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第2章
<設定・語句・人物>
しおりを挟む<暦>
1年:350日
2週間と10週間が交互に来る月の編成。
14日-天開ける (年始2週間)
70日-水の月(年始2週間後~3月まで)
14日-緑咲く (4月~)
70日-雷の月(~6月)
14日-青香る(7月~)
70日―火の月 (~9月)
14日―風向かう(10月~)
70日ー氷の月 (10月中旬~年末2週間前)
14日―天閉じる(年末2週間)
括弧内はおおよその基準月。
1週間は7日で構成され、各日は数字で表現される。
(例えば日曜日の役割の日は「7の日」という)
基本、6の日と7の日が休みの日(学校など)
つまり例えば、
「氷の月5週目の4の日」という日の呼び方をする。
<語句>
芸:元は自然を動かす力のこと。風や火、水、氷、雷など様々な自然の力を使い、攻撃や守備、そして日常生活に使う。
芸素:芸の素もと。芸を行う際は体内に存在する芸素を使用する。自然にも多く存在し、芸素回復薬などを飲めば体内の芸素が回復するため、再び芸を出せる。暫く芸を使わなければ自然に体内の芸素の量は回復する。
解名:『ギフト』という言葉と、特定の芸の名前を発さなければ出ない芸のこと。ただの芸よりも精度も威力も高くなる。
芸石:芸を行う際に必要な媒体。『天使の血筋』は芸石を付けられないが芸ができる。このお陰で一般人の日常生活は楽になった。基本みんな付けている。稀に芸石を使えず、芸が一切できない人もいる。
芸獣:芸を出し、人を殺す獣。芸獣の身体は素材として高く売れる。肉も食べられるが、それは少し敬遠されている。
「天使の血筋」:創世記に記載されている、天空人の末裔。芸を芸石無しで行える。金髪で、目の色は青や緑など。黒髪や茶髪、黒目などはいないとされているが、アグニがその例外に入る。信仰、崇拝の対象であり、「天使の血筋」は基本全員爵位を持つ。
ディヴァテロス帝国:この世界全土がディヴァテロス帝国。帝国の中に各国があり、大公が治めている。帝国を治めているのは天空人の末裔であり、唯一神とされる皇帝。
帝都:ディヴァテロス帝国の帝都。皇帝の城がある。一国と同程度の大きさ。センチュリアという名前だけどみんな「帝都」と呼ぶ。
<人物>
アグニ:スリーター公国で鍛治師をしていた少年。
黒髪に金色の瞳。永らく1人で生きていて、世界の事をあまりよく知らない。シリウスと出会って旅をする。鍛治師を辞め、世界を回る。探究心旺盛。唯一黒髪で、芸石が扱える『天使の血筋』。4年で1年だと思っていたため少なとも64歳であると判明(「天使の血筋」の話をご覧ください)
天使の血筋の名前は「シュネイ」
シリウス:旅人(?)。アグニに芸や世界のことを教える師匠的存在。長めの白金色の髪に金色の瞳の『天使の血筋』。見た目は27歳ほど。基本笑顔。世界各地に家を持っていそうな発言をした。
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