253 / 297
249.霊縁(14)ミンリン
しおりを挟む
真っ暗な新月の空を見上げたリーファが、少しツラそうに呟いた。
「勇吾を召喚した呪符を、改めて解読してたの……」
あの呪符は研究途中のものを、やむなく使ったと言っていた。
「あの召喚でひとつも命が失われてなかったのが不思議だったんだけど……。近くで人獣の牙に倒れて亡くなった剣士の魂を引き寄せて、使ってたんだと思う」
「そうか……。そんなつもりじゃなかったのはツラいな……」
「そうなのよ……」
激戦の最中の出来事であった訳だし、どうせ亡くなる命なら……。とは、考えないのがリーファであり里佳だ。
そっと抱き締める。
「お陰で俺は里佳と幼馴染になれた」
「うん……」
「今はそれだけ想って、感謝しておこう……」
リーファは元々、浄化と託宣の呪術が使える。けれど祖霊は何を聞いても「天帝の願いを……」としか示してくれなくなっていた。
俺たちの未来は、とても明るい光と、先の見えない真っ暗闇が、まだら模様に渦巻いているみたいだった――。
◇
望楼の改築が終わりミンリンさんと2人で並んだ。高くなった望楼からは、第3城壁も超えて遠く見晴らすことが出来た。
「最初から、こうして見通すことが出来れば、もっとお役に立てたのに」
と、ミンリンさんが悔しそうに言った。
「いやあ、どうでしょう?」
「……?」
「最初からこの高さだと、城を取り囲んでる人獣の群れに、一発で心が挫けてたかもしれません。それに、他の街を喰い尽くした人獣が後から後から増えてくるのも見えてたかもしれません」
「……そうですね」
「目の前のことに集中できたから、なんとか乗り越えられたんだと思いますよ」
「そう言っていただけると……」
と、ミンリンさんは遥か遠くの景色に目をやった。
夏の訪れとともに緑も目に入るようになっている。まもなく召喚されてから1年。あの頃、城の外ではこんな景色が広がってたんだと、不思議な気持ちにもなった。
ふと、ミンリンさんが顔を真っ赤にして口を開いた。
「いつも、裸の私を思い出して下さってましたよね……?」
「へ……?」
「大浴場でお会いした日から、外でお会いしても、いつも重ねて見て下さいました……」
と、自分の腕を抱くミンリンさんの豊かな膨らみが、むにゅうと盛り上がった。
バ、バレてた……。
「とても……、嬉しかったのです……」
「えっ……?」
「湯船で初めてご挨拶させていただいた時……、私を女子として見て下さるマレビト様に……、生まれて初めて胸が高鳴りました」
湯船の中を四つん這いで近付いて大きな胸がドンっと目に入る、当時の俺には衝撃的な初対面でしたからね。
その後すぐ、三卿一亭の会同で顔を合せても大浴場の裸体がチラついて、顔を赤くしてしまいましたよ。
「学問に夢中で過ごし、私をそのような目で見てくださる殿方とお会いしたのは、初めてのことでした……」
そ、そりゃ、初対面が全裸で女子を感じない訳が……。
「大浴場に集う女子たちの中で、私を初めて名指しで呼んでいただき、ドキドキと舞い上がってしまい、同じようにお近付きすると、やっぱり私の身体を熱い視線で見てくださる……」
だって、ミンリンさん、四つん這いで近付いてくるし……。
「ある時、重用されるシーシを羨ましく思う自分に気が付いて……。ああ、これが世に聞く、恋というものかと……。私も何かお役にと、望楼にまで押しかけてしまいました……」
それで、荷運び櫓を考案してくれましたよね。激しい戦闘をずっと支えたミンリンさんの傑作は、シーシへのヤキモチから来てたんだぁ……。
「とはいえ生まれて初めて湧き上がる感情を、自分ではどうして良いかも分からず、途方に暮れておりましたところ、メイファンが……」
と、ミンリンさんが首まで赤くした。
「お胸で……、お背中を流す姿を目にし、これだっ! ……と」
これだっ! って、思ってたんだあ。
「けれど、図面を引くしか能のない不器用な私ごときでは、メイファンのように達者にお流し出来るはずもなく。自分の不甲斐なさを恥じるばかりで……」
いや、丁寧過ぎるくらいゆっくりとゆっくりと滑らせてくれてましたよ……。
