しゃぼん玉

をかや れいと

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DRUG

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怖いと思った、これが夢でないのなら


それと同時に


快感を覚えた これが現実だったらと

頭にとけこんでくる音は

サビの部分でループする

こわれたステレオみたいに


私を引き寄せる腕に導かれ

キスをすればガクンと

神の制裁を受けて暗闇に落ちる


無中で夢中で舌を絡ませ

私はそっと思い出す

いつもの夜だと、この相手は彼だと

「なぁ 落ち着けよ」で目が覚めて

けむりと共にまた落ちる

ひどくのどが渇いて

怖いと思った これが現実だったらと

それと同時に

快感を覚えた これが夢でないのなら

彼じゃない誰かが 私を呼ぶ

ループする   ループして

与えてくれる 終わりのない夢

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