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嫉妬
しおりを挟む知ってた?
わたし本当はすごく嫌な女で
自分の気分の調子が良くないと
メールの返事が遅いだけで
ものすごくイライラしてしまう
自分の心の中にあるもやもやを
全部いちいちあなたに報告してたら
きっと本当に嫌がられるから
色々湧いて出ることは
全部自分の中にしまい込んでる
これも人間付き合いするなら
仕方ないことだよね
我慢しなくちゃ、人と一緒になんて
いられないよね
そう言い聞かせてるけど
今日の夜は何してたのか
誰もいたのか
本当は全部あなたの口から
いちいち聞きたい
こっちが聞かなくても
言ってくる人だったら
ずっと好きではいられないんだろうけど
電話越し
変な声がしないか内心不安で
重ねた年数は何にも勝てない
ずっと疑ってる
あなたを信じることなんて出来ない
ずっと不安で
あなたといない一人の時はずっと
でも嫌な女になりたくないから
ちょっと我慢して
暗い夜さえ乗り越えれば
また朝が来るから
じっとその時を待ってる
信じ切れる人が
もしもこの世界にいても
きっとその人のことは好きになれない
きっとだけど
疑いがなくなることなんてなくて
そもそも信じる気がない
疑ってかかってるのはわたしの方だ
いつかくるその日が怖くて
裏切られても大丈夫なようにね
保険かけてる、自分に
あなたに
また夜が来る
本当は全て吐き出してしまいたい
ちゃんと、いちいち
嫌な女になりたい
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