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第二章 ポストクリスマス
アウトサイダー (2)
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たわみへ飛び込んだ悪戸は、緑に煙った国道を離れ、見慣れぬ町にいた。しかし、町といっても、まともな建物は見当たらない。ほとんどが瓦礫と化していた。
「悪戸さん、大丈夫ですか?」
生気を感じない暗い顔の女が、悪戸の顔をランタンで照らしている。
黒くて長い髪。灰色のシャツ。黒いロングスカートに黒いブーツ。そして、表情のない白い顔。ランタンのほのかな明かりに浮かぶ女は、まるで葬式のように、しめやかだった。
「……あぁ、大丈夫だ。助かったよ。新しい墓守は、ずいぶんと過激だったな」
「そうですか。怪我がなくて、よかったです。緊急の信号を受けたときは、焦りましたよ」
痛みと涙にかすむ視界で、悪戸はあたりを見回した。しかし、ランタンのみで照らすには、あまりにも暗い夜だった。瓦礫の町であること以外、詳細は見てとれそうにない。
「同志妙見、ここは新しい隠れ家のある物語世界か?」
妙見と呼ばれた女は、ランタンを掲げ、あたりを照らしてみせた。半壊した倉庫らしき屋内。箱や荷物が散乱している。
「はい。隠れ家のゲートに直接戻れればよかったのですが……。すみません」
「いや。撒いた種が発芽したというのに、刈り取られそうになって、逸ってしまった。私のヘマだ。君が謝る必要はない」
「そうですね。悪戸さんが向かった物語世界のゲートだけ、早めに設置しておいてよかったです。なんとか、間に合いました」
「アンカーとなる存在が私自身のみで、ここまで正確に行き来できたら上出来だ。よくやってくれた」
「ありがとうございます」
「それで、我々の新しい隠れ家には、戻れそうか?」
「念のため詳細は控えますが、この物語世界は危険です。ゆえに、サークルの手も容易には届かないでしょう。もちろん、CFS本隊も」
「そうか。では、戻るのも一苦労か」
「はい。しかし、遠くはないです」
「よかった。ほかのみんなは?」
「まだ全員ではないですが、ほかの同志たちが隠れ家で待っています。悪戸さんが戻ったと知れば、みな喜ぶでしょう」
「私も早くみんなに会いたいよ。気を張りっぱなしの一年は長かった……」
悪戸は、倒れた体を起こし、感慨深そうに顎ヒゲをなでる。
「ここから、新生CFSが始まるわけだ」
「はい。それで、四季ノ国屋のサークル構成員は判明しましたか?」
「あぁ。ほぼ間違いないだろう。移動しながら話そう」
頷いた妙見は、姿勢を低くし、ランタンを構えて歩き出す。もう一方の手にはなにも持っていないが、包丁を握っていてもおかしくはない雰囲気だった。
悪戸は、いまだすこし痛い目を擦りながら、妙見の後を付いていく。
「判明したサークル構成員は、一人だけ。創作サークル――“楽園”の本体には、食い込めなかった。そして、こっちの正体もおそらくバレた。一年も四季ノ国屋に潜入しておいてこの成果では、とても胸は張れないな」
「はい、そうですね。しかし、いまのところ悪戸さんの成果は突出しています。ゆえに、同志たちには胸を張ってよいかと」
「ありがとう。だが、成果はもう一つある」
「なんですか?」
「うまくいけば、八九二を量産できるかも知れない」
「それは素晴らしいです。そうなれば、同志たちも行動しやすくなるというわけですね」
「あぁ。四季ノ国屋超時空支店には、凄腕の技術者がいる。彼であれば、八九二を作れる。本人からも確認をとった――」
「静かに」
と、空いた手で制止を促し、妙見は膝を折る。瓦礫の影から様子をうかがった彼女は、ランタンの火に息を吹きかけた。
あたりは暗闇に落ちる。
「どうした、妙見?」
「身じろぎしないでください。呼吸も小さく」
悪戸は、指示通り息を押し殺し、妙見と背中合わせに陣取る。建物の壁だった瓦礫に、二人は小さく固まり、向こう側を観察していた。
空爆でもされたかのように、瓦礫まみれの町。遠い薄明かりを背に、ぽつんと立っている鳥居が印象的だった。
「相手が熱源探知を行っていたら、我々は死にます」
