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はんぶんこ
しおりを挟むこれからずっと人生を
はんぶんこにしていく相手だから
私がまだ悲しい時はそれを分け合って
手を取り合って
大丈夫だよって死ぬまで言い合う
大皿に乗せた料理を分け合って
ひもじい時はさ
一つの茶碗に入ったご飯を分け合おう
雨が降って傘が一つしかなかったら
どっちも肩濡れないように
しっかり引っ付いて一つの傘に入ろうね
片方がしんどい時は補えるように
支え合えるように
きっとずっと一緒にいるってゆうのは
そういうことなんだと思う
恋愛の時のような好きとは違って
寄りかかり過ぎるのは良くない
はんぶんこできない感情を抱えるのは
二人のバランスが崩れちゃうから
分けあえる幸せを
分けあえる喜びを
きっとあなたとなら出来ると思えたよ
だからほんとにその時がくるまでに
きちんと信じれる強い自分になっていたい
返ってこない返事をせかせかと
待ちわびるような自分ではなくて
穏やかにあなたとの暮らしを
過ごせるような自分でありたい
あなたにばかり助けてもらったり
何かを貰ったりするのじゃなくって
私もあなたに何かを返すとしたら
まず一番に思いつくのは信用だった
人生半分こする準備を、私なりに
左半分の鼓動を確認しながら
その日を待つよ
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