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健全黒字経営目指します!
流されて今ここ
しおりを挟む今話は1話丸々受が性的な行為をされます。挿入はありません。
ほぼ無理矢理な場面しかないので苦手な方は朝チュンで次話をお待ち下さい。
ーーーーーー
第48話 流されて今ここ
「ちょ!!何してんの?!?!」
「ご褒美に食おうと思って。」
レオさんが大口でカブリと食いつく真似をしながら、首筋に吸い付いた。一瞬当たった歯の感触に背筋がヒクッと震える。
いつの間にか服に入り込んだ手が、キュウと柔らかい乳輪から乳首を摘み出すように捏ねはじめた。
「っふあッ!!」
「あの画で何人商人共を誑かしたんだ?酒の席であんなエロい約束事がありゃ、色に目がねえ商人なんて契約し放題だろ?」
は?今なんて?
「処女の乳揉ませる公開ショウなんて、コッチじゃお大尽様の遊びだぜ。やべえな、異世界のえいぎょうとやらは。」
「えっ?ちょっと、それ…ぇえンッ!!」
それ営業じゃねえええ!営業だとしても枕営業だからあああ!!と慌てて反論しようとしたら、ヌルリと耳穴へ舌が入り込んで俺の言葉を途切らせる。ジュル、ジュブっと耳へ直接水音が響く。ゾワゾワした何かが背筋を走って身体が震えてしまう。
「あのニセ乳はいつもどんな風に揉まれてんだ?こうか?」
ゆるく耳朶をはみながら、レオさんが服をたくしあげ両手で乳を下から持ち上げるように揉みしだく。俺の貧乳では持ち上げるところがなく、乳首ばかりが上へと擦り上げられてしまう。その刺激にツンと乳首は立ち上がり、更に主張してしまう。
「そんな、…ふぁっ!営業で、そんな事しなっ…アんッ!」
何か言おうとする度、耳穴を舌で責められ乳首もキュッと摘まれる。その度に漏れる変な喘ぎ声に、俺は居た堪れず縮こまり自らの手で自分の口を塞ぐ。
「はー、そうやって我慢すんのクるな。」
そう言ってヒョイと姫抱っこに抱えあげ、リビング部屋のベッドまで早足に辿り着く。ゆるりとベッドに下ろされるが、逃げる事は叶わずレオさんが全身で覆い被さってくる。今回片手は自由だったが、足腰は覆い被さったレオさんの重みでもがくのが精一杯だった。
「な、なんで、ベッド?!」
自由がきく手で離れろと、レオさんの胸をぐいぐい押すが案の定全く動かない。
「昨日みたいに床でヤんのはやだろ?大丈夫だ、まだ処女は食わねえよ。今日はほんのちぃっとばかし尻は触るがな。」
笑いながらわしっと尻を掴まれる。
「ひぃーーーッ!!」
尻ピンチだーーーッ!!!!
必死にレオさんの体の下から這い出ようともがく。が、もがいた為にトレーナーが無駄に捲れ上がるラッキースケベ状態に…!いや、これ俺にはアンラッキーだな!?
目を細め露わになった乳首をツンと弾く。
「んんッ!」
「…エロい顔して乳揉ませたり、嫌がる素振りしながらお誘いしたり、エロがすぎんだろが。処女にここまでエロスキル仕込むなんて、実は異世界のえいぎょうは裏の商売なのか…?」
仕込むって何?!しかも俺の前職業、アタマにヤとかマがつく反社会的勢力扱いになってない?!
「俺は食品会社の普通の営業マンだから!!営業はエッチなお仕事じゃな…、ひんッ!」
ヂュッと耳朶を吸われ、また耳穴を舌で蹂躙し始める。胸に手が這い、指先で乳首をクリクリと転がすように擦られる。
昨日から執拗に耳と乳首を責められ、身体はすっかりこの二つからくる刺激を性感として学習していた。下半身に燻るような熱がジワリと集まってくる。
「みっ、やぁ、…だっ、乳首もさ…なっ、ッ」
「コウを躾けたヤツ、どんな手管使ったんだ?ちょっとイタズラしただけでこんなだぞ。」
レオさんが目敏く兆した証を見つけ、ゆるゆるとデニムの上から形をなぞり獰猛な獣の目で笑う。
「違…っ!ングッ?!」
深いキスが口を塞いだ。
分厚い舌が絡みつき、クチュとかチュバとかいかがわしい水音が響く。息も出来ないような激しいキスに翻弄され、ついうっかり、ほんとにうっかり自ら舌を差し出してしまった。やってしまった!と自分のバカな行動に思わず目を見開いたら、レオさんと目があった。向こうも驚いて目を見開いたが、すぐ目を細めジュルと俺の舌を吸う。
ヤバ…、イケメンのキス顔エロい…、じゃなくて
!!
息を継ぐタイミングでレオさんの顔を引き剥がし訴えた!!
「れ、レオさんがッ、レオさんが触るからッ!ちょ、や、めっ、さわっ…な!」
お、お前、お前だよーーーッ!!
