ヒクヒクと…何かを欲しているようだな?なぁ、メルトスよ」
「ええ。早くジェルドアン様に可愛がられたくて蠢いているのでしょう。あなた様の愛撫だけでメスはすべて壊れるほど狂いますので」
「そろそろ頂くとするか…皆も待ち望んでおろう?」
「いや…お願い…帰りたい…お願い…」

 長ことジェルドアンの言葉に死を覚悟する少女と、歓喜する魔族たち。

 何も知らない少女の身体。

 ジェルドアンは硬く太く反り立ち、我慢汁が溢れ、破裂しそうなほど興奮している男根を少女の裂け目にあてがう。

「な、なに、あつい…ひぃ!!?」

 割れ目に男根の先端がくっつき、少女は初めての感触に、反射的に何が起きているのかを見てしまった。誰もが思う、少女を二つに割いてしまうのではないかというほど太く長い男根。

 驚いて腰を引いてしまう少女だが、逃げ場などない。

 ジェルドアンは少女が動かないように、魔族たちに命令を下す。

「入れるのに一苦労するからな…皆も悲鳴を近くで聞きたいだろう?手足を抑えるんだ」
「はっ」
「なに、やだやだっ、こわい…!助けて!!お父様、お母様!!!」
「良い良い。よぉく見ておくのだ。今この瞬間、主はメスに堕ちるのだからな」

 ゆっくりと、しかし確実に少女の割れ目に男根を挿れていくジェルドアン。

「痛い痛い痛い痛い!!!!いや、痛いの!!!やめてぇ!!!」
「ミチミチ言ってるのぉ?」
「ひぎゃあ!!とめ、やめ、いやぁあ!!痛い!!!」

 ジェルドアンは少女の泣き叫ぶ声に笑い、魔族たちもその声に酔う。


 コツン、と男根が少女の最奥の子宮口に到達した。処女膜が破れた痛みと、大きすぎる男根の痛みで少女は気絶した。


「ほう…なかなかの素質があるようだ。男根に吸い付いてくる」
「あの好色王の娘ですから」
「む?帝国の姫を連れてきたというのか。あやつの顔が楽しみだな!」
「きゃあああ!な、に、いや、やめてぇ!」

 蜜壷の出口ギリギリまで男根を引き、勢いよく子宮口まで突き上げるジェルドアン。その衝撃と痛みで少女こと帝国の姫は飛び起きる。

「帝国の姫で陰毛も生えておらぬ幼姫となると…末姫のルルーティア姫か」
「ぐす…おうちに、かえりたい…いたいの…もういやだ…」
「ルルーティア姫よ。今日から主は我らの愛玩奴隷だ。皆に可愛がってもらい、皆を喜ばせることに励むがよい」

 ジェルドアンはルルーティアの小さくぷっくりした唇に吸い付く。口内に舌を入れ込み、じっくりとルルーティアの舌を犯していく。

 何もかもが初めてのルルーティアは息をするだけで精一杯だった。抵抗などできず、流れに身を任せる他ならなかった。
 クチュクチュと響く唾液の交わり。我慢できずにルルーティアの胸にある小さく硬くなった飾りをつまんで引っ張って潰していじりたおす魔族たち。キスに夢中なルルーティアの割れ目を指でなぞるジェルドアン。

 無数の快感が幼いルルーティアを飲み込み始める。

「んっ…はぁっ…んちゅ……れろ……ちゅぱっ……んんっ…」
「ちゅぷ……キスが好きか?」
「はぁ…はぁ……きす…?」
「なんだ、キスも知らぬのか。あの好色王め、いつかわが子すら自分好みに開発する予定だったようだな?ディーヴァルよ、そなたの技でルルーティア姫に教え込むがよい」
「待ってました!!!」

 ディーヴァルと呼ばれた一人の魔族がルルーティアの唇に飛びつく。
 強弱をつけて吸い上げ、舌を絡ませ唾液を吸い上げる。

「んくっ!じゅぽ…んじゅ…じゅぽぽぽ!ぐちゅ…」
「ジェルドアン様!この子、素質満載ですよ!唇が特に柔らかく、必死にベロを動かしてくることとか!メルトスがフェラを覚えさせたら国一番の娼婦が泣いちまいますぜ!!!」
「そうかそうか。そのまま我が良いと言うまで犯し続けよ」
「喜んで!ほら、ルルーティアちゃん。いっぱい気持ちよくなるためにおっきく口を開けましょうね~」
「おねがい…たすけ…んちゅぼっ…」

