207 / 307
第九章 山湫哀華
194.経験のない戦場
しおりを挟む
カリュたちがあてがわれた部屋に、目だった見張りの者はいない。
食事もそれなりのものが供される。ただし、一皿ずつ、すべてをカリュが検分してから口にする。
チーナがカリュの手元をのぞき込んだ。
「その、料理にさしている棒のようなものは……?」
「ふふっ。……毒がはいっていたら、この棒の色が変わるのです」
「なんと、そのようなものまで……」
「アイラにも持たせております」
「……まさに間諜の深遠なる奥義」
そうして、数日がすぎた。
ときおり城内を散策しても咎められることはない。城内のものたちは、にこやかに応対してくれる。彼らは上の者から《カタリナからの客人》と聞かされているようであった。
部屋からすこし離れた回廊で、立ち止まったカリュとチーナが尖塔を見上げた。
先端にある窓が、春の陽光に照らされキラッと光った。
西候セルジュと家老パイドルは、わざわざにアイカを監禁した。しかし、いまのところ害意はみられない。
――迷いがある。
と、カリュは見ていた。
推測はできたが、まずは迷いの正体を見極めたい。
カリュは、カリトンとジョルジュに、中庭で剣の手合せをするように頼んだ。中庭ならば城のどこからでも見られる。
彼らの迷いが晴れたとしても、おいそれとは手出しできないよう、武力を見せつけておきたかった。
「派手にやれ……、ということですな」
ニヤリと笑ったジョルジュは、以前にも増して荒々しく突進していく。それをカリトンが、ヒラリとかわし流れるような剣筋で急所をねらう。
城の武人たちは2人の剣技に目を見張り、メイドたちは足を止めて美しいカリトンに目を奪われた。その意味で、ジョルジュは最高の引き立て役であった。
カリュはネビにも城での過ごし方を依頼した。
「ネビ殿が暗器の達人であることは、いざという時まで伏せておきたいのです」
「異論はない。知られていないほどに威力を増すのが暗器というもの」
「恐れ入ります。ネビ殿はぜひ、タロウとジロウと、戯れてお過ごしくださいませ」
眉がうすく強面のネビが、馬よりすこし小ぶりといった程度の大きな狼二頭と駆けたり、ならんで昼寝したりする姿は、城の者たちにの目に、実に異様に映った。
そして、チーナは、ひるんだ。
カリュが、ガーリーなワンピースを差し出してきたのだ。
「こっ……、これを着るのか? 私が?」
「はい。きっと、お似合いになりますよ」
男尊女卑の気風色濃いザノクリフ王国では、カリュとチーナに対する警戒感は元々うすい。
それに加えて、髪色にあわせた空色のワンピースを着こんだチーナは、眼帯はしているものの、無害なお嬢様にみえた。
カリュとならんで歩けば、美しさが目を惹くことはあっても、なにか企みを持っているとは思われない。異国の旅を満喫している女性2人の、気ままな散策という風情である。
そして、城の炊事場、洗濯場、そういった場所で働く女性たちから順に声をかけて回る。
カリュは庇護欲をそそらせるオドオドとした表情を浮かべ、それとない会話にまぎれて、次々に必要な情報を聞きだしていく。
ときにはお礼だといって、そっと金品を握らせた。接触した者は皆、まるで自然の流れのように籠絡されていく。
見事な手際に、チーナは舌を巻いた。
おそらく自分もその小道具として横に立たされているのだろう。しかし、悪い気はしない。いままでチーナが経験したことのない《戦場》に感じ入るところもあった。
「すてきなお城ですね」
カリュはニコリともせず、つぶやいた。
*
瀟洒な調度品がならぶ部屋。バルドル城の最上階、西候セルジュが窓から尖塔を見上げている。
「……いまごろになってイエリナ姫本人が現われるとは」
