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5.ランプの魔人
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「ランプから出て来てくれなくなったのです」
と、ヘラジカのステーキを齧りながら、砂漠の帝国の皇女が嘆いた。手元には胡散臭いランプが置いてある。
「砂漠の帝国に伝わる魔法のランプなのです。こすれば魔人が現れ願いを叶えてくれるのです」
ていうか、砂漠の帝国もウチに攻め込んでたよね? ウチの皇帝がなんとか言いくるめて追い返してたけど。
「それで、出てきた魔人をひと目見て恋に落ちた私は結婚してとお願いして、魔人も分かったと答えたのです。なのに、出てこなくなったのです! ひどいと思いませんか?」
「それで、砂漠の皇女よ……。はるばる極寒の流刑地まで訪ねて来て、私にどうせよと?」
ラミアと名乗るこの砂漠の皇女といい、前回の絹の皇女レンファといい、姉上といい、皇女なんてのは自分勝手なヤツばかりだ。
「アルマ殿下は名高い大魔導師でもいらっしゃいますでしょう? ランプの中から魔人を引っ張り出してほしいんです」
しかし、頼りにされて無下にする訳にもいかない。皇女だし。
指を鳴らして、魔人を呼ぶ。
**取り寄せ**
……変化がない。
「おっ。さすがに魔人。アルマの魔導じゃ言うこと聞かないか」
と、ソフィアが興味深そうにランプを覗き込んでいる。
ほほう。魔人風情がいい度胸だ。大魔導師アルマ様を侮るなよ。
――魔法陣展開。
私の手の平から幾筋もの青白い光の線が伸び、円を中心とした複雑な幾何学模様を描き出す。
**いいから、出てこい**
宙空に描かれた魔法陣から、勢いよく光の束が発射され、ランプを貫くと、盛大に煙を上げながら青い肌をしたマッチョなイケメンが現れた。
「ケホッ、ケホッ」と、皆が煙にむせ返る中、青イケメン魔人が恨めし気に口を開いた。
「どうして、放っておいてくれないのです……」
確かにイケメンだが、私は顔がいいだけの男に興味はない。私の好みは婚約を破棄しない男だ。
まだ、煙が喉に絡みついていたけど、魔人に説教を始める。
「婚約するだけして『放っておけ』とは、ひどい言い草だと思わんのか? ケホッ」
「お前が私を引っ張り出した人間か?」
「そうだ。ケホッ」
ようやく咳の治まったラミアが、魔人を見詰めて口を開いた。
「魔人様! 私と結婚してくださると、約束したではありませんか?」
「いかにも。私は約束した」
「ではなぜ、姿を見せてくれなくなったのです?」
「だから、儂はお前の願いを叶えて結婚したのだ」
話が見えない。この青いイケメンは何を言っているのだ?
たまらず、「結婚したのか?」と、聞いた。
「した。確かに結婚した」
「ではなぜ、嫁に顔を見せない?」
「結婚したからと言って、顔を合わせなくてはいけないということはないだろう? とにかく、放っておいてくれ!」
「そんな、ひどい話があるかぁ!」
――魔法陣展開。
「ま、待て。待ってくれ。ランプを壊すのはやめてくれ」
ちっ。勘のいいヤツめ。帰れるところがなくなったら、逃げられないと思ったのだが。
「では、なぜ顔を合わせたくないのか、ラミアに分かるように説明しろ」
ラミアもコクコク頷いている。
青いイケメン魔人は、しばらく逡巡した後、ポソリと呟いた。
「怖いんだ……」
「怖い? 私がですか!?」
と、食ってかかるラミアを、ソフィアがそっと止めた。
「儂は既に1200年生きている。たぶん、まだまだ死ぬことが出来ない。なのに、ラミアは100年も生きられない。今から死に別れるのが怖くて仕方ないんだ……」
「なんだ。お前もラミアのことを愛しているのか?」
と、私は呆れた。
「もちろんだ! こんな青色の私を愛してくれる娘を、どうして愛せずにいられるものか!」
「魔人様……」
と、ラミアが目を潤ませた。
「だからこそ、怖いんだ。ラミアを失くしてしまう日のことを考えるだけで、青ざめてしまう」
それ以上にか……? とは思ったものの、2人が真剣なので茶化す訳にもいかない。
しかし、面倒な情緒の話に巻き込まれてしまった。好きにしろと突き放したいが、そうもいかない場面まで付き合ってしまった。
「ならば魔人よ。その永遠の命にも忘れられぬ100年にすれば良いではないか」
「忘れられぬ100年……」
「ひとりの女を幸せにした100年の記憶は、きっと忘れられないものになるぞ」
という私の言葉に、魔人は考え込んでしまった。まだ一度も婚約を成就させたことのない私が何を偉そうなことを言っているのか。と、少し虚しい気持ちになった。
私の視線が遠いものになる頃、ようやく魔人が口を開いた。
「しかし、私には既に12人の嫁を幸せにした記憶があるのだ」
「ほ……」
**雷撃**
「ほとんど、女を切らしてないではないかーーー!!! もう一人くらい、加えてやれーーーー!!!」
私の雷撃で黒コゲになった魔人は、毎日ラミアに会いに出てくると約束してランプに帰っていった。
