観世音寺に龍は昇る

季節は秋。

主人公である中学3年の【前田龍之介(まえだりゅうのすけ)】は、京都から福岡の太宰府天満宮の地に修学旅行に来ていた。

自由時間に彼女の【清岡亜子(きよおか あこ)】と共に、観世音寺にある太宰府政庁跡をブラリとデートをかねて探索する龍之介達。
 
がしかし、喜ぶのもつかの間、亜子は足を滑らせ田の中に転落し、軽い脳震盪を起こし気絶してしまう。

そんな中、観世音寺の住人が偶然通りがかり、龍之介達はその家でお世話になることに。

布団で安眠する亜子の姿にホッとし、龍之介も思わず斎藤宅で寝てしまうが……。

気が付くと、何故か京都の地に?

しかも、車やビルなど現代を感じさせる者が一切ない。

驚いたことに龍之介は何故か幽体離脱状態で、平安時代の過去にタイムスリップしていたのだった!

しかも、目の前にはなんと、驚いた事に、『あの学問の神として有名な菅原道真公』が⁈

……これは主人公達が体験する、不思議な不思議なタイムスリップストーリー!

※この作品はフィクションです。実在の人物や団体などとは関係ありません。一部実在の人物や土地名などを使用していますが、パラレルワールド的な空想物語なので、ご理解の上お楽しみください!

なお、この作品はエブリスタ様等にも投稿しており、その内容を改稿したものになります。

絵はイラスト企画にて【てぃえむ】さんから了解を得て、有難くお借りしています!
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