「ちと、やっかいですな……」
家老のパイドルが顎ひげをなでた。
この数日、主従はおなじ会話を繰り返している。
ザノクリフ王国の乱世を生き抜く、英雄のひとりと言ってよい西候セルジュ。だが、めずらしく優柔不断なところをみせている。
かつて意見の対立した弟の1人は毒をもちいて謀殺し、もうひとりの弟は攻め滅ぼした。その果断さがなりを潜めている。
パイドルは元は謀殺された弟の家臣であった。
しかし、寝返った。セルジュの持つ苛烈さは、乱世をおさめるのに必要な資質であると考えた。それだけに、今の姿はもどかしい。
「消えてもらうよりほか、ありますまい」
「……そうであるな」
「迷いは断てませぬか?」
「……なんとか、穏便にテノリアに引き取ってもらう方策はないものかの」
「先王の妹君にして、テノリアの王太后であるカタリナ陛下が、かの娘をイエリナ姫と認めておられます。それをなかったことにせよ……、とは聞き入れてもらえますまい」
「そうだのう……」
「書状には、すでに東候めも知っているとありました」
「それものう……」
パイドルが、グッとセルジュを見据えた。
今日こそ結論を得るつもりであった。
「なにを、そんなに恐れておられるのです?」
「うむ……」
「そろそろ、ご真意をお打ち明けくださいませ」
「…………血を流せば、精霊の怒りをかおう」
「精霊…………」
「そうじゃ……。イエリナ姫は、王家の正統にのこった唯一人の姫。その血を流せば、精霊の怒りをかう……」
パイドルは主君の口から出た予想外の言葉に呆れた。
先ごろ、東候エドゥアルドの本拠《ラドラム》の北東、要衝にある大領《ヴィツェ》をこちらに寝返らせることに成功した。これによって、さらに奥地にある《グラヴ》の動きを封じた。
その上、東候はつねに後背に刃を突き付けられた形となり、うかつに身動きがとれなくなった。
天下の形勢は、一気に西候陣営に傾いている。
パイドルにしても精霊を信仰していない訳ではない。しかし、大望を前にして怒りを恐れるほどではない。天下を手中におさめてから、盛大に祀ればよいのである。
いまさら……、という言葉を、パイドルは呑み込んだ。
神輿とかついだセルジュを、いまさら見放すことはできない。自分の立場にも突き刺さる言葉であった。
「なにか良い知恵はないか、パイドル」
眉間にしわを寄せ、腕組みしたセルジュが床を睨んだままで言った。
大きく息を吐いた後、パイドルが応えた。
「……精霊への信仰は大切ですからな」
「そうじゃ。……王位を前に、怒りをかうようなことがあってはならん」
主君の野心が消えた訳ではないことに、皮肉めいた笑みを浮かべたパイドルが声を潜めた。
「ならば、血を流さなければよいのですよ」
セルジュの視線があがり、パイドルの視線と絡み合った――。
*
「……おかしいですね」
アイカは凹んでいた。
自分の軽率な判断に、アイラとナーシャを巻き込んでしまった。
精霊に手をあわせて部屋を出ようとしたら、鍵が開かない。慌てたが、もう遅かった。自分が監禁されていることに気がついて愕然とした。
それから、数日――、
夜遅くなっても夕飯が届かない。監禁されてから、これまでにはなかったことだ。
ナーシャは優雅な微笑みを浮かべたまま動かない。
臣下たちにご飯を食べさせてあげられない。そのことにアイカは激しく動揺して、扉と窓とナーシャとアイラを、なんども見た。
ふと、アイラが手招きしていることに気がついて、そばに寄った。
アイラが自分の服の胸元を、クイッと引っ張った。豊かな膨らみと、その谷間がアイカの視線に入る。
「えっと……」
「のぞいてみろ」
「え? ……あ、はい……」
――こ、こんなときに何、言ってんスか――? さ、最後のご褒美ってことですか?
