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1.転職!転勤!→異世界
運が悪いとこうなる
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第9話 運が悪いとこうなる
「なんか思ってたんと違う。」
国家公務員…、こっちの冒険者めっちゃお堅い職業じゃん。
ゲームのような自由冒険者じゃないのかよ。
一応リンク先の"傭兵"も見るか。
傭兵
傭兵(読みはマーシナリー)。地球界とほぼ同じく金銭契約で武力行使する私兵を指す。
公的機関と契約を結ぶ場合もあるが、名目上は個人間契約となるので公務員ではない。職務上必須な資格も無し。
戦争時は対人戦が主な業務だが、平常時は魔獣討伐を請け負う事が多い。
またシーカーの探索護衛を専門にするマーシナリーも多い。
マーシナリーは傭兵斡旋所で契約するのが一般的である。
※魔獣、傭兵斡旋所についてはリンク先を参照。
「ふーん、シーカーとマーシナリーねぇ。足して2で割るとなんとなく冒険者って感じなんだな。」
ちょっと本筋からズレたが、コイツらがダンジョン踏破にくる可能性がすんご~くあるって事だ。しかも傭兵って事は確実に武闘派だよな。リアル押し通るーッ!をやれる人達が俺の職場訪問しちゃう訳でしょ?
荒 ら さ れ る じ ゃ ん 。
マルチ(※マルチプレイモード。ネット上のプレイヤーと同じワールドで遊べるモードの事)の悪夢再び…。
過去に一度だけまだ箱庭を始めたばかりの頃、ゲーム内でプレイヤー交流をしたくなり自ワールドをマルチでフリー解放をした事があった。
しかし、やってきたのは災厄だった。
その時たまたま、本当に間が、運が、そう言うのがなんとなく悪かったんだろう。マルチプレイヤー待ちで飲み物でも飲んで小休止とちょっと離席した瞬間に有名な荒らし集団に入られていた。
たった10分そこらでぺんぺん草も匙をブン投げ出す荒地にされた。それはもう建造物の破壊に始まり悪ふざけ改造は然る事ながら、悪質な事に虫沸きブロックと言うGに似た害虫モンスターが際限なく沸く最低最悪ブロックを至るところに仕込まれていた。
修繕するも隠された虫沸きブロックを見つけきれなくて、気づけば溢れる虫野郎に見るも耐えられなくなり泣く泣くワールド自体消した。
もちろん荒らし集団らはブラックリストにぶち込み運営にもメールで通報したが、多分またアカウントを変えて荒らしをやってるのだろう。存在がGみたいな奴らだからな。
シーカーやマーシナリーは地元の方なので箱庭チートはない筈だけど、確か魔法とか使えるんだよなぁ。罠オブジェクト破壊余裕そう。破壊ついでにレア素材回収しそう。挙句のはてに、ドアあけて勝手にプライベートエリアに侵入してきそう(※箱庭では外敵はドアを自力で開けられない謎仕様がある)。
あれ?モンスターより厄介では?
「絶対コレ、ダンジョンだからって言って勝手にタンスの底まで根こそぎ掻っ攫うヤツだわ。怖すぎる…。エンカウントとか怖すぎる…。無理だ…。ブラリ(※ブラックリスト)ないの?」
話が通じない系ゴロツキとか来ちゃったらどうしよう。俺、あの手の輩とかほんと苦手なんだが…。金とかアイテム渡したらすぐお引き取り願えないかな…?あああ、下手うってボコられとかもあるよな?
俺の脳内にグルグルとカツアゲボコられエンドが駆け巡る。その内思考は最悪なエンドに辿り着く。
暴行による死亡エンド。
どうしよう、怖すぎる…。
無理だ、痛くて死ぬのは無理だ。なんとかしないと死ぬ。どうしよう、…死ぬ。
なんとも言いようの無い焦りと不安がドッドッドッと心拍数をあげていく。
ピローン
「あ、メッセ…。総括チームさんかな。」
得も言われぬタイミングできたメッセージ通知に少し冷静になった。
ゴロリと寝返りをひとつ打ってうつ伏せになりタブレットを開く。
『イケオジ: 大丈夫、ダンジョンには多分誰も来ないよ。』
イケオジ様、また心を読んだな!読みまくりじゃん!もう、心のプライバシー保護どうしたよ!