 臣下の一人であるディーヴァルは楽しそうにルルーティアの口内を犯し続ける。
 ジェルドアンはその光景に背中をゾクゾクさせ、もう一度男根をギリギリまで引いて最奥まで突き上げる。

「んじゅぱ!ひあああ!ひぅっ!ああああ!!!」
「こーら、口を離しちゃダメだよ」

 律動をゆっくりと繰り返し、ルルーティアの蜜壷の滑りを良くしていくジェルドアン。ルルーティアは何も考えることができず、ただひたすら与えられる快感に溺れていくだけだった。

「うむ、滑りが良くなってきたな。ディーヴァル、終わりだ」
「じゅぽ!ちぇー、めちゃくちゃ気持ちよかったのにー」

 ディーヴァルは口を尖らせ文句を言いつつも主に従って離れる。

「さて…ルルーティア姫よ」
「はぁ…はぁ…はひ……」
「気絶は許さぬからな」
「え…きゃぁぁ!ひ、ああああ!!」

 ぱちゅん、ぱちゅん、と律動を早めていくジェルドアン。ルルーティアの蜜壷から溢れかえった愛液がより滑りを良くし、水音をたてる。
 蜜壷の出口まで引いたと思いきや、子宮を潰される勢いで奥を貫かれる。

「ひあ!!はっ、ああ!!ひぅ!」
「くっ、締まりが良い…どうだ?憎き魔族に犯され穢され愛玩奴隷に堕ちる気持ちは!」
「ひぃ!!や、だぁ!!わかん、ない!いやあ!おと、さまぁ!おかあさまぁ!!」
「しかも処女を奪われているからのぅ?やはり処女はたまらん」

 ジェルドアンは律動をさらに早め、ルルーティアの背徳感を煽る。ルルーティアの負の感情がより媚薬となり、ジェルドアンは射精を迎えようとする。

「ルルーティア姫!出すぞ!主の中に溢れんばかりの子種を出してやるからな!!喜ぶがよい!!」
「きゃあ!ああん!!いや!!」

 パンパンパン!!と響く肌のぶつかる音。ジェルドアンは思いっきり腰を打ち付け、ルルーティアの子宮口で大量の精液を勢いよく出す。

「くあぁ!!ふぅ…はぁ…こんなに出すのは久しぶりだ」
「ひっ…あつい…ひぐ…」
「ルルーティア姫よ、主の名器に皆が幸せになることだろう。その前に主も絶頂を知らねばな?」

 ジェルドアンは入れたままの男根をもう一度動かし始める。ルルーティアに絶頂を教え込むためにゆっくりと…

「初めての絶頂を体験させてやろう。我がここまでするのは初めてだからな?誇りに思うがよい」

 ルルーティアは終わらない絶望に気を失いかける。しかしジェルドアンは奥を強めに突いてルルーティアの意識を繋ぎとめる。

「言ったはずだ。気絶は許さぬと」
「あ…ご、めんなさ…」
「ははは…次は許さぬからのぉ」

 ジェルドアンは洗脳され始めたルルーティアを見て満面の笑みを浮かべる。もっと性処理ができるためにはルルーティア自身が性交に溺れることが必要だ。ルルーティアが感じる箇所をしつこく、しかし優しく突くジェルドアン。

「あっ…ん……ひゃあ!」
「これが良いのか?」
「ああん!そ、それ、いやぁ…」

 ジェルドアンはルルーティアの弱い箇所を見つけ、男根の突起部分が擦れるように腰を動かす。たちまちルルーティアは悲鳴のような声を出す。

「んあああ!!あっ、あああああ!!だ、めぇ!!」

 ルルーティアの膣が痙攣を始める。同じところを繰り返し刺激していくジェルドアン。

「我慢すると苦しいぞ?楽にするがよい」
「ああん!!だめぇ、なにか、なにかくるのぉ!!」
「そうだ、身を任せるんだ。そして絶頂を受け入れろ」
「あああああああああああ!!!!!」

 ぷしゃっ!という音と共に初めて絶頂したルルーティア。痙攣が収まらない膣にジェルドアンは楽しそうな顔をする。

「処女なのに勢いの良い絶頂よのぉ?ルルーティア姫は愛玩奴隷になるべくして生まれてきたのだな」
「はっ、はぁ!ひぅ…はぁ…」
「今のが絶頂。この快感が来るときはイク、というのだぞ?」
「い、く…」
「そうだ、良い子だな。もう一度試してみるか」

