血塗れの十字架

突撃☆

シルビスの顔から完全に笑みが無くなり、怒りがあらわになって行った。

俺達を睨みつけ、ギリッと唇を噛んだら。

「イリアスー！！！」

と大きな声で叫ぶ。

だが、イリアスはシルビスに拉致られてた。

ある日の朝。

イリアスが近くの森に赤い果物を取りに行った際、シルビスが背後から迫りイリアスの意識を乗っ取ったらしい。

イリアスにとって、シルビスはトラウマになってしまっていたのだ。

シルビスの怒りは耐えない。

シルビスは大きなぬいぐるみを召喚し、襲いかかってくる。

その時だった。

ﾊﾞｧﾝ_(･ω･_三_･ω･)_ﾊﾞｧﾝ

「たのもー！正義のヒーローたんじょー。。って、あれ？ボロボロじゃんw」

俺(シン)はその声に振り向き、目を見開いた。

何故なら、この男を知っているからだ。

姿は少し変わっているが、俺(シン)には分かった。

「お前。。カイ。。か？」

そう。あの時、天使、死神、悪魔の戦争の時、俺が殺した友人カイ。

「カイ。懐かしい名前だな。相変わらずのようだな。シン。それと、今の名前はガイアだ。」

その時、「お父さん！」と2人の少女が叫ぶ。

お父さん？ガイアがってこと？

「Σ(ﾟДﾟ；ｴｰｯ!」