状況に反省していたし、ひどく落ち込んでいたが、心の中の騒がしさは変わらない。
ドキドキしながら、アイラの服の中をのぞき込んだ――。
食事もそれなりのものが供される。ただし、一皿ずつ、すべてをカリュが検分してから口にする。
チーナがカリュの手元をのぞき込んだ。
「その、料理にさしている棒のようなものは……?」
「ふふっ。……毒がはいっていたら、この棒の色が変わるのです」
「なんと、そのようなものまで……」
「アイラにも持たせております」
「……まさに間諜の深遠なる奥義」
そうして、数日がすぎた。
ときおり城内を散策しても咎められることはない。城内のものたちは、にこやかに応対してくれる。彼らは上の者から《カタリナからの客人》と聞かされているようであった。
部屋からすこし離れた回廊で、立ち止まったカリュとチーナが尖塔を見上げた。
先端にある窓が、春の陽光に照らされキラッと光った。
西候セルジュと家老パイドルは、わざわざにアイカを監禁した。しかし、いまのところ害意はみられない。
――迷いがある。
と、カリュは見ていた。
推測はできたが、まずは迷いの正体を見極めたい。
カリュは、カリトンとジョルジュに、中庭で剣の手合せをするように頼んだ。中庭ならば城のどこからでも見られる。
彼らの迷いが晴れたとしても、おいそれとは手出しできないよう、武力を見せつけておきたかった。
「派手にやれ……、ということですな」
ニヤリと笑ったジョルジュは、以前にも増して荒々しく突進していく。それをカリトンが、ヒラリとかわし流れるような剣筋で急所をねらう。
城の武人たちは2人の剣技に目を見張り、メイドたちは足を止めて美しいカリトンに目を奪われた。その意味で、ジョルジュは最高の引き立て役であった。
カリュはネビにも城での過ごし方を依頼した。
「ネビ殿が暗器の達人であることは、いざという時まで伏せておきたいのです」
「異論はない。知られていないほどに威力を増すのが暗器というもの」
「恐れ入ります。ネビ殿はぜひ、タロウとジロウと、戯れてお過ごしくださいませ」
眉がうすく強面のネビが、馬よりすこし小ぶりといった程度の大きな狼二頭と駆けたり、ならんで昼寝したりする姿は、城の者たちにの目に、実に異様に映った。
そして、チーナは、ひるんだ。
カリュが、ガーリーなワンピースを差し出してきたのだ。
「こっ……、これを着るのか? 私が?」
「はい。きっと、お似合いになりますよ」
男尊女卑の気風色濃いザノクリフ王国では、カリュとチーナに対する警戒感は元々うすい。
それに加えて、髪色にあわせた空色のワンピースを着こんだチーナは、眼帯はしているものの、無害なお嬢様にみえた。
カリュとならんで歩けば、美しさが目を惹くことはあっても、なにか企みを持っているとは思われない。異国の旅を満喫している女性2人の、気ままな散策という風情である。
そして、城の炊事場、洗濯場、そういった場所で働く女性たちから順に声をかけて回る。
カリュは庇護欲をそそらせるオドオドとした表情を浮かべ、それとない会話にまぎれて、次々に必要な情報を聞きだしていく。
ときにはお礼だといって、そっと金品を握らせた。接触した者は皆、まるで自然の流れのように籠絡されていく。
見事な手際に、チーナは舌を巻いた。
おそらく自分もその小道具として横に立たされているのだろう。しかし、悪い気はしない。いままでチーナが経験したことのない《戦場》に感じ入るところもあった。
「すてきなお城ですね」
カリュはニコリともせず、つぶやいた。
*
瀟洒な調度品がならぶ部屋。バルドル城の最上階、西候セルジュが窓から尖塔を見上げている。
「……いまごろになってイエリナ姫本人が現われるとは」
「ちと、やっかいですな……」
家老のパイドルが顎ひげをなでた。
この数日、主従はおなじ会話を繰り返している。
ザノクリフ王国の乱世を生き抜く、英雄のひとりと言ってよい西候セルジュ。だが、めずらしく優柔不断なところをみせている。
かつて意見の対立した弟の1人は毒をもちいて謀殺し、もうひとりの弟は攻め滅ぼした。その果断さがなりを潜めている。
パイドルは元は謀殺された弟の家臣であった。
しかし、寝返った。セルジュの持つ苛烈さは、乱世をおさめるのに必要な資質であると考えた。それだけに、今の姿はもどかしい。
「消えてもらうよりほか、ありますまい」
「……そうであるな」
「迷いは断てませぬか?」
「……なんとか、穏便にテノリアに引き取ってもらう方策はないものかの」