「ところがっ! ……そんな私を思い遣ってくださった優しいマレビト様が、一夜城のお話をしてくださったのです……」
ゆっくり滑るのがむしろ、エロすぎる感じになってた照れ隠しに話しただけだったんですけど……。
「とてもとてもとても、嬉しくて……。ああ、せっかく私にだけしてくださった宝物のようなお話を、なにか形にして残したい、と……、回廊戦を考案いたしました」
人獣撃退の切り札になった回廊戦は、いわば俺への推し活だったんですね。さすがに、気が付きませんでした。
「でも、大浴場では柄にもないことを仕出かしてしまい、自分でやっておきながらマレビト様にお会いすると、お背中やお腕の触れ心地が肌にジーンッと思い起こされ、赤面してしまう始末……」
あ、うんうん。2人で顔を赤くして固まってましたよね。
「あまりに恐れ多いと恐縮し切っていた私を、見かねたシーシが翌日も同じように……」
あぁ……。確かに次の日はシーシでした……。あれ、ミンリンさんへのフォローだったんだ。3日連続になって、完全に定例化しました。キーマンはミンリンさんだったんだぁ……。
「そんな私なのに、マレビト様はいつも変わらず女として見てくださいました」
え、ええ……。お色気大作戦とか、見ちゃってましたよ……。
「もっと見ていただきたいと、出来るだけ最初にお会いしたときと同じ姿勢でお迎えし……」
なにかと四つん這いだったの、ミンリンさんなりの頑張りだったんだあ……。
「そして、こんな私を側室にまで……」
「……ミンリンさんは」
「はっ、はいっ!」
「とても……、魅力的な女性ですよ」
「えっ! ……そんな、……そんな、……もったいない」
照れて真っ赤な顔をフルフルさせてる美人の陰キャって……、いいですよね!
そっと腰に手を回すと、一瞬、ビクッとしてから、身体を俺に預けてきた。
「……何事も図面でしか語れなかった私が、こうして言葉で想いを伝えられるようになったのは、マレビト様のお陰でございます」
そして、大きく息を吸い込んで身を震わせた。
「期待して……、しまいますよ……?」
「はい」
「貰っていただけるのですか……? 私の純潔……」
「俺で良ければ……」
「……そんな、……そんな」
と、そのまま寝室で、ゆっくりとゆっくりと丁寧に肌を重ね合い、霊縁は結ばれた――。
視界に入る紋様の輪が、互いにゆっくりと激しく絡み合った。
「ずっと、お側に……」
と、真っ赤な顔を俺の腕に伏せたミンリンさんが口を開いた。
「……いたいです」
背中にそっと手をあてると、身体をクルッと回して俺に寄せ、むにゅうとはさまれた。
これだけ喜んでもらえると、俺の胸までいっぱいに満たされたようで、思わずギュウッと抱き締めてしまった――。
「勇吾を召喚した呪符を、改めて解読してたの……」
あの呪符は研究途中のものを、やむなく使ったと言っていた。
「あの召喚でひとつも命が失われてなかったのが不思議だったんだけど……。近くで人獣の牙に倒れて亡くなった剣士の魂を引き寄せて、使ってたんだと思う」
「そうか……。そんなつもりじゃなかったのはツラいな……」
「そうなのよ……」
激戦の最中の出来事であった訳だし、どうせ亡くなる命なら……。とは、考えないのがリーファであり里佳だ。
そっと抱き締める。
「お陰で俺は里佳と幼馴染になれた」
「うん……」
「今はそれだけ想って、感謝しておこう……」
リーファは元々、浄化と託宣の呪術が使える。けれど祖霊は何を聞いても「天帝の願いを……」としか示してくれなくなっていた。
俺たちの未来は、とても明るい光と、先の見えない真っ暗闇が、まだら模様に渦巻いているみたいだった――。
◇
望楼の改築が終わりミンリンさんと2人で並んだ。高くなった望楼からは、第3城壁も超えて遠く見晴らすことが出来た。
「最初から、こうして見通すことが出来れば、もっとお役に立てたのに」
と、ミンリンさんが悔しそうに言った。
「いやあ、どうでしょう?」
「……?」
「最初からこの高さだと、城を取り囲んでる人獣の群れに、一発で心が挫けてたかもしれません。それに、他の街を喰い尽くした人獣が後から後から増えてくるのも見えてたかもしれません」
「……そうですね」
「目の前のことに集中できたから、なんとか乗り越えられたんだと思いますよ」