 ジェルドアンはルルーティアの頭を撫で、唇に吸い付きながら律動を再開する。
 絶頂したばかりで敏感なルルーティアの膣はいとも簡単に絶頂間際まで昇り詰める。

「んちゅっ、あああん!ま、た!さっきの…!!」
「そうだ、なんて言うんだ?」
「あ、い、イク…!んああ!!イク!!イク!!!」

 ジェルドアンはルルーティアの腰を掴み、ルルーティアのイイ箇所を激しく突きながら己も射精へと向かう。

「良い子だルルーティア姫。存分にイクが良い」
「イクっ!!!イクぅ!!!んああああああ!!!!!!」

 ジェルドアンはルルーティアの絶頂と同時に射精し、勢いよく男根を引き抜く。ぶしゃああああ……という音と共にルルーティアの蜜壷は愛液をシーツの上に噴いた。

「潮吹きの素質も申し分ないとな…ふぅ…あとは皆で好きにするが良い。ちゃんと教え込むのだぞ」

 待ってました!と言わんばかりに魔族たちは我先にとベッドに乗っかる。

「相手は人間です。壊さぬよう細心の注意を払うように」

 メルトスは理性を失いかけている魔族を抑え込みつつ、ルルーティアの口元に己の男根を近づける。
 ルルーティアは痙攣する身体と快感に酔い、拒むことも声を出すこともなく、ただ涙を一筋流した。


 確か、いつも通りの日々を過ごしていた。家族がいて、国民がいて、みんな優しくてあたたかくて……

 城下町に降りて、いろんなお店を見て回った。楽しくて疲れて。夕食前に寝てしまった気がする。

 侍女のカリナが起こしに来てくれるはずだったのに。目を覚ました時、私は服を着ていなくて、広いベッドにいた。



 こんなことに、なるなんて……
しおりを挟む
感想 0

あなたにおすすめの小説

父親が再婚したことで地獄の日々が始まってしまいましたが……ある日その状況は一変しました。

四季
恋愛
父親が再婚したことで地獄の日々が始まってしまいましたが……ある日その状況は一変しました。

アイドルグループの裏の顔 新人アイドルの洗礼

甲乙夫
恋愛
清純な新人アイドルが、先輩アイドルから、強引に性的な責めを受ける話です。

セクスカリバーをヌキました!

ファンタジー
とある世界の森の奥地に真の勇者だけに抜けると言い伝えられている聖剣「セクスカリバー」が岩に刺さって存在していた。 国一番の剣士の少女ステラはセクスカリバーを抜くことに成功するが、セクスカリバーはステラの膣を鞘代わりにして収まってしまう。 ステラはセクスカリバーを抜けないまま武闘会に出場して……

淫らな蜜に狂わされ

歌龍吟伶
恋愛
普段と変わらない日々は思わぬ形で終わりを迎える…突然の出会い、そして体も心も開かれた少女の人生録。 全体的に性的表現・性行為あり。 他所で知人限定公開していましたが、こちらに移しました。 全3話完結済みです。

敗戦国の姫は、敵国将軍に掠奪される

clayclay
恋愛
架空の国アルバ国は、ブリタニア国に侵略され、国は壊滅状態となる。 状況を打破するため、アルバ国王は娘のソフィアに、ブリタニア国使者への「接待」を命じたが……。

完全なる飼育

浅野浩二
恋愛
完全なる飼育です。

サンタクロースが寝ている間にやってくる、本当の理由

フルーツパフェ
大衆娯楽
 クリスマスイブの聖夜、子供達が寝静まった頃。  トナカイに牽かせたそりと共に、サンタクロースは町中の子供達の家を訪れる。  いかなる家庭の子供も平等に、そしてプレゼントを無償で渡すこの老人はしかしなぜ、子供達が寝静まった頃に現れるのだろうか。  考えてみれば、サンタクロースが何者かを説明できる大人はどれだけいるだろう。  赤い服に白髭、トナカイのそり――知っていることと言えば、せいぜいその程度の外見的特徴だろう。  言い換えればそれに当てはまる存在は全て、サンタクロースということになる。  たとえ、その心の奥底に邪心を孕んでいたとしても。

とある高校の淫らで背徳的な日常

神谷 愛
恋愛
とある高校に在籍する少女の話。 クラスメイトに手を出し、教師に手を出し、あちこちで好き放題している彼女の日常。 後輩も先輩も、教師も彼女の前では一匹の雌に過ぎなかった。 ノクターンとかにもある お気に入りをしてくれると喜ぶ。 感想を貰ったら踊り狂って喜ぶ。 してくれたら次の投稿が早くなるかも、しれない。

処理中です...