「先王の妹君にして、テノリアの王太后であるカタリナ陛下が、かの娘をイエリナ姫と認めておられます。それをなかったことにせよ……、とは聞き入れてもらえますまい」
「そうだのう……」
「書状には、すでに東候めも知っているとありました」
「それものう……」
パイドルが、グッとセルジュを見据えた。
今日こそ結論を得るつもりであった。
「なにを、そんなに恐れておられるのです?」
「うむ……」
「そろそろ、ご真意をお打ち明けくださいませ」
「…………血を流せば、精霊の怒りをかおう」
「精霊…………」
「そうじゃ……。イエリナ姫は、王家の正統にのこった唯一人の姫。その血を流せば、精霊の怒りをかう……」
パイドルは主君の口から出た予想外の言葉に呆れた。
先ごろ、東候エドゥアルドの本拠《ラドラム》の北東、要衝にある大領《ヴィツェ》をこちらに寝返らせることに成功した。これによって、さらに奥地にある《グラヴ》の動きを封じた。
その上、東候はつねに後背に刃を突き付けられた形となり、うかつに身動きがとれなくなった。
天下の形勢は、一気に西候陣営に傾いている。
パイドルにしても精霊を信仰していない訳ではない。しかし、大望を前にして怒りを恐れるほどではない。天下を手中におさめてから、盛大に祀ればよいのである。
いまさら……、という言葉を、パイドルは呑み込んだ。
神輿とかついだセルジュを、いまさら見放すことはできない。自分の立場にも突き刺さる言葉であった。
「なにか良い知恵はないか、パイドル」
眉間にしわを寄せ、腕組みしたセルジュが床を睨んだままで言った。
大きく息を吐いた後、パイドルが応えた。
「……精霊への信仰は大切ですからな」
「そうじゃ。……王位を前に、怒りをかうようなことがあってはならん」
主君の野心が消えた訳ではないことに、皮肉めいた笑みを浮かべたパイドルが声を潜めた。
「ならば、血を流さなければよいのですよ」
セルジュの視線があがり、パイドルの視線と絡み合った――。
*
「……おかしいですね」
アイカは凹んでいた。
自分の軽率な判断に、アイラとナーシャを巻き込んでしまった。
精霊に手をあわせて部屋を出ようとしたら、鍵が開かない。慌てたが、もう遅かった。自分が監禁されていることに気がついて愕然とした。
それから、数日――、
夜遅くなっても夕飯が届かない。監禁されてから、これまでにはなかったことだ。
ナーシャは優雅な微笑みを浮かべたまま動かない。
臣下たちにご飯を食べさせてあげられない。そのことにアイカは激しく動揺して、扉と窓とナーシャとアイラを、なんども見た。
ふと、アイラが手招きしていることに気がついて、そばに寄った。
アイラが自分の服の胸元を、クイッと引っ張った。豊かな膨らみと、その谷間がアイカの視線に入る。
「えっと……」
「のぞいてみろ」
「え? ……あ、はい……」
――こ、こんなときに何、言ってんスか――? さ、最後のご褒美ってことですか?
状況に反省していたし、ひどく落ち込んでいたが、心の中の騒がしさは変わらない。
ドキドキしながら、アイラの服の中をのぞき込んだ――。
45
お気に入りに追加
520
あなたにおすすめの小説

魔法が使えない令嬢は住んでいた小屋が燃えたので家出します
怠惰るウェイブ
ファンタジー
グレイの世界は狭く暗く何よりも灰色だった。
本来なら領主令嬢となるはずの彼女は領主邸で住むことを許されず、ボロ小屋で暮らしていた。
彼女はある日、棚から落ちてきた一冊の本によって人生が変わることになる。
世界が色づき始めた頃、ある事件をきっかけに少女は旅をすることにした。
喋ることのできないグレイは旅を通して自身の世界を色付けていく。
うっかり女神さまからもらった『レベル9999』は使い切れないので、『譲渡』スキルで仲間を強化して最強パーティーを作ることにしました
akairo
ファンタジー
「ごめんなさい!貴方が死んだのは私のクシャミのせいなんです!」
帰宅途中に工事現場の足台が直撃して死んだ、早良 悠月(さわら ゆずき)が目覚めた目の前には女神さまが土下座待機をして待っていた。
謝る女神さまの手によって『ユズキ』として転生することになったが、その直後またもや女神さまの手違いによって、『レベル9999』と職業『譲渡士』という謎の職業を付与されてしまう。
しかし、女神さまの世界の最大レベルは99。
勇者や魔王よりも強いレベルのまま転生することになったユズキの、使い切ることもできないレベルの使い道は仲間に譲渡することだった──!?