「いったいなにが……」
そして、悪戸は息を呑んだ。
薄明かりの鳥居。それをくぐるように現れたのは、呼吸のような駆動音を伴った美少女だった。
すこし振り返った彼女が、薄明かりに照らされ、その姿を闇に浮かび上がらせた。瓦礫の町に似付かわしくない綺麗な服。これから友達とショッピングへ。そんな感じの格好だ。袖に腕を通さず、羽織っているだけのデニムジャケットに、悪戸は狂気を感じた。
「あれが、なんで……?」
「お静かにねがいます。死にますよ」
息を殺し、瓦礫に潜む二人。
そんな二人をよそに、鳥居の下から楽しげな声が聞こえてくる。もう一体、現れた。どこぞの学校の制服のようなものを着用している。二体の異質な美少女は、まるで、本当に遊びに来ているかのように、瓦礫の町を歩き始めた。
やがて、二体は遠く離れ、悪戸と妙見の視界から外れていった。それを確認し、妙見が大きく息を吐く。
「あれは、この世界の人類の敵です。見つかったら死ぬと思ってください」
「私は、あれを知っている。正確に言うと、すこし見た目が違ったが……。四季ノ国屋には、あれがいる。敵という感じはしなかったぞ」
「四季ノ国屋の個体に関しては、なんとも言えません。しかし、あれを自然界の生物に当てはめていいのなら、ここではあれが生態系の頂点です。人類など、絶滅寸前です」
「私の知る愛子は、もともとこの物語世界の住人だったってことか……」
「先を急ぎましょう」
悪戸の動揺をよそに、妙見はふたたび歩みを進めた。ランタンは点けていない。瓦礫に足を取られるので、思うように進めず、悪戸の息が上がる。
「悪戸さん、体が鈍っているように思います」
「たしかに。書店で本を運んだり、意外と肉体労働していたと思ったんだがな」
「四季ノ国屋打倒のため、鍛えなおしてください」
「あぁ、そのつもりだ。しかし、とんでもない世界に隠れ家を移したな」
「はい。とんでもない世界ゆえに、手出しは難しいかと」
「そうだな……。四季ノ国屋が、この世界への図書番号かゲートを持っているのはほぼ確実だ。だが、あの人形が人類を滅ぼしたというのなら、易々とはやって来れまい」
「はい」
「逆に、我々も易々とは生きていられまい?」
「それについては、勝算があります。だからこの世界を選びました」
「勝算とは?」
「あの殺戮人形が唯一、敵視しない人類がいます」
隠れ家が近付いてきたのか、妙見の足取りが確かなものへと変わった。
「もう着くか?」
「いえ。死にます」
「は!?」
妙見の言葉に驚き、下がっていた顔を上げた悪戸。彼の顔は、さらに引きつっていく。
「のうのうと我々の故郷を闊歩する余所者。あまり、調子に乗られては困ります」
視覚モジュールが青く輝き、悪戸と妙見を見つめる。AIKOが、いつの間にか二人の間近に迫っていた。
多目的センサーを風に揺らし、待ち合わせ中の若者のごとく、瓦礫に腰を下ろしている。あの二体だった。
「この世界をどうこうするつもりは、ありません。人類も滅ぼせばいい。ただ、一時、ここに腰をおろす余所者を看過して欲しい」
「同調化された我々のメモリは、そのことをきちんと認識しています。そう怯えずとも、いますぐに殺したりはしませんよ。あの人の慈悲に感謝してください。しかし、我々はあなたがたを信用していません。あの人以外の人間の思考ルーチンを信用していません」
「見張っているぞ、ということですね?」
「そういうことです。そこの新しい人間も、ホワイトリストに登録しました。しかし、このリストは、いつでも破棄可能であることをお忘れなく」
悪戸は驚いていた。
妙見とAIKOの会話は、四季ノ国屋で出会った愛子が行うものとは、まるで別物だった。
「監視は当然かと思います」
「理解が早くて助かります。それでは」
AIKOたちは姿勢を正し、一礼すると、どこかへと歩き出した。いまにも、きゃっきゃと、はしゃぐ声が聞こえてきそうな風情だ。悪戸には、あれが人類を滅ぼす殺戮機械には見えなかった。だからこそ、周囲の焼け野原とのギャップに、狂気を感じるのだ。だからこそ、あれは危険なものだと、理解できるのだ。
「同志妙見、あの人、というのは?」
「この場所――悪魔の島の出身者。AIKOの生みの親です」