こんな変な反応するようになったの、お前のせいーーーッ!!と訴えたいのに、レオさんの手が止まらない。
「コレに触ると気持ちいいよなあ。ほら、もっと触ってやるぞ?」
調子に乗った手はズルリと一気にデニムと下着を引き下ろした。
空気を読まないプルンと飛び出る元気なちんこに、俺は顔から火が出そうだった。どうして、尻の危機に縮まないの?!俺のおバカちんこ!!
「今日はドロドロになる前に出てこれて良かったなー。」
ちょ!レオさん、何に話しかけてんの?!
やめてその子、人見知りだから!!男限定の!!
クイッと陰茎を掴まれ、さらに芯を持たせるようにしごかれる。
直接的な刺激はすぐに形を成す。先からはプクリプクリと先走りが流れ始めた。
「うアッ、あ、あ、擦らないでっ、だめ、アッ、はっ、」
緩急をつけた動きに喘ぎが抑えられない。ベッドに押さえつけられているのに、身体がビクビク跳ね、気持ち良さに腰が浮く。
「コウの感度上昇はどんだけ鍛えられてんだ。処女ってのはやっぱウソなんじゃねえの?なあ?」
意地悪い言葉を投げつけ、レオさんが乳首に軽く歯をたて吸い付いた。
「イィああッ!!」
新しい刺激にピュルルッと軽い暴発を起こした。白濁がレオさんの手を汚した。
「…くっそエロ。」
白濁を塗り込めるように陰茎から下へと手が降りていく。陰茎を会陰をなぞられ、とうとう穴の縁へ指がたどり着く。
「…ヤ、ヤダッ!!ケツだめッ!!」
皺を伸ばされるような動きにやっと正気に戻った!
レオさんに挟まれた身体を捻り、尻から指を離そうと必死にもがく。たまに指が穴に当たり、入りそうな恐怖に縮み上がる。
「や、ヤめ!こんなっ…はぁっ…、初めてだかっ…ら!こんな事するの、レオさんが初めてだからぁ!!」
イヤイヤと被りを振って、レオさんの胸を叩く。あ、なんか泣けてきた。異世界尻処女喪失、酷い字面で泣けてきた。
「…っ、!!」
突然驚き固まるレオさん。何故かそのまま崩れ落ちた。
ギャー!筋肉重い~~~!!内蔵出る~~~!!
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重いんです。筋肉は重いんです。
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「…そんな泣かせるつもりじゃなかった。もっとドロドロに甘やかして、俺を欲しがるくらい良くしてやりたかった。」
DV夫みたいな事を言いながらチュっと額にキスしてきた。
…これ一体なんのシチュエーション?
と言うか、この前からツッコミ忘れてたけど、この異世界って男同士の恋愛推奨派…?もしかして腐女子神の作ったBL世界に来ちゃった…?
「…レオさん、あの、こんな時に聞くのはなんですけど、こちらは同性同士でも恋愛は普通?すぐエッチな事する?」
「好きなヤツと恋愛すんの当たり前だろ…って、もしかして、コウの世界は性別で縛りがあるのか…?」
アウトーーーッ!完全にアウトーーーッ!
これはラノベでも腐女子向けラノベの世界だーーーッ!!(読んだ事ないけど)
…イケオジ、ゆるさん…!後で抗議メッセする!!
ススッと下げられた下着とデニムを何気ない振りで元に戻す。最小限の動きでな。
「…そっかー!俺の世界と違ったナー!アハハハー…って言いづらいんですが、あっちだと異性とお付き合いするのが普通で、同性は少数派だから…。こう言う行為もそんなね…。」
やんわりノーマルをアピールする。
「あっちの普通、か。でもコウは縛りねえだろ?」
「いやいや、俺、男とは…、」
「俺を拒まない。あっちじゃどうか知らんが、忌避感があったらもっと嫌悪丸出しで拒むだろ?」
あ、あれ?俺、最初から拒んだよな??えっ、あれ?拒んだ、はず…??
真剣な顔で見つめられて、何故か否定の言葉がつかえてしまう。
俺は返答できず、無言に居た堪れず目を逸らした。
「…あー、だからそんな顔すんな。」
ぐいっと引き寄せられて、すっぽりレオさんの胸に収まってしまう。レオさんの豊満な胸筋に押しつぶされ、ちょっと苦しくて顔を横にずらすとトクントクンと鳴るレオさんの心音が耳に入ってきた。
「…コウがどう思ってようが、コウは俺の大事なヤツ。一目惚れだ。そんだけ。」
な、な、な、何がどうなって??え、ちょっと、急展開すぎない?!?!
待って、これ、告白じゃ…、
「我が主よ、口付ける事をどうかお許しください。」
小さく祈るように呟く声が胸伝いに聞こえ、そしてキスされた。今までの荒々しいキスが嘘のような緩く甘いキス。
「…っンは、」
…はっ?!俺、何流されてキスしちゃってんの?!
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