転生先で出会ったエルフと魔族の少女。スローライフを掲げるユズキだったが、二人と共に世界を回ることで国を巻き込む争いへと巻き込まれていく。
※9月16日
タイトル変更致しました。
前タイトルは『レベル9999は転生した世界で使い切れないので、仲間にあげることにしました』になります。
仲間を強くして無双していく話です。
『小説家になろう』様でも公開しています。
能力値カンストで異世界転生したので…のんびり生きちゃダメですか?
火産霊神
ファンタジー
私の異世界転生、思ってたのとちょっと違う…?
24歳OLの立花由芽は、ある日異世界転生し「ユメ」という名前の16歳の魔女として生きることに。その世界は魔王の脅威に怯え…ているわけでもなく、レベルアップは…能力値がカンストしているのでする必要もなく、能力を持て余した彼女はスローライフをおくることに。そう決めた矢先から何やらイベントが発生し…!?
スキル【僕だけの農場】はチートでした~辺境領地を世界で一番住みやすい国にします~
カムイイムカ(神威異夢華)
ファンタジー
旧題:スキル【僕だけの農場】はチートでした なのでお父様の領地を改造していきます!!
僕は異世界転生してしまう
大好きな農場ゲームで、やっと大好きな女の子と結婚まで行ったら過労で死んでしまった
仕事とゲームで過労になってしまったようだ
とても可哀そうだと神様が僕だけの農場というスキル、チートを授けてくれた
転生先は貴族と恵まれていると思ったら砂漠と海の領地で作物も育たないダメな領地だった
住民はとてもいい人達で両親もいい人、僕はこの領地をチートの力で一番にしてみせる
◇
HOTランキング一位獲得!
皆さま本当にありがとうございます!
無事に書籍化となり絶賛発売中です
よかったら手に取っていただけると嬉しいです
これからも日々勉強していきたいと思います
◇
僕だけの農場二巻発売ということで少しだけウィンたちが前へと進むこととなりました
毎日投稿とはいきませんが少しずつ進んでいきます

[完結]異世界転生したら幼女になったが 速攻で村を追い出された件について ~そしていずれ最強になる幼女~
k33
ファンタジー
初めての小説です..!
ある日 主人公 マサヤがトラックに引かれ幼女で異世界転生するのだが その先には 転生者は嫌われていると知る そして別の転生者と出会い この世界はゲームの世界と知る そして、そこから 魔法専門学校に入り Aまで目指すが 果たして上がれるのか!? そして 魔王城には立ち寄った者は一人もいないと別の転生者は言うが 果たして マサヤは 魔王城に入り 魔王を倒し無事に日本に帰れるのか!?
第5皇子に転生した俺は前世の医学と知識や魔法を使い世界を変える。
黒ハット
ファンタジー
前世は予防医学の専門の医者が飛行機事故で結婚したばかりの妻と亡くなり異世界の帝国の皇帝の5番目の子供に転生する。子供の生存率50%という文明の遅れた世界に転生した主人公が前世の知識と魔法を使い乱世の世界を戦いながら前世の奥さんと巡り合い世界を変えて行く。
神様 なかなか転生が成功しないのですが大丈夫ですか
佐藤醤油
ファンタジー
主人公を神様が転生させたが上手くいかない。
最初は生まれる前に死亡。次は生まれた直後に親に捨てられ死亡。ネズミにかじられ死亡。毒キノコを食べて死亡。何度も何度も転生を繰り返すのだが成功しない。
「神様、もう少し暮らしぶりの良いところに転生できないのですか」
そうして転生を続け、ようやく王家に生まれる事ができた。
さあ、この転生は成功するのか?
注:ギャグ小説ではありません。
最後まで投稿して公開設定もしたので、完結にしたら公開前に完結になった。
なんで?
坊、投稿サイトは公開まで完結にならないのに。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる