しゃぼん玉

をかや れいと

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ほこり

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いつの間にか普通になる
 
目がぼんやりとしか開かないこと
 
散らかった部屋や
 
乱雑なテーブル
 
止めちゃいけないルールの
 
換気扇の音だけがして
 
考えなきゃいけないことは
 
頭の外側にあって
 
考えなくてもいいことを
 
ずっと考えてる
 
仕事の資料が散らばった部屋で
 
仕事以外のことを考えてる
 
無表情にしかなれないと
 
思っていた顔の筋肉が動いて
 
情けない顔で泣きながら
 
涙で
 
明日が見えなくなる
 
生きていくのって大変だ
 
考えなくちゃいけないことと
 
考えたいことはきっと一致しない
 
モヤモヤした心で
 
イライラした頭で
 
何考えたところで良くならない
 
私はずっと止まってる
 
あの日のまま
 
あの頃のまま
 
昔に縛られてる
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