「そう言っていただけると……」
と、ミンリンさんは遥か遠くの景色に目をやった。
夏の訪れとともに緑も目に入るようになっている。まもなく召喚されてから1年。あの頃、城の外ではこんな景色が広がってたんだと、不思議な気持ちにもなった。
ふと、ミンリンさんが顔を真っ赤にして口を開いた。
「いつも、裸の私を思い出して下さってましたよね……?」
「へ……?」
「大浴場でお会いした日から、外でお会いしても、いつも重ねて見て下さいました……」
と、自分の腕を抱くミンリンさんの豊かな膨らみが、むにゅうと盛り上がった。
バ、バレてた……。
「とても……、嬉しかったのです……」
「えっ……?」
「湯船で初めてご挨拶させていただいた時……、私を女子として見て下さるマレビト様に……、生まれて初めて胸が高鳴りました」
湯船の中を四つん這いで近付いて大きな胸がドンっと目に入る、当時の俺には衝撃的な初対面でしたからね。
その後すぐ、三卿一亭の会同で顔を合せても大浴場の裸体がチラついて、顔を赤くしてしまいましたよ。
「学問に夢中で過ごし、私をそのような目で見てくださる殿方とお会いしたのは、初めてのことでした……」
そ、そりゃ、初対面が全裸で女子を感じない訳が……。
「大浴場に集う女子たちの中で、私を初めて名指しで呼んでいただき、ドキドキと舞い上がってしまい、同じようにお近付きすると、やっぱり私の身体を熱い視線で見てくださる……」
だって、ミンリンさん、四つん這いで近付いてくるし……。
「ある時、重用されるシーシを羨ましく思う自分に気が付いて……。ああ、これが世に聞く、恋というものかと……。私も何かお役にと、望楼にまで押しかけてしまいました……」
それで、荷運び櫓を考案してくれましたよね。激しい戦闘をずっと支えたミンリンさんの傑作は、シーシへのヤキモチから来てたんだぁ……。
「とはいえ生まれて初めて湧き上がる感情を、自分ではどうして良いかも分からず、途方に暮れておりましたところ、メイファンが……」
と、ミンリンさんが首まで赤くした。
「お胸で……、お背中を流す姿を目にし、これだっ! ……と」
これだっ! って、思ってたんだあ。
「けれど、図面を引くしか能のない不器用な私ごときでは、メイファンのように達者にお流し出来るはずもなく。自分の不甲斐なさを恥じるばかりで……」
いや、丁寧過ぎるくらいゆっくりとゆっくりと滑らせてくれてましたよ……。
「ところがっ! ……そんな私を思い遣ってくださった優しいマレビト様が、一夜城のお話をしてくださったのです……」
ゆっくり滑るのがむしろ、エロすぎる感じになってた照れ隠しに話しただけだったんですけど……。
「とてもとてもとても、嬉しくて……。ああ、せっかく私にだけしてくださった宝物のようなお話を、なにか形にして残したい、と……、回廊戦を考案いたしました」
人獣撃退の切り札になった回廊戦は、いわば俺への推し活だったんですね。さすがに、気が付きませんでした。
「でも、大浴場では柄にもないことを仕出かしてしまい、自分でやっておきながらマレビト様にお会いすると、お背中やお腕の触れ心地が肌にジーンッと思い起こされ、赤面してしまう始末……」
あ、うんうん。2人で顔を赤くして固まってましたよね。
「あまりに恐れ多いと恐縮し切っていた私を、見かねたシーシが翌日も同じように……」
あぁ……。確かに次の日はシーシでした……。あれ、ミンリンさんへのフォローだったんだ。3日連続になって、完全に定例化しました。キーマンはミンリンさんだったんだぁ……。
「そんな私なのに、マレビト様はいつも変わらず女として見てくださいました」
え、ええ……。お色気大作戦とか、見ちゃってましたよ……。
「もっと見ていただきたいと、出来るだけ最初にお会いしたときと同じ姿勢でお迎えし……」
なにかと四つん這いだったの、ミンリンさんなりの頑張りだったんだあ……。
「そして、こんな私を側室にまで……」
「……ミンリンさんは」
「はっ、はいっ!」
「とても……、魅力的な女性ですよ」
「えっ! ……そんな、……そんな、……もったいない」
照れて真っ赤な顔をフルフルさせてる美人の陰キャって……、いいですよね!
