1人のαと2人のΩ

ミヒロ

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穂高は結月をベッドに座らせた。

「....しかし、なかなかエロいな、結月のその姿」

確かに大きめのパーカーからスラリとした結月の素足が晒され、まるで女物のワンピースのようだ。

穂高は結月の隣に移動すると、腰を支え、ゆっくり結月をベッドに倒した。

「ほ、穂高先生....」

手首を掴まれ、もう片方の手のひらで結月の太ももを撫でる。

「だ、駄目です、穂高先生、拓磨さんの家だし、美希さんのパーカー、汚しちゃう....」

穂高は結月の唇を自らの唇で塞いだ。

絡めてくる舌を解き、結月はこの展開から逃れようとはぐらかした。

「ふ、史哉さんの部屋着はどんな感じなんですかね、穂高先生」

「さあ、知らないけど、とっくに素っ裸なんじゃないか?」

結月は羞恥で顔を真っ赤に染めた。

その隙に穂高は再び、結月にキスをし、パーカー中に手を潜めた。

「だ、駄目です...穂高先生....!」

「あんまり、大きな声を出すと見つかるぞ、斜め前の二人に」

拓磨と史哉の部屋だ。

唇を噛み締め、結月は頬を染めた。

「そんなに嫌か?」

「嫌、ていうか....」

照れているだけの結月の気持ちを汲み、穂高は笑みを浮かべ、見つめ合った。

後は結月は穂高に体を委ねた。

パーカーを着たままの結月の素足を舌でなぞり、下着を脱がせ、既に濡れた蕾に舌を這わせた。

「ん....っ、あ....」

丁寧に舐められ、愛液が溢れ、穂高は音を立て啜る。

そして、穂高は服を脱ぎ、まるでワンピース姿の結月を見つめたまま、勃起を蕾に宛がった。

安定期に入り、しょっちゅうとまではいかないが、体を重ねてはいるが、拓磨の家ともあり、結月は緊張し、声が出ない。

ゆっくり結月の蕾を拡げながら、侵入していく。

「穂高....先生....」

「結月....」

見つめ合いながら、穂高は腰を動かした。

「あっ....あ....」

パーカーの手首でなるべく、結月は口元を抑え、声を殺す。

結月を気遣いながら、穂高は結月を抱いた。

「....中に出すよ、結月....」

「う、うん....あっ....」

結月の中で穂高のものが一際、大きくなり、白濁を注ぐ。

結月はその暖かさが愛おしく、穂高の肩に腕を回し、キスをした。

穂高もまた、結月と一つになったまま、しばらく、結月と長いキスを交わした。
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