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第一章 ロストサンタクロース
反抗の意思 (2) /外ヶ浜巽
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ある日の放課後、俺は四季ノ国屋に本を買いに行った。
入り口には、カレンダー小説企画なるコーナーが設置されており、月ごとの書店オリジナルの小説が置かれていた。『怨恨痛快のアンプリファイア』という小説が目にとまる。タイトルだけじゃ何月の作品かわからないし、なんだかクドイなと思った。
「面白いよね。オリジナルの小説を置く本屋さんって、珍しい」
声をかけられ、すこしビックリして振り返る。金髪のおかっぱ頭が特徴的な外国人の女性だった。
「へへ。急に声かけてごめんねー。変質者じゃないよ」
スーツ姿の彼女は、にこにこと碧眼を細めて笑った。
「あ、いえ。べ、別に……大丈夫です」
背も高くて美人だったからか、思わずおどおどしてしまった。猛烈に恥ずかしい。彼女の靴先ばかりを見つめてしまう。
「巽くん、わたしのこと、おぼえてる?」
名前を呼ばれ、俺の頭は急速に冷却されていく。
誰だ。どこで。こんな美人、憶えないわけがない。なんで俺の名前を知っている。金髪。おかっぱ。碧眼。
「あぁ……、そうだ!」
俺は思い至り、溜息みたいな納得が口からもれた。
「やったぜ。こういうときは、目立つ容姿がありがたい」
と、彼女は嬉しそうにピースサインをした。
「祖母の葬儀にいらしてましたよね」
「そうそう。わたし、国際埋葬林管理研究連盟、日本支部の二森沙兎。よろしく」
国葬連の名前が出て、俺の心臓が大きく音を立てた気がした。
「二森さん。さすがに高校生のナンパはやめたほうがいいですよ。というか、うちの店でナンパは……」
「違うわ! この薄らヒゲ!」
薄っすらと顎ひげを生やした店員さんが現れて、二森さんとケンカを始めた。どうやら仲が良いらしい。
二森沙兎。頭の中で彼女の名前を反芻してみたが、下の名はともかく、苗字は明らかに日本人だ。ハーフってやつだろうか。
「国葬連として聞きたいことがあるだけです。巽くん、いまからちょっといい?」
「え、ええ。いいですよ」
そうだ、国葬連。優衣子の遺体を持ち去った組織。急に意識がはっきりと優衣子を形作る。忘れていた落し物が届いたような感覚だった。
この人ならば、他ならぬ国葬連の人ならば、優衣子についてなにか知っているかもしれない。
「じゃあ、行こうか」
「はい」
二森さんに促され、俺は本を買うことも忘れて、四季ノ国屋書店をあとにした。
◇
俺を連れ出した二森さんは、書店のすぐ近くにあるチェーンのカフェでコーヒーをおごってくれた。本当は、なんとかハニーなんとかかんとかオレを頼みたかったのだが、噛まずに言う自信がなかったので諦めた。
桜の季節とはいえ、東北の春は油断するとまだ寒い。湯気をたてるコーヒーをすすりながら、俺は二森さんをうかがう。国葬連として話がある。そう言った彼女は、なにやら難しそうな本を開いて、うきうきとページをめくっていた。
なんとなくわかる。あれは読んでない。ただ文字を目で追ってページをめくっているだけだ。油断のならない人物であるような気がした。
「巽くん、世界五分前仮説って知ってる?」
なんの前置きもなく、二森さんは言い出した。
「え、えぇと。世界が五分前にできたのだと仮定しても、論理的な不可能性はない。みたいな思考実験でしたっけ?」
「そうそう、そんな感じ。正直、本を読んでみてもよくわかんないんだけどねー」
「はぁ、俺だってよくわかりませんよ。ラッセル・クロウさんは、どうしてそんなことを考えたんでしょうね」
「それは映画俳優。バートランド・ラッセルね。君たちなんか似てるな」
「え。誰とです?」
「いや、ごめん。こっちの話……」
どこか寂しげに、二森さんは目を伏せた。しかし、それは一瞬で、すぐに快活な青い瞳を俺に向けた。
「ところで、おばあちゃんの話、聞かせてくれない?」
「えっ?」
二森さんは、話題の切り出しも唐突だが、切り替えも唐突だった。