婚約を軽く考える男が多いのは、なんなのだろう。結婚を約束するとは女子にとっては重たいものなのだが。解せん。
相手が再婚であることを知っても、ラミアは嬉しそうにしていたので、良しとしておこう。
謎の情緒に巻き込まれて、ヘトヘトだ。
ラミアもヘラジカ食ったら、帰れ。
と、ヘラジカのステーキを齧りながら、砂漠の帝国の皇女が嘆いた。手元には胡散臭いランプが置いてある。
「砂漠の帝国に伝わる魔法のランプなのです。こすれば魔人が現れ願いを叶えてくれるのです」
ていうか、砂漠の帝国もウチに攻め込んでたよね? ウチの皇帝がなんとか言いくるめて追い返してたけど。
「それで、出てきた魔人をひと目見て恋に落ちた私は結婚してとお願いして、魔人も分かったと答えたのです。なのに、出てこなくなったのです! ひどいと思いませんか?」
「それで、砂漠の皇女よ……。はるばる極寒の流刑地まで訪ねて来て、私にどうせよと?」
ラミアと名乗るこの砂漠の皇女といい、前回の絹の皇女レンファといい、姉上といい、皇女なんてのは自分勝手なヤツばかりだ。
「アルマ殿下は名高い大魔導師でもいらっしゃいますでしょう? ランプの中から魔人を引っ張り出してほしいんです」
しかし、頼りにされて無下にする訳にもいかない。皇女だし。
指を鳴らして、魔人を呼ぶ。
**取り寄せ**
……変化がない。
「おっ。さすがに魔人。アルマの魔導じゃ言うこと聞かないか」
と、ソフィアが興味深そうにランプを覗き込んでいる。
ほほう。魔人風情がいい度胸だ。大魔導師アルマ様を侮るなよ。
――魔法陣展開。
私の手の平から幾筋もの青白い光の線が伸び、円を中心とした複雑な幾何学模様を描き出す。
**いいから、出てこい**
宙空に描かれた魔法陣から、勢いよく光の束が発射され、ランプを貫くと、盛大に煙を上げながら青い肌をしたマッチョなイケメンが現れた。
「ケホッ、ケホッ」と、皆が煙にむせ返る中、青イケメン魔人が恨めし気に口を開いた。
「どうして、放っておいてくれないのです……」
確かにイケメンだが、私は顔がいいだけの男に興味はない。私の好みは婚約を破棄しない男だ。
まだ、煙が喉に絡みついていたけど、魔人に説教を始める。
「婚約するだけして『放っておけ』とは、ひどい言い草だと思わんのか? ケホッ」
「お前が私を引っ張り出した人間か?」
「そうだ。ケホッ」
ようやく咳の治まったラミアが、魔人を見詰めて口を開いた。
「魔人様! 私と結婚してくださると、約束したではありませんか?」
「いかにも。私は約束した」
「ではなぜ、姿を見せてくれなくなったのです?」
「だから、儂はお前の願いを叶えて結婚したのだ」
話が見えない。この青いイケメンは何を言っているのだ?
たまらず、「結婚したのか?」と、聞いた。
「した。確かに結婚した」
「ではなぜ、嫁に顔を見せない?」
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青いイケメン魔人は、しばらく逡巡した後、ポソリと呟いた。
「怖いんだ……」
「怖い? 私がですか!?」
と、食ってかかるラミアを、ソフィアがそっと止めた。
「儂は既に1200年生きている。たぶん、まだまだ死ぬことが出来ない。なのに、ラミアは100年も生きられない。今から死に別れるのが怖くて仕方ないんだ……」
「なんだ。お前もラミアのことを愛しているのか?」
と、私は呆れた。
「もちろんだ! こんな青色の私を愛してくれる娘を、どうして愛せずにいられるものか!」
「魔人様……」
と、ラミアが目を潤ませた。
「だからこそ、怖いんだ。ラミアを失くしてしまう日のことを考えるだけで、青ざめてしまう」
それ以上にか……? とは思ったものの、2人が真剣なので茶化す訳にもいかない。
しかし、面倒な情緒の話に巻き込まれてしまった。好きにしろと突き放したいが、そうもいかない場面まで付き合ってしまった。
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「忘れられぬ100年……」
「ひとりの女を幸せにした100年の記憶は、きっと忘れられないものになるぞ」
という私の言葉に、魔人は考え込んでしまった。まだ一度も婚約を成就させたことのない私が何を偉そうなことを言っているのか。と、少し虚しい気持ちになった。
私の視線が遠いものになる頃、ようやく魔人が口を開いた。
「しかし、私には既に12人の嫁を幸せにした記憶があるのだ」
「ほ……」
**雷撃**
「ほとんど、女を切らしてないではないかーーー!!! もう一人くらい、加えてやれーーーー!!!」
私の雷撃で黒コゲになった魔人は、毎日ラミアに会いに出てくると約束してランプに帰っていった。
婚約を軽く考える男が多いのは、なんなのだろう。結婚を約束するとは女子にとっては重たいものなのだが。解せん。
相手が再婚であることを知っても、ラミアは嬉しそうにしていたので、良しとしておこう。
謎の情緒に巻き込まれて、ヘトヘトだ。
ラミアもヘラジカ食ったら、帰れ。
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