悪戸は、思わず笑みをこぼした。
四季ノ国屋で会った、凄腕の技術者の顔を思い浮かべる。
「なるほど、金剛博士か!」
「はい。彼の身柄は、我々が確保しています」
「悪戸さん、大丈夫ですか?」
生気を感じない暗い顔の女が、悪戸の顔をランタンで照らしている。
黒くて長い髪。灰色のシャツ。黒いロングスカートに黒いブーツ。そして、表情のない白い顔。ランタンのほのかな明かりに浮かぶ女は、まるで葬式のように、しめやかだった。
「……あぁ、大丈夫だ。助かったよ。新しい墓守は、ずいぶんと過激だったな」
「そうですか。怪我がなくて、よかったです。緊急の信号を受けたときは、焦りましたよ」
痛みと涙にかすむ視界で、悪戸はあたりを見回した。しかし、ランタンのみで照らすには、あまりにも暗い夜だった。瓦礫の町であること以外、詳細は見てとれそうにない。
「同志妙見、ここは新しい隠れ家のある物語世界か?」
妙見と呼ばれた女は、ランタンを掲げ、あたりを照らしてみせた。半壊した倉庫らしき屋内。箱や荷物が散乱している。
「はい。隠れ家のゲートに直接戻れればよかったのですが……。すみません」
「いや。撒いた種が発芽したというのに、刈り取られそうになって、逸ってしまった。私のヘマだ。君が謝る必要はない」
「そうですね。悪戸さんが向かった物語世界のゲートだけ、早めに設置しておいてよかったです。なんとか、間に合いました」
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「ありがとうございます」
「それで、我々の新しい隠れ家には、戻れそうか?」
「念のため詳細は控えますが、この物語世界は危険です。ゆえに、サークルの手も容易には届かないでしょう。もちろん、CFS本隊も」
「そうか。では、戻るのも一苦労か」
「はい。しかし、遠くはないです」
「よかった。ほかのみんなは?」
「まだ全員ではないですが、ほかの同志たちが隠れ家で待っています。悪戸さんが戻ったと知れば、みな喜ぶでしょう」
「私も早くみんなに会いたいよ。気を張りっぱなしの一年は長かった……」
悪戸は、倒れた体を起こし、感慨深そうに顎ヒゲをなでる。
「ここから、新生CFSが始まるわけだ」
「はい。それで、四季ノ国屋のサークル構成員は判明しましたか?」
「あぁ。ほぼ間違いないだろう。移動しながら話そう」
頷いた妙見は、姿勢を低くし、ランタンを構えて歩き出す。もう一方の手にはなにも持っていないが、包丁を握っていてもおかしくはない雰囲気だった。
悪戸は、いまだすこし痛い目を擦りながら、妙見の後を付いていく。
「判明したサークル構成員は、一人だけ。創作サークル――“楽園”の本体には、食い込めなかった。そして、こっちの正体もおそらくバレた。一年も四季ノ国屋に潜入しておいてこの成果では、とても胸は張れないな」
「はい、そうですね。しかし、いまのところ悪戸さんの成果は突出しています。ゆえに、同志たちには胸を張ってよいかと」
「ありがとう。だが、成果はもう一つある」
「なんですか?」
「うまくいけば、八九二を量産できるかも知れない」
「それは素晴らしいです。そうなれば、同志たちも行動しやすくなるというわけですね」
「あぁ。四季ノ国屋超時空支店には、凄腕の技術者がいる。彼であれば、八九二を作れる。本人からも確認をとった――」
「静かに」
と、空いた手で制止を促し、妙見は膝を折る。瓦礫の影から様子をうかがった彼女は、ランタンの火に息を吹きかけた。
あたりは暗闇に落ちる。
「どうした、妙見?」
「身じろぎしないでください。呼吸も小さく」
悪戸は、指示通り息を押し殺し、妙見と背中合わせに陣取る。建物の壁だった瓦礫に、二人は小さく固まり、向こう側を観察していた。
空爆でもされたかのように、瓦礫まみれの町。遠い薄明かりを背に、ぽつんと立っている鳥居が印象的だった。
「相手が熱源探知を行っていたら、我々は死にます」
「いったいなにが……」
そして、悪戸は息を呑んだ。
薄明かりの鳥居。それをくぐるように現れたのは、呼吸のような駆動音を伴った美少女だった。