「実は、ちょっと面識があったんだ。昔だけどね。だから参列させてもらってた。園美さんの話、聞きたいなあ」
「そういうことだったんですね」
国葬連として、というのはポーズで、本当は祖母を偲びたいだけだったのかも知れない。そう考えれば、最初の世界五分前仮説がどうのという話も、天気の話と同レベルの世間話に思えてきた。天気と哲学じみた話を同列で語られても、こっちは面食らってしまうだけだけれど。
「うちのばあちゃんは――」
それから、俺は二森さんに促されながら、祖母の話をした。爺さんの腕時計をもらったこと。それを失くしてしまったこと。最後に許してもらえたこと。そんな取りとめのないことを、たくさん話した。それでも、二森さんは楽しそうに聞いてくれた。
「そっかそっかー。園美さん、幸せだったんだなあ」
遠くを見るような目で微笑む二森さんを見て、俺は思い至った。
「ラッセルさん。きっと、五分前にできた世界の思い出や知識でも、大切だってことを認識しようとしたんですよ」
「へっへっへ。それはちょっとロマンチックすぎるぜ、巽くん」
ブロンドのおかっぱ頭を揺らして、二森さんはくつくつと笑った。
「えぇ……。そうですか? だって、もし世界が五分前にできたんだとしても、この俺の思い出は大切ですもん」
あぁ。
駄目だ。
納得してしまった。
なぜ、いま急に優衣子の死を実感してしまったのか。亡くなった祖母の思い出を語りながら、俺は優衣子のことも思い出していた。思い出にした。思い出になっていた。
嶽優衣子は死んだんだ。木に変わることなく検体として扱われようが、彼女が死んだという事実は変わらない。ましてや、仕事を全うしているだけの二森さんに、優衣子の話をしたところで、詮無いことだった。口に出さなくて、本当によかった。
「え……。ごめん。泣かないで?」
二森さんが、虚をつかれた顔で俺を見ていた。
「あれ!? いや、これは……」
俺は慌てて顔を拭う。いつの間にか、はらはらと涙がこぼれていた。
「平気? よしよし、する?」
両腕を広げて、俺を抱きしめようとする二森さん。
「……いや、よしよし、しなくていいです。大丈夫です」
正直、ちょっと惹かれたが、なんだかそれは負けな気がして堪えた。白いシャツの胸元を見つめて、一瞬考えてしまったことが、彼女にバレていないことを心から祈った。
「そう。なら、いいんだけど……。今日はありがとうね。お話、たくさん聞かせてくれて」
「いえ、これくらいなんともないです」
「最後にひとつだけ、いいかな?」
「はい。なんでしょうか?」
瞬間、二森沙兎という人間の、得体の知れなさが顔を出した気がした。
「外ヶ浜巽に反抗の意思はある?」
片目をつむり、今日一番の笑顔で、二森さんはそう言った。可愛らしく微笑んだその表情とは裏腹に、彼女の声色は真剣そのものだ。
油断した。これが本題だ。あの不気味な手紙の送り主だろうか。わからない。しかし、答えを間違えてはいけないことだけは、確かだ。そもそも、反抗の意思とはなんだ――?
「なんですか、それ?」
俺の返答を受け、二森さんは悪さがバレた子供みたいに、ニタァと笑った。
「ふーん、そっかそっか。意外と小賢しい返答だー。嫌いじゃないよ、巽くん」
「どういう意味ですか?」
「意味なんて特にないよ。意味深なことを言ってからかっただけ。ごめんね」
「はい?」
「だってさっき、やらしい顔でわたしを見たもの! 嫌がらせでリベンジ。本当は、よしよし、して欲しかったんでしょ」
二森さんの顔は、さらにニヤァと楽しそうにほころんでいった。
「い、いや……その。あの。そんな。いや……」
「嫌なの?」
優しそうな笑顔で、両腕を広げる二森さん。
「あんた、良い死にかたしませんよ!」
半泣きで叫ぶと、二森さんはお腹を抱え、足をバタつかせて笑い出した。
「はー……! 弟をからかって遊んでるとき思い出すー。たのしー」
「弟さんの心中、察して余りある」
◇
「うぉおあああああああああい!」
「巽! なに騒いでるの!?」
階下から、母親の怒鳴る声が聞こえた。
家に帰ってからも、恥ずかしさが込み上げて止まるところを知らず、俺は何度か自殺を考えた。
あれは悪い人だ。
あれは、ぜったい悪い女だ!
[interrupt request]
[hideout669]
「四季ノ国屋へのレジスタンス組織に、一般人との接触の動きあり。
状況は、おって報告する。
なお、CFSのメンバーは、いまだ根拠不足」
サークル構成員No.669からの報告
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[/interrupt request]
入り口には、カレンダー小説企画なるコーナーが設置されており、月ごとの書店オリジナルの小説が置かれていた。『怨恨痛快のアンプリファイア』という小説が目にとまる。タイトルだけじゃ何月の作品かわからないし、なんだかクドイなと思った。
「面白いよね。オリジナルの小説を置く本屋さんって、珍しい」
声をかけられ、すこしビックリして振り返る。金髪のおかっぱ頭が特徴的な外国人の女性だった。
「へへ。急に声かけてごめんねー。変質者じゃないよ」
スーツ姿の彼女は、にこにこと碧眼を細めて笑った。
「あ、いえ。べ、別に……大丈夫です」
背も高くて美人だったからか、思わずおどおどしてしまった。猛烈に恥ずかしい。彼女の靴先ばかりを見つめてしまう。
「巽くん、わたしのこと、おぼえてる?」
名前を呼ばれ、俺の頭は急速に冷却されていく。
誰だ。どこで。こんな美人、憶えないわけがない。なんで俺の名前を知っている。金髪。おかっぱ。碧眼。
「あぁ……、そうだ!」
俺は思い至り、溜息みたいな納得が口からもれた。
「やったぜ。こういうときは、目立つ容姿がありがたい」
と、彼女は嬉しそうにピースサインをした。
「祖母の葬儀にいらしてましたよね」
「そうそう。わたし、国際埋葬林管理研究連盟、日本支部の二森沙兎。よろしく」
国葬連の名前が出て、俺の心臓が大きく音を立てた気がした。
「二森さん。さすがに高校生のナンパはやめたほうがいいですよ。というか、うちの店でナンパは……」
「違うわ! この薄らヒゲ!」
薄っすらと顎ひげを生やした店員さんが現れて、二森さんとケンカを始めた。どうやら仲が良いらしい。
二森沙兎。頭の中で彼女の名前を反芻してみたが、下の名はともかく、苗字は明らかに日本人だ。ハーフってやつだろうか。
「国葬連として聞きたいことがあるだけです。巽くん、いまからちょっといい?」
「え、ええ。いいですよ」
そうだ、国葬連。優衣子の遺体を持ち去った組織。急に意識がはっきりと優衣子を形作る。忘れていた落し物が届いたような感覚だった。
この人ならば、他ならぬ国葬連の人ならば、優衣子についてなにか知っているかもしれない。
「じゃあ、行こうか」
「はい」
二森さんに促され、俺は本を買うことも忘れて、四季ノ国屋書店をあとにした。
◇
俺を連れ出した二森さんは、書店のすぐ近くにあるチェーンのカフェでコーヒーをおごってくれた。本当は、なんとかハニーなんとかかんとかオレを頼みたかったのだが、噛まずに言う自信がなかったので諦めた。
桜の季節とはいえ、東北の春は油断するとまだ寒い。湯気をたてるコーヒーをすすりながら、俺は二森さんをうかがう。国葬連として話がある。そう言った彼女は、なにやら難しそうな本を開いて、うきうきとページをめくっていた。
なんとなくわかる。あれは読んでない。ただ文字を目で追ってページをめくっているだけだ。油断のならない人物であるような気がした。
「巽くん、世界五分前仮説って知ってる?」
なんの前置きもなく、二森さんは言い出した。
「え、えぇと。世界が五分前にできたのだと仮定しても、論理的な不可能性はない。みたいな思考実験でしたっけ?」
「そうそう、そんな感じ。正直、本を読んでみてもよくわかんないんだけどねー」
「はぁ、俺だってよくわかりませんよ。ラッセル・クロウさんは、どうしてそんなことを考えたんでしょうね」
「それは映画俳優。バートランド・ラッセルね。君たちなんか似てるな」
「え。誰とです?」
「いや、ごめん。こっちの話……」
どこか寂しげに、二森さんは目を伏せた。しかし、それは一瞬で、すぐに快活な青い瞳を俺に向けた。
「ところで、おばあちゃんの話、聞かせてくれない?」
「えっ?」
二森さんは、話題の切り出しも唐突だが、切り替えも唐突だった。
「実は、ちょっと面識があったんだ。昔だけどね。だから参列させてもらってた。園美さんの話、聞きたいなあ」
「そういうことだったんですね」