そっと腰に手を回すと、一瞬、ビクッとしてから、身体を俺に預けてきた。
「……何事も図面でしか語れなかった私が、こうして言葉で想いを伝えられるようになったのは、マレビト様のお陰でございます」
そして、大きく息を吸い込んで身を震わせた。
「期待して……、しまいますよ……?」
「はい」
「貰っていただけるのですか……? 私の純潔……」
「俺で良ければ……」
「……そんな、……そんな」
と、そのまま寝室で、ゆっくりとゆっくりと丁寧に肌を重ね合い、霊縁は結ばれた――。
視界に入る紋様の輪が、互いにゆっくりと激しく絡み合った。
「ずっと、お側に……」
と、真っ赤な顔を俺の腕に伏せたミンリンさんが口を開いた。
「……いたいです」
背中にそっと手をあてると、身体をクルッと回して俺に寄せ、むにゅうとはさまれた。
これだけ喜んでもらえると、俺の胸までいっぱいに満たされたようで、思わずギュウッと抱き締めてしまった――。
15
お気に入りに追加
894
あなたにおすすめの小説
男女比がおかしい世界の貴族に転生してしまった件
美鈴
ファンタジー
転生したのは男性が少ない世界!?貴族に生まれたのはいいけど、どういう風に生きていこう…?
最新章の第五章も夕方18時に更新予定です!
☆の話は苦手な人は飛ばしても問題無い様に物語を紡いでおります。
※ホットランキング1位、ファンタジーランキング3位ありがとうございます!
※カクヨム様にも投稿しております。内容が大幅に異なり改稿しております。
※各種ランキング1位を頂いた事がある作品です!
性的に襲われそうだったので、男であることを隠していたのに、女性の本能か男であることがバレたんですが。
狼狼3
ファンタジー
男女比1:1000という男が極端に少ない魔物や魔法のある異世界に、彼は転生してしまう。
街中を歩くのは女性、女性、女性、女性。街中を歩く男は滅多に居ない。森へ冒険に行こうとしても、襲われるのは魔物ではなく女性。女性は男が居ないか、いつも目を光らせている。
彼はそんな世界な為、男であることを隠して女として生きる。(フラグ)
俺だけ毎日チュートリアルで報酬無双だけどもしかしたら世界の敵になったかもしれない
亮亮
ファンタジー
朝起きたら『チュートリアル 起床』という謎の画面が出現。怪訝に思いながらもチュートリアルをクリアしていき、報酬を貰う。そして近い未来、世界が一新する出来事が起こり、主人公・花房 萌(はなぶさ はじめ)の人生の歯車が狂いだす。
不意に開かれるダンジョンへのゲート。その奥には常人では決して踏破できない存在が待ち受け、萌の体は凶刃によって裂かれた。
そしてチュートリアルが発動し、復活。殺される。復活。殺される。気が狂いそうになる輪廻の果て、萌は光明を見出し、存在を継承する事になった。
帰還した後、急速に馴染んでいく新世界。新しい学園への編入。試験。新たなダンジョン。
そして邂逅する謎の組織。
萌の物語が始まる。
【完結】転生7年!ぼっち脱出して王宮ライフ満喫してたら王国の動乱に巻き込まれた少女戦記 〜愛でたいアイカは救国の姫になる
三矢さくら
ファンタジー
【完結しました】異世界からの召喚に応じて6歳児に転生したアイカは、護ってくれる結界に逆に閉じ込められた結果、山奥でサバイバル生活を始める。
こんなはずじゃなかった!
