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第19話 大きな疑問
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俺はリンス姫の発言に驚きを隠せなかった。
彼女は一体何を言ってるんだ?
全く身に覚えの無い事を言われ、俺は頭が混乱する。
それはライカにとっても同じだった様だ。
「姫様!! 一体何を!?」
ライカに詰め寄られたリンス姫だったが、意に介さず、得意気な表情で答える。
「ライカ……私は知ってるのですよ? カイト殿とライカがそういう仲だという事は」
「一体どこからそんな話を?」
「それは……ある情報筋からです」
姫様はそう言ってクスクスと笑っている。
リンス姫とライカが話をしている間、俺は必死に平静を取り戻し、こうなった経緯を考察していた。
まずは状況を整理しよう。こうなった原因はおそらくタール爺さんにある。
ギルドカードを二人で見た時に爺さんは俺が帝都の中級ダンジョンを攻略した事を確信した。
なんか表示はおかしかったけどな。
そしてその後、王様にそれを報告した。ここまではいい。おそらく間違いないだろう。
ここからはかなりの憶測が入るが、タールは俺が中級ダンジョンを一人で攻略する実力があると思い、王様に取り込む事を進言したのではないか?
それで王様がリンス姫の結婚相手にと考えたのだろう。もっともそのアイデアもタールの進言によるものかもしれないが。
ふむ、一応筋は通るな。
後はリンス姫の発言の真意だが、姫は一体なぜあんな嘘を?
おそらくなんらかの意味はあると思うが。
そこまで考えて俺は不意に現実に引き戻される。
ライカがずっと呆けていた俺に声をかけてきたからだ。
「カイト殿からも姫様に何か言ってくれ!」
俺は姫様に何らかの考えが有るという可能性を頭のどこかで捨てきれず、このままライカとの関係を真っ向否定する事を躊躇う。
待てよ。
たしか王様は自分の息子である王子とエリザを結婚させたがってた筈だ。そして王子もまんざらでもなかったようだし。今ここでエリザと俺の事を知られたらあまり良くない状況になる可能性も無いとは言えない。
もしかしたら姫様の近くにいる若い男が王子の可能性もある。断る理由にエリザの名前を出す事ははばかられた。まさかエリザを取られたなどといって激昂はしないとは思うが。
姫様の真意は正直分からないが、この状況は俺にとっても利用価値がある。
とりあえず乗ってみるか。
「ライカ……もう隠すのは難しいんじゃないか?」
「えっ?」
ライカが素の反応で驚く。
「何故だか一部の人には知られてしまっている様子だ。ここはもう思い切って明かしてしまわないか?」
「カイト殿……いったい…何を……」
「やっぱり……」
姫様は我が意を得たりといった表情をしている。
俺はアイコンタクトや身振り手振りでなんとかライカにサインを送ろうと試みる。
ライカの方も俺が何か伝えようとしている事に気がついた様子だ。
とりあえず不本意ながら俺が何か考えている事を悟り。あからさまに否定する素振りはなくなる。
「そういえばさっきカイトの飯作るって言ってたな」
ロイスが空気を読んでいるのか、いないのか分からない発言をする。
「なっ!?」
この空気でそんな事を暴露され、ライカは真っ赤になってしまう。
彼女としては俺の食事の邪魔をしてしまったという謝罪の意味を込めて了承した事でも、今この場で言われたら明らかに色んな意味で捉えられてしまう。
だが彼女は俺に考えが有る事を悟っているが故、それすらも否定できないでいるのだろう。
すまんライカ。後でフォローはする。
俺は心の中でライカに謝りつつも再び話し出す。
「陛下、今姫が言った事情により、俺は先程の話は受けられない」
「なるほど……それなら仕方ないか」
王様は少し考える素振りをみせてこう続ける。
「リンスの事はあきらめよう。急に呼びだしてこんな話をしてすまなかった」
王からの謝罪の言葉に俺は少し驚いたが、姫の件は諦めてくれると予想していた。
仮にライカと深い仲だとしても、この国にとってマイナスにはならない、むしろプラスになると踏んだんだろう。
まあ本音としては姫とくっついた方が好ましいと思っているだろうがな。
王からの話が終わったところで俺はライカに捕まる。
まあ当然の流れだな。
