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第二章 ポストクリスマス
その瞬間のために
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なにもない。自己も存在しない。誰も知覚できない。命の終わり。覚めるはずのない眠り。
しかし、優衣子は目を覚ました。
体は、鉛になったかのように重い。思考は、ぼんやりとして焦点が定まらない。胡乱なまま、優衣子は傍らの気配に目を向けた。
畳の上。少年が正座している。浅葱色の袴を着用した少年は、うつらうつらと、座ったまま舟をこいでいた。西日に照らされ、オレンジ色に染まる少年の短髪。その柔らかそうな髪に、優衣子は手を伸ばす。
「う……」
出そうとした声はかすれ、優衣子は激しく咳き込んだ。しばらく捻っていなかった蛇口みたいに、げほげほと喉がカラ回る。
「あ! 起きた? 大丈夫?」
そばで居眠りをしていた少年が、慌てて跳ね起きた。
「水。優衣子、水だよ。飲んで」
少年は、優衣子に水を差し出した。グラスを噛み砕きそうな勢いで、彼女は水分を求める。
「ゆっくり。ゆっくり飲んで」
「ん」
干上がっていた喉をうるおして、ようやく優衣子の頭は回り始めた――。
「あ、ありがとう」
「うん」
――そして、少年のことを思い出した。記憶に深く刻まれた、仲の良い友人だ。
ただ、その記憶へのアクセスが、あまりにも客観的すぎた。まるで、嶽優衣子という人物に関する本を読んでいるようだった。嶽優衣子にまつわるあらゆることが、著者のフィルターを通して記されている。もちろん、著者は嶽優衣子である。そして、それを客観的に読んでいる読者もまた、嶽優衣子である。そのことに、彼女はすこしだけ戸惑った。
「不魚住……。わたしは、いったい、どうなったの?」
「ええと……」
名前を呼ばれ、一瞬、顔が強張った不魚住。しかし、ぎこちなく、彼は微笑んで見せた。
「ひとまず、目を覚ましてよかった。体に違和感はない? 苦しいところは?」
「ある。とにかく、全身がだるい」
「そうだよね。数日間、眠ったままだったから。それに……いや、それは、徐々に良くなるはずだよ」
そう、と呟いて、優衣子は横たわった布団から周囲を見回した。
古めかしい和室。綺麗に掃除され、片付けられた部屋。普段はめったに使われないのか、物はほとんど置かれていない。生活感のない部屋だった。
「ここ、林宮の離れ?」
「うん」
「どうして?」
優衣子の脳裏には、泣きじゃくりながら自分を殺した男が焼きついている。赤い装束の男。あのときの優衣子は、目がかすんでいて顔の造詣までは認識できなかった。それでも、はっきりと理解できたことがある。それは、彼が墓守様であること。そして、彼が突きつけた銃口の意味だ。
「わたしは、死んだはず」
「そ、それは……。僕のことは、憶えているんだよね?」
「ん? そりゃあ、憶えてるけど……」
そこで、優衣子の眉間にしわが寄る。乱暴に千切られ、部分的に短くなった髪の毛の間から、白い花が顔を出した。
「憶えてる。憶えてるけど、なんていうか……うまく言えない」
「いや、いいんだ。大丈夫。それが、普通なんだ」
「なに、普通って? わたしは、どうして生きてる? 墓守様に撃たれたと思ってた。それとも、撃てなかったのかな、墓守様は」
「いや……、撃ったよ。たしかに優衣子は撃たれて、死んでしまった。でも、事故があって、先代の墓守様も逝去された」
「……どういうこと?」
「優衣子が、新しい墓守様なんだ」
すこし目を見開き、不魚住を見つめる優衣子。その、驚きと困惑を含んだ彼女の表情は、みるみる色を落としていく。まるで、中身の少ない砂時計だ。引っくり返せば、たまった感情はあっという間に落ちていく。
「そうなんだ。いろいろ説明して」
「……わかった。その前に、連絡しなくちゃいけない人がいるから、もうすこし休んでて。食事も用意します」
「え……。はい」
言い残し、不魚住はそそくさと部屋から去ろうとした。
「不魚住将――」
「え!? は、はい!」
呼び止められ、驚いて振り返る不魚住。その顔を見つめる優衣子の表情には、なんの感情も見当たらなかった。
「――そう呼んでたよね、わたし。面白い名前だから、フルネームで呼びたいって思ってた」
声を出さず、不魚住は静かに頷いた。
「また、そう呼んだほうがいいよね?」