でも、…少しだけこのタイミングのメッセージに救われる。神様、ありがとう。
『鈴木: シーカーって未開の地や遺跡を調査しに来るんじゃないんですか?
ここもある意味遺跡みたいなモノなので調査対象になりそうですが。』
『イケオジ: 今、イミナルディアでは未踏エリアを新たに探索するって言う事はあまりないんだそうだ。
理由は国によって様々あるんだけど、神視点の世界の流れで言うと『新しいモノを求めない。』つまり『停滞』が理由だよ。』
あー、昨日確かに文明が停滞して危機的状況って言ってたな。リアル箱庭にテンション上がって本題忘れてたね。
『鈴木: いきなり拠点襲撃されたりはないんですね。安心しました。
しかし、新しい物事に興味が無いから誰も来ないと言う事ですか。そんな無気力相手にダンジョンを売り出せと…。
難易度高すぎませんか?』
『イケオジ: rinrin村長のダンジョンは凄いので大丈夫ですから!!!!あの素晴らしさが理解出来ないとか理解できないですから!!!!』
強火ファンきたわぁ…。
また語彙おかしくなってますので落ち着いて…、すていくーるだよ…、イケオジ様…。
『イケオジ: まあ、世相が無気力なだけであって、住人全員が全員無気力って言う訳ではないから新しいダンジョンを受け入る土壌はあると思うよ。
でもプロモーションは打たないとダメだね。そこはチームと追々相談かな。』
今日は正気に戻ってくるの早い 笑。
プロモーションか。確かに打たないとダメだな。俺、こっちの世界で知名度ないし。
『rinrin村長: そうですね。チームの方と相談して詰めていきます。
あと先程は不安になっていたところにご心配くださりありがとうございました。』
名前が…、元に戻って…?
クッ、神不思議パワーの無駄使い!!感謝の気持ちが台無しだわ!!後でなおす!!
『イケオジ: (サムズアップの絵文字×3)』
(がんばれ!と文字入りのネコチャンスタンプ)
メッセージを閉じてまたゴロリと横に転がる。
「はー、営業かー。異世界でも営業すんのかー。マジかー。えー、マジでー。」
まさかの営業。
せっかく異世界転職したのにまた営業か。
俺は昔から内勤事務希望なんだけど、営業部長(前いた食品加工会社のほうね!)に目をつけられてかれこれ5年くらい外回り営業もやらされていた。営業成績が良いと言う訳じゃないのに異動希望拒否とかマジ嫌がらせしかない。何回あのシャレオツネクタイで締めてやろうかと思った事か!!ぐぬぬ!!
と に か く !
人付き合いがめんどくさいので出来るだけ人前に出ない方法を模索したいナァ。広告打ちメインとかで、ダンジョンはじめました、ってチラシ撒くとかね。なんか行列の出来るダンジョンとかになりそうじゃん?なーんてな。
「はぁ、ダンジョン建造に保守管理、さらにダンジョンの売り込み営業とか。…ダンマス業って思った以上に結構しんどくね?」
手にしたスマフォを横に投げ毛玉のふっかふかラグに突っ伏した。
はー、やる事いっぱいすぎるけど、ふっかふかもっこもこ癒されるー。あー、最高ー。ダメになるー。
俺はダメになる選択をした!
§
「……い、アンタ…おい……」
ゆさゆさ。
誰だよ、揺するのは。まだ寝かせてくれよ。ちょっと仮眠してるだけだから。
「…おい、アンタ、起きろって…」
「ん…んぅ…」
ガクガク。
なんか強い、揺するの強い。あれ、なんで俺揺すられてんの…?
キュポン
何かの蓋が開く音した瞬間、
「~~~ッ!!ヴァァァッ?!?!」
鼻先に強烈なハッカ臭が!!!!ヤバい、目にも染みる!!!!臭痛ええええ!!!!
飛び起き激臭に痛む目鼻をゴシゴシ擦る。が、その手は掴まれ無理に擦る行為をやめさせた。しばらくすると鼻奥に残っていたハッカ臭が無くなり痛みは落ち着いた。
「ただの着付け薬だ、毒じゃねえよ。ん、よかった、一発で起きれたからコーマスリープ(※睡眠魔法)じゃねえみたいだな。怪我とかないか?」
「え?はい、怪我はないです………ん?」
目の前に何故か人。
筋骨隆々な外人さん。
RPGゲームの旅人っぽい格好。
アカン、これ現地人きた…!
