君だけのナイト☆

ミヒロ

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「は、あ、あ...っ、先輩」

女にするようにハルの白い首筋や項にも舌を這わせ、ピンと可愛く勃起している乳首にも吸い付いた。

「ああ....」

交互に綺麗なピンク色の乳首を貪るとハルから甘い声が漏れた。

白い肌を舌で辿り、お腹や腰、太ももも舐めると、ハルはシーツを掴み、ピクピク震えている。

両方の太ももを持ち上げ、アナルを晒した。

「は、恥ずかしい....!」

させ子、と聞いていただけに恥ずかしがる様に少し驚いた。

頬や白い肌は桃色に染め、瞼をキュッと閉じている。

そっと、ハルのアナルに顔を近づけた。

ボディソープの淡い香りがする中、ピンク色をした蕾に舌を這わせてみた。

「あ、ああん....」

襞を丁寧に舐め、時折、穴に舌を入れた。

女にクンニするのと変わらないな、と感じた。

わざと音を立て、舐めていると、ハルの体はピクピク、痙攣している。

穴を見てみると、ここもヒクヒクと収縮していて、かなりいやらしい。

尚更、ハルの脚を高く持ち上げ、アナルが舐めやすいように角度を変えた。

ひくつくアナルに夢中で舌を這わせる度、

「あ、ああ....」

ハルからとめどない可愛らしい喘ぎ声が漏れ、可愛らしい勃起を見ると、我慢汁が腹を汚している。

「あ、ああ....もうダメ....入れてください、先輩」

息たえだえ、ハルが懇願すると体を捻り、近くのトートバッグを引っ張った。

腕が震えている。

「なにか取り出すの?俺が出そうか」

「ろ、ローション....」

トートバッグの中からローションを探す。

多数のゴムやらバイブやローターまで入っていて、度肝を抜かしたが、オレンジ色のキャップのローションを見つけ、取り出した。

「これを塗ればいいの?」

ハルがこくん、と尋ねる。

指にローションを垂らし、俺の唾液で濡れたアナルに塗り、念の為、中も濡らす為に指を入れた。

「あったけ....」

ハルの穴に指を一本入れたが、あまりの温かさ、そして指をキュンキュン締め付けてくる。

そのまま、女とやるように手マンしてみたら、ハルがあんあん悶え始めた。

ローションを足し、指を二本にし、入れた。

「....痛くない?」

一応、ケツの穴なんだよな、とハルに尋ねると、小さく首を横に振った。

二本の指で掻き回したり、ピストンしたりと愛撫していると、ぐちゃぐちゃと結合部から音を立て、まるで濡れているみたいだ。

「あっ、あっ、気持ちいい、ダメ、先輩、もうダメ....っ」

念の為、自分の勃起にもローションを塗りたくり、既に唾液とローションでトロトロのハルのアナルに宛がった。

「ああ....!」

ゆっくり沈めていくとハルは顎を掲げた。

「動いていい?」

「動かして、先輩」

二週間ぶりのセックス。

胸はないがあんあん喘ぐハルは可愛かった。

「気持ちいい、気持ちいい、先輩」

トロンとした瞳で訴えるように言い、俺の腕を掴んでいる。

強弱を付けながらピストンしていたが....

久しぶりなセックスなせいで、早々と俺はハルの中で出してしまった。

「わ、悪い、久しぶりだったから...て、外出しも間に合わなくて、本当にすまない」

慌てて抜いた俺はハルに頭を下げたが、ハルはキョトンとし、そして笑った。

「僕、男だから、中出ししても妊娠しませんから。あの...物足りないようだったら、もう一回しますか....?」

「いや、でも、悪いし」

「いいんです!先輩なら」

(....先輩なら...?)

ハルが俺の股間に顔を埋め、フェラし始めた。
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