迷うように、大きく息を吸い込んだ不魚住。優衣子は、黙って返答を待った。
「僕は優衣子の友達で、林宮の宮司なんだ……」
「答えになってない。ように思う」
「ごめん……。どうぞ、墓守様の呼びやすいように」
「そう……。わかった。迷惑かけて、ごめんね、馴鹿」
口を真一文字に結び、不魚住は部屋をあとにした。その後姿を見送って、優衣子は天井の隅っこへ視線を移す。
「間違えた。気がする」
優衣子の呟きは、白い花と一緒に畳へ落ちた。
◆
「あの子、普通だったね」
「そうですね……」
「やっぱり、サンタちゃんは――外ヶ浜銀次郎は、特殊だった」
墓守は思い出を持てず、感情も抑制される。
新しく生まれた墓守である優衣子。彼女と顔を合わせた二森は、そこに銀次郎の面影を見つけることができなかった。
「これから、いろいろ大変だとは思うけど……」
「そうですね……」
社務所の居間。
二森の言葉が途切れる。出されたお茶が立てる湯気の向こう、不魚住の様子がおかしいことに気が付いた。
「ねえ、カリブー。平気?」
「そうですね……」
「おいおい」
「え……? なんですか?」
ハッと、虚ろな顔を崩した不魚住。いままでの会話など、なかったかのようだった。まるで、スレイベルを鳴らされた人々のようだと、二森は思った。
「ちゃんと、トナカイの角、飲んでる?」
「あ……。今日は、まだ」
「ちゃんと飲んで」
「ニモリさん」
「どうした?」
「僕は、このまま――」
不魚住の瞳から、大粒の涙が落ちる。
「――いっそ、忘れてしまいたいです」
木目が美しい大きなテーブルに、不魚住の涙は落ち続ける。彼の許容の皿は溢れ、もう限界なんだと訴えているようだった。
「優衣子が……。どう接したらいいのか、わからなくて。巽に、なんて言ったらいいのか、わからない。僕は、どうしたら……!」
「な、泣くなよ」
――いっそ、AIKOに殺されていればよかった――
二森のなかで、不魚住と自分の弟がオーバーラップする。いまでは、名前さえ言葉にすることのできない弟。二森が認識できない二森の名前を呼ぶ、年老いてしまった弟。
「泣かないで、カリブー。ねえ、泣かないでよ。わたしまで……」
「ごめんなさい。ごめんなさい」
「……くそっ。謝るのは、もっとダメだぜ。カリブーが謝ることなんて、ないんだから」
取り出したハンカチで不魚住の目元を拭い、二森は優しい声で語りかける。
「わたしはさ、カリブーの辛さを真に理解することはできない。その辛さも痛みも、カリブーだけのものだから。わたしはカリブーじゃないから、持ってあげることができないんだ。どれほど難しくても、その悲しみを乗り越えられるのは、カリブーだけ。他人には、ぜったい無理なんだ。どうしたって、他人事。責任なんて持てるはずがない。別人である以上、方法がないんだ。でもね――」
幼い頃、怪我をして泣きじゃくる弟にそうしたように、二森は不魚住の頭を抱き寄せる。
「――このまま忘れたら、きっと後悔する。辛さや痛みを乗り越えるチャンスを失ってしまうんだぞ。なにもかも憶えてなかろうと、忘れてしまったら、きっと後悔する」
余計に涙が止まらなくなった不魚住を見て、複雑な笑みをたたえる二森。彼女は内ポケットからタバコを取り出し、かるく口にはさんで火をつけた。
「わたしはね、甘いんだ。甘ったれのクソガキなんだ。父親代わりみたいな人に、よく叱られた。なのに、いまでも直らないみたい。いつか、わたしはカリブーの敵になるかも知れない。でも、甘ったれのクソガキだから、わたしはカリブーが泣くと辛い」
「それは……、なんの話ですか?」
へへっと、二森は笑うだけ。
不可解そうに見つめる不魚住に、彼女はタバコを向ける。
「もし、わたしが敵になったとき、なにもかもを忘れていたら、カリブーは闘うこともできない。そんなのは嫌でしょ?」
「ニモリさんは、僕の敵になんてならない」
「ありがと。でも、そうとは限らないんだよね。敵と味方の線引きなんてね、あっという間に変わってしまうことがある。その瞬間のために、カリブーは、いまを乗り越えなきゃね」
薄い緑色の煙をあげるタバコ。不魚住は、二森に頷き返し、それを受け取った。
「ニモリさんのほうが、後悔するかも知れないじゃないですか。なんのことかはわかりませんけど、敵だとしたら塩を送ったことになります」
「そうだね。でも、もし後悔することになったとしたら、甘ったれのわたしには、似合いの結果だよ」
「……ありがとうございます」