ここに現地人まだ来ないんじゃないの?!
イケオジ、どう言う事?!?!
「なんか思ってたんと違う。」
国家公務員…、こっちの冒険者めっちゃお堅い職業じゃん。
ゲームのような自由冒険者じゃないのかよ。
一応リンク先の"傭兵"も見るか。
傭兵
傭兵(読みはマーシナリー)。地球界とほぼ同じく金銭契約で武力行使する私兵を指す。
公的機関と契約を結ぶ場合もあるが、名目上は個人間契約となるので公務員ではない。職務上必須な資格も無し。
戦争時は対人戦が主な業務だが、平常時は魔獣討伐を請け負う事が多い。
またシーカーの探索護衛を専門にするマーシナリーも多い。
マーシナリーは傭兵斡旋所で契約するのが一般的である。
※魔獣、傭兵斡旋所についてはリンク先を参照。
「ふーん、シーカーとマーシナリーねぇ。足して2で割るとなんとなく冒険者って感じなんだな。」
ちょっと本筋からズレたが、コイツらがダンジョン踏破にくる可能性がすんご~くあるって事だ。しかも傭兵って事は確実に武闘派だよな。リアル押し通るーッ!をやれる人達が俺の職場訪問しちゃう訳でしょ?
荒 ら さ れ る じ ゃ ん 。
マルチ(※マルチプレイモード。ネット上のプレイヤーと同じワールドで遊べるモードの事)の悪夢再び…。
過去に一度だけまだ箱庭を始めたばかりの頃、ゲーム内でプレイヤー交流をしたくなり自ワールドをマルチでフリー解放をした事があった。
しかし、やってきたのは災厄だった。
その時たまたま、本当に間が、運が、そう言うのがなんとなく悪かったんだろう。マルチプレイヤー待ちで飲み物でも飲んで小休止とちょっと離席した瞬間に有名な荒らし集団に入られていた。
たった10分そこらでぺんぺん草も匙をブン投げ出す荒地にされた。それはもう建造物の破壊に始まり悪ふざけ改造は然る事ながら、悪質な事に虫沸きブロックと言うGに似た害虫モンスターが際限なく沸く最低最悪ブロックを至るところに仕込まれていた。
修繕するも隠された虫沸きブロックを見つけきれなくて、気づけば溢れる虫野郎に見るも耐えられなくなり泣く泣くワールド自体消した。
もちろん荒らし集団らはブラックリストにぶち込み運営にもメールで通報したが、多分またアカウントを変えて荒らしをやってるのだろう。存在がGみたいな奴らだからな。
シーカーやマーシナリーは地元の方なので箱庭チートはない筈だけど、確か魔法とか使えるんだよなぁ。罠オブジェクト破壊余裕そう。破壊ついでにレア素材回収しそう。挙句のはてに、ドアあけて勝手にプライベートエリアに侵入してきそう(※箱庭では外敵はドアを自力で開けられない謎仕様がある)。
あれ?モンスターより厄介では?
「絶対コレ、ダンジョンだからって言って勝手にタンスの底まで根こそぎ掻っ攫うヤツだわ。怖すぎる…。エンカウントとか怖すぎる…。無理だ…。ブラリ(※ブラックリスト)ないの?」
話が通じない系ゴロツキとか来ちゃったらどうしよう。俺、あの手の輩とかほんと苦手なんだが…。金とかアイテム渡したらすぐお引き取り願えないかな…?あああ、下手うってボコられとかもあるよな?
俺の脳内にグルグルとカツアゲボコられエンドが駆け巡る。その内思考は最悪なエンドに辿り着く。
暴行による死亡エンド。
どうしよう、怖すぎる…。
無理だ、痛くて死ぬのは無理だ。なんとかしないと死ぬ。どうしよう、…死ぬ。
なんとも言いようの無い焦りと不安がドッドッドッと心拍数をあげていく。
ピローン
「あ、メッセ…。総括チームさんかな。」
得も言われぬタイミングできたメッセージ通知に少し冷静になった。
ゴロリと寝返りをひとつ打ってうつ伏せになりタブレットを開く。
『イケオジ: 大丈夫、ダンジョンには多分誰も来ないよ。』
イケオジ様、また心を読んだな!読みまくりじゃん!もう、心のプライバシー保護どうしたよ!
でも、…少しだけこのタイミングのメッセージに救われる。神様、ありがとう。
『鈴木: シーカーって未開の地や遺跡を調査しに来るんじゃないんですか?