すこし振り返った彼女が、薄明かりに照らされ、その姿を闇に浮かび上がらせた。瓦礫の町に似付かわしくない綺麗な服。これから友達とショッピングへ。そんな感じの格好だ。袖に腕を通さず、羽織っているだけのデニムジャケットに、悪戸は狂気を感じた。
「あれが、なんで……?」
「お静かにねがいます。死にますよ」
息を殺し、瓦礫に潜む二人。
そんな二人をよそに、鳥居の下から楽しげな声が聞こえてくる。もう一体、現れた。どこぞの学校の制服のようなものを着用している。二体の異質な美少女は、まるで、本当に遊びに来ているかのように、瓦礫の町を歩き始めた。
やがて、二体は遠く離れ、悪戸と妙見の視界から外れていった。それを確認し、妙見が大きく息を吐く。
「あれは、この世界の人類の敵です。見つかったら死ぬと思ってください」
「私は、あれを知っている。正確に言うと、すこし見た目が違ったが……。四季ノ国屋には、あれがいる。敵という感じはしなかったぞ」
「四季ノ国屋の個体に関しては、なんとも言えません。しかし、あれを自然界の生物に当てはめていいのなら、ここではあれが生態系の頂点です。人類など、絶滅寸前です」
「私の知る愛子は、もともとこの物語世界の住人だったってことか……」
「先を急ぎましょう」
悪戸の動揺をよそに、妙見はふたたび歩みを進めた。ランタンは点けていない。瓦礫に足を取られるので、思うように進めず、悪戸の息が上がる。
「悪戸さん、体が鈍っているように思います」
「たしかに。書店で本を運んだり、意外と肉体労働していたと思ったんだがな」
「四季ノ国屋打倒のため、鍛えなおしてください」
「あぁ、そのつもりだ。しかし、とんでもない世界に隠れ家を移したな」
「はい。とんでもない世界ゆえに、手出しは難しいかと」
「そうだな……。四季ノ国屋が、この世界への図書番号かゲートを持っているのはほぼ確実だ。だが、あの人形が人類を滅ぼしたというのなら、易々とはやって来れまい」
「はい」
「逆に、我々も易々とは生きていられまい?」
「それについては、勝算があります。だからこの世界を選びました」
「勝算とは?」
「あの殺戮人形が唯一、敵視しない人類がいます」
隠れ家が近付いてきたのか、妙見の足取りが確かなものへと変わった。
「もう着くか?」
「いえ。死にます」
「は!?」
妙見の言葉に驚き、下がっていた顔を上げた悪戸。彼の顔は、さらに引きつっていく。
「のうのうと我々の故郷を闊歩する余所者。あまり、調子に乗られては困ります」
視覚モジュールが青く輝き、悪戸と妙見を見つめる。AIKOが、いつの間にか二人の間近に迫っていた。
多目的センサーを風に揺らし、待ち合わせ中の若者のごとく、瓦礫に腰を下ろしている。あの二体だった。
「この世界をどうこうするつもりは、ありません。人類も滅ぼせばいい。ただ、一時、ここに腰をおろす余所者を看過して欲しい」
「同調化された我々のメモリは、そのことをきちんと認識しています。そう怯えずとも、いますぐに殺したりはしませんよ。あの人の慈悲に感謝してください。しかし、我々はあなたがたを信用していません。あの人以外の人間の思考ルーチンを信用していません」
「見張っているぞ、ということですね?」
「そういうことです。そこの新しい人間も、ホワイトリストに登録しました。しかし、このリストは、いつでも破棄可能であることをお忘れなく」
悪戸は驚いていた。
妙見とAIKOの会話は、四季ノ国屋で出会った愛子が行うものとは、まるで別物だった。
「監視は当然かと思います」
「理解が早くて助かります。それでは」
AIKOたちは姿勢を正し、一礼すると、どこかへと歩き出した。いまにも、きゃっきゃと、はしゃぐ声が聞こえてきそうな風情だ。悪戸には、あれが人類を滅ぼす殺戮機械には見えなかった。だからこそ、周囲の焼け野原とのギャップに、狂気を感じるのだ。だからこそ、あれは危険なものだと、理解できるのだ。
「同志妙見、あの人、というのは?」
「この場所――悪魔の島の出身者。AIKOの生みの親です」
悪戸は、思わず笑みをこぼした。
四季ノ国屋で会った、凄腕の技術者の顔を思い浮かべる。
「なるほど、金剛博士か!」
「はい。彼の身柄は、我々が確保しています」
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