タバコを勢いよく吸い込み、激しく咳き込む不魚住。それを、二森は微笑んで見つめた。いまにも泣き出しそうな、複雑な笑みだった。
しかし、優衣子は目を覚ました。
体は、鉛になったかのように重い。思考は、ぼんやりとして焦点が定まらない。胡乱なまま、優衣子は傍らの気配に目を向けた。
畳の上。少年が正座している。浅葱色の袴を着用した少年は、うつらうつらと、座ったまま舟をこいでいた。西日に照らされ、オレンジ色に染まる少年の短髪。その柔らかそうな髪に、優衣子は手を伸ばす。
「う……」
出そうとした声はかすれ、優衣子は激しく咳き込んだ。しばらく捻っていなかった蛇口みたいに、げほげほと喉がカラ回る。
「あ! 起きた? 大丈夫?」
そばで居眠りをしていた少年が、慌てて跳ね起きた。
「水。優衣子、水だよ。飲んで」
少年は、優衣子に水を差し出した。グラスを噛み砕きそうな勢いで、彼女は水分を求める。
「ゆっくり。ゆっくり飲んで」
「ん」
干上がっていた喉をうるおして、ようやく優衣子の頭は回り始めた――。
「あ、ありがとう」
「うん」
――そして、少年のことを思い出した。記憶に深く刻まれた、仲の良い友人だ。
ただ、その記憶へのアクセスが、あまりにも客観的すぎた。まるで、嶽優衣子という人物に関する本を読んでいるようだった。嶽優衣子にまつわるあらゆることが、著者のフィルターを通して記されている。もちろん、著者は嶽優衣子である。そして、それを客観的に読んでいる読者もまた、嶽優衣子である。そのことに、彼女はすこしだけ戸惑った。
「不魚住……。わたしは、いったい、どうなったの?」
「ええと……」
名前を呼ばれ、一瞬、顔が強張った不魚住。しかし、ぎこちなく、彼は微笑んで見せた。
「ひとまず、目を覚ましてよかった。体に違和感はない? 苦しいところは?」
「ある。とにかく、全身がだるい」
「そうだよね。数日間、眠ったままだったから。それに……いや、それは、徐々に良くなるはずだよ」
そう、と呟いて、優衣子は横たわった布団から周囲を見回した。
古めかしい和室。綺麗に掃除され、片付けられた部屋。普段はめったに使われないのか、物はほとんど置かれていない。生活感のない部屋だった。
「ここ、林宮の離れ?」
「うん」
「どうして?」
優衣子の脳裏には、泣きじゃくりながら自分を殺した男が焼きついている。赤い装束の男。あのときの優衣子は、目がかすんでいて顔の造詣までは認識できなかった。それでも、はっきりと理解できたことがある。それは、彼が墓守様であること。そして、彼が突きつけた銃口の意味だ。
「わたしは、死んだはず」
「そ、それは……。僕のことは、憶えているんだよね?」
「ん? そりゃあ、憶えてるけど……」
そこで、優衣子の眉間にしわが寄る。乱暴に千切られ、部分的に短くなった髪の毛の間から、白い花が顔を出した。
「憶えてる。憶えてるけど、なんていうか……うまく言えない」
「いや、いいんだ。大丈夫。それが、普通なんだ」
「なに、普通って? わたしは、どうして生きてる? 墓守様に撃たれたと思ってた。それとも、撃てなかったのかな、墓守様は」
「いや……、撃ったよ。たしかに優衣子は撃たれて、死んでしまった。でも、事故があって、先代の墓守様も逝去された」
「……どういうこと?」
「優衣子が、新しい墓守様なんだ」
すこし目を見開き、不魚住を見つめる優衣子。その、驚きと困惑を含んだ彼女の表情は、みるみる色を落としていく。まるで、中身の少ない砂時計だ。引っくり返せば、たまった感情はあっという間に落ちていく。
「そうなんだ。いろいろ説明して」
「……わかった。その前に、連絡しなくちゃいけない人がいるから、もうすこし休んでて。食事も用意します」
「え……。はい」
言い残し、不魚住はそそくさと部屋から去ろうとした。
「不魚住将――」
「え!? は、はい!」
呼び止められ、驚いて振り返る不魚住。その顔を見つめる優衣子の表情には、なんの感情も見当たらなかった。
「――そう呼んでたよね、わたし。面白い名前だから、フルネームで呼びたいって思ってた」
声を出さず、不魚住は静かに頷いた。
「また、そう呼んだほうがいいよね?」
迷うように、大きく息を吸い込んだ不魚住。優衣子は、黙って返答を待った。
「僕は優衣子の友達で、林宮の宮司なんだ……」
「答えになってない。ように思う」
「ごめん……。どうぞ、墓守様の呼びやすいように」
「そう……。わかった。迷惑かけて、ごめんね、馴鹿」
