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弟にしつこく抱かれて、もう降参するしかない

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※Sな攻めのお話。
・受けが痛がってる&泣いてる描写が含まれますが推奨しているわけではありません。
・大丈夫な方はスクロールしてお読み下さい。

※アイドルのグループ内恋愛。本物の兄弟というワケではなく、関係性が兄と弟という意味です。

・攻め/自由人、高身長の最年少、智太ともた
・受け/真面目で頑固な年上兄のサトル。


=========


智太はいつだって自由だ。グループの中では高身長の最年少。俺より年下なのに背が高くて甘え上手で繊細で、扱いが難しいったらない。


そんな智太が最近ハマっているのがSなキャラ。


俺たちは冠番組を持っていて、こないだ後輩をゲストに呼んだ。

後輩はドSキャラで人気が爆発中。もとは純粋に心優しいヤツだったけど、Sキャラを身に着けて人気が出たようだ。

智太とは同い年だからかライバル視したらしい。とにかくそのあとから智太のセックスはキツくなった。

やたらSっ気が強いのはキャラとしては良いと思うけど、コイツに抱かれてる俺は一身にそれを受けている。


「サトル、サトル。まだイケるっしょ?!」
「もうむりだってぇ…!」


後輩に〝智太くんもSっぽいですよね〟と言われてその気になったのかもしれない。あの後輩、まったく余計な事を言いやがって・・・。

よく分からないが、智太はとにかくその一言でSなキャラに自信がついたらしい。智太は自由人だから、今までもその時の気分でSっぽく抱かれる日はあったのだが。今ではもう毎回なのだ。

「無理って言う?いやだいじょぶ、サトル。イケる」
「いけない、だめっむりー!!!」

叫ぶだけで精一杯。体がグッタリで逃げる気力が無い。

すでに1度射精したブツは当然グッタリ。腰を散々掴まれ掘られて肛門も痺れてビリビリしてる。

なのに智太は『まーだ、だめ』と甘い声を耳元で出す。優しい甘い、少し高いキーの男の声に、首元がゾクゾクする

「んんっ・・・・・・」

萎えたばかりのペニスをローションでぬるぬるの骨ばった指が優しく慰める。出したばかりだから敏感で、少しの刺激さえ痛いくらいだ。

本当はもう触られたく無いのに、智太の指は離してはくれない


「智太、いたい、いたい…っ」
「いたい?」


いたい?と聞くのはただのオウム返し。俺の返事を持つ気が無いから嫌気が刺す。


「馬鹿!痛いって!!!」

やめてくれる気配がないから怒ってみるけど『全然怖くない』とでも言いたげだ。

ふと目に入ったのは智太のペニス。しっかりと勃起してるそれは色んなものが有り余ってて元気だ。

そうだ、さんざん入れられて腰を打ち付けられたけど、智太はまだイッて無い。イッたらこのお遊びもきっと終わるだろう。

「もうっ、さっさとイけよお!!」

勘弁してくれと願いながら叫んだら両腕をバンザイさせられるように床に押し付けられて身動きが取れない。

「お?言ったね?じゃあ入れまーす」

智太は両手を床に押し付けながら、狙いを定めるように腰を下ろした。

ピトッと尻にペニスがくっついて、まだ濡れているそれがゆっくりと肛門へ近づく。まるでゲームでもするかのようにペニスが股間付近を這いずり回る。

智太は笑いを堪えるのと興奮してるのが混ざったような表情をしながら、ようやく肛門にペニスの先端をピタリとくっつけた。

俺の腰は無意識に揺れて恥ずかしくなった。智太との行為に慣れ切ってる。濡れた冷たさに吸いつくように腰が揺れる。

もう身体は疲れ切ってるはずなのに、クセで動く自分の下半身にうんざりする。男ってのはときどき性欲に支配されるモンだと思う。俺の意志を無視して気持ちよさに引き寄せられる。


智太も俺の腰の動きに気づいて口の端を上げた。


『ほら、ここは欲しがってるじゃん?』とでも言いたげだ。


智太のペニスが再び肛門に入ってきて律動を始める。激しい出入りに内部の感覚が麻痺してくる。

ついでに萎えてるペニスも擦られるから痛い。痛すぎて涙が出た

「いたい~…、馬鹿!!痛いっっ!!!」


手を掴まれてて動かせないから、本当は顔を隠したいけど仕方がなくまっすぐ智太を見た。泣いてるところを見せるのはイヤだけど隠せないんだから仕方が無い。

バッチリ目が合ったら智太は、いつもより少しだけ大きく目を開けてビックリしたみたいだった。と同時に、内部のペニスがより一層大きくなる

「ってなんでデカくなんだよっ?!智太の変態!!!!」

こっちは泣いてるのに、ひとの泣き顔見て更に勃起するなんて変態だ!

「えぇ~?いやなんかね、…ごめん」
「でなんでそこで照れるんだよ!照れるな!!痛いっつってんだろ!」
「でもおれ最近えすだからー」

(それは解ってたけど!!!俺にぶつけるんじゃない!)

「なんだよそれぇ!俺にそれをぶつけるなぁっ!」
「いやいや、そこはサトルだからっしょ」
「なんでだよ!他にしろ!」
「またそんなこと言ってー」
「なにが?!」
「嬉しいでしょ?」
「は?!?!嬉しく無い!」
「はいウソ~」
「ウソじゃ無いっつーにっ!」
「サトルはねー、なんだかんだで好きだからね」
「なにがっ」
「俺のことが好きでしょ。今だって結局、こうして俺に抱かれてるんだから」

自信たっぷり、満足げに笑う智太を見たら、なんかもう色んなものを手放したくなってきた。


「…………も、もう・・・・・・、すきにしろよ…」


*

*

*

潮吹き、と言うのを体験した。これはSな智太のおかげ・・・なのか?
まあ一回ぐらいは体験してみたい、と、思った事はある。


「ぁ、あっ智太、なんか出る…、やだ、むり、離せっっ…!!!」
「だいじょぶだいじょぶそれ越えよ」
「ぁぁあっいたいっ、むり、やば、なんか漏れそっ…、」
「まじ?!出そ出そ、いける」
「や、っぁ、あ…っ、あっ、あ…あ…!」


ぷしっ、と、チンチンから液体が出てた。出そうと思ったわけじゃないのに。

「すげ!…これ潮吹き?」

変な気持ちよさが放出されて、俺はゼーゼー息をあげる。もう本当に1ミリも動けない。

「は、はぁ…、は…も、もうむり…」
「サトルーおれまだイッてない」
「…知らねーよ…」
「やだ!!お願い!!もっかい!!!」
「いやおれ限界…」
「だいじょぶイケる」
「イけないよ馬鹿!!!」
「イケる!いやイッて!イッてほしい!」
「意味わかんねー!もう相手すんの無理だって!他のヤツにすれば!?」
「サトルがいいの!!」
「知らんっっ」
「サトルだいすき!!!」

断っても断ってもズプンと入れられ掻き回される。もう意識も飛びそう・・・


「って入れんな馬鹿ぁ・・・っ!」
「さとる、サトル・・・っ!」


強く抱きしめられながら振る腰に、もう俺は降参するしかなくて。笑って抱きしめ返す。


「サトル、好きだよ」
「ああ、もう・・・・・・」


自由人の智太のことだから、きっとそのうち飽きるだろう。それまではこんな風に、Sに抱かれるのも悪く良いか・・・。



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