俺はライカに自分の考えを説明する事にした。
ライカとしては俺か姫のどちらかから話を聞こうか迷ったみたいだ。
だが結局は姫相手には追求しづらいと思ったのか、最終的には俺のところへ来た。
誰もいない所へ連れて行かれ、怖い顔で睨まれる。
「カイト殿。事と次第によっては……」
「いや、待ってくれ! もちろん考え有っての事だ」
「そうで無ければ到底納得しかねるな」
かなりご機嫌ナナメだ。
まあ俺のせいだからしょうがない。
いや、半分は姫のせいでもあるだろう。うん。
さて、どう言って納得してもらえばよいのやら。
俺が必死に考えていると、ライカが自分から話し出す。
「それにしても……今でもまだわからない。なぜ陛下はカイト殿と姫様の結婚を望んだのか……。そしてなぜ姫様は私とカイト殿の事を……」
状況をある程度は推察できている俺ですら混乱しているんだ。ライカの戸惑いは俺の比ではないだろう。
「俺も姫様の考えは正直理解できていないんだ。だが、ライカにとっては自分の主だろ? その主がライカにとって不利益な事をするとは思えない……とりあえず姫様には何か考えがあるんだと思う。お前がそう信じなくてどうする?」
俺はライカに少し説教じみた言い方で諭す。
「そ……そうだな。少し冷静さを欠いていたみたいだ。姫様は聡明な方だ。きっと何か考えがあっての事だろう。たしかに私が姫様を疑う事などあってはならない……カイト殿の言う通りだ」
そこまで言ってライカはまた思案顔になる。
そして何かに気がついた様に俺に聞いてくる。
「まて……さっき姫様の考えは理解できないと言ったな?」
「それがどうかしたか?」
「つまり……陛下の考えはわかるということか?」
「ああ、実は読めてる。推測の域は出ないがな」
「聞かせてもらおう」
俺は先程の自分の考えをライカに聞かせる。
「なるほど……たしかに筋は通る」
そこまで言ってライカは俺の事を呆れた瞳で見つめる。
「だが今の話で一番驚いたのは、陛下の考えでは無く、カイト殿が中級ダンジョンを一人で突破したという事実だ。にわかには信じられないが、カイト殿ならありそうとさえ思えてしまう……」
「そいつはどうも。まあ実際本当の事だからな」
俺は少し得意気になる。
「それにしてもカイト殿の話で事情は少し呑み込めたが、姫様のお考えはまだわからないな……」
「ああ。俺もさっきからそれを考えているが未だにわからない。だからこの際、しばらく姫様の考えに乗ろうと考えてるんだ……もちろんライカの協力は前提だけどな」
「……それはつまり、わ……私とカイト殿が恋人として振る舞うという事か?」
「まあ、ありていに言うとそうだ……もちろんそう長い間じゃないと思うけどな。……それと実はこの状況は俺にとっても悪くないんだ」
ライカは疑問に思ったようで、すぐに質問してくる。
「どういうことだ?」
「まあ、簡単に言うとエリザ絡みってところだな」
「……なるほど、大体の事情は察したよ」
「察しが良くて助かるよ。で……どうする?」
「仕方ないな……姫様とカイト殿の利害が一致しているとなると私だけ降りるとは言えないさ」
「別に信用できる者になら話して構わないぞ?」
「そうか? まあできる限り隠し通すさ」
俺とライカはその後、口裏合わせの為、少し打ち合わせをしてから解散する。
「頭が痛くなりそうだ」
別れ際にそう言ったライカの顔はひどく疲れていた。
俺も自分がとても疲れていた事を思い出し、用意された部屋に行く。
ベッドに入ってから俺はふと思った。
そういや飯食べてない。
一度気になりだすと、もう眠るどころではない。
ライカも約束などすっかり忘れているだろう。
俺は食糧を求めて部屋を飛び出す。
だが俺に行くあてなど無い。
たしかライカの部屋はなんとなくだが覚えてるな。
寝てる可能性もあるが、行ってみるか。
だがあんな事になって飯を作ってくれるかはかなり怪しい。まあとりあえず頼むだけ頼んでみるか。
ライカの部屋に向かっている最中、なんと当の本人を発見する。
自身の部屋前にある窓から、なにやら外を見ているみたいだ。
何をしてるんだ?
まあいいか。とりあえずツイてる。なんとか交渉してみよう。
「ライカ。いいところにいたな、寝る前に頼みがあるん……だけ……」
最後まで言い切れずに俺は言葉を飲み込んだ。
振りむいたライカの瞳は真っ赤で頬には雫が流れていた――
彼女は一体何を言ってるんだ?