国葬連として、というのはポーズで、本当は祖母を偲びたいだけだったのかも知れない。そう考えれば、最初の世界五分前仮説がどうのという話も、天気の話と同レベルの世間話に思えてきた。天気と哲学じみた話を同列で語られても、こっちは面食らってしまうだけだけれど。
「うちのばあちゃんは――」
それから、俺は二森さんに促されながら、祖母の話をした。爺さんの腕時計をもらったこと。それを失くしてしまったこと。最後に許してもらえたこと。そんな取りとめのないことを、たくさん話した。それでも、二森さんは楽しそうに聞いてくれた。
「そっかそっかー。園美さん、幸せだったんだなあ」
遠くを見るような目で微笑む二森さんを見て、俺は思い至った。
「ラッセルさん。きっと、五分前にできた世界の思い出や知識でも、大切だってことを認識しようとしたんですよ」
「へっへっへ。それはちょっとロマンチックすぎるぜ、巽くん」
ブロンドのおかっぱ頭を揺らして、二森さんはくつくつと笑った。
「えぇ……。そうですか? だって、もし世界が五分前にできたんだとしても、この俺の思い出は大切ですもん」
あぁ。
駄目だ。
納得してしまった。
なぜ、いま急に優衣子の死を実感してしまったのか。亡くなった祖母の思い出を語りながら、俺は優衣子のことも思い出していた。思い出にした。思い出になっていた。
嶽優衣子は死んだんだ。木に変わることなく検体として扱われようが、彼女が死んだという事実は変わらない。ましてや、仕事を全うしているだけの二森さんに、優衣子の話をしたところで、詮無いことだった。口に出さなくて、本当によかった。
「え……。ごめん。泣かないで?」
二森さんが、虚をつかれた顔で俺を見ていた。
「あれ!? いや、これは……」
俺は慌てて顔を拭う。いつの間にか、はらはらと涙がこぼれていた。
「平気? よしよし、する?」
両腕を広げて、俺を抱きしめようとする二森さん。
「……いや、よしよし、しなくていいです。大丈夫です」
正直、ちょっと惹かれたが、なんだかそれは負けな気がして堪えた。白いシャツの胸元を見つめて、一瞬考えてしまったことが、彼女にバレていないことを心から祈った。
「そう。なら、いいんだけど……。今日はありがとうね。お話、たくさん聞かせてくれて」
「いえ、これくらいなんともないです」
「最後にひとつだけ、いいかな?」
「はい。なんでしょうか?」
瞬間、二森沙兎という人間の、得体の知れなさが顔を出した気がした。
「外ヶ浜巽に反抗の意思はある?」
片目をつむり、今日一番の笑顔で、二森さんはそう言った。可愛らしく微笑んだその表情とは裏腹に、彼女の声色は真剣そのものだ。
油断した。これが本題だ。あの不気味な手紙の送り主だろうか。わからない。しかし、答えを間違えてはいけないことだけは、確かだ。そもそも、反抗の意思とはなんだ――?
「なんですか、それ?」
俺の返答を受け、二森さんは悪さがバレた子供みたいに、ニタァと笑った。
「ふーん、そっかそっか。意外と小賢しい返答だー。嫌いじゃないよ、巽くん」
「どういう意味ですか?」
「意味なんて特にないよ。意味深なことを言ってからかっただけ。ごめんね」
「はい?」
「だってさっき、やらしい顔でわたしを見たもの! 嫌がらせでリベンジ。本当は、よしよし、して欲しかったんでしょ」
二森さんの顔は、さらにニヤァと楽しそうにほころんでいった。
「い、いや……その。あの。そんな。いや……」
「嫌なの?」
優しそうな笑顔で、両腕を広げる二森さん。
「あんた、良い死にかたしませんよ!」
半泣きで叫ぶと、二森さんはお腹を抱え、足をバタつかせて笑い出した。
「はー……! 弟をからかって遊んでるとき思い出すー。たのしー」
「弟さんの心中、察して余りある」
◇
「うぉおあああああああああい!」
「巽! なに騒いでるの!?」
階下から、母親の怒鳴る声が聞こえた。
家に帰ってからも、恥ずかしさが込み上げて止まるところを知らず、俺は何度か自殺を考えた。
あれは悪い人だ。
あれは、ぜったい悪い女だ!
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状況は、おって報告する。
なお、CFSのメンバーは、いまだ根拠不足」
サークル構成員No.669からの報告
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