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先程まで響いていた水音がピタリと止んだ。
中原のシャワーが終えたわけではない。
それを示すかのように空調の音も、窓の外の喧騒もピタリと止まったのだ。
佐々木の呼吸音だけが室内に響く、無音の世界。
これも能力の1つ、時間停止。
だが自分以外のなんの音もしないというのは
力の弱いものは長時間の行使では自我が保てず
能力切れまでに狂ってしまう者もいる。
佐々木も使うのは久しぶりではあるが、問題なく行使できるように訓練している。
それに今はそんな事より能力を使ってまでしたい事を行うべきだ。
再びビジネスバッグからいくつかの道具を取り出し、迷う事なくシャワールームへと足を運ぶ。
カゴに丁寧に畳まれた服が仕舞われている。
ここまで几帳面なのか、とこういった所に出る人間性にややげんなりしたが
このカゴの中に唯一下着が入っていない事が整えられている事によって一目瞭然である。
さて、その行方も気になるところだ。
それにまだ燻る劣情の先も気になる。
シャワールームごしに見える人影に自然と口の端が上がる。
服が濡れぬように手早く脱ぎ捨てその場に置いて、扉を開く。
そこには重たい湯気がむわりと立ち込め、空中に止まった眩い水滴に惜しげもなく肌を晒す中原の姿。
そこまでは佐々木の予想通りであったが、シャワーを浴びているにしてはやや腰を落とし開かれた膝に突き出された腰。
のけぞる胸元に水を弾く喉元、きゅっと引き結ばれ何かを堪えるような悩ましい表情。
それもそうだ。
伸ばされた中原の腕の先、緩く勃ち上がり存在を主張するそれに指先が絡み付いている。
どうやら体に残っていた熱を手早く発散させようとしていたようだ。
まさかそこまで中原の中に熱が残っていたとは思わなかったが、これは好都合だ。
今は中途半端な形で勢いを留めているシャワーヘッドを固定台から取り上げれば何事も無かったかのようにお湯が再び降り注ぎ始める。
栓を捻り一度動き出したお湯を根本から止めると今度はシャワーヘッドを取り外し、先程持ち出してきた物の1つ。
つるりと丸みを帯びた筒状の物に取り替える。
水圧を弱めにして温度が問題ないか確認してからややガニ股になったままの中原の股の間にしゃがみ込み陣取る。
昨晩可愛がった蕾は赤く染まったまま、縁はぷくりと膨れ上がり情事の跡を色濃く残している。
そこへ指先を添えて軽く押し広げ、腸内洗浄用に切り替えたシャワーヘッドを内部を傷つけないようゆっくりと沈めていく。
悩ましい表情で前をいじる中原の臀部からは長い尻尾のようにシャワーホースが生えたようになっている。
外れぬようにぐっと先を潜らせたまま、佐々木はヘッドに取り付けられている水流の調節弁を強へと切り替えていく。
静かな世界の中、くぐもった水流の音だけが中原の腹部からゆるゆると響いている。
じっくりと流れ込むぬるま湯、それにあわせてぽっこりと膨らんでいく中原の下腹部。
時折耐えられないかのようにガニ股に広げられた足がガクガク揺れているように見えるが気のせいだろう。
ある程度入れた所で馴染むのを待つ為に蓋の代わりに、シャワーヘッドを突っ込んだまま鼻歌混じりにその時を待つ。
暇に任せて時折シャワーヘッドで前立腺を擦り上げてやったり、中原の手の上から一緒に性器をごしごしと擦り上げてやったり、また引っ込んでしまった乳首を無理矢理に吸い出してやったりと
有意義に過ごさせてもらった。
時間が止まっている為に全く変わらない表情。
その為に通常の浣腸よりも強い水流で多めに流し込んだぬるま湯。
まるで赤子でもいるかのようにぼっこりと膨らんだ腹部が愛らしくて思わず撫でさする。
そして体を起こし向かい合って抱きつくようにしながら、差し込んだままじゅこじゅこと揺らしていたシャワーヘッドを引き抜くと同時にその膨らんだ腹を思い切り潰し押し込んでやる。
ぶぴっびゅっびゅるるるるっ!!