全く身に覚えの無い事を言われ、俺は頭が混乱する。
それはライカにとっても同じだった様だ。
「姫様!! 一体何を!?」
ライカに詰め寄られたリンス姫だったが、意に介さず、得意気な表情で答える。
「ライカ……私は知ってるのですよ? カイト殿とライカがそういう仲だという事は」
「一体どこからそんな話を?」
「それは……ある情報筋からです」
姫様はそう言ってクスクスと笑っている。
リンス姫とライカが話をしている間、俺は必死に平静を取り戻し、こうなった経緯を考察していた。
まずは状況を整理しよう。こうなった原因はおそらくタール爺さんにある。
ギルドカードを二人で見た時に爺さんは俺が帝都の中級ダンジョンを攻略した事を確信した。
なんか表示はおかしかったけどな。
そしてその後、王様にそれを報告した。ここまではいい。おそらく間違いないだろう。
ここからはかなりの憶測が入るが、タールは俺が中級ダンジョンを一人で攻略する実力があると思い、王様に取り込む事を進言したのではないか?
それで王様がリンス姫の結婚相手にと考えたのだろう。もっともそのアイデアもタールの進言によるものかもしれないが。
ふむ、一応筋は通るな。
後はリンス姫の発言の真意だが、姫は一体なぜあんな嘘を?
おそらくなんらかの意味はあると思うが。
そこまで考えて俺は不意に現実に引き戻される。
ライカがずっと呆けていた俺に声をかけてきたからだ。
「カイト殿からも姫様に何か言ってくれ!」
俺は姫様に何らかの考えが有るという可能性を頭のどこかで捨てきれず、このままライカとの関係を真っ向否定する事を躊躇う。
待てよ。
たしか王様は自分の息子である王子とエリザを結婚させたがってた筈だ。そして王子もまんざらでもなかったようだし。今ここでエリザと俺の事を知られたらあまり良くない状況になる可能性も無いとは言えない。
もしかしたら姫様の近くにいる若い男が王子の可能性もある。断る理由にエリザの名前を出す事ははばかられた。まさかエリザを取られたなどといって激昂はしないとは思うが。
姫様の真意は正直分からないが、この状況は俺にとっても利用価値がある。
とりあえず乗ってみるか。
「ライカ……もう隠すのは難しいんじゃないか?」
「えっ?」
ライカが素の反応で驚く。
「何故だか一部の人には知られてしまっている様子だ。ここはもう思い切って明かしてしまわないか?」
「カイト殿……いったい…何を……」
「やっぱり……」
姫様は我が意を得たりといった表情をしている。
俺はアイコンタクトや身振り手振りでなんとかライカにサインを送ろうと試みる。
ライカの方も俺が何か伝えようとしている事に気がついた様子だ。
とりあえず不本意ながら俺が何か考えている事を悟り。あからさまに否定する素振りはなくなる。
「そういえばさっきカイトの飯作るって言ってたな」
ロイスが空気を読んでいるのか、いないのか分からない発言をする。
「なっ!?」
この空気でそんな事を暴露され、ライカは真っ赤になってしまう。
彼女としては俺の食事の邪魔をしてしまったという謝罪の意味を込めて了承した事でも、今この場で言われたら明らかに色んな意味で捉えられてしまう。
だが彼女は俺に考えが有る事を悟っているが故、それすらも否定できないでいるのだろう。
すまんライカ。後でフォローはする。
俺は心の中でライカに謝りつつも再び話し出す。
「陛下、今姫が言った事情により、俺は先程の話は受けられない」
「なるほど……それなら仕方ないか」
王様は少し考える素振りをみせてこう続ける。
「リンスの事はあきらめよう。急に呼びだしてこんな話をしてすまなかった」
王からの謝罪の言葉に俺は少し驚いたが、姫の件は諦めてくれると予想していた。
仮にライカと深い仲だとしても、この国にとってマイナスにはならない、むしろプラスになると踏んだんだろう。
まあ本音としては姫とくっついた方が好ましいと思っているだろうがな。
王からの話が終わったところで俺はライカに捕まる。
まあ当然の流れだな。
俺はライカに自分の考えを説明する事にした。
ライカとしては俺か姫のどちらかから話を聞こうか迷ったみたいだ。
だが結局は姫相手には追求しづらいと思ったのか、最終的には俺のところへ来た。
