傲慢上司の躾け方

浅草A太朗

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「今女にしてあげますからね。」

そういうと佐々木は一息に雁高の亀頭をねじ込んだ。
みちみちと広がった穴は痛いほどに充血し、それでも切れる事はなく佐々木の雄を飲み込んだ。

中原の体は濁った甲高い声と共にびくびくと痙攣を繰り返す。閉じられた瞼から涙が止めどなく溢れ
大きく開いた口からはただ濁った声と涎だけが垂れ流され、意識ないままにそれでも縛られた腕は何かに助けを求めるように一瞬伸ばされる。

だがその様子を佐々木が見ることはなかった。

催眠で眠らせているとはいえ、裂けたりなどして痕跡が残っては今後が楽しめない。
最初は今までの仕返しと、今日の性の捌け口程度にしか考えてはいなかったが、この中原の姿を見て仕舞えば今晩だけにするには惜しい。
もっともっと中原にしてやりたい、変えてやりたいという気持ちが擡げ膨らむ。

流石に衝撃の為か先程まで復活しかけて緩く勃ち上がっていた中原の雄はすっかり力を無くしている。
だが、瑣末な事だ。佐々木は別に中原を悦ばせたいわけではないのだから。

何度か亀頭だけを出し入れし、そこが佐々木を受け入れる場所であると覚えさせ慣れさせる。
徐々にスムーズに飲み込み始める中原の孔。
随分と覚えがいいもんだなと愉快な気持ちになる。
気まぐれに赤い突起を指の腹で転がしてやれば、熱を帯びた甘い声がまた上がり始める。

まるで佐々木を味わうようにこなれ始めた本来出口であるはずの場所はくいくいと奥に誘うように蠢き始める。

その誘いに乗るように、だが中原を慮ることはなく剛直を一気に奥へと突き入れる。

「お゛ひィッーあ゛あ゛あ゛…!!」

一気に突き入れられこちゅんと奥の奥に佐々木の先端がキスをする。
びくんびくんと水揚げされた魚のように中原の体が跳ねる。
彷徨っていた中原の手は両手首が縫いとめられたまま、顔の横のシーツを掴むとぎゅうと自らの体を守るように引き寄せる。

閉じられた瞳から止めどなく流れ出る涙は枕をしとどに濡らし、だらりと舌を突き出し喉を震わせる。

そんな様子に満足したのか、佐々木は中原の腰骨を掴み抜ける寸前までずろろろと引き抜き、奥に叩きつける長いストロークを繰り返す。

中原の中を隙間なく埋め尽くす佐々木はもはや暴力だ。中のあらゆる場所を擦り上げられ、今まで感じたことのない感覚が下腹部からせりあがってくる。
ゆっくりと入り込んでくる時に押しつぶされる前立腺、そして結腸への入り口をごりごりと押されるたびに意識のない中原の体は作り替えられていく。

「あ゛っ!お゛ほっー♡あ゛ーーーーっ♡♡♡」

段々と響く水音が増えていき、萎えていたはずの中原の雄はだらだらと先走りをこぼしている。
奥を突き上げられるごとに、腹筋が痙攣したかのよあに波打ち、臍に溜まっていた我慢汁がシーツを濡らしていく。

その変化を目の当たりにした佐々木は驚きしかない。
うねり締め付ける中は悦びに満ちて、佐々木を離さない。
それだけでなく快感にのけぞる胸の頂きはぷっくりと尖りその存在を強調している。
あっという間に復活した中原の雄は体を揺さぶられる度に、ぴっぴっと汁を撒き散らすのだ。
そして何よりわかりやすいのは密着した中の具合だ。
良過ぎるのだ。本当に初めてなのか起きていたなら問うていただろう。
最初から雄を咥え込むことに長けていたかのようにぬるぬるとした内壁は佐々木を包み込み、てっぺんはふわふわと佐々木の先端を食む。
段々とその奥が拓きかけているのを感じとれる。

そう、佐々木はまだ全部を納めてはいないのだ。
まだ3分の2といったところか。

あまりの気持ちよさに佐々木の脳も熱に侵されていく。
耳にはムカつく筈の上司のものとは思えぬ甘い嬌声が絶えず響き、繋がった部分からはもはやオイルと腸壁により泡立ったものが溢れている。

更なる快感を求めて、中原の膝裏に掌を入れ持ち上げる。
俗に言うチングリ返しである。
少し苦しそうな声をあげたが、意外な体の柔らかさを見せた中原は膝が顔の横につきそうなほどに
折り曲げられてなお先からはトロトロと汁をこぼし自らの顔を汚している。

そこからは佐々木もしっかりとは覚えていない。
真上から突き入れた瞬間に、ぐぽっと響いてはならない音が中原の腹から鳴り、その瞬間に悲鳴と共に中原は自らの顔に向けて精を放った。

整った顔を白濁でデコレーションされたまま
深くつながり揺さぶられ続け、嬌声は途切れることはない。

佐々木もコールラウシュを超えた結腸に入り込んだ気持ち良さに目の前が真っ白になるようだった。
弾け飛びそうな快感が背骨を突き抜ける。

その熱に、快感に浮かされるまま中原の肉厚の結腸弁が佐々木の亀頭を咥え込み熱烈なハグをかます。
快感だけを追い求めパンパンパンと乾いた肌のぶつかり合う音と中原から漏れ出る嬌声が部屋に満ちる。

あまりの気持ちよさに既に佐々木にも余裕はない。
犬のように洗い息だけを吐き出し、今組み敷いている雌を孕ませたい、そんな欲求、いや本能だけが体を腰を突き動かす。

「中原さんッ!!俺ッ!イきます!!」

聞いているわけもない相手に思わず口走る。
刹那きゅうと玉から精子が競り上げてくる。
ぱんぱんに膨れ上がって溜め込まれていたそれを
薄いスキン一枚挟んだまま、中原の最奥に流し込んだ。

悲鳴のような嬌声を中原があげ、抱えあげていた両足はピンと張り太ももはぶるぶると痙攣している。
だが中原の雄から白濁は出ず、全身を震わせるだけだ。
連動するかのように佐々木を咥え込んだ中が今までで1番の締め付けと痙攣を起こす。
ビクビクと蠢く内部は未だ奥へと誘うように動いている。

一度吐き出した程度では収まらず、未だ硬度を保った己自身にその締め付けは耐えられず無意識にゆるゆると腰を動かしてしまう。
もがく度に擦れている様子の腕を見てネクタイを解いてやる。

それに促され再び中原から甘い掠れ声が溢れる。

少し落ち着いてきた頃に中原の足を下ろしてやり、間に割り入っていた体を離し引き摺り出す。
だが痙攣している中原の内部にスキンが引っかかってしまい、ずろりと抜け出したのは硬いままの佐々木だけだった。

ぽっかりと開き切った孔からスキンの先と、中原の締め付けによりその内部に仕舞われていた佐々木の白濁がどろりと溢れ出す。

その様は非常に淫靡であり、更なる佐々木の欲求を煽ることとなった。
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