ケツ孔から下品な音と共にやや黄色みがかった液体が勢いよく飛び出し、徐々に力なく太腿へと垂れ流れていく。
腹を押された事によってか半勃ちになっていた先から尿もジョロジョロと流れ出、これまたゆっくりと勢いをなくし竿を伝い指先を汚し腿へと流れていく。
ガタガタと体を震わせ、肌にはびっしりと鳥肌を立てている中原の姿を目に焼き付ける。
相当気持ちよかったのか乳首はピンっと飛び出しツンと上を向く。
本人の預かり知らぬところで部下の目の前で粗相をした姿に知らず知らず佐々木は愉悦の表情を浮かべた。
あの完璧超人の皮をはぎとってやる感覚が堪らない。
出てくる液体が透明になるまで何度か繰り返すが、素の色も薄かったように、あまり腹に物を入れていなかったようだ。
繰り返す度にガクガクと中原の体の震えは大きくなり、額には脂汗が浮かび唇から涎が垂れ落ちる。
腸内洗浄を終えれば器具の清掃を済ませ、滴り汚れた下半身もボディソープを使ってしっかりと洗ってやる。
その際に穴の中まできっちりと洗う事も忘れない。
中原の手を移動させ本人の手で雄の根本をぎっちりと締めるように握り込ませ、持ち込んできた極太バイブ(佐々木のものよりは小さいが)にたっぷりのボディソープをかけて洗浄で緩くなった後孔へと全部を押し込みモードを最強にして置いておく。
ややガニ股の体勢の為か深くまで入り込んだのか、ビクビクと時折痙攣する姿が愉快だ。
中原の右手は性器の根本を強く握り込ませ、左手は抜け落ちないようにバイブの底を押し込ませるように添えさせる。
腹部から低いバイブの音が響き続けるシャワールーム。
その間にシャワーヘッドを元に戻しシャワー自体を固定の位置にもどし再度湯を出してやる。
その先に彼の先端へと強くお湯が当たるように調節する事も忘れない。
そこまで仕込んでから、中原の体をじっくりと眺め上半身が空いている事に物足りなさを覚えシャワールーム前に転がしておいた器具の中からニップルクリップを選び、思い切りばっちんと飛び出している乳首を挟み込む。
瞬間に腰がぐいっと浮くのに満足を覚え、ニップルクリップにさらに重しを足してぎゅうぎゅうに乳首が潰されているのを見届けてから、一度佐々木はソファへと戻り眠れていなかった分仮眠を取る事にした。
その合間にどんどんと中原の体に蓄積されていく快感の事は脳の片隅に追いやり一仕事終えた疲れを癒すべく瞳を閉じた。
中原のシャワーが終えたわけではない。
それを示すかのように空調の音も、窓の外の喧騒もピタリと止まったのだ。
佐々木の呼吸音だけが室内に響く、無音の世界。
これも能力の1つ、時間停止。
だが自分以外のなんの音もしないというのは
力の弱いものは長時間の行使では自我が保てず
能力切れまでに狂ってしまう者もいる。
佐々木も使うのは久しぶりではあるが、問題なく行使できるように訓練している。
それに今はそんな事より能力を使ってまでしたい事を行うべきだ。
再びビジネスバッグからいくつかの道具を取り出し、迷う事なくシャワールームへと足を運ぶ。
カゴに丁寧に畳まれた服が仕舞われている。
ここまで几帳面なのか、とこういった所に出る人間性にややげんなりしたが
このカゴの中に唯一下着が入っていない事が整えられている事によって一目瞭然である。
さて、その行方も気になるところだ。
それにまだ燻る劣情の先も気になる。
シャワールームごしに見える人影に自然と口の端が上がる。
服が濡れぬように手早く脱ぎ捨てその場に置いて、扉を開く。
そこには重たい湯気がむわりと立ち込め、空中に止まった眩い水滴に惜しげもなく肌を晒す中原の姿。
そこまでは佐々木の予想通りであったが、シャワーを浴びているにしてはやや腰を落とし開かれた膝に突き出された腰。
のけぞる胸元に水を弾く喉元、きゅっと引き結ばれ何かを堪えるような悩ましい表情。
それもそうだ。
伸ばされた中原の腕の先、緩く勃ち上がり存在を主張するそれに指先が絡み付いている。
どうやら体に残っていた熱を手早く発散させようとしていたようだ。
まさかそこまで中原の中に熱が残っていたとは思わなかったが、これは好都合だ。
今は中途半端な形で勢いを留めているシャワーヘッドを固定台から取り上げれば何事も無かったかのようにお湯が再び降り注ぎ始める。
栓を捻り一度動き出したお湯を根本から止めると今度はシャワーヘッドを取り外し、先程持ち出してきた物の1つ。