異世界の山奥で過ごすこと7年。ようやく結界が解けて、山を下りたアイカは王都ヴィアナで【天衣無縫の無頼姫】の異名をとる第3王女リティアと出会う。
珍しい物好きの王女に気に入られたアイカは、なんと侍女に取り立てられて王宮に!
やっと始まった異世界生活は、美男美女ぞろいの王宮生活!
右を見ても左を見ても「愛でたい」美人に美少女! 美男子に美少年ばかり!
アイカとリティア、まだまだ幼い侍女と王女が数奇な運命をたどる異世界王宮ファンタジー戦記。
特殊部隊の俺が転生すると、目の前で絶世の美人母娘が犯されそうで助けたら、とんでもないヤンデレ貴族だった
なるとし
ファンタジー
鷹取晴翔(たかとりはると)は陸上自衛隊のとある特殊部隊に所属している。だが、ある日、訓練の途中、不慮の事故に遭い、異世界に転生することとなる。
特殊部隊で使っていた武器や防具などを召喚できる特殊能力を謎の存在から授かり、目を開けたら、絶世の美女とも呼ばれる母娘が男たちによって犯されそうになっていた。
武装状態の鷹取晴翔は、持ち前の優秀な身体能力と武器を使い、その母娘と敷地にいる使用人たちを救う。
だけど、その母と娘二人は、
とおおおおんでもないヤンデレだった……
第3回次世代ファンタジーカップに出すために一部を修正して投稿したものです。
チートな嫁たちに囲まれて異世界で暮らしています
もぶぞう
ファンタジー
森でナギサを拾ってくれたのはダークエルフの女性だった。
使命が有る訳でも無い男が強い嫁を増やしながら異世界で暮らす話です(予定)。
スライム10,000体討伐から始まるハーレム生活
昼寝部
ファンタジー
この世界は12歳になったら神からスキルを授かることができ、俺も12歳になった時にスキルを授かった。
しかし、俺のスキルは【@&¥#%】と正しく表記されず、役に立たないスキルということが判明した。
そんな中、両親を亡くした俺は妹に不自由のない生活を送ってもらうため、冒険者として活動を始める。
しかし、【@&¥#%】というスキルでは強いモンスターを討伐することができず、3年間冒険者をしてもスライムしか倒せなかった。
そんなある日、俺がスライムを10,000体討伐した瞬間、スキル【@&¥#%】がチートスキルへと変化して……。
これは、ある日突然、最強の冒険者となった主人公が、今まで『スライムしか倒せないゴミ』とバカにしてきた奴らに“ざまぁ”し、美少女たちと幸せな日々を過ごす物語。
勇者一行から追放された二刀流使い~仲間から捜索願いを出されるが、もう遅い!~新たな仲間と共に魔王を討伐ス
R666
ファンタジー
アマチュアニートの【二龍隆史】こと36歳のおっさんは、ある日を境に実の両親達の手によって包丁で腹部を何度も刺されて地獄のような痛みを味わい死亡。
そして彼の魂はそのまま天界へ向かう筈であったが女神を自称する危ない女に呼び止められると、ギフトと呼ばれる最強の特典を一つだけ選んで、異世界で勇者達が魔王を討伐できるように手助けをして欲しいと頼み込まれた。
最初こそ余り乗り気ではない隆史ではあったが第二の人生を始めるのも悪くないとして、ギフトを一つ選び女神に言われた通りに勇者一行の手助けをするべく異世界へと乗り込む。
そして異世界にて真面目に勇者達の手助けをしていたらチキン野郎の役立たずという烙印を押されてしまい隆史は勇者一行から追放されてしまう。
※これは勇者一行から追放された最凶の二刀流使いの隆史が新たな仲間を自ら探して、自分達が新たな勇者一行となり魔王を討伐するまでの物語である※
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる