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14.村と魔界の面倒事 後編
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魔王が本気で怒ったという空は、あっと言う間に夜のような暗さで稲妻も無数に走り始めた。
むっ。これはいかん。ただの『魔法障壁』では魔素を防ぎ切れん。
――極大魔法陣、無限展開。
ラミアのランプから魔人が現われて障壁を張った。
ターンッと高い音がする方を見ると、ソフィアがダヴィデに張った障壁が、女魔族の『魅了』を弾いている。
いる。どんな時でも『魅了』垂れ流しの女、いる。とても迷惑。しかし、今はそれどころではない。
「お前が女魔族たちに余計なことを吹き込んだ西の皇女か」
と、真っ暗な空に浮かんだのは、見るからに魔王。稲妻を背負って怒りに震えている。
「余計かどうかは知らんが、西の第2皇女アルマ・ヴァロリアである」
「滅せよ」
むっ。問答無用か。
×××稲妻の投槍×××
魔王が発する大量の魔素が、黒い稲妻の槍になって無数に降ってくる。ただの『魔法障壁』では防ぎ切れん。
**稲妻防壁**
魔素の稲妻をひとつずつ叩き落としていくしかない。
**稲妻防壁**
くっ。キリがないな。ランプの魔人も女魔族も、異次元から呼んだイザベラたちも障壁を張ってくれているが、防戦一方だ。
ソフィアがニマニマしながら近付いてきた。
「魔法障壁を広げすぎなんじゃない?」
「村の者たちも守らない訳にはいかん。皇女だし」
「手伝ってやろうか?」
むっ。確かにソフィアの大天使神霊術は相当なものだが。
「なにか条件がありそうな表情だな」
「おっ。さすが、皇女様。分かってるねぇ」
「流刑を取り消せとでも言うつもりか?」
「違う違う。もっと簡単なこと」
「なんだ? 早く言え」
雨あられの様に稲妻の槍が降ってる状況で、もったいぶるな。
「ダヴィデと婚約してやってよ」
はあ? と、私とダヴィデが同時に声を上げてしまった。
「こんな時に、なんの冗談だ?」
「そうだよ、お姉ちゃん……」
と、ダヴィデも頬を赤くしてしまっているではないか。そもそも、私との婚約が流刑を取り消すより簡単とはどういう了見だ。
ソフィアがダヴィデの顔をのぞきこんだ。
「あれ? アルマじゃイヤなの?」
その聞き方はどうかと思うぞ。ダヴィデも顔を真っ赤にして俯いたじゃないか。
「イヤじゃないけど……」
そうなのか。いや、しかし……。
「ダ……、ダヴィデを困らせてどうする」
ソフィアは媚びるような笑顔を私に向けた。
「ダヴィデを帝都の学校に入れてやりたいんだけど、流刑人の弟のままじゃ、いじめられちゃうでしょ? その前に入れてくれるかどうかも怪しいし」
「むっ。それはそうかもしれんが……」
「皇女の婚約者様なら、すんなり入れてくれそうだし、いじめられることもないんじゃないかなって思って」
「こっ……、婚約はともかくだな。ダヴィデの進学のことは後で……」
「なんだよ。ウチの弟に文句があるって言うの?」
「そういう話ではない」
降って来る稲妻を叩き落としつつ、小さくなってしまっているダヴィデの方を向いた。
「ダヴィデもイヤなことはイヤと言っていいんだぞ」
俯いているダヴィデが上目遣いに私を見詰めた。
「イヤじゃないよ……」
「うっ」
「アルマは、ボクじゃイヤなの……?」
リンゴーン、リンゴーン、リンゴーン。大天使が鐘を鳴らす音が聞こえた。そんな熱っぽい瞳で見詰められては、抗えないではないか……。
「イヤじゃ……、ないです……」
ソフィアが手を打った。
「よっし。婚約成立ね」
「なっ……」
++大天使結界++
ソフィアが光り輝く結界を張った。魔王が放ち続ける稲妻を全て弾き返している。
「ほら。誓いのチュウを、ほら。ブチュッと!」
と、ソフィアに背中を押されたダヴィデが、スルリと後ろに隠れてしまった。そして、ソフィアの背中越しに真っ赤な顔で私をチラッと見た。
「やっぱり、まだ早いよ……。婚約だなんて……」
か……、かわいいが過ぎるだろ……。
「ごめんね、アルマ……」
いまだかつて、こんなにかわいい婚約破棄があっただろうか? いや、ない。
空に浮かんだままの魔王が、フハハハハハッと偉そうな笑い声を上げた。
「人間ごときがやるではないか。なかなか侮れん魔力だ。このまま殺してしまうのが惜しくなった。どうだ? 余の妃にしてやろう。人間の身で魔王の妃になど……」
**うるさい**
今大事な話をしているんだ。少し静かにしていろ。私は身を屈めて、ダヴィデに視線を合わせた。
「謝ることはないぞ、ダヴィデ」
「でも……」
「婚約破棄は慣れっこだ。気にすることはない」
「そんなの……」
「そうだなあ……。ダヴィデが大きくなって、その時に私がまだ独身だったら、私を迎えに来てくれるか?」
ダヴィデはソフィアの足にしがみついたまま、首を大きく縦に振った。実にいい子だ。ソフィアにはもったいない弟だ。
さて、それでは魔王を……。
「あれ? 魔王、どこ行った?」
ソフィアが呆れたように笑った。
「アルマが異次元に収納したでしょ? 17回目の婚約破棄で増大した魔力で」
「なんと」
「アルマ。ダヴィデのこと、本気の本気で好きになってくれたんだねぇ」
「なっ!」
本人を前に何を言い出すのだ。
「だって、そうじゃないと魔王を収納できるほど、魔力が増えないでしょ?」
むっ。それは、そうかもしれんが……。
ソフィアが悪戯っ子のような笑みを浮かべて、私の顔を覗き込んだ。
「……そうかあ。アルマにとってダヴィデとの婚約は、絶対、捨てたくない大切なモノだったんだあ」
「そ、そんなこと……」
と、ダヴィデの視線が目に入った。
「……ありました」
私の情緒もたいがい、面倒だ。
むっ。これはいかん。ただの『魔法障壁』では魔素を防ぎ切れん。
――極大魔法陣、無限展開。
ラミアのランプから魔人が現われて障壁を張った。
ターンッと高い音がする方を見ると、ソフィアがダヴィデに張った障壁が、女魔族の『魅了』を弾いている。
いる。どんな時でも『魅了』垂れ流しの女、いる。とても迷惑。しかし、今はそれどころではない。
「お前が女魔族たちに余計なことを吹き込んだ西の皇女か」
と、真っ暗な空に浮かんだのは、見るからに魔王。稲妻を背負って怒りに震えている。
「余計かどうかは知らんが、西の第2皇女アルマ・ヴァロリアである」
「滅せよ」
むっ。問答無用か。
×××稲妻の投槍×××
魔王が発する大量の魔素が、黒い稲妻の槍になって無数に降ってくる。ただの『魔法障壁』では防ぎ切れん。
**稲妻防壁**
魔素の稲妻をひとつずつ叩き落としていくしかない。
**稲妻防壁**
くっ。キリがないな。ランプの魔人も女魔族も、異次元から呼んだイザベラたちも障壁を張ってくれているが、防戦一方だ。
ソフィアがニマニマしながら近付いてきた。
「魔法障壁を広げすぎなんじゃない?」
「村の者たちも守らない訳にはいかん。皇女だし」
「手伝ってやろうか?」
むっ。確かにソフィアの大天使神霊術は相当なものだが。
「なにか条件がありそうな表情だな」
「おっ。さすが、皇女様。分かってるねぇ」
「流刑を取り消せとでも言うつもりか?」
「違う違う。もっと簡単なこと」
「なんだ? 早く言え」
雨あられの様に稲妻の槍が降ってる状況で、もったいぶるな。
「ダヴィデと婚約してやってよ」
はあ? と、私とダヴィデが同時に声を上げてしまった。
「こんな時に、なんの冗談だ?」
「そうだよ、お姉ちゃん……」
と、ダヴィデも頬を赤くしてしまっているではないか。そもそも、私との婚約が流刑を取り消すより簡単とはどういう了見だ。
ソフィアがダヴィデの顔をのぞきこんだ。
「あれ? アルマじゃイヤなの?」
その聞き方はどうかと思うぞ。ダヴィデも顔を真っ赤にして俯いたじゃないか。
「イヤじゃないけど……」
そうなのか。いや、しかし……。
「ダ……、ダヴィデを困らせてどうする」
ソフィアは媚びるような笑顔を私に向けた。
「ダヴィデを帝都の学校に入れてやりたいんだけど、流刑人の弟のままじゃ、いじめられちゃうでしょ? その前に入れてくれるかどうかも怪しいし」
「むっ。それはそうかもしれんが……」
「皇女の婚約者様なら、すんなり入れてくれそうだし、いじめられることもないんじゃないかなって思って」
「こっ……、婚約はともかくだな。ダヴィデの進学のことは後で……」
「なんだよ。ウチの弟に文句があるって言うの?」
「そういう話ではない」
降って来る稲妻を叩き落としつつ、小さくなってしまっているダヴィデの方を向いた。
「ダヴィデもイヤなことはイヤと言っていいんだぞ」
俯いているダヴィデが上目遣いに私を見詰めた。
「イヤじゃないよ……」
「うっ」
「アルマは、ボクじゃイヤなの……?」
リンゴーン、リンゴーン、リンゴーン。大天使が鐘を鳴らす音が聞こえた。そんな熱っぽい瞳で見詰められては、抗えないではないか……。
「イヤじゃ……、ないです……」
ソフィアが手を打った。
「よっし。婚約成立ね」
「なっ……」
++大天使結界++
ソフィアが光り輝く結界を張った。魔王が放ち続ける稲妻を全て弾き返している。
「ほら。誓いのチュウを、ほら。ブチュッと!」
と、ソフィアに背中を押されたダヴィデが、スルリと後ろに隠れてしまった。そして、ソフィアの背中越しに真っ赤な顔で私をチラッと見た。
「やっぱり、まだ早いよ……。婚約だなんて……」
か……、かわいいが過ぎるだろ……。
「ごめんね、アルマ……」
いまだかつて、こんなにかわいい婚約破棄があっただろうか? いや、ない。
空に浮かんだままの魔王が、フハハハハハッと偉そうな笑い声を上げた。
「人間ごときがやるではないか。なかなか侮れん魔力だ。このまま殺してしまうのが惜しくなった。どうだ? 余の妃にしてやろう。人間の身で魔王の妃になど……」
**うるさい**
今大事な話をしているんだ。少し静かにしていろ。私は身を屈めて、ダヴィデに視線を合わせた。
「謝ることはないぞ、ダヴィデ」
「でも……」
「婚約破棄は慣れっこだ。気にすることはない」
「そんなの……」
「そうだなあ……。ダヴィデが大きくなって、その時に私がまだ独身だったら、私を迎えに来てくれるか?」
ダヴィデはソフィアの足にしがみついたまま、首を大きく縦に振った。実にいい子だ。ソフィアにはもったいない弟だ。
さて、それでは魔王を……。
「あれ? 魔王、どこ行った?」
ソフィアが呆れたように笑った。
「アルマが異次元に収納したでしょ? 17回目の婚約破棄で増大した魔力で」
「なんと」
「アルマ。ダヴィデのこと、本気の本気で好きになってくれたんだねぇ」
「なっ!」
本人を前に何を言い出すのだ。
「だって、そうじゃないと魔王を収納できるほど、魔力が増えないでしょ?」
むっ。それは、そうかもしれんが……。
ソフィアが悪戯っ子のような笑みを浮かべて、私の顔を覗き込んだ。
「……そうかあ。アルマにとってダヴィデとの婚約は、絶対、捨てたくない大切なモノだったんだあ」
「そ、そんなこと……」
と、ダヴィデの視線が目に入った。
「……ありました」
私の情緒もたいがい、面倒だ。
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