ここもある意味遺跡みたいなモノなので調査対象になりそうですが。』
『イケオジ: 今、イミナルディアでは未踏エリアを新たに探索するって言う事はあまりないんだそうだ。
理由は国によって様々あるんだけど、神視点の世界の流れで言うと『新しいモノを求めない。』つまり『停滞』が理由だよ。』
あー、昨日確かに文明が停滞して危機的状況って言ってたな。リアル箱庭にテンション上がって本題忘れてたね。
『鈴木: いきなり拠点襲撃されたりはないんですね。安心しました。
しかし、新しい物事に興味が無いから誰も来ないと言う事ですか。そんな無気力相手にダンジョンを売り出せと…。
難易度高すぎませんか?』
『イケオジ: rinrin村長のダンジョンは凄いので大丈夫ですから!!!!あの素晴らしさが理解出来ないとか理解できないですから!!!!』
強火ファンきたわぁ…。
また語彙おかしくなってますので落ち着いて…、すていくーるだよ…、イケオジ様…。
『イケオジ: まあ、世相が無気力なだけであって、住人全員が全員無気力って言う訳ではないから新しいダンジョンを受け入る土壌はあると思うよ。
でもプロモーションは打たないとダメだね。そこはチームと追々相談かな。』
今日は正気に戻ってくるの早い 笑。
プロモーションか。確かに打たないとダメだな。俺、こっちの世界で知名度ないし。
『rinrin村長: そうですね。チームの方と相談して詰めていきます。
あと先程は不安になっていたところにご心配くださりありがとうございました。』
名前が…、元に戻って…?
クッ、神不思議パワーの無駄使い!!感謝の気持ちが台無しだわ!!後でなおす!!
『イケオジ: (サムズアップの絵文字×3)』
(がんばれ!と文字入りのネコチャンスタンプ)
メッセージを閉じてまたゴロリと横に転がる。
「はー、営業かー。異世界でも営業すんのかー。マジかー。えー、マジでー。」
まさかの営業。
せっかく異世界転職したのにまた営業か。
俺は昔から内勤事務希望なんだけど、営業部長(前いた食品加工会社のほうね!)に目をつけられてかれこれ5年くらい外回り営業もやらされていた。営業成績が良いと言う訳じゃないのに異動希望拒否とかマジ嫌がらせしかない。何回あのシャレオツネクタイで締めてやろうかと思った事か!!ぐぬぬ!!
と に か く !
人付き合いがめんどくさいので出来るだけ人前に出ない方法を模索したいナァ。広告打ちメインとかで、ダンジョンはじめました、ってチラシ撒くとかね。なんか行列の出来るダンジョンとかになりそうじゃん?なーんてな。
「はぁ、ダンジョン建造に保守管理、さらにダンジョンの売り込み営業とか。…ダンマス業って思った以上に結構しんどくね?」
手にしたスマフォを横に投げ毛玉のふっかふかラグに突っ伏した。
はー、やる事いっぱいすぎるけど、ふっかふかもっこもこ癒されるー。あー、最高ー。ダメになるー。
俺はダメになる選択をした!
§
「……い、アンタ…おい……」
ゆさゆさ。
誰だよ、揺するのは。まだ寝かせてくれよ。ちょっと仮眠してるだけだから。
「…おい、アンタ、起きろって…」
「ん…んぅ…」
ガクガク。
なんか強い、揺するの強い。あれ、なんで俺揺すられてんの…?
キュポン
何かの蓋が開く音した瞬間、
「~~~ッ!!ヴァァァッ?!?!」
鼻先に強烈なハッカ臭が!!!!ヤバい、目にも染みる!!!!臭痛ええええ!!!!
飛び起き激臭に痛む目鼻をゴシゴシ擦る。が、その手は掴まれ無理に擦る行為をやめさせた。しばらくすると鼻奥に残っていたハッカ臭が無くなり痛みは落ち着いた。
「ただの着付け薬だ、毒じゃねえよ。ん、よかった、一発で起きれたからコーマスリープ(※睡眠魔法)じゃねえみたいだな。怪我とかないか?」
「え?はい、怪我はないです………ん?」
目の前に何故か人。
筋骨隆々な外人さん。
RPGゲームの旅人っぽい格好。
アカン、これ現地人きた…!
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イケオジ、どう言う事?!?!
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