口を真一文字に結び、不魚住は部屋をあとにした。その後姿を見送って、優衣子は天井の隅っこへ視線を移す。
「間違えた。気がする」
優衣子の呟きは、白い花と一緒に畳へ落ちた。
◆
「あの子、普通だったね」
「そうですね……」
「やっぱり、サンタちゃんは――外ヶ浜銀次郎は、特殊だった」
墓守は思い出を持てず、感情も抑制される。
新しく生まれた墓守である優衣子。彼女と顔を合わせた二森は、そこに銀次郎の面影を見つけることができなかった。
「これから、いろいろ大変だとは思うけど……」
「そうですね……」
社務所の居間。
二森の言葉が途切れる。出されたお茶が立てる湯気の向こう、不魚住の様子がおかしいことに気が付いた。
「ねえ、カリブー。平気?」
「そうですね……」
「おいおい」
「え……? なんですか?」
ハッと、虚ろな顔を崩した不魚住。いままでの会話など、なかったかのようだった。まるで、スレイベルを鳴らされた人々のようだと、二森は思った。
「ちゃんと、トナカイの角、飲んでる?」
「あ……。今日は、まだ」
「ちゃんと飲んで」
「ニモリさん」
「どうした?」
「僕は、このまま――」
不魚住の瞳から、大粒の涙が落ちる。
「――いっそ、忘れてしまいたいです」
木目が美しい大きなテーブルに、不魚住の涙は落ち続ける。彼の許容の皿は溢れ、もう限界なんだと訴えているようだった。
「優衣子が……。どう接したらいいのか、わからなくて。巽に、なんて言ったらいいのか、わからない。僕は、どうしたら……!」
「な、泣くなよ」
――いっそ、AIKOに殺されていればよかった――
二森のなかで、不魚住と自分の弟がオーバーラップする。いまでは、名前さえ言葉にすることのできない弟。二森が認識できない二森の名前を呼ぶ、年老いてしまった弟。
「泣かないで、カリブー。ねえ、泣かないでよ。わたしまで……」
「ごめんなさい。ごめんなさい」
「……くそっ。謝るのは、もっとダメだぜ。カリブーが謝ることなんて、ないんだから」
取り出したハンカチで不魚住の目元を拭い、二森は優しい声で語りかける。
「わたしはさ、カリブーの辛さを真に理解することはできない。その辛さも痛みも、カリブーだけのものだから。わたしはカリブーじゃないから、持ってあげることができないんだ。どれほど難しくても、その悲しみを乗り越えられるのは、カリブーだけ。他人には、ぜったい無理なんだ。どうしたって、他人事。責任なんて持てるはずがない。別人である以上、方法がないんだ。でもね――」
幼い頃、怪我をして泣きじゃくる弟にそうしたように、二森は不魚住の頭を抱き寄せる。
「――このまま忘れたら、きっと後悔する。辛さや痛みを乗り越えるチャンスを失ってしまうんだぞ。なにもかも憶えてなかろうと、忘れてしまったら、きっと後悔する」
余計に涙が止まらなくなった不魚住を見て、複雑な笑みをたたえる二森。彼女は内ポケットからタバコを取り出し、かるく口にはさんで火をつけた。
「わたしはね、甘いんだ。甘ったれのクソガキなんだ。父親代わりみたいな人に、よく叱られた。なのに、いまでも直らないみたい。いつか、わたしはカリブーの敵になるかも知れない。でも、甘ったれのクソガキだから、わたしはカリブーが泣くと辛い」
「それは……、なんの話ですか?」
へへっと、二森は笑うだけ。
不可解そうに見つめる不魚住に、彼女はタバコを向ける。
「もし、わたしが敵になったとき、なにもかもを忘れていたら、カリブーは闘うこともできない。そんなのは嫌でしょ?」
「ニモリさんは、僕の敵になんてならない」
「ありがと。でも、そうとは限らないんだよね。敵と味方の線引きなんてね、あっという間に変わってしまうことがある。その瞬間のために、カリブーは、いまを乗り越えなきゃね」
薄い緑色の煙をあげるタバコ。不魚住は、二森に頷き返し、それを受け取った。
「ニモリさんのほうが、後悔するかも知れないじゃないですか。なんのことかはわかりませんけど、敵だとしたら塩を送ったことになります」
「そうだね。でも、もし後悔することになったとしたら、甘ったれのわたしには、似合いの結果だよ」
「……ありがとうございます」
タバコを勢いよく吸い込み、激しく咳き込む不魚住。それを、二森は微笑んで見つめた。いまにも泣き出しそうな、複雑な笑みだった。
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