誰もいない所へ連れて行かれ、怖い顔で睨まれる。
「カイト殿。事と次第によっては……」
「いや、待ってくれ! もちろん考え有っての事だ」
「そうで無ければ到底納得しかねるな」
かなりご機嫌ナナメだ。
まあ俺のせいだからしょうがない。
いや、半分は姫のせいでもあるだろう。うん。
さて、どう言って納得してもらえばよいのやら。
俺が必死に考えていると、ライカが自分から話し出す。
「それにしても……今でもまだわからない。なぜ陛下はカイト殿と姫様の結婚を望んだのか……。そしてなぜ姫様は私とカイト殿の事を……」
状況をある程度は推察できている俺ですら混乱しているんだ。ライカの戸惑いは俺の比ではないだろう。
「俺も姫様の考えは正直理解できていないんだ。だが、ライカにとっては自分の主だろ? その主がライカにとって不利益な事をするとは思えない……とりあえず姫様には何か考えがあるんだと思う。お前がそう信じなくてどうする?」
俺はライカに少し説教じみた言い方で諭す。
「そ……そうだな。少し冷静さを欠いていたみたいだ。姫様は聡明な方だ。きっと何か考えがあっての事だろう。たしかに私が姫様を疑う事などあってはならない……カイト殿の言う通りだ」
そこまで言ってライカはまた思案顔になる。
そして何かに気がついた様に俺に聞いてくる。
「まて……さっき姫様の考えは理解できないと言ったな?」
「それがどうかしたか?」
「つまり……陛下の考えはわかるということか?」
「ああ、実は読めてる。推測の域は出ないがな」
「聞かせてもらおう」
俺は先程の自分の考えをライカに聞かせる。
「なるほど……たしかに筋は通る」
そこまで言ってライカは俺の事を呆れた瞳で見つめる。
「だが今の話で一番驚いたのは、陛下の考えでは無く、カイト殿が中級ダンジョンを一人で突破したという事実だ。にわかには信じられないが、カイト殿ならありそうとさえ思えてしまう……」
「そいつはどうも。まあ実際本当の事だからな」
俺は少し得意気になる。
「それにしてもカイト殿の話で事情は少し呑み込めたが、姫様のお考えはまだわからないな……」
「ああ。俺もさっきからそれを考えているが未だにわからない。だからこの際、しばらく姫様の考えに乗ろうと考えてるんだ……もちろんライカの協力は前提だけどな」
「……それはつまり、わ……私とカイト殿が恋人として振る舞うという事か?」
「まあ、ありていに言うとそうだ……もちろんそう長い間じゃないと思うけどな。……それと実はこの状況は俺にとっても悪くないんだ」
ライカは疑問に思ったようで、すぐに質問してくる。
「どういうことだ?」
「まあ、簡単に言うとエリザ絡みってところだな」
「……なるほど、大体の事情は察したよ」
「察しが良くて助かるよ。で……どうする?」
「仕方ないな……姫様とカイト殿の利害が一致しているとなると私だけ降りるとは言えないさ」
「別に信用できる者になら話して構わないぞ?」
「そうか? まあできる限り隠し通すさ」
俺とライカはその後、口裏合わせの為、少し打ち合わせをしてから解散する。
「頭が痛くなりそうだ」
別れ際にそう言ったライカの顔はひどく疲れていた。
俺も自分がとても疲れていた事を思い出し、用意された部屋に行く。
ベッドに入ってから俺はふと思った。
そういや飯食べてない。
一度気になりだすと、もう眠るどころではない。
ライカも約束などすっかり忘れているだろう。
俺は食糧を求めて部屋を飛び出す。
だが俺に行くあてなど無い。
たしかライカの部屋はなんとなくだが覚えてるな。
寝てる可能性もあるが、行ってみるか。
だがあんな事になって飯を作ってくれるかはかなり怪しい。まあとりあえず頼むだけ頼んでみるか。
ライカの部屋に向かっている最中、なんと当の本人を発見する。
自身の部屋前にある窓から、なにやら外を見ているみたいだ。
何をしてるんだ?
まあいいか。とりあえずツイてる。なんとか交渉してみよう。
「ライカ。いいところにいたな、寝る前に頼みがあるん……だけ……」
最後まで言い切れずに俺は言葉を飲み込んだ。
振りむいたライカの瞳は真っ赤で頬には雫が流れていた――
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