つるりと丸みを帯びた筒状の物に取り替える。
水圧を弱めにして温度が問題ないか確認してからややガニ股になったままの中原の股の間にしゃがみ込み陣取る。
昨晩可愛がった蕾は赤く染まったまま、縁はぷくりと膨れ上がり情事の跡を色濃く残している。
そこへ指先を添えて軽く押し広げ、腸内洗浄用に切り替えたシャワーヘッドを内部を傷つけないようゆっくりと沈めていく。
悩ましい表情で前をいじる中原の臀部からは長い尻尾のようにシャワーホースが生えたようになっている。
外れぬようにぐっと先を潜らせたまま、佐々木はヘッドに取り付けられている水流の調節弁を強へと切り替えていく。
静かな世界の中、くぐもった水流の音だけが中原の腹部からゆるゆると響いている。
じっくりと流れ込むぬるま湯、それにあわせてぽっこりと膨らんでいく中原の下腹部。
時折耐えられないかのようにガニ股に広げられた足がガクガク揺れているように見えるが気のせいだろう。
ある程度入れた所で馴染むのを待つ為に蓋の代わりに、シャワーヘッドを突っ込んだまま鼻歌混じりにその時を待つ。
暇に任せて時折シャワーヘッドで前立腺を擦り上げてやったり、中原の手の上から一緒に性器をごしごしと擦り上げてやったり、また引っ込んでしまった乳首を無理矢理に吸い出してやったりと
有意義に過ごさせてもらった。
時間が止まっている為に全く変わらない表情。
その為に通常の浣腸よりも強い水流で多めに流し込んだぬるま湯。
まるで赤子でもいるかのようにぼっこりと膨らんだ腹部が愛らしくて思わず撫でさする。
そして体を起こし向かい合って抱きつくようにしながら、差し込んだままじゅこじゅこと揺らしていたシャワーヘッドを引き抜くと同時にその膨らんだ腹を思い切り潰し押し込んでやる。
ぶぴっびゅっびゅるるるるっ!!
ケツ孔から下品な音と共にやや黄色みがかった液体が勢いよく飛び出し、徐々に力なく太腿へと垂れ流れていく。
腹を押された事によってか半勃ちになっていた先から尿もジョロジョロと流れ出、これまたゆっくりと勢いをなくし竿を伝い指先を汚し腿へと流れていく。
ガタガタと体を震わせ、肌にはびっしりと鳥肌を立てている中原の姿を目に焼き付ける。
相当気持ちよかったのか乳首はピンっと飛び出しツンと上を向く。
本人の預かり知らぬところで部下の目の前で粗相をした姿に知らず知らず佐々木は愉悦の表情を浮かべた。
あの完璧超人の皮をはぎとってやる感覚が堪らない。
出てくる液体が透明になるまで何度か繰り返すが、素の色も薄かったように、あまり腹に物を入れていなかったようだ。
繰り返す度にガクガクと中原の体の震えは大きくなり、額には脂汗が浮かび唇から涎が垂れ落ちる。
腸内洗浄を終えれば器具の清掃を済ませ、滴り汚れた下半身もボディソープを使ってしっかりと洗ってやる。
その際に穴の中まできっちりと洗う事も忘れない。
中原の手を移動させ本人の手で雄の根本をぎっちりと締めるように握り込ませ、持ち込んできた極太バイブ(佐々木のものよりは小さいが)にたっぷりのボディソープをかけて洗浄で緩くなった後孔へと全部を押し込みモードを最強にして置いておく。
ややガニ股の体勢の為か深くまで入り込んだのか、ビクビクと時折痙攣する姿が愉快だ。
中原の右手は性器の根本を強く握り込ませ、左手は抜け落ちないようにバイブの底を押し込ませるように添えさせる。
腹部から低いバイブの音が響き続けるシャワールーム。
その間にシャワーヘッドを元に戻しシャワー自体を固定の位置にもどし再度湯を出してやる。
その先に彼の先端へと強くお湯が当たるように調節する事も忘れない。
そこまで仕込んでから、中原の体をじっくりと眺め上半身が空いている事に物足りなさを覚えシャワールーム前に転がしておいた器具の中からニップルクリップを選び、思い切りばっちんと飛び出している乳首を挟み込む。
瞬間に腰がぐいっと浮くのに満足を覚え、ニップルクリップにさらに重しを足してぎゅうぎゅうに乳首が潰されているのを見届けてから、一度佐々木はソファへと戻り眠れていなかった分仮眠を取る事にした。
その合間にどんどんと中原の体に蓄積されていく快感の事は脳の片隅に追いやり一仕事終えた疲れを癒